AKIBA'S TRIP2

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AKIBA'S TRIP2
ジャンル ストリップアクション
対応機種 PlayStation 3
PlayStation Vita
PlayStation 4
開発元 アクワイア
発売元 日本の旗韓国の旗 アクワイア
アメリカ合衆国の旗 Xseed Games
欧州連合の旗 NIS America[1]
美術 ぽよよん♥ろっく(キャラクターデザイン)
人数 1人
発売日

PS3、PS Vita
日本の旗韓国の旗 2013年11月7日[2]
アメリカ合衆国の旗 2014年8月5日[2]
欧州連合の旗 2014年10月10日[2]

PS4
日本の旗 2014年7月3日
対象年齢 CEROC(15才以上対象)
ESRBM(17歳以上)
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AKIBA'S TRIP2』(アキバズトリップ2、Akiba's Trip: Undead & Undressed)は、2013年11月7日アクワイアから発売されたPlayStation 3PlayStation Vita用ゲームソフト。

2014年7月3日に追加要素を実装したPlayStation 4移植版が発売された。

概要[編集]

2011年にリリースされた、秋葉原を舞台としたアクションアドベンチャーゲームAKIBA'S TRIP』の正式な続編。プラットフォームはHDゲーム機(PS3、PSVita)へと移行されている。キャラクターデザインは前作のtanuに替わってぽよよん♥ろっくが起用された。

本シリーズの特徴的アクションである、敵キャラクターの衣服を脱がせる「ストリップアクション」には、新たにパートナーの女性キャラと共に行う「ユニゾンストリップ」が加わった。

あらすじ[編集]

ストーリー

主人公の少年は人体実験の被験者として人造吸血鬼に改造されてしまうが、実験後に処分されようというところを謎の少女により救出された。秋葉原の自警団に加わった主人公は、秋葉原にはびこる吸血鬼との戦いを繰り広げる。

システム[編集]

基本システム[編集]

マップ移動
前作では全体マップから移動場所を選択していたが、本作ではマップ間を直接移動する仕様に変更されている。
マルチエンディング
主人公の選択によってヒロインのルートが確定される。さらに好感度によってノーマルエンドとトゥルーエンドに分かれる。
攻略可能のキャラクターは雫、トーコ、RIN、志遠の4名。妹も攻略対象だがメインストーリーに関わらず妹ミッションをクリアすることでゲームクリア後に現れる。
戦闘
パートナーや味方の行動はAIで勝手に戦いパートナーのみ攻撃と待機の指示ができる。
基本的に主人公一人かパートナーの二人で行動することが多く戦闘もそうなる。敵の場合は戦闘中の現場に遭遇して加勢に来ることがある。
戦闘に入るには認識カメラで魔該者を識別し話しかける、もしくは振り払い行動で戦闘に入る(逃げ出す者もいる)。
振り払い行動や戦闘のまきぞいで魔該者ではない一般人にも攻撃してくることがある。倒すには同じく服をすべて脱がせる必要がある。
また戦闘中に警察官が駆けつけ逮捕されることもある(敵も逮捕されることもある)。逮捕されると戦闘は中断され警察署に連行され罰金を払い解放される。
近くにいると必ず戦闘に加勢してくる前作のカゲヤシとは異なり、魔該者は戦闘が始まると対象となる魔該者以外は基本的に逃走行動をとる。
魔該者は日の光に弱いため服を脱がせることで消滅させることができる。
逆に主人公の服すべて脱がされるとゲームオーバーになり、パートナーや仲間も脱がされると逃走し戦わなくなる。
△ボタンが頭、□ボタンが上半身、○ボタンが下半身を攻撃し一定ダメージを与えボタン長押しで掴むと服を脱がす行動(ストリップアクション)に入る。
合成
妹の部屋で行える。武器や衣装を合成することで攻撃力と耐久力を引き上げられる。

ストリップアクション[編集]

△ボタンが頭、□ボタンが上半身、○ボタンが下半身の長押しすることで掴み掴みを起こす。服が無点滅・緑点滅の状態は振りほどかれ、黄色点滅状態でケージが現れ服の引っ張り合い状態へボタンの連打でケージを増減し無くなると脱がされる。赤点滅の場合になるとストリットアクションが発生し服を脱がす、本作はアクション技が幾つかあり装備変更することが可能。

服を上手く脱がせられるとアイテムに出来るが、失敗する(服を破いてしまう)と入手できない。各服のストリップレベルがあり高くなると奪い易くなる。

連ストリップ
戦闘中すべての敵衣装ダメージ(黄色点滅・赤点滅状態)がある場合、ストリップアクションが発生すると連続で脱がせることが可能。
連続回数に応じて経験値ボーナスがかかる。
フルストリップ
連ストリップが7連続以上成功すると最後に特殊演出が発生し服すべて脱がされた敵の下着も脱がせられる。
脱がされた敵は体が光って見えなくなる。
フルストリップが成功すると下着がドロップされゲットすることができ、装備することが可能となる。
ユニゾンストリップ
同行するパートナーがいると画面左上にケージが表れ攻撃すると溜まっていき満タンになるとユニゾンストリップが使える。
主人公とパートナーの連携攻撃でカットシーンが入る。頭、上半身、下半身すべてに大ダメージを与え服の赤点滅部分をすべて脱がす。
また近くの敵すべて小規模のダメージを与えスタン状態にする効果がある。
カウンターストリップ
相手の服が赤点滅状態でガードカウンターをすると服を脱がせる。

用語[編集]

魔骸物(マガイモノ)
人造吸血鬼などと称される怪物。欲望にまみれた人間の姿とも言われる。
欲望にまみれた行く末により生まれる「乾き」をなくすために他の人間の精を吸い生きているとされる。一部の強力な理性を持った個体は人間を襲わずとも生きていけるが反動として常人たり得る食欲を有する。
不死性と驚異的な反射神経を持つ以外は通常の人間と能力差は殆ど変わらず、太陽に弱い(ある程度の耐性を持つ個体もいるが極めて少ない)といった致命的な弱点がある。
対処法として衣服を脱がせて日の光で浄化すると言った対策が取られる。また、純粋な吸血鬼ではないのでニンニクなどは効かない。
闘技場
不在の持ち主にかわりオネェのアントワネットが取り仕切る。
マスターの紹介で訪れることができるようになり、以後はストーリーと関係無く訪れるたびに強力になってゆく相手との対戦を行うことができる。
ランクはF、E、D、C、B、A、Sの7つに分けられており、最初はFから始めていく事になる。ランクに応じて対戦相手の衣服や武器の殆どが珍しい物ばかりになっていく。
対戦に勝利した暁には賞金が貰えるほか、最後の相手を倒すと称号が貰えるなどミニゲーム要素がある。
また、難易度イージー以外だと闘技場を制覇した後にアントワネットに挑む事が出来るようになる。

ミッション関連[編集]

サブミッション
メインミッションを進めるとサブミッションを受けられるようになる。達成すると報酬(金)が得られる。
一度出たサブミッションはメインミッションを進めると有効時間が経過し過ぎると受けられなくなったりキャンセルさせられる。
AR機能
Vita版のみ。Vita本体にあるARカメラを使ってキャラクターを飛び出させるような遊びができる。

その他[編集]

ゲームクリア特典
ゲームをクリアするとクリアした条件によって色々機能が解放される。ヒロインをクリアするとそのヒロインパーツを主人公のキャラクリエイトで選ぶことが可能。
難易度カジュアル以上をクリアすると難易度オタクが選べる。難易度ゲーマー以上をクリアすると主人公キャラクリエイトでボイスが変更できる。
また一度クリアすると選択で誰の好感度が上がるかわかるお助けシステムが追加されオプションで選べる。
主人公のキャラクリエイトで女性キャラになると妹から「ねぇね」と呼ばれる(文字はにぃに)。女性キャラ時でも一部イベントでは男扱いとなる。

登場人物[編集]

アキバ自警団(モグラ)[編集]

主人公
声 - 逢坂良太
ごく普通のオタク人生を歩んできた男子高校生。秋葉原好きでそれなりに地理に詳しい。
稀少グッズがもらえるというバイトに応募するがあくまで表向きであり、人体実験の被験者として人造吸血鬼・魔骸者(マガイモノ)にされてしまう。
実験後に処分される予定であったが闖入してきた謎の少女、刻風 雫の協力によって研究所からの脱出に成功するが、その際に雫をかばい背中を殴打される。
雫の血を口にした事で魔骸者の血の抑制に成功するものの、これが原因で更に命の危険に晒される事になる。
先入観と決め付けを嫌っており、下手な期待や理想を抱いたり押し付けられる事をあまり好まない。
自警団の中では雑用係として扱われる事が多く、大抵の事をソツなくこなせる程に有能。
鷺坂 登子(さぎさか とおこ)[トーコ]
声 - 斎藤千和
秋葉原近隣の女子大に通う学生であり、主人公の幼馴染で姉的な存在で趣味はサイクリング。
2年前から秋葉自警団に参加しており、自警団の中では特攻隊長のような存在として定着している。
スマートフォンなどの電子機器に弱くガラケーを愛用するが、ルートによっては機種変更をすることになる。
自警団の中ではオタク的要素が薄く比較的常識人の立ち位置ではあるものの、性格に反して人間的な部分が少ない。
カティ・ライコネン
声 - 山崎はるか
日本のアニメーションやJRPGが大好きで、勢いあまって留学してきたフィンランドの少女。自警団アジトとなっているゲームバー「モグラ」でメイドとしてバイトをしている。
秋葉原にいる皆の力になりたいという信念のもと、自警団の一員として主人公を陰ながら支援する。
時折話すことわざなどがあやふやで「勝って兜の乙女ロード(意・勝って兜の緒を締めよ)」などの間違いを犯す。
とある人物から魔骸者と化した主人公同様に「変わっている」との指摘を受ける。ストーリーによっては悪用されるシーンもあるが詳細は不明。
妹(名前変更可能)
声 - 洲崎綾
主人公の妹。洋服と裁縫が好きなインドア派で主人公が集めた武器や服の合成を行える。
人付き合いが苦手で積極的に他者と関わろうとしないが、主人公だけは「にぃに」と呼んで慕っており、わがままを言いつつおつかい(妹ミッション)を頼んだり一緒に遊んだり会話するぐらいに仲が良い。
妹ミッションを全て達成し、選択肢を間違えなければ妹エンドが見れる。
杉山 喜八(すぎやま きはち)
声 - 高階俊嗣
ゲームバー「モグラ」のマスター。秋葉自警団のとりまとめ的な立場を取っている。
秋葉原の事情に精通しており、自警団の中では最年長者。主人公が受けるサブミッションの大抵が彼の元に寄せられた物であり、主人公に斡旋している。
何かと苦労人で、従業員であるカティに食事は美味しくないと言われたり、戒斗にディスられるなどいじられキャラの側面もあるが、当の本人も殆ど無口な主人公相手にたまにディスると言った一面がある。
立花 悠斗(たちばな ゆうと)
声 - 柳田淳一
立花兄弟・双子の弟。秋葉原自警団の団員である。大学2年生。
主人公と同じ目線で物事を見る兄・カイトとは違い、客観的に見ることで的確な意見を出し、サポートにまわる。
基本的に社交的で面倒見のいい性格である。人付き合いが良く、他人から寄せられる情報がミッション攻略の手がかりとなることが多々ある。
一方で土壇場に非常に弱く、脅しや威圧に対して後込みするなどヘタレな面が目立つ。
立花 戒斗(たちばな かいと)
声 - 山下大輝
立花兄弟・双子の兄。秋葉原自警団の団員である。弟とは違い浪人生である。
主人公とは昔からの付き合いであり、魔骸者となった後も変わらず親しく接するが、他のキャラに比べると影が薄く絡む機会が殆ど無い。
オタクライフに支障をきたすという理由から、魔骸者をさっさと追い出して元の平和な秋葉原でオタクライフを送りたいと思っている。
弟に比べ劣っている点が多く、若干根に持っており「兄より優れた弟などいない」、「弟が兄より目立つのが気にくわない」などの発言が見受けられる。
頭脳では劣るものの、行動力の高さを生かす場面が多い。

夜咬(やがみ)[編集]

刻風 雫(ときかぜ しずく)
声 - 三澤紗千香
人体実験の後に処分される予定だった主人公を助けた謎の多い少女。本作におけるメインヒロイン。
責任感が強く他者を事件に巻き込むことに敏感であるが、人との関わりを極力避けようとする節がある。
身を挺して自分を助けた主人公をリスクを承知の上で救命する(後に「悔やんでも悔やみきれない」等の発言もある)行動を選択する。
立ち位置とシナリオの関係上、主人公と行動を共にする事が多い。

大師本製薬会社[編集]

霞会 志遠(かすがい しおん)
声 - 中村繪里子
大師本製薬会社の社長。美人社長としてテレビに出演することもある。
立場以前に医学分野の知識と技術に長け、高い行動力と大胆さを持っている。
インターネットソーシャルメディアの噂程度でしかなかった魔骸物騒動に興味を持ち、主人公や秋葉自警団に接触を図る。
見た目とは裏腹にドSであり、ユニゾンストリップでは発言と行動が顕著である。
Rin
声 - 金元寿子
インターネットから話題を集め人気となった秋葉原のご当地ミュージシャン。
大師本製薬会社のマスコットキャラクターとしてMC等に出演しているが、社長である霞会を信用しない方が良いと主人公に警告したり、事件解決の為には雫と手を切る様に持ちかける。
いわゆるツンデレであり、ミュージシャンとしての性格とツン、デレが現れるが、大抵はアホキャラとして振舞う事が多い。
坂口 興馬(さかぐち こうま)
声 - 藤吉浩二
大師本製薬会社の専務。実力でのし上がり掴んだ立場ではなく、上司に取り入って取った地位であることが明言されている。
重役に就きながらも奔放な霞会に振り回されては苦労が絶えず、必ず酷い目に遭う。
霞会からは「小物」、「自分(社長)の座を狙っている」との評価を受けるが信頼は厚く、彼女のブレーキ役となっている点もある。
ルートによっては主人公の味方として共闘することになる。

謎の組織[編集]

輝月 宗牙(かぐつき そうが)
声 - 竹内良太
自称秋葉原への旅行者。主人公をカティ共々「変わっている」と称する。
たびたび主人公たちの前に現れるが、真意は不明。
天羽 禅夜(あもう ぜんや)
声 - 神原大地
主人公をニセのバイトでおびき寄せた張本人。
処分する予定だった主人公を取り逃し、確保に傾注するが、そのたびに返り討ちにあう。

その他[編集]

前作の「AKIBA'S TRIP」は本作ではライトノベルと思われる作品であると、NPCとの会話で明らかになる。
しかし、サブミッション中には「元・エージェント」と称する前作との関連を匂わせるキャラクタや「ぽつり」の大食いに関するスレッドでも「その話題秋田(飽きた)」等の会話があるなど、全く関連がないわけではないようである。

主題歌[編集]

「TRUE STORY」
歌 - 春奈るな

漫画版[編集]

WEBコミックガンマ』(竹書房)にて2014年5月22日より連載中。作画は草壁レイ

外部リンク[編集]

  1. ^ “AKIBA’S TRIP: UNDEAD & UNDRESSED COMING TO EUROPE OCTOBER 10!” (PDF) (プレスリリース), NIS America, (2014年7月14日), http://nisamerica.com/pressreleases/AkibasTrip_announce_20140714.pdf 2014年7月21日閲覧。 
  2. ^ a b c Akiba's Trip: Undead & Undressed Release Information for PlayStation Vita - GameFAQs”. GameFAQs. CBS Interactive Inc.. 2014年7月20日閲覧。