AKIBA'S TRIP2

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AKIBA'S TRIP2
ジャンル アクションアドベンチャー
対応機種 PlayStation 3
PlayStation Vita
PlayStation 4
開発元 アクワイア
発売元 日本の旗韓国の旗 アクワイア
アメリカ合衆国の旗 Xseed Games
欧州連合の旗 NIS America[1]
美術 ぽよよん♥ろっく(キャラクターデザイン)
人数 1人
発売日

PS3、PS Vita
日本の旗韓国の旗 2013年11月7日[2]
アメリカ合衆国の旗 2014年8月5日[2]
欧州連合の旗 2014年10月10日[2]

PS4
日本の旗 2014年7月3日
アメリカ合衆国の旗 2014年11月25日
対象年齢 CEROC(15才以上対象)
ESRBM(17歳以上)
テンプレートを表示

AKIBA'S TRIP2』(アキバズトリップ2、Akiba's Trip: Undead & Undressed)は、2013年11月7日アクワイアから発売されたPlayStation 3PlayStation Vita用ゲームソフト。

2014年7月3日に追加要素を実装したPlayStation 4移植版が発売された。

概要[編集]

2011年にリリースされた、秋葉原を舞台としたアクションアドベンチャーゲームAKIBA'S TRIP』の正式な続編。プラットフォームはHD(リアル)ゲーム機(PlayStation 4、PlayStation 3及びPlayStation Vita)へと移行されている。キャラクターデザインは前作のtanuに替わってぽよよん♥ろっくが起用された。

本シリーズの特徴的アクションである、敵キャラクターの衣服を脱がせる「ストリップアクション」には、新たにパートナーの女性キャラと共に行う「ユニゾンストリップ」が加わった。

あらすじ[編集]

ストーリー

主人公の少年は人体実験の被験者として人造吸血鬼に改造されてしまうが、実験後に処分されようというところを謎の少女により救出された。秋葉原の自警団に加わった主人公は、秋葉原にはびこる吸血鬼との戦いを繰り広げる。

システム[編集]

基本システム[編集]

マップ移動
前作では全体マップから移動場所を選択していたが、本作ではマップ間を直接移動する仕様に変更されている。
マルチエンディング
主人公の選択によってヒロインのルートが確定される。さらに好感度によってノーマルエンドとトゥルーエンドに分かれる。
攻略可能のキャラクターは雫、トーコ、RIN、志遠の2名。妹も攻略対象だがメインストーリーに関わらず妹ミッションをクリアすることでゲームクリア後に現れる。
戦闘
パートナーや味方の行動はAIで勝手に戦いパートナーのみ攻撃と待機の指示ができる。
基本的に主人公一人かパートナーの二人で行動することが多く戦闘もそうなる。敵の場合は戦闘中の現場に遭遇して加勢に来ることがある。
戦闘に入るには認識カメラで魔骸者を識別してから話しかける、もしくは振り払い行動で戦闘に入る(逃げ出す者もいる)。それ以外でも、ミッション内容によっては一般人と戦う場合もある。
振り払い行動や戦闘の巻き添えで魔骸者ではない一般人にも攻撃してくることがある。倒すには同じく服をすべて脱がせる必要がある。
脱がしたい服を着ている人物がいたら、魔骸者でなくても襲いかかるのもありだが、やりすぎると隠しステータスの評判が下がってしまう。
また戦闘中に警察官に見つかると、駆けつけ逮捕されることもある(敵も脱がされている状態だと逮捕されることもある)。逮捕されると戦闘は中断され警察署に連行され罰金を払い解放される。一旦戦闘態勢に入るので、倒してしまえばそれで回避可能(序盤では敵わないほど強いが)。警察官が魔骸者という場合も。
近くにいると必ず戦闘に加勢してくる前作のカゲヤシとは異なり、魔骸者は戦闘が始まると対象となる魔骸者以外はランダムで逃走または加勢してくる。また、一旦逮捕されたキャラの場合、逮捕状態から解除されると魔骸者であっても逃走する。
魔骸者は日の光に弱いため服を脱がせることで消滅させることができる。魔骸者でない場合は、体を隠しつつどこかへ逃走する。
逆に主人公の服すべて脱がされるとゲームオーバーになり、パートナーや仲間も脱がされるとしばらく戦線を離脱する。
ダメージを受けても服装を整えることで回復可能だが、整えている最中は無防備なので注意。また、奪われてしまった服までは回復しない。
服を奪われてしまうと、たまに返ってこない場合がある。この場合、秋葉原駅近辺にある店で買い戻すことが可能。破かれてしまうと不可。
△ボタンが頭、□ボタンが上半身、○ボタンが下半身を攻撃し一定ダメージを与えボタン長押しで掴むと服を脱がす行動(ストリップアクション)に入る。
合成
妹の部屋で行える。武器や衣装を合成することで攻撃力や耐久力を引き上げられる(有料)。メイン素材のステータスにサブ素材のステータスの2割が加算される。
どの装備であっても上限は同じなので、強化し尽くせばモーションの好き嫌いで選択できる。

ストリップアクション[編集]

△ボタンが頭、□ボタンが上半身、○ボタンが下半身の長押しすることで掴み掴みを起こす。服が無点滅・緑点滅の状態は振りほどかれ、黄色点滅状態でケージが現れ服の引っ張り合い状態へボタンの連打でケージを増減し無くなると脱がされる。赤点滅の場合になるとストリップアクションが発生し服を脱がす。さらに攻撃を加えていくと破れてしまうため、程々にするのが肝心。本作はアクション技が幾つかあり装備変更することが可能(威力などはなく、あくまでモーションが変化する)。

服を上手く脱がせられるとアイテムに出来るが、服のタイプごとに設定されたストリップレベルが最大になっていないと必ず破いてしまう為、何度も脱がして経験値を稼がなければならなくなる。

武器や靴などの小物は、撃破後にドロップする形となっている。武器は100%、靴はサポートアイテムとともにランダムでドロップする。

連ストリップ
戦闘中の敵衣装が一定以上のダメージを受けている(黄色点滅・赤点滅状態)場合、ストリップアクションが発生すると連続で脱がせることが可能。対象を脱がせるだけ脱がした後、別キャラが該当のダメージを負っていれば距離は無視してそちらへのストリップに移行する。
連続回数に応じて経験値ボーナスがかかるが、回数が増えるごとに受付時間が短くなっていく。
フルストリップ
連ストリップが7連続以上成功すると最後に特殊演出が発生し、表示されているボタンを押せればすべて脱がされた敵の下着も脱がせられる。
脱がされた敵は股間などが体が光って見えなくなる。そのあとに真面目な話をするイベントキャラだろうが問答無用である。
フルストリップが成功すると下着がドロップされ入手することができるようになり、装備することが可能となる。なお、服はサブミッションを終えると異性の服も着れるが、流石に下着は男女個別。
脱がした服と違い、こちらは武器・靴下・アイテム類同様、地面に落ちているのを回収する必要がある。そのため、大半の下着はイベント戦でしか取れず、取り損ねるとイベント前からやり直すか周回しなければならなくなる。
稀に股間や胸の部分が光らず剥き出し状態となってしまう事があるが、肝心の部分は貼り付けてある絆創膏で見えないようになっている。
ユニゾンストリップ
序盤のイベント後、同行するパートナーがいると画面左上にケージが表れ攻撃すると溜まっていき満タンになるとユニゾンストリップが使える。
主人公とパートナーの連携攻撃でカットシーンが入る。頭、上半身、下半身すべてに大ダメージを与え服の赤点滅部分をすべて脱がす。
また近くの敵すべてに小規模のダメージを与え、服の状態に関わらず即座に脱がす事が出来るスタン状態にする効果があり、脱衣技次第ではフルストリップも可能。
カウンターストリップ
相手の服が赤点滅状態でガードカウンターをすると服を脱がせる事が出来る。

用語[編集]

魔骸物(マガイモノ)
人造吸血鬼などと称される怪物。欲望にまみれた人間の姿とも言われる。
欲望にまみれた行く末により生まれる「乾き」をなくすために他の人間の精を吸い生きているとされる。一部の強力な理性を持った個体は人間を襲わずとも生きていけるが反動としてエネルギー効率が悪く、常人たり得る食欲を有し異常なまでの食事量を必要とする。更にごく僅かではあるが、常人と同程度の食事量を取るだけで充分なエネルギーを蓄える事が出来る個体もいる。
不死性に加えて驚異的な反射神経と運動能力が備わっているが通常の人間と能力差は基本的に殆ど変わらず、太陽に弱い(ある程度の耐性を持つ個体もいるが極めて少ない)といった致命的な弱点がある。
対処法として衣服を脱がせて日の光で浄化すると言った対策が取られる。また、純粋な吸血鬼ではないのでニンニクなどは効かない。
作中では、普通に会話するだけでは特に見分けが付かないが、イベント後のカメラで撮影することで見分けられるようになる。また、魔骸者の間では主人公に賞金がかかっている模様。
闘技場
不在の持ち主にかわりオネェのアントワネットが取り仕切る。
マスターの紹介で訪れることができるようになり、以後はストーリーと関係無く訪れるたびに強力になってゆく相手との対戦を行うことができる。
ランクは低い順からF、E、D、C、B、A、Sの7つに分けられており、一段階ずつ攻略する事でランク上がっていくようになっている。どのランクであってもクリアするタイミングに制限はない(最初からいきなり全てクリア可能)。
ランクに応じて対戦相手の強さが変わっていき、ランクが高ければ高いほど珍しい衣服や武器を入手する機会が増えるようになる。
対戦に勝利した暁には賞金が貰えるほか、最後の相手を倒すと称号及びストリップアクションを変更できる装備が貰えるなどミニゲーム要素がある。
また、難易度イージー以外だと闘技場を制覇した後にアントワネットに一度きりではあるが挑む事が出来る。

ミッション関連[編集]

サブミッション
メインミッションを進めるとサブミッションを受けられるようになる。達成すると報酬(金)が得られる。
一度出たサブミッションはメインミッションを進めると有効時間が経過し過ぎると受けられなくなったりキャンセルさせられる。
AR機能
Vita版のみ。Vita本体にあるARカメラを使ってキャラクターを飛び出させるような遊びができる。

その他[編集]

ゲームクリア特典
ゲームをクリアするとクリアした条件によって色々機能が解放される。ヒロインをクリアするとそのヒロインパーツを主人公のキャラクリエイトで選ぶことが可能。
難易度カジュアル以上をクリアすると難易度オタクが選べる。難易度ゲーマー以上をクリアすると主人公キャラクリエイトでボイスが変更できる。
また一度クリアすると選択で誰の好感度が上がるかわかるお助けシステムが追加されオプションで選べる。
主人公のキャラクリエイトで女性キャラになると妹から「ねぇね」と呼ばれる(文字はにぃに)。女性キャラ時でも一部イベントでは男扱いとなる。イベントCGは変化しない。

登場人物[編集]

アキバ自警団(モグラ)[編集]

秋葉原の治安維持を目的に、自主的に行動する集団。SNS「ポツリ」の情報から、それなりに知名度がある模様。 魔骸者との戦闘は傍から見ると喧嘩にしか見えないため、怪訝な目を向けられるときもある。

ナナシ(漫画版:春日野 祐樹)
声 - 逢坂良太
本作の主人公。普通の人生を歩んできたオタクな男子高校生。秋葉原が好きで観光名所などの地理に詳しい。
稀少グッズがもらえるというバイトに応募するがあくまで表向きであり、人体実験の被験者として人造吸血鬼・魔骸者(マガイモノ)にされてしまう。
実験後に処分される予定であったが闖入してきた謎の少女、刻風 雫の協力によって研究所からの脱出に成功するがその際に雫をかばい背中を殴打される。
このダメージで何故か瀕死に近い状態になってしまうが、雫に血を飲まされて「眷属」となったことで回復する。しかしこれが原因で後に異常を来たし命の危険に晒される事になる。最終的に人間に戻れるかはルートによる。
度々ふざけた言動や態度を見せる為に何かと馬鹿にされる事が多いが、先入観と決め付けを嫌い、どんな物事に対しても真面目にのめり込む程に責任感が強い。
自警団内では良くも悪くも雑用係として扱われる事が多く、見た目の地味さからあまり目立たずにいるが大抵の事をソツなくこなせる程に有能。
秋葉原や自警団の面々を大切にしており、周りからも気にかけられる程度には仲間意識があるが、人間関係は希薄そのものでしかなく、心配される事はあっても助け合う事は殆ど無い。
複数の敵と戦闘になる機会が多く、数十人以上を一度に相手にする事もある上に特定のルートではほぼ単騎で組織だけでなく自警団まで相手にしなければならなくなってしまうなど面倒事が多い。
人間関係にあまり恵まれないが、並外れた潜在能力と強運を持っている。
鷺坂 登子(さぎさか とおこ)[トーコ]
声 - 斎藤千和
秋葉原近隣の女子大に通う学生であり、主人公の幼馴染で趣味はサイクリング。
本編が始まる2年前から秋葉原自警団に参加しており、その頃から自警団の一員として積極的に活動している。
スマートフォンなどの電子機器に弱くガラケーを愛用するが、ルートによっては機種変更をすることになる。
アイドルのファンではあるが、自警団の中ではオタク的要素が薄くアキバ事情にもあまり詳しくない。正義感の強い比較的常識人の立ち位置ではあるものの、身体能力と発想が良くも悪くも人間離れし過ぎている上に荒っぽい性格な為、面倒事を招く場合が多い。
主人公に対しては年上の幼馴染として接しているつもりでいるが、実際は知り合い程度の間柄でしかなく互いの事を良く理解しているほど深い仲でもないなど他人同然の関係でしかない。
妹に関しても言えることで、互いに顔を合わせたり会話すること自体少なく、不思議な子としか思っていないなど付き合いが浅い。
頭を使う事自体が非常に苦手で、見た物や聞いた事を鵜呑みにしては判断を誤る事も珍しくなく、直情的で感情的になりやすい事もあって精神面が若干幼い。
徒手を主体とした戦い方を好み身体能力をフルに生かした激しい動きで攻めるスタイルを取るが、戦闘能力自体はそれ程高くは無く、特定のルートで戦闘能力を底上げするような催眠術をかけられたり主人公同様に眷属になったとしても大きく変わることは無かった。
ヒロインの中では初期から好感度が高く上げやすい事もあって最も個別ルートに入りやすいが、一部のイベントにアブノーマルな表現が含まれている。
カティ・ライコネン
声 - 山崎はるか
日本のアニメーションやJRPGが大好きで、勢いあまって留学してきたフィンランドの少女。自警団アジトとなっているゲームバー「モグラ」でメイドとしてバイトをしている。
秋葉原にいる皆の力になりたいという信念のもと、自警団の一員として主人公を陰ながら支援する。女性キャラの中では唯一エンディングがない。
時折話すことわざなどがあやふやで「勝って兜の乙女ロード(意・勝って兜の緒を締めよ)」などの間違いを犯す。
とある人物から魔骸者と化した主人公同様に「変わっている」との指摘を受ける。ストーリーによっては悪用されるシーンもあるが詳細は不明。
戦闘では専用のトレイを武器として使い、癖のある動きを主体にした戦い方をする。
妹(ナナ/漫画版:春日野ナナ)
声 - 洲崎綾
主人公の妹。現在もぐらの中に勝手に自室を作って引きこもり中。洋服と裁縫が好きなインドア派で主人公が集めた武器や服の合成を行える。
人付き合いが苦手で知り合いであろうと積極的に関わる事はない。ぶっきらぼうな物言いだが主人公だけは「にぃに」と呼んで慕っており、わがままを言いつつおつかい(妹ミッション)を頼んだりゲームで遊んだり会話でブラコンである事を暴露するほどに仲が良い。なお、バスタオル姿で一緒に風呂に入るのにも抵抗がない。
引きこもりとなったきっかけは同級生の友人から言われた些細な一言を悪い方に聞き間違えた為であるが、最大の原因は思い込みの激しさにあり、人間不信やわがままに拍車をかける程に深刻で、この部分を更正させる為にも妹ミッションを通して最終的にきっかけとなった友人と仲直りさせる必要がある。
妹ミッションを全て達成し、引きこもりから卒業させる事でヒロインエンドを迎えた後に妹エンドを見る事ができる。
衣服や武器や称号を入手する場合は最後の妹ミッションで戦闘に入る選択肢を選ぶ必要があるが、戦闘になった時点で妹エンドを見ることは出来なくなってしまう。
戦闘では大事にしているぬいぐるみを武器として使い、我武者羅に振り回しながら攻めると言う単純極まる戦い方をする。
杉山 喜八(すぎやま きはち)
声 - 高階俊嗣
ゲームバー「モグラ」のマスター。秋葉自警団のとりまとめ的な立場を取っている。
年長者だけあって秋葉原の事情に精通しており、主人公が引き受けるサブミッションの殆どは彼の元に寄せられた物である為、主人公に斡旋する形で引き受けている。
ゲームバーの店長である為に見回りをする事は出来ず、忙しい事を嫌っている事もあって大抵の事は他のメンバーに任せているが、ルートによっては行方不明となったカティを探す為に店を空ける事がある。
何かと苦労人で、従業員であるカティに食事は美味しくないと言われたり、戒斗にディスられるなどいじられキャラの側面もあるが、自警団にある程度貢献する主人公に面倒事を押し付けたり遠回しにディスるなど同情しようがない部分もある。
トーコ同様に徒手を得意としており、若干隙はあるが非常に派手で強力な攻撃技を使用する。
立花 悠斗(たちばな ゆうと)
声 - 柳田淳一
立花兄弟・双子の弟。秋葉原自警団の団員である。大学2年生。
主人公と同じ目線で物事を見る兄・カイトとは違い、客観的に見ることで的確な意見を出し、サポートにまわる。
基本的に社交的で面倒見のいい性格なので人付き合いが良く、人脈の広さがサブミッションの手助けになる事がある。実はロリコンである
戦闘では指示棒を使ったしなやかな動きを利用した戦い方をする。
立花 戒斗(たちばな かいと)
声 - 山下大輝
立花兄弟・双子の兄。秋葉原自警団の団員である。弟とは違い浪人生である。キャラクターTシャツにポスターと、一見してオタクと丸分かりな格好をしている。
主人公とは昔からの付き合いであり魔骸者となった後も変わらず仲間として接し、選択肢によってはきちんとツッコミを入れてくれたり合わせてくれるなど割とノリが良い。
オタクライフに支障をきたすという理由から、魔骸者をさっさと追い出して元の平和な秋葉原でオタクライフを送りたいと思っている。
弟に比べ劣っている点が多く、若干根に持っており「兄より優れた弟などいない」、「弟が兄より目立つのが気にくわない」などの発言が見受けられるが、劣っている点が目立つだけでいざと言う時はやるタイプでもある。
戦闘では大事にしている大きなフィギュアを使ったトリッキーで大胆な戦い方をする。
頭脳労働は出来ないが、主人公を出来る範囲でサポートしてくれる。

夜咬(やがみ)[編集]

魔骸者の上位種族であり、極めて長い寿命を有する。しかし、その反面子供の出生率が低下しており、静かに衰退している状況にある。

刻風 雫(ときかぜ しずく)
声 - 三澤紗千香
本作のメインヒロイン。人体実験の後に処分される予定だった主人公を助けた謎の少女。外見に似合わず、年齢は主人公らより遥かに上。
責任感が強く他者を事件に巻き込むことを良く思わない為か、人との関わりを極力避けるように振舞う。
身を挺して自分を助けた主人公をリスクを承知の上で救命する(後に「悔やんでも悔やみきれない」等の発言もある)行動を選択する。
口数が少なく自己主張が弱い上に外見以外に目立った特徴が殆ど無い為に最初の内は近寄りがたい暗い雰囲気を感じさせていたが、ストプリのアニメ鑑賞・コスプレ・グッズといったオタク趣味に興味を持ったことを切っ掛けに明るくなり笑顔を見せるようになる。
実は妹が居るのだが、雫に先んじて里を出て行った際にひどい罵倒文を大量に残していったことにショックを受けており、再会しても距離を置くことになる。実はその手紙は姉を巻き込まないようにするためのものだったのだが、よほどの内容だったのか誤解が解けたあともたまに皮肉を言っている。
戦闘では日傘を用いたアクロバティックな動きを利用した攻撃方法を得意としており、敵の服を勢い余って破いてしまうほどの手数と強力さを兼ね備えている。
主人公達よりも長く生きてはいるが身体能力と直感以外で優れた所は特に無く、それどころか観察力や洞察力に難があるのか的外れな意見や結論を出す事が多い。

大師本製薬会社[編集]

霞会 志遠(かすがい しおん)
声 - 中村繪里子
大師本製薬会社の社長。美人社長としてテレビに出演することもある。
立場以前に医学分野の知識と技術に長け、高い行動力と大胆さを持っている。
インターネットソーシャルメディアの噂程度でしかなかった魔骸物騒動に興味を持ち、主人公や秋葉自警団に接触を図る。
見た目とは裏腹に敵に対してはドSで、ユニゾンストリップでは発言と行動が顕著で一切の躊躇が無いが主人公との連携はほぼ完璧で無駄が無い。
ルートによっては主人公を誰よりも気遣い、場合によっては危険から身を呈して庇い、好意を持っていたことを堂々と告白するなどの意外な一面を見る事が出来る。
実は自警団に協力する理由が他ならぬ主人公にあり、唯一無二の希望として終始見捨てる事無く味方で有り続ける程。
騙されやすい人間を嫌っているが、それ以上に私利私欲の為に他者を犠牲にするような方法を取る存在を嫌っている。
なお、霞会家は医者の家系であり、製薬の家系である大師本とは浅からぬ関係がある。
ヒロインの中で好感度の最大値が最も高く、個別ルートの長さや展開も大きく異なるなど全体的に特殊。
また、主人公を人間に戻すと言う他のヒロインには出来ないもう一つの目的を果たす事が出来る唯一の人物でもある。
戦闘ではブランド物のビジネスバッグを武器として使用し、特技であるバレエを利用した華麗な動きで攻める戦い方をする。
Rin(刻風 霖(ときかぜ りん))
声 - 金元寿子
インターネットから話題を集め人気となった秋葉原のご当地ミュージシャン。
大師本製薬会社のマスコットキャラクターとしてMC等に出演しているが、社長である霞会を信用しない方が良いと主人公に警告したり、事件解決の為には雫と手を切る様に持ちかける。
普段はツンデレであり、ミュージシャンとしては厨二病のように振舞うが、本来の性格は攻撃的でプライドが高く強気そのもの。
その正体は雫の実の妹であり、元々は里を出て行った一族のある人物を追う為に秋葉原に訪れたのが紆余曲折を経てアイドル活動をするようになり本編へと至る。
主人公が戦う前から組織と魔骸者を滅ぼす戦いを続けており、相当な戦闘経験を積んでいるようではあるが、何かと自身のキャラの切り替えに注力していたり油断が多かったりする為に戦闘能力を十全に発揮する事が出来ず、戦い方もやや雑であるなどイマイチな面が強い。
使用する武器が大剣のように作られた専用のシンセサイザーであるが性能はお世辞にも良いとは言えず、身軽に動く事があまり出来ない為、余計に戦闘能力を削ぐ形になっている。
姉である雫に対して自分に目を向けて欲しく思っている反面、主人公に対して嫉妬に似た感情を抱いており、事あるごとに喧嘩腰となって突っかかる。
坂口 興馬(さかぐち こうま)
声 - 藤吉浩二
大師本製薬会社の専務。実力でのし上がり掴んだ立場ではなく、上司に取り入って取った地位であることが明言されている。
重役に就きながらも奔放な霞会に振り回されては苦労が絶えず、密かに組織を全面的に支援するも最後には見捨てられる為、どこまで行っても散々な扱いを受ける。
社長である霞会からは「小物」、「自分(社長)の座を狙っている」との評価を受けるが信頼は厚く、彼女のブレーキ役となっている面もある。
基本的にどのルートでも碌な扱いを受けず、痛い目に遭ってはそのまま退場してしまうが、例外としてあるルートでは強引ながらも終盤で主人公の前に再び姿を現し、協力者となる。
本編では中ボス的な立ち位置ではあるが、使う武器が癖の強いゴルフクラブでお世辞にも強力とは言い難く戦闘能力もあまり高くない為にザコと何ら変わらず、味方として共闘するにしても足止めか戦力の分散に役立つ程度でしかない。
ルート次第とはいえ、一度は敵対していた主人公を気遣うほどに改心する。

謎の組織[編集]

輝月 宗牙(かぐつき そうが)
声 - 竹内良太
自称秋葉原への旅行者。主人公をカティ共々「変わっている」と称する。
UD+で買い物帰りの主人公たちの前に姿を現し、当り障りの無い会話を交わして去るが、真意は不明。
闘技場で禅夜との戦いを制した主人公の前に再び姿を現すも、宣戦布告と共に警告を残していく。
その正体は夜咬の一族の長にして事件の黒幕であり、一族の滅びの運命を変える為にあらゆる手段で量産した魔骸者を使って人々の生命エネルギーを奪わせ、組織が開発した機械によって最終的に街そのものを生命エネルギーを吸い上げる魔の都市に変えることを目的にしている。
高い戦闘能力に加えて特殊な長剣を扱う強敵であり、一部のルート以外では必ずパワーアップする。
主人公を正当に評価しているが、同時に危険視している。
天羽 禅夜(あもう ぜんや)
声 - 神原大地
主人公をニセのバイトでおびき寄せた張本人。選民思想が強い。実はアイドルオタクでRinのファンで、赤い剣のように見える武器は実はサイリウム。
処分する予定だった主人公を取り逃し、異常なまでの執念で始末しようとする。
最初の内は魔剣のように改造したサイリウムと正確に行うガードとカウンターとしぶとさで主人公を苦しめるが、次第に虚栄心の強さが災いして窮地に立たされるようになり、4度目の戦いで敗北を余儀なくされ消滅する。
元々はオタク趣味を持ったサラリーマンでしかなかったが、趣味に使う収入を増やす為に組織に加わり、あらゆる罠を用意しながら秋葉原にいる何人もの一般人を魔骸者へと変えていき、組織拡大に貢献すると共に幹部としての地位を築き上げる。
他人よりも優れていなければ気が済まない程にプライドが高く、自己中心的で歪んでいる上に貸し借りを酷く嫌っているなど壊滅的な性格をしている。
魔骸者の中でも上位に入るほどの実力を持ち、乱入してきたRINの不意打ちを受けても平然とし、二度目に至ってはドーピングによって強化しているとは言え一撃で返り討ちにするほど。
ルートによっては人間として復活する[3]が、本質は変わっておらず5度目の戦闘となる。

その他[編集]

前作の「AKIBA'S TRIP」は本作ではライトノベルと思われる作品であると、NPCとの会話で明らかになる。
しかし、サブミッション中には「元・エージェント」と称する前作との関連を匂わせるキャラクタや「ぽつり」の大食いに関するスレッドでも「その話題秋田(飽きた)」等の会話があるなど、全く関連がないわけではないようである。

主題歌[編集]

「TRUE STORY」
歌 - 春奈るな

漫画版[編集]

WEBコミックガンマ』(竹書房)にて2014年5月22日より連載中。作画は草壁レイ

外部リンク[編集]

  1. ^ “AKIBA’S TRIP: UNDEAD & UNDRESSED COMING TO EUROPE OCTOBER 10!” (PDF) (プレスリリース), NIS America, (2014年7月14日), http://nisamerica.com/pressreleases/AkibasTrip_announce_20140714.pdf 2014年7月21日閲覧。 
  2. ^ a b c Akiba's Trip: Undead & Undressed Release Information for PlayStation Vita - GameFAQs”. GameFAQs. CBS Interactive Inc.. 2014年7月20日閲覧。
  3. ^ 魔骸者は日光で一旦消滅しても、後に人間に戻って復活する。ただし、入院が必要。