ドリーの冒険

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドリーの冒険
The Adventures of Dollie
監督 D・W・グリフィス
ビリー・ビッツァー英語版
脚本 スタナー・E・V・テイラー英語版
出演者 アーサー・V・ジョンソン英語版
撮影 アーサー・マーヴィン英語版
製作会社 アメリカ合衆国の旗 バイオグラフ社英語版
公開 アメリカ合衆国の旗 1908年7月14日
上映時間 12分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 サイレント
テンプレートを表示

ドリーの冒険』(ドリーのぼうけん、The Adventures of Dollie)とは、1908年アメリカ合衆国サイレント映画D・W・グリフィス監督のデビュー作。ジプシーに誘拐された少女ドリーが樽ごと川を流される、という内容。この映画の現存するプリントはアメリカ議会図書館のフィルムアーカイブに所蔵されている[1]

大正時代の日本の文献には『ドリイの冒険』と表記されているものもある[2]

あらすじ[編集]

夏の日の午後、ドリーは両親とともに川に遊びにゆく。するとそこにジプシーの物売りが近づいてくる。いらないと母親が断ると、ジプシーは逆上。母親に掴みかかるが、父親に叩きのめされ去ってゆく。おさまらないジプシーは腹いせに娘のドリーを誘拐。樽に隠して移動中、樽が川に落ちてしまう。樽ごと川を流されるドリーだが、下流で釣りをしていた少年に発見され、無事に両親と再会する。

キャスト[編集]

出典[編集]

  1. ^ Progressive Silent Film List: The Adventures of Dollie”. Silent Era. 2008年4月3日閲覧。
  2. ^ 『欧米及日本の映画史』プラトン社、1925年、84-85頁。 

外部リンク[編集]