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第31回2016年夏季オリンピック(Games of the XXXI Olympiad)は、2016年に開催予定の夏季オリンピック。2009年10月2日にデンマークのコペンハーゲンで開かれる第121次IOC総会で開催地が決まる。
[編集] これまでの活動
- 2007年9月13日までに、各国内のオリンピック委員会を通じて、IOCに立候補が申請された。
- 2008年1月14日までにIOCに対して、候補地が質問事項に回答する形式で、開催計画の概要を示した申請ファイルが提出された。
- 申請ファイルをIOC内の作業部会が精査した。
- 2008年6月のIOC理事会で候補地が4都市に絞り込まれた。
- 第一次選考を通過した都市に対して、国際的な誘致活動が解禁となった。
- 候補地がオブザーバーとして北京オリンピックを視察した。
- 2009年2月12日までにIOCに対して、詳細な開催計画を示した立候補ファイルが提出された。
- 2009年3月中に、各招致都市の支持率の最終調査を終えたと発表した。この結果はすぐには公表されず、9月にIOCの評価委員会が作成する評価報告書に掲載すると発表した。
- 2009年3月にアメリカのデンバーで開かれた、各競技関係者やIOC委員の会合で、各招致都市が招致ブースの出展やプレゼンテーションを行った。数日後にはニュージーランドでオセアニアのオリンピック関係者らが集まる会合などでもプレゼンテーションを行い、南米初の五輪を訴えたリオデジャネイロと財政保証の大切さや、ユーモアのあるスピーチで会場を沸かせた東京が高い評価を得た。
- 2009年4月~5月に、IOC評価委員会による立候補都市の現地視察が行われた。1984年ロサンゼルスオリンピック金メダリストのナワル・エル・ムータワキルが委員長を務めた。視察はシカゴ・東京・リオデジャネイロ・マドリードの順に行われ、どの都市も大きな問題が起きず、無事に全日程を終えた。
- 2009年6月17日-6月18日に、スイスのローザンヌにあるオリンピック博物館で、立候補都市によるプレゼンテーションが行われた。ほとんどのIOC委員に当たる92名が出席し関心の高さをうかがわせた。その中でも、最初にプレゼンテーションを行ったシカゴと2番目に行った東京への関心が高かった。18日はローザンヌ市内のホテルの一室に設けられた招致PRブースにIOC委員の70名ほどが訪問し、各招致都市の開催計画に見入った。最後に、IOCのジャック・ロゲ会長が会見を開き、「4都市とも素晴らしい大会を開催できる力を持っており、難しい投票になる」と拮抗している様子を語った。
[編集] 今後の招致活動
- 2009年9月2日までに、4月から5月にIOC評価委員会が行った現地視察の結果が、投票の際に参考となる評価報告書として作成され、一般に公開される。
- 2009年10月2日に、デンマークのコペンハーゲンで開かれる第121次IOC総会で、立候補都市のある国のIOC委員と会長であるジャック・ロゲを除く、90人超のIOC委員の投票によって開催地が決定される。立候補都市のある国のIOC委員は、その立候補都市が落選した後の投票から参加できる。
[編集] 候補都市
2007年9月14日、下記の7都市が立候補したとIOCから発表された[1]。2008年6月4日、シカゴ、東京、リオデジャネイロ、マドリードが一次選考に選ばれたと発表された。一次選考前に、プラハとバクーは落選を予想されていた。ドーハは微妙とされていたが、三都市とも落選した。残った四都市は、交通・インフラ面で高い評価を受けた東京が最高評価で、順にマドリード、シカゴ、リオデジャネイロが通過した。[2]
[編集] 正式立候補都市
- 東京の動向については、東京オリンピック構想 を参照
[編集] 立候補都市
[編集] 各招致都市の開催計画
- リオデジャネイロ 開催期間は8月5日から8月21日で、半数以上の競技会場は既存。四つの会場郡に分かれ、選手のおよそ50%は選手村から10分で移動ができる。宿泊施設は市内に約5万室ある。南米初の五輪開催を目指す。
- シカゴ 開催期間は7月22日から8月7日で、国内選考会でロサンゼルス、サンフランシスコを破り、選ばれた。ミシガン湖の周辺に四つの会場群があり、91%は、選手村から15分以内で移動できる。ホテルは市街地に10万室ある。20年ぶりのアメリカでの夏季五輪開催を目指す。また、バラク・オバマ大統領の下、確立した財政保証がある。
- 東京 開催期間は7月29日から8月14日で、国内選考会で福岡市を破り、選ばれた。90%の競技会場は、半径8キロ圏内という、五輪史上最もコンパクトな計画である。また、最新の環境技術で、五輪による二酸化炭素排出量以上に削減量を多くする、カーボンマイナス計画など、多彩な計画がある。ホテルは10キロ圏内に8万室ある。政府(日本政府、及び東京都)の財政保証も得ているとして[3][4]、52年ぶりの夏季五輪開催を目指す。
- マドリード 開催期間は8月5日から8月21日で、半径12キロ以内に二つの会場群があり、大半の会場があり、7割の会場は既存会場である。2012年夏季オリンピックにも招致したが、5都市中3番目の票数で敗れた。ホテルは市内に約6万5000室ある。再開発の進む、新しいマドリードでの開催を目指す。
[編集] 各招致都市の長所
[編集] 各招致都市の課題
- リオデジャネイロ:2014年サッカーワールドカップ開催はインフラ整備の点では長所となるが、一方で、僅か2年で国際的スポーツイベントを立て続けに開催することにより財政負担が増大するという負の面が問題視されている。また、国内や周辺国の治安、一部インフラ面の問題の声が上がっている。
- シカゴ:経済危機の震源地であることから、経済面での問題の声が少なくない。自分の会社を保有していて経営が危うくなったIOC委員もいる。また、2001年に起きたアメリカ同時多発テロや2004年のイラク戦争以来、アメリカ合衆国の治安や、平和に対する姿勢から、五輪開催に疑問を持つ人もいる。また、ドーピングなどスポーツ精神に反する行為をする同国の選手も比較的多い。
- 東京:他都市に比べて地元住民の支持率が低く、IOCや報道機関の調査では5割から7割弱の支持に留まっている。また、スポーツ界で国際的な知名度を誇る「顔」がないことや、北京オリンピックから僅か8年のインターバルで再びアジアでの開催となるいう課題もある。
- マドリード:2012年ロンドンオリンピックに続いて2回連続でヨーロッパ開催となるという問題がある。また、「ETA」など武装組織が存在し、2005年に鉄道を対象としたテロ事件も発生するなど治安の問題も抱えている。
[編集] その他
- 2009年8月のIOC理事会で、2016年五輪に新種目、または復活種目として検討されている下記の種目から、2種目の採用が決定される。
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク