ABA Games

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ABA Games(アバ ゲームズ)は、長 健太(ちょう けんた、別名義:ABA)が運営しているサイト名、又は彼が作った、フリーゲームである(主に)シューティングゲーム群の総称。

概要[編集]

制作されたシューティングゲームは、主に縦スクロールのものが多く、線と面で構成された抽象的(アブストラクト)なデザインやストレートなゲームミュージック、各ゲームに備えられたシステムが印象的で、日本国内外のシューティングゲームクリエイターからもよく知られている。

長健太は、年を経るごとにさまざまなプログラミング言語を使いゲーム制作を行ってきた。その幅はPC-6001からXNAC言語関係・D言語SDL、その他マイナーなハード及び言語にも着手している。ゲーム制作以外にも、変わった用途のアプリケーションを作ったり、BulletMLというシューティングゲームにおける弾幕を作成する言語を開発している。彼は、古典的なゲームの原点としての「ランダムさ」(敵の配置など)を重視しており、彼が作るゲームもそれに則っているものが多い。

公開されているゲームは、ほとんどがオープンソースであり、改造して配布することができる。このことから、彼のウェブサイト上で公開されているWindows版のほか、有志によってmacOSLinuxへの移植が行われている。更に2007年6月、Majesco Entertainmentによって、TUMIKI FightersWii向けに移植されることが発表され、2008年に欧州圏で販売された。[1][2]

前述の通り、インディーズゲーム系の開発者でよく名を知られており、2006年末では、海外のテレビ番組でのシューティングゲーム特集にて、記者のインタビューを受けている [3]Everyday Shooterには、長健太への謝辞が書かれている。また、東京ゲームショウ2009のセンス・オブ・ワンダー ナイト 2009(SOWN 2009)の選考委員を務めた[4]

主なゲームリスト[編集]

関連項目[編集]

参照[編集]

  1. ^ Majesco Entertainment Announces 'Blast Works' for the Wii Console
  2. ^ ABAの日誌 - Blast Works
  3. ^ 日本のインディーシーンを引っ張る『Blast Works』長健太氏海外インタビュー
  4. ^ 東京ゲームショウ センス・オブ・ワンダー ナイト 2009

外部リンク[編集]