500メートル球面電波望遠鏡

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500メートル球面電波望遠鏡FASTFive hundred meter Aperture Spherical Telescope)は、中国科学院国家天文台により建設が進められている電波望遠鏡である。1994年に計画が提案され、2016年の完成を目指している。この望遠鏡は、中国南西部の貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州平塘県にある自然のくぼ地(大窝凼洼地)[1] を利用して作られている。[2]

この望遠鏡は、4,600枚の三角形のパネルを組み合わせ、アレシボ天文台のような固定球面鏡を形成する。望遠鏡直径はアレシボ天文台より大きい500メートルとなる予定である。

球面鏡であるために受信機は500メートルの鏡面全体を一度に見ることはできないが、それでも有効直径300メートルの電波望遠鏡として機能する。また地面に固定された望遠鏡であるため観測できる範囲には制限があり、天頂から40度の範囲しか観測することができない。観測周波数は0.3-5.1GHzを予定しており、指向精度は4秒角と見込まれている。[3]

この計画は2008年10月に中華人民共和国国家発展改革委員会に認められた。同年12月26日には定礎式が開催された。[4]

この計画の責任者は、中国科学院国家天文台のNan Rendongである。

参考文献[編集]

  1. ^ FAST台址-贵州省黔南州平塘县大窝凼洼地图片”. 中科院大科学装置办公室 (2008年4月21日). 2008年6月23日閲覧。 [リンク切れ]
  2. ^ 500米口径球面射电望远镜(FAST)”. 中科院大科学装置办公室 (2008年4月21日). 2008年6月23日閲覧。 [リンク切れ]
  3. ^ FAST home page”. National Astronomical Observertories, Chinese Academy of Sciences. 2008年12月28日閲覧。
  4. ^ 中国科学院·贵州省共建国家重大科技基础设施500米口径球面射电望远镜(FAST)项目奠基”. Guizhou Daily (2008年12月27日). 2008年12月28日閲覧。


座標: 北緯25度39分9秒 東経106度51分24秒 / 北緯25.65250度 東経106.85667度 / 25.65250; 106.85667