バカヤロー!3 へんな奴ら

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バカヤロー!3 へんな奴ら
監督 鹿島勤
長谷川康夫
黒田秀樹
山川直人
脚本 森田芳光
製作 鈴木光
製作総指揮 森田芳光
出演者 平田満
清水美砂
中村雅俊
永瀬正敏
音楽 和泉宏隆
堀井勝美
近藤達郎
JIMSAKU
主題歌 RCサクセション
『サン・トワ・マ・ミー』
撮影 仙元誠三
編集 冨田功
配給 松竹
公開 日本の旗 1990年10月20日
上映時間 94分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 バカヤロー!2 幸せになりたい。
次作 バカヤロー!4 YOU! お前のことだよ
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バカヤロー!3 へんな奴ら』(バカヤロー!3 へんなやつら)は、1990年日本映画

概要[編集]

バカヤロー!』シリーズの第三弾で、バンダイ提供、光和インターナショナル制作、松竹配給。四話オムニバス形式の作品である。

スタッフ[編集]

第一話「こんな混んでどうするの」[編集]

あらすじ[編集]

故郷へ家族で帰省した吉村秀樹(平田満)は、高速道路サービスエリアトイレに向かったが、長い行列にうんざりして用を足さずに出発した。ところが、大渋滞のなか再び尿意を催し、我慢できなくなる。更に、周りの車にはいちゃつくカップルや風変わりな男2人組、渋滞に便乗して商売をする男など変わり者ばかりで、車内は険悪な雰囲気となる。妻の反対を押し切り、息子が差し出した空き缶で用を足し安堵する秀樹だったが、走り出そうとした瞬間自動車エンストしてしまう。

キャスト[編集]

第二話「過ぎた甘えは許さない」[編集]

あらすじ[編集]

夜のショーパブでミュージカル風のダンサーをしている西岡ひかる(清水美砂)は、両親と同居して平穏な日々を送っていたが、ある日、離婚した姉(松本伊代)が息子を連れて出戻りし、同じ家で同居することになり生活は一変する。姉はわがままな性格で、両親に家を三階建てに改装するように勧めたり、息子の世話もせず好き放題な生活を始める。昼間は眠ったり恋人と過ごしたいひかるだが、我慢して姉の息子の世話をする羽目になり、昼間働いているはずの姉が男と密会しているところを目撃したり、恋人にふられて不満を募らせる。ある晩、食事の席で姉に甘い両親や自立できない姉に怒りをぶつけると、ひかるを残して全員家を出てしまうのだった。

キャスト[編集]

第三話「会社をナメるな」[編集]

あらすじ[編集]

就職情報誌の課長・中島典雄(中村雅俊)は、次々と部下が退職届を提出する事態に悩んでいた。部長から事態を打開するように叱責された典雄は、去っていった元部下達を訪問して辞めた理由を問いただし、他社の好条件の募集広告が集まる就職情報誌故の原因を突き止める。体育会系出身の典雄は、部下達を一致団結させようと熱海の温泉街へ連れ出して大宴会を催し大いに盛り上がるが、会社へ戻った部下達は二日酔いで仕事にならないばかりか、無理やり連れ出した典雄に責任があると言い放つのだった。

キャスト[編集]

第四話「クリスマスなんか大嫌い」[編集]

あらすじ[編集]

郊外の寂れた商店街の薬屋の息子・岡嶋正(永瀬正敏)は、商店街に活気を取り戻そうと思っていた。正の仲間達は親の経営方針や商店街の将来に期待を見出せずに都会で遊ぶことばかり考えており、クリスマスの夜に背伸びしたお洒落をして繁華街へ繰り出す。ところが、繁華街のクリスマスは馬鹿にされたり質の低いサービスに幻滅する期待はずれなものであった。戻ってみると、ひとり商店街に残っていた正がサンタクロースに扮して手作りのイベントを開催し、賑やかな光景が繰り広げられていたのだった。

キャスト[編集]

同時上映[編集]

つぐみ

外部リンク[編集]