BMW・S1000RR

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S1000RR
2012年仕様[1]
BMW S1000 RR Studio.JPG
基本情報
排気量クラス 大型自動二輪車
メーカー BMW
車体形式 K46
エンジン 999cc 4ストローク
内径x行程 / 圧縮比 80.0mm x 49.7mm / 13.0:1
最高出力 142kW (193PS)/13,000rpm
最大トルク 112Nm (11.4kgf・m)/10,000rpm
乾燥重量 178kg
車両重量 203kg
日本仕様
最大出力 115kW(156PS)/10,000rpm
最大トルク 110Nm/10,000rpm
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S1000RRは、BMW2009年に発売した4ストローク999ccのオートバイである。

概要[編集]

BMWがスーパーバイク世界選手権参戦のためのホモロゲーションモデルとして開発したスーパースポーツモデルである。並列4気筒エンジン、チェーン駆動、フロントの倒立サスペンションなど、これまでのBMWのオートバイの設計思想から離れ、他社既存のスーパースポーツモデルに近い設計思想で開発されている。レース参戦前提のモデルということもあり、チタン製のバルブやロッカーアーム、トラクションコントロール、レースABS、オートシフター、モード切替が搭載されており、フルパワー化によってゆうに190馬力を超えるなど、日本メーカーのスーパースポーツモデルを超える高性能マシンに仕上がっている。日本でも2010年1月より販売が開始されている。

なお、2012年のロードレース世界選手権motoGPクラスのレギュレーション変更に合わせるかたちで、シャーシビルダーであるスッターがこのマシンのエンジンを搭載したプライベーター向けマシンを開発している[2]

モデル[編集]

2010年式(初代)[編集]

アクティブラインとプレミアムラインの2グレードが存在し、プレミアムラインにはレース仕様ABS、オートシフター、トラクションコントロールシステムが標準で搭載される。外見上の最大の特徴として、ヘッドライト形状が左右非対称(正面左側は丸型、右側は異型)のデザインになっている。なお欧州仕様とは異なり、日本仕様では平成22年度騒音規制適合のため最高出力が115kW(156ps)に抑えられ、マフラーアクラポビッチ製のロングマフラーに換装されている。

出力特性は3段階で調整でき、プレミアムラインではトラクションコントロールなどと連動されている。このマップ変更には隠しモードとしてスリックモードが存在し、プロダクションタイヤやスリックタイヤの使用と前提としたサーキット走行専用のモードである(コーディングプラグと呼ばれるパーツが必要となるが、購入には公道では使用しないという誓約書が必要となる上、保安部品のコネクタを取り外さないと動作しないために公道での使用は不可能であるが、アフターパーツでは保安部品を機能させながら海外仕様と同様に最大出力が193psに上昇させることも可能である)。

S1000RRをベースとしたハイパフォーマンスモデルHP4もラインアップされる。

各部位画像[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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外部リンク[編集]