3GPP2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

3GPP2(すりーじーぴーぴーつー、Third Generation Partnership Project 2)は、CDMA2000とANSI-41発展形ネットワークを基本とする、第3世代移動通信システム(3G)の仕様を作成する標準化プロジェクト。

概要[編集]

アメリカのTIA、日本の電波産業会(ARIB)、情報通信技術委員会(TTC)、韓国のTTAといった各国・各地域の標準化団体により1999年1月に設立された。後に中国CWTS(現、CCSA)も加わった。3GPP2はあくまでも標準化団体間の「プロジェクト」であり、法人格は持たない。

第3世代移動通信システムに関する標準化団体としては3GPP(第3.9世代移動通信システム以降の標準化も手がける)があるが、3GPPと3GPP2とでは、通信方式以外にも、ファイルフォーマットなど多くの点で異なる仕様を含んでおり、互換性が確保されていないという問題がある。

3GPP2ファイルフォーマット[編集]

3GPP2ではMMS (Multimedia Messaging Service),MSS(Multimedia Streaming Service)等での利用を想定したファイルフォーマットが規定されている。拡張子は3g2。

3GPP2ファイルフォーマットで採用されているコーデックは基本的に3GPPフォーマット同様で以下のとおりである。

  • 動画コーデック:H.263(必須)、MPEG-4 VisualH.264(オプション)
  • speechコーデック:AMR、13K(QCELP)
  • オーディオコーデック:MPEG-4 AAC-LCおよびHE-AAC

その他、SMILTimed Textなどの規定がされている。

3GPP2と3GPPとの違いとして、メールへの添付以外にもストリーミングなどで利用されることを想定して、周期的にヘッダを挿入するムービーフラグメントが導入されている点などがある。

注)3GPPにおいてもrelease 6以降、ストリーミングで利用することを想定しムービーフラグメントが導入された。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]