AKIBA'S TRIP

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AKIBA'S TRIP
ジャンル アクションアドベンチャーゲーム
対応機種 PlayStation Portable
発売元 アクワイア
シナリオ アサウラ(シナリオ協力)
美術 tanu(キャラクターデザイン)
人数 1人
発売日 2011年5月19日
対象年齢 CEROC(15才以上対象)
テンプレートを表示
AKIBA'S TRIP PLUS
ジャンル アクションアドベンチャーゲーム
対応機種 PlayStation Portable
発売元 アクワイア
人数 1人
発売日 2012年6月14日
対象年齢 CEROC(15才以上対象)
テンプレートを表示

AKIBA'S TRIP』(アキバズトリップ)は、2011年5月19日アクワイアから発売されたPlayStation Portable用ゲームソフト。当初は2011年4月14日に発売予定であったが[1]、諸般の事情で延期された[2]2012年6月14日には、様々な要素を追加した『AKIBA'S TRIP PLUS』(アキバズトリップ プラス)が発売された。

2013年11月7日には続編の『AKIBA'S TRIP2』がPlayStation VitaPlayStation 3と、2014年7月3日PlayStation 4で発売された。

概要[編集]

秋葉原を舞台に、吸血鬼・カゲヤシ(陰妖子)とヒトとの戦いに巻き込まれた青年を描いたアクションアドベンチャーゲーム

実在の店舗や企業とのタイアップにより、リアルに再現された秋葉原をバーチャルに体験することが出来る。街を歩く人々、街頭CMや各店舗から流れてくる音楽、放送など、ゲーム発売当時の秋葉原をほぼ忠実に再現しており(一部、権利関係などで差し替えられている要素も存在する)、本当の秋葉原を歩いているような気分を味わえるのも特徴である。

キャラクターボイスは戦闘の掛け声やフィールド上でのつぶやき程度であり、音声付きのイベントは物語の冒頭のみである。なお、ローディング中には秋葉原に関連する会社や商品の広告・ファミ通グループの広告が入る。

システム[編集]

本作は幾つかのブロックに分けられた秋葉原の街を舞台にミッションを進めていく。基本的には本編である「メインミッション」と任意イベントの「サブミッション」に分類され、ゲーム中は常にメインミッションが発生している状態となる(目的地へ向かうと言った指標も全てミッション扱い)。現在進行中のメインミッションを達成すると即座に次のメインミッションが始まるが、急いで進める必要は無く、秋葉原を自由に探索出来る。駅から秋葉原を去る事も可能で、その場合はデータを引き継いでまた最初からプレイが可能である(クリア扱いにはならない)。

撮影・戦闘[編集]

カゲヤシは街を歩く人々の中に紛れ込んでいるが、外見での判別は難しい(僅かだがパターンは存在する)。そのため、主人公のケータイのカメラに搭載された機能で人間かカゲヤシかを識別する必要がある。非戦闘時は好きな時にカメラ撮影が可能で、写真に映らない人物がいればカゲヤシと言うことになる。識別後は話しかけることで戦闘に突入する。尚、ある条件を満たせばローアングル(しゃがみこみ)での撮影も可能。

また、押しのけることでも戦闘態勢に入る。ちなみにカゲヤシ以外の一般人とも戦闘、脱衣が可能であり、主に後者の方法で戦いを挑む。ただし、押しのけて戦闘態勢に入ると押しのけた相手の所属する勢力との信頼度が低下する。一般市民の場合は押しのけても逃げられる場合が多いが、普段なら逃げる市民でも秋葉原市民からの信頼度が低い時なら戦う事ができる。

ストリップアクション[編集]

戦闘は「ストリップアクション」と呼ばれる特殊なシステムを用いて行なう。敵であるカゲヤシは日光に弱いため、服を全て脱がせば炭化して消滅する。具体的には打撃攻撃で敵の衣服にダメージを与え、一定値までダメージが蓄積すると脱衣させることが可能になる(限界までダメージを与えると破れる)。脱衣させた服は自分で着たり売ったりすることが可能。但し、服毎に脱がせるためのスキルが必要であり、スキルが無い状態で脱衣を行なっても破れてしまい、入手出来ない。スキルはアイテムやイベントで習得可能。敵も同様に主人公の服を脱がせようとし、全裸になるとゲームオーバーとなる。武器を出した状態からしまえば、服を整えて受けたダメージをリセットすることができる。

警官は行動が特殊で、主人公が上半身や下半身を裸にしていたり、見ているところで戦闘が始まったりすると戦いに参加してくる。そのときに敵がターゲットにされた場合は即逮捕され(カゲヤシやエージェントでも平等)、自分がターゲットにされた場合は攻撃してくるが、ある程度にダメージを与えると逮捕してくる。逮捕された場合はゲームオーバーにはならないが、罰金を取られて解放され、マップの状態に移行する。

尚、人間が相手でも全裸になれば逃走し、勝利となる。但し、女性の場合は逃げる前に一度主人公を引っ叩く。

着替え[編集]

入手した服は自由に着る事が出来る。服は上記のストリップ以外にも店で購入できるものもある。着せ替えられる箇所は頭、上半身、下半身、アクセサリー。靴や下着はインナーに分類され、条件を満たした場合のみ変更可能となる(実際は首から下のモデルの変更)。女物の服はあるイベントのクリア後に装備出来るようになる(主人公のモデルを女性キャラにしていた場合は逆)。服毎に耐久力が設定されているが、ケブラーを使用することによって強化が可能。

駅前の洋服店に売却した種類の服は、以降はその店で購入することが出来る。洋服店は最初は全く商品が無いので主人公が服を集めることになり、商品の数一定に達する毎に報酬が貰える。

武器は敵を倒すことで地面に落ち、拾うことで入手できる。服と同様に店で購入できるものもある。武器は片手武器、両手武器、素手の3種類に分けられ、それぞれで攻撃のアクションが変わる。武器毎に攻撃力が設定されているが、タングステンを使用することによって強化が可能。

武器や服の強化値は+99が最大だが、PLUSではホリックモードで条件を満たす事でケブラー改、タングステン改が入手でき、それらを使う事で最大+999まで強化が可能。

サブミッション[編集]

メインのストーリーとは別のサブイベント。裏通りにいる情報屋から引き受けることが出来る。期間内に依頼を達成することで報酬を得ることが出来る。依頼人はそれぞれ秋葉原市民、カゲヤシ、NIROの三勢力のいずれかに属しており、依頼を達成する事でそれぞれの勢力の信頼度が上昇していく。一部、情報屋以外から請ける依頼も存在する。

妹の部屋[編集]

マップ画面から移動可能。妹と会話したり着せ替えることが出来る。ただし、好感度が低いと邪険に扱われる上に最初は好感度が最低である。お小遣いをあげる事で好感度が上がる。部屋から出るとまた元に戻ってしまうが、一定額あげると永続的に好感度を維持することが出来る。部屋の入り口にらくがき帳が出現することがあり、条件を満たす毎に描かれている絵が増えていく。

ルート分岐[編集]

本作は主人公の選択次第で終盤から3つのルートに分岐する。一つのルートをクリアしただけでは全ての謎は解けず、複数のルートをプレイする事で物語の違った側面が見える事も。この他に「妹ルート」と言うものも存在するが、こちらはエピローグに影響するのみなので割愛する。

NIROルート
最後までNIROのエージェントとして行動し、カゲヤシの殲滅を目指すルート。このシナリオでは穏健派のカゲヤシとも敵対し、主人公に友好的だった森泉鈴や姉小路瞬までをも倒す事になる。ラストボスは文月瑠衣。
カゲヤシルート
NIROを裏切ってカゲヤシ側に就くルート。主人公の選択によって瑠衣とダブプリのどちらかが物語の中心となる。カゲヤシ勢に加担すると言っても直接的に人類に敵対する訳ではないので普段の探索には支障は無い。カゲヤシ達と共に、街全域に配置されたNIROのエージェントと戦う事になる。ラストボスは瀬嶋隆二。
共存ルート
本作の正シナリオ的ルート(一部では瑠衣ルートや中立ルートと呼ばれていることがある)。NIROにもカゲヤシにも加担せず、瑠衣の目指す「人間とカゲヤシの共存」のために戦うルート。瑠衣と秋葉原を守るために秋葉原市民による第三勢力を結成し、NIRO、カゲヤシとの三つ巴の戦いを繰り広げる。決戦ではメインキャラクターのみならず、サブキャラクターや町を歩くモブキャラまでもが戦闘に参加し、NIROのエージェントやカゲヤシの戦闘員との乱戦が行われる。最終ボスは超瀬嶋隆二。このルートのみラストバトル専用のBGMが用意されている。また、あるサブミッションをクリアしたか否かで結末が若干変化する。

登場人物[編集]

自警団[編集]

主人公(デフォルト名はナナシ。漫画版では田中アキヒロ)
声 - (設定無し。戦闘中は汎用ボイスを発する)
自警団に所属する18歳の予備校生。大学受験に失敗し、現在一浪。コスプレが趣味。名前はプレイヤーが設定する。消息を絶った友人を捜索していた所、阿倍野優に襲われて瀕死の重傷を負うが、文月瑠衣の血を与えられた事でカゲヤシの力を宿して復活。自分の運命を大きく変える事件に巻き込まれていく。カゲヤシの力を得た後はNIROのエージェントとして活動し、短期間でかなりの実力を身に着けている。後述する妹の身体能力から察するに、身体能力が高い血筋と思われる(妹にも「戦う力はなかなか」と評されている)。また、直接言及されることはないが、顔立ちは整っているようで、女装が似合う。
プレイヤーの分身、いわゆる顔なしキャラで、心の中で思う事以外に台詞は存在しない(聞く事が出来ない)。どう言った行動、言動を取るか、どんな服装で街を歩くかはプレイヤーに委ねられる。また、クリア後には条件を満たす事で一般人や主要人物にモデルを変更する事が出来る(女性キャラを選ぶと一部キャラの反応も変わるが基本は同じ)。
選択肢や図鑑を見る限り一人称は「俺」のようだが、漫画版では「僕」となっている。
ノブくん
声 - 間島淳司
自警団に所属する青年。20代半ばのフリーター。アニメと漫画が大好きな上に三次元には興味が無い二次元オタク(三次元の女は歳を取るから、との事)。中学生のころからエロゲーをプレイしている。高校を中退している。現実とフィクションを混同する癖などの欠点はあるが、秋葉原を愛する気持ちは他のメンバーに負けておらず、瑠衣達穏健派のカゲヤシをわだかまり無く受け入れると言った柔軟さも持つ。イケメンであることが作中でもたびたび語られている。
多少の差異はあるとはいえ、カゲヤシと何かしら接点がある自警団にあって、直接的な接点は一切ないため、自分のアイデンティティに悩むシーンもあった。
ゴンちゃん
声 - 丹沢晃之
30歳を過ぎたオタクの男性。コンビニの店長でドラマCDによると夜勤。小心者だが、アイドルを前にすると豹変し、言動も荒々しくなる。最近はダブプリにお熱である。秋葉原を愛するが故に自警団に所属している。見た目は肥満体質のようだが、体重は68kgしかない。さらに撮影時には分身を創るほどの猛スピードで撮影を行うこともある。
サラ
声 - 原由実
自警団に所属する、正体不明で年齢不詳(さらには性別も不明)のカリスマメイド。カフェ「エディンバラ」のメイド長であり、秋葉原のメイドたちにとっては師匠ともいえる人物。秋葉原をメイドカフェで埋め尽くすという野望を持っており、自警団のアジトが半分メイドカフェ化しているのは彼女のせい。また、瞬の喫茶店も狙っているようで瑠衣に警戒されている。メイドの素養のある者を教育しようとする癖がある。「メイドの嗜み」と称して常に一歩先を読んだ用意周到な行動を取り、時には密かに会話を録音すると言った手段に出る事も(但し、これに関してはやり過ぎと自覚している)。
ある条件を満たせば戦う事も可能であり、メイド系のキャラクターの中では最強である。だが、メイド系自体あまり強くはないため、他のキャラよりは弱い。
ヤタベさん
声 - 利根健太朗
自警団の中心人物でジャンク屋の主人で主人公が集めたパソコンのパーツを買い取ってくれる。闇市があった頃から秋葉原を知っており、いざとなったら頼りになるおじさん。本人は否定しているがアキバのリーダーともいえる人物である。後述するマスターとは古い知り合いで、将棋を指しているが大きく負け越している。不動産業と二足のわらじを履いており、主収入はこちらのようである。

カゲヤシ[編集]

文月 瑠衣(ふみづき るい)
声 - 日笠陽子
本作のヒロインであるカゲヤシの少女。瀕死の主人公に血を与え、蘇生させた。妖主と人間の父の間に生まれたハーフであり、カゲヤシの組織でも上層部に属する身だが人間との共存を望んでおり、任務を敢えて失敗させたり他の幹部を妨害したりと水面下で行動している。ただ、大局を見据えることができなかったり、簡単に言いくるめられてしまったりと、指揮を執る側の身としてはかなり不向きな面が目立つ。戦闘時は背負っている傘を武器に使う。カゲヤシは長命で外見年齢と実年齢は必ずしも一致しないが、彼女はまだ16歳と外見通りの年齢である。滅多に笑うことは無いが主人公と居るときは歳相応の一面を見せる。また、ゲームは自分が勝つまでやめないと言った負けず嫌いな所も。若干ではあるが、天然かつ世間ズレている分がある。
普段は姉小路瞬の店でウェイトレスのような事をしているが、料理は下手なようで、以前、ヤタベが彼女の淹れたコーヒーを飲んだところ「コーヒーブレイクがブレイクされてしまう」と思うほどだった(漫画版では彼女が作ったハムエッグを食べた主人公がひっくり返る描写がある)。しかし、場合によっては主人公から料理の仕方を教わることでベーコンエッグが作れるようになり、ご飯も炊けるようになる。卵が好きなのか卵料理に拘る(本人曰く「好きかもしれない」)。
阿倍野 優(あべの ゆう)
声 - 柿原徹也
瑠衣の兄。パンクロッカーのような格好をしており、ギターを武器に使う。好戦的な性格で人間を嫌悪している。主人公を襲った張本人。普段はライブスペースのオーナーをやっている。主人公のライバル的なキャラであるためか戦う回数は主要キャラの中でも一番多い。
共存ルートでは妖主を守る最後の砦として立ちはだかる。瑠衣だけを通し、主人公と決着を付けるべく挑むも敗北。その後、ギターを残して炭化するが、主人公の行動次第では生存する。
妖主の子供の中で唯一、純粋なカゲヤシの子(他の3人は全員人間とのハーフ)。
姉小路 怜(あねこうじ れい)
声 - 早水リサ
瑠衣、優、瀬那、舞那の母親でカゲヤシを統率する妖主。若者を吸血し、引きこもりにさせる事で働き手を不足させ、そこに配下を送り込んで社会をカゲヤシのものとする「引きこもり化計画」を推し進める。生まれたのは戦前かつ、少なくとも4人の母親だが、いまだに3〜40代の容姿をしている。
嘗て愛した人間の夫(瑠衣の父親)の為、妖主としての役割を放棄して平穏な日々を過ごした事があったが、やがてその正体を知った夫に化け物呼ばわりされて逃げられ、以来、人間を過剰に毛嫌いするようになった。「引きこもり化計画」の真の目的は瑠衣に人間とカゲヤシは決して相容れないという事を教え込む為であったが、ターゲットとなる街として秋葉原を選んだ結果、逆に瑠衣は人間との共存を望むようになる。
共存ルート最終局面では共存を諦めない瑠衣と主人公の二人と戦うも敗北。その直後に瀬嶋に血を奪われる。主人公が瀬嶋を倒した後、真実を話し、カゲヤシの未来を娘に託して自ら日光に身を晒し、炭化する。条件を満たした場合のみ、自殺を思い留まらせる事が可能。
北田 瀬那(きただ せな)
声 - 内田真礼
秋葉原で人気の姉妹アイドル「Dirty Bloody Princesses」(通称・ダブプリ)の一人。その正体はカゲヤシで、瑠衣の姉。母である妖主には忠実だが、歌うこと自体は大好きでファンの事も大切に思っている。目は青い。思慮深く言動も冷静(というより、堅苦しい)だが、幼少期のためか愛に飢えていると言われる。
北田 舞那(きただ まな)
声 - 中村繪里子
秋葉原で人気の姉妹アイドル「Dirty Bloody Princesses」の一人。姉と同じくカゲヤシ。ファンの事をバカと呼ぶことがあり、姉に注意されるが、本人曰く「愛情表現」。目は赤い。考えが浅く、言動も軽いのが特徴。メールに一切漢字を使わない。ボーカルのようで、スタンドマイクを武器にする。
森泉 鈴(もりいずみ すず)
声 - 浅倉杏美
瑠衣の友人のカゲヤシ。身体能力に乏しく(戦闘力は人間の女子高生以下)、視力も低いが足は早い。小柄な割には大食漢で、底なしの胃袋(ケバブ5個、おでん缶10個、ラーメン缶20個、オムライスを食べきってすらなお8分目)を持ち、「ゆるふわモンスター」というあだ名まであるが、本人は小食と言っている(漫画版では自覚がある)。指揮を執る側ではあるが、何かとミスをしてしまうことが多く、瑠衣からはおちょくられている。普段は書店でアルバイトをしている。
小柄と言う設定だが、ゲーム中では他のキャラと身長に変化は無い。PLUSではアップデートデータを適用すると身長が低くなる。
姉小路 瞬(あねこうじ しゅん)
声 - 岡崎雅紘
秋葉原の裏路地で喫茶店を経営しているカゲヤシの男性。通称・マスター。右目に眼帯をしている。妖主の兄で、瑠衣の親代わりを務めている。ヤタベとは喫茶店のマスターとその常連という関係で将棋を楽しんでおり、ヤタベに僅差で勝ち越し(321勝311敗)ている。
ファッションセンスは良くないらしく、加えて身長182cm、体重72kgという体格のため、酷い格好になることが多いらしい。
JKV
声 - 佐藤奏美(PLUS)
オヤジ狩り常習犯の女性カゲヤシ。制服を着て女子高生を装うことで金持ちそうな男を騙し、暴行し金品を奪い、極めつけに吸血するという行為を繰り返していた。さらに戦闘力も高く、直接の描写こそないが空手の達人を病院送りにするほど強い。あどけない少女の姿をしてはいるがカゲヤシであるために外見では実年齢は判別が難しく、実際はついチョベリバなどと言ってしまう年代。NIROの指令を受けた主人公に女子高生の象徴だった制服を脱がされて敗北、取り巻きの女子高生カゲヤシ共々下着姿にされてしまい全身に日光を浴びて死亡した。
オープニングムービーで主人公と戦っているのは彼女である。
その容姿や性格からプレイヤー間での人気は高い。
「JKV」というのはNIROが付けた名称と思われ本名は不明。

NIRO[編集]

御堂 聡子(みどう さとこ)
声 - 宮川美保
NIRO(国内情報調査機構)のエージェントであり、主人公をサポートする。カゲヤシを化け物と極端に忌み嫌っている。元警察官だが、瀬嶋の人柄に惚れてNIROに転向した。師匠からは非常に可愛がられているようで、頭が上がらない。オタク文化とは程遠い人物ではあるが、ある作品のみ熱烈なファンであることからオタクとしては「狭く深いタイプ」と言える。元は警察官のため、高い身体能力を有する(作中の警察官はカゲヤシよりも強い)。メイドとしての才能があるようで、度々サラから転職を進められる。
カゲヤシを忌み嫌い、NIROとして職務を全うするのも純粋に正義感からであり、終盤、エージェント達がカゲヤシ化していく中でそれを拒み続けていた。共存ルート終盤、本性を表した瀬嶋を問い詰めるも、一蹴される。しかしこの行動が主人公達の勝利に繋がった。事件後はカゲヤシを完全に理解はせずとも偏見は捨て、今後の様子を見守っていくと語る。同時にNIRO解体に伴ってやがて職を失う為、サラにメイドの道に引きずり込まれてしまう。
瀬嶋 隆二(せじま りゅうじ)
声 - 松田健一郎
NIROの要人だが、目的のためには手段を選ばない冷徹な男。カゲヤシの力を得た主人公に協力を要求するが、カゲヤシ殲滅の裏に独自の思惑を見え隠れさせる。実質的なNIROのトップであり、身体能力も高い。皮膚を触っただけでカゲヤシか人間かの区別がつく。オタク文化を多少は認めているようである。
実は20年前から末端のカゲヤシの血を接種する事で老化を遅らせており、既に肉体はカゲヤシ化している。その真の目的は妖主の血を得る事でカゲヤシを超えた最強の存在となる事である。物語終盤、エージェント達をカゲヤシ化させ、妖主率いるカゲヤシ達との全面戦争を開始する。
共存ルート最終盤にて妖主が主人公達に敗れた所に姿を見せる。妖主を吸血し、超瀬嶋隆二と化して主人公と瑠衣を圧倒するが、止めにきた聡子を退けているうちに主人公に再び瑠衣の血を得るチャンスを与えてしまう。同じ条件を手にした主人公に死闘の末に敗北。「全てを手に入れた」と豪語していたが、瑠衣(漫画版では主人公)に「人間である事とその価値を手放した」と皮肉られ、炭化した。
北田清源
声 - なし
NIROの創始者かつ投資者。NIROの本来のトップではあるが、現在は重い病気で入院している。登場機会がカゲヤシルート(ダブプリ)のみであり、共存ルートでは存在だけが語られ、エンディングで死亡した事が判る程度である。正体は北田瀬那、北田舞那の実の父親で現妖主の姉小路怜とも知り合いである。このことから人間とカゲヤシとの接点を作った人物であるともいえる。

「ぽつり。」[編集]

ネット掲示板である「ぽつり。」に書き込みを行う人達。全員声は無く、本名も不明の人が多い。共存ルートでは何人かが直接登場する。

yu-ri
ゲームOPにてカゲヤシの噂をしていた。実は未成年。
gonzou
年長者らしく、真面目な話や固い話が多い。
yabeeee
通称「ヤベー」。「聖地」と称するほどの秋葉原好きだが、群馬県に住んでいるためあまり来る機会がない。
manana
作中で童貞ハンターの噂をしていた。後に脱衣技の噂を聞き、自分も身につけたいと思うようになる。
『ITウィッチ まりあ』は二期も好き。
ahoNo sakai
よくギャグやネタ話を言うが、あまりウケは良くなく大抵スルーされる。真面目な話も同様。
yu-ri同様に未成年(高校3年)。
yamazaki
鈴の大食いを見た人物。『ITウィッチ まりあ』好きだが、二期は否定している。
gladiator
少し態度が悪く、上から目線のような話し方をする。『ITウィッチ まりあ』嫌い。
Daigon
違法な児童ポルノを所持していたため、Kei_chuにログを通報された。その際のことはあまり多く語らないが、「大切な者を失った」とのこと。復帰後はJKVの噂をしていた。
tanakasatou2012
「ぽつり。」に書き込む人物の中では一番地味。『ITウィッチ まりあ』は二期も好き。
kei_chu
Daigonのログを通報した。本名は「ケイコ」で、「マナブ」というコスプレ趣味を持つ彼氏がいる。彼氏がコスプレしていたため、「ITウィッチ まりあ」を激しく嫌っている。オタク文化とは相容れないタイプで、彼氏にはサーフィンやバンドなどの典型的な趣味を求めている。
「ぽつり。」に書き込む人物の中で唯一、本名と素顔が明らかになっている。

その他[編集]

主人公の友人(漫画版ではキヨタカ)
冒頭で阿倍野優に吸血され、ひきこもりにされた青年。主人公とはよく一緒に秋葉原に繰り出すオタク仲間であり、親友だった。彼を救うために主人公は戦いに身を投じる事となる。
師匠
声 - 乃亜
NIROに協力している謎の女性。特殊な性的趣向の持ち主で御堂聡子を玩具にして弄んでいる他、何人もの変態を下僕として従えている痴女。さらに両刀使いでもある。主人公に脱衣テクニックを伝授してくれる。ある条件を満たした場合のみ姿を見せ、戦うことが出来る(平時から見せているシルエットとは全く違う姿であるが)。その強さは作中最強クラスである。
PLUSではシルエット通りの姿で登場する。
妹(漫画版では田中美咲)
声 - 矢作紗友里
主人公の妹。春になったら高校生ということから中学生3年生と思われる。予備校に通う身でありながら勉強もしないで秋葉原で遊んでばかりの兄をバカにしたような言動が目立つが、お小遣いをあげると態度を急変させる。内心では主人公の顔立ちの良さや身体能力などは認めている模様。嫌いなものはキモオタとニンジン。身長が低い事と胸の凹凸がさっぱりなことが悩み。らくがき帳に可愛らしい絵を描いており、その絵は条件を満たす毎に増えていく。腕っぷしは強く、「ぽつり。」で話題になった電車内からミルクスタンドまで痴漢を投げ飛ばした女子中学生というのは彼女であると思われる。初期状態は無印版では私服で、PLUSでは制服姿で登場。また、PLUSではらくがき帳の絵が追加されている他、既存の絵も新たに描き直されている。
彼女を着替えさせる事も可能な上、条件を満たせば主人公同様モデルを替えることが出来る。ある事をすると戦う事も出来るが、条件上不利な状態で戦わなければならない上にかなり手強く、倒してしまうとその周では二度と姿を見せなくなる。
病気で海外に入院しているスズナの友人であり、金を集めるのは募金するためでもある。また将来のこともしっかり見据えていることから、かなりしっかりした性格のようである。
台詞はNPC同様に噴き出しで表示される。PLUSではメインキャラと同じくメッセージウインドウに立ち絵と共に表示されるようになった。
情報屋
主人公にサブミッションを斡旋する男。サングラスにマスクと、かなり怪しい風貌。依頼の達成が滞ると催促のメールを送って来る。普段は口調もメールも極めて冷淡だが、PLUSの追加イベントであるアキバ一武闘会関連のメールではフランクな文体になる。
スズナ
妹の同級生かつ友人で同じ高校に通う予定の少女。国内では絶望的な重い病のため、海外の病院で治療を受けていた。治療費はかなり高額だったため、作中では募金を行っている団体がある他、妹も貯金を叩いた。一定金額を主人公が募金したところで退院し、日本に戻ってくる。病み上がりの身でありながら師匠と同じくらいの強さを誇る(力こそ敵わないものの、防御は師匠を上回る)作中最強クラス。
同社発売の『神業-KAMIWAZA-』からのゲストキャラクターであり、戦闘前にもそれを示唆する台詞がある(ちなみに原作では戦いも盗みもしない普通の少女である)。

携帯アプリ[編集]

2012年6月29日スマートフォン向けとして、GREEで『AKIBA’S TRIP for GREE』が配信された。プレーヤーは秋葉原でパトロールを行い、カゲヤシと戦ってメイドカフェを獲得していく。カゲヤシを倒すと、メイドカフェや服、武器などを獲得できる。手に入れたメイドカフェでは、メイドにパトロールなどで入手したアイテムを送ってご機嫌を取ることで、ポイントが一定時間ごとに得られるようになる。このポイントはパトロールでも獲得でき、戦闘に役立つ武器や防具などとの交換に使用できる。 同年11月26日サービス終了。

漫画版[編集]

電撃マオウアスキー・メディアワークス)より、本作のコミカライズ版が2012年4月27日発売の6月号から連載。作画は水田ケンジ。同年3月27日に発売された同紙5月号で予告編が掲載された。主人公のキャラ造りを行う必要上ある程度オリジナル要素を挟みつつ、基本的に原作の正規ルート(共存ルート)に沿った内容である。

AKIBA'S TRIP PLUS[編集]

『AKIBA'S TRIP』(以下、無印版)に多数の要素を追加した改良版。無印版のセーブデータはそのまま引き継ぐ事が出来る。当初は6月21日発売予定だったが一週間前倒しとなった。

変更点[編集]

  • 無印版では音声付きのイベントはプロローグのみだったが、本作ではメインストーリーを全編に渡ってフルボイス化。
  • キャラクターの3Dモデルのリファイン。無印版の3Dモデルはお世辞にもクオリティが高いとは言えなかったが、本作では大幅に改善され、原画に近いデザインになっている。また、イベントシーンのカメラワークも変更され、キャラの顔がよく見えるようになっている。
  • 作中のダブプリシークレットライブのイベントがアニメーション化され、曲も新たに書き下ろされている。
  • 発売時点の2012年の秋葉原を再現。
  • 最高難易度「ホリック」の追加。高難易度「ヲタク」モードクリア後に選択可能。
  • やりこみ要素の強化。衣装、武器の追加予定。サブイベント数は無印版の2倍に。
  • 入手した衣装や異名を図鑑として鑑賞する事が可能。
  • モーション、演出の強化。
  • 読み込み時間の短縮

主題歌[編集]

インターネットラジオ[編集]

2011年4月27日から6月22日まで、HiBiKi Radio Stationで、『AKIBA'S TRIP ダブプリねっと!』が配信されていた[3]。毎週水曜日更新。全7回。

パーソナリティ
  • 中村繪里子(北田舞那 役)
  • 内田真礼(北田瀬那 役)
ゲスト
  • アサウラ先生 - 第5回
  • 間島淳司(ノブくん 役) - 第6回

脚注[編集]

  1. ^ 『 AKIBA'S TRIP 』発売延期のお知らせ” (2011年3月18日). 2011年3月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年6月6日閲覧。
  2. ^ 『AKIBA'S TRIP』の発売日が5月19日に決定!〜パッケージ画像を公開〜” (2011年3月24日). 2012年1月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年6月6日閲覧。
  3. ^ 番組紹介”. HiBiKi Radio Station. 響ミュージック. 2011年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月26日閲覧。

外部リンク[編集]