ADM-Aeolus

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ADM-Aeolus
所属 ESA
主製造業者 EADS アストリアム
公式ページ ADM-Aeolus
状態 計画中
目的 リモートセンシングによる測風
設計寿命 3年
打上げ機 ヴェガまたはロコット(予定)
打上げ日時 2013年(予定)
物理的特長
本体寸法 4.6m x 1.9m x 2.0m
質量 1100kg(ドライ)
発生電力 2200W
主な推進器 ヒドラジンスラスタ(5N)
姿勢制御方式 3軸姿勢制御
軌道要素
周回対象 地球
高度 (h) 408km
軌道傾斜角 (i) 97度
回帰日数 7日
観測機器
ALADIN 大気レーザードップラー測定装置

ADM-Aeolus(エーディーエム・アイオロス)は欧州宇宙機関(ESA)によって計画中の地球観測衛星。測風を目的としてライダーを搭載する初の人工衛星として開発が進められている。その名称のADMは大気力学ミッション(Atmospheric Dynamics Mission)を意味し、Aeolusはギリシア神話の風神アイオロスから名付けられている。

目次

概要 [編集]

ESAの地球観測計画「Living Planet Programme」の一環をなす人工衛星であり、衛星軌道上からライダーを用いて地球全球の風観測を実現することを目的としている。地上から行われる既存の風測定手段は、観測所の数が限られ地域的分布にも偏りがあるが、その制約のない宇宙からの側風技術を本衛星によって確立することにより、長期的な気候変動モデル構築から短期的な気象予報にいたるまで数値予測の精度向上に寄与することが期待されている。

2013年に打ち上げられ、地球の明暗境界線上を周回する高度400kmの太陽同期軌道(回帰日数7日)に投入される予定。設計寿命は3年、主契約社はEADS アストリアム。ミッションコントロールは欧州宇宙運用センター(ESOC)によって行われ、観測データ受信はスウェーデンのキルナ地上局が担当する。

観測機器 [編集]

  • 大気レーザードップラー測定装置 ALADIN (Atmospheric Laser Doppler Instrument)
衛星軌道からの測風用に設計されたライダー。Nd:YAGレーザーによって発振した1064nmの赤外線レーザーを、非線形光学結晶を用いて波長355nmの紫外線レーザーに波長変換し、衛星の進行方向に対して斜め右下方(オフナディア角35度、明暗境界線の夜側)へ向け照射する。レーザーに照らされた大気中のダストや水滴の後方散乱光を口径1.5mのカセグレン反射望遠鏡で観測し、そのドップラーシフトを分析することによって風向と風速を決定する。1観測点につき7秒のレーザー照射を行い、1日当たり3200の観測点において測風を行う。

関連項目 [編集]

参考文献・外部リンク [編集]