AUTOEXEC.BAT

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AUTOEXEC.BAT(オートエグゼック・バット)は、MS-DOSで利用されるシステムファイルの名前である。中身はテキスト形式バッチファイルであり、ブートデバイスのルートディレクトリに置かれる。

AUTOEXECとはAUTO EXECute(自動実行)の略といわれる。「オートエクゼ」などと略されることもある。

目次

[編集] 使用法

AUTOEXEC.BAT が使われるのは、MS-DOSとそれをベースとしたWindowsWindows 3.xまでとWindows 9x系)である。このファイルはオペレーティングシステムの立ち上げ時、CONFIG.SYSが処理された後で実行される。Windowsでは、これはグラフィカル環境が開始する前になされる。CONFIG.SYSとは異なり、AUTOEXEC.BAT内のコマンドはDOSプロンプトから入力可能である。このファイルは単にユーザーがコンピュータを起動したとき自動的に実行したいコマンドを入れているだけである。

よく見られる AUTOEXEC.BAT の使い方としては、環境変数を設定し、ウイルススキャナーや何らかのシステム拡張やユーティリティを動作させ、低レベルで動作するドライバハンドラ(例えばリアルモードのマウスやCD-ROMドライバなど)を起動させたりする。Windows上で起動時に実行したいアプリケーションはレジストリに記述する。

行の先頭にREMがあるのは注釈を意味し、AUTOEXEC.BATの一部として実行されることはない。"REM"のついた行はコメント行として使われたり、トラブルシューティングなどのためにドライバを起動しないようにするときなどに使われる。同様のことはコロンを2つ、あるいはコロンと半角スペースを行の先頭につけることでも実現される(::: )。

[編集] AUTOEXEC.BAT ファイルの例

@ECHO OFF
REM ===========================================================
REM This is the AUTOEXEC.BAT file. Be careful with your edits.
REM If you have any problems let me know so I can help.
REM 
REM                   -IT Guy, Murphy Stoffelis
REM ===========================================================
PATH=C:\WINDOWS;C:\WINDOWS\SYSTEM32\;C:\WINDOWS\COMMAND\;C:\
SET BLASTER=A220 I7 D1 T4
SET ULTRASND=240,3,3,5,5
SET ULTRADIR=C:\ULTRASND
SET LMOUSE=C:\MOUSE
::That next command is not a good idea to do... Murphy
REM DELTREE /Y C:\WINDOWS >NUL
C:\MOUSE\MOUSE.EXE
MSCDEX.EXE /D:123
ECHO Welcome to Microsoft Windows 98.

[編集] Windows NT

Windows NT系では、同様の機能を持つファイルとしてAUTOEXEC.NTがあり、%SystemRoot%\system32ディレクトリに置かれている。このファイルはオペレーティングシステムの起動処理では使われず、MS-DOSアプリケーションをロードしたときなど MS-DOS環境が起動したときに実行される。

Windows NT 系システムでもルートディレクトリにAUTOEXEC.BATが置かれている場合がある。Windowsはその中の"SET"文だけを認識し、全ユーザー向けの環境変数設定に使用する。このファイルシステムがFATであれば、同じところにMS-DOSもインストールすると、2つのOSの間で AUTOEXEC.BAT が共有されることになる。ただし、そのような使い方をする人は滅多にいないので、このファイルはたいていの場合空である。

[編集] 関連項目

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