APRS

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APRS(Automatic Packet Reporting System)は、WB4APR局のBob Bruningaが提唱したアマチュア無線パケットの応用で、GPSなどを利用して行われるトラッキング。 従来のパケット通信アマチュアパケット無線)に比べ、パケットを拡散して使用するため、ブロードキャスト型に近い構造となっている。

APRSは全世界で運用されており、インターネットゲートなどの無線通信以外のメディアとも親和性が高く、広く利用されている。また、スケーラビリティの高い設計となっており、表示機構を持たず発信のみという小型のものからアマチュアパケット無線#ターミナルノードコントローラ (TNC) 内蔵で表示機構を持つ無線機、そしてPCを接続してフルに運用できるものがある。

位置情報やショートメッセージ天気情報などを送信受信することができ、またほぼリアルタイムで各局の動きを知ることができるという特性からアメリカではパレードの位置情報や災害時のコミュニケーション、捜索活動などに広く利用されている。

日本ではケンウッド社によるナビトラという規格も存在するが、これはAPRSとは互換性を持たない。しかし、JAPRSX (Japan APRS Experiment) やJ-netなどの同好会の活動や、またインターネット経由のゲートと呼ばれるノードにより日本国内においても限定的にAPRSを使用して世界のユーザーと通信することが可能となっている。

[編集] APRSの使用にあたって

APRSを使用するには、専用ソフトウェアの使用登録をし、固有のナンバーを得なければならない場合がある。これはソフトにより仕様が異なり、APRSサーバに接続し、ゲート経由でAPRSに接続する場合のみに必要になる場合や、ナンバーがない起動では、メッセージ(チャット)の送信やI-Gateなど機能制限がつくものがある。

ナンバーには2種類あり、使用に必要なシリアルナンバーの他、APRSサーバに接続する際、無免許者がゲートを通じ、ゲートを通じて発信されないようにするためのナンバーもある。ソフトによっては後者の番号について生成する機能を持ったものも存在する。(Xastirなど)

日本ではアマチュア無線144MHz帯などの免許状が必要となる。 APRSソフトウェアとして、広く利用されているUI-View32の日本での登録業務は、JA6NKA 池上 いけのうえ氏が、認証番号を即日(15分~数時間)発行している。

UI-View32の開発者G4IDE Roger Baker氏の遺言に沿い、任意団体APRSがん募金が設立され、国立がんセンターへ寄付されている。

また地図作製の必要がなく、設定が容易で日本語でも操作できる AGWTrackerも利用者が増えている。

CQ誌2007年1月号2月号3月号4月号5月号のAPRS連載記事や10月号「APRSをはじめよう」、2009年3月号「APRSの楽しみ方・おもしろさ」や6月号「APRS特集」でもAPRSの歴史・仕組み・運用スタイルなど詳しく紹介されている。

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