2011年のアメリカグランプリ (ロードレース)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アメリカ合衆国の旗   2011年のアメリカグランプリ
レース詳細
2011年のロードレース世界選手権 全18戦中第10戦
決勝日 2011年7月24日
開催地 ラグナ・セカ
開催コース 常設サーキット
3.602km
MotoGP
ポールポジション ファステストラップ
スペインの旗 ホルヘ・ロレンソ オーストラリアの旗 ケーシー・ストーナー
1:21.202 1:21.673
表彰台
1. オーストラリアの旗 ケーシー・ストーナー
2. スペインの旗 ホルヘ・ロレンソ 3. スペインの旗 ダニ・ペドロサ





2011年のアメリカグランプリは、ロードレース世界選手権2011年シーズン第10戦として、7月22日から24日までアメリカ合衆国カリフォルニア州ラグナ・セカで開催された。

概要[編集]

例年どおり最高峰MotoGPクラスのみがおこなわれ、地元AMAの選手権との併催となった。今回はそのAMA勢からベン・ボストロムLCRホンダチームからワイルドカード枠でエントリーした[1]

土曜日の予選ではポイントランキング2位のホルヘ・ロレンソがシーズン2度目となるポールポジションを獲得、2番手にはポイントリーダーのケーシー・ストーナー、3番手には前戦の勝者ダニ・ペドロサが続いた[2]プラマック・ドゥカティランディ・ド・プニエは予選中に転倒を喫し腰椎を骨折、決勝は欠場となった[3]

日曜日の決勝レース、スタートからロレンソがトップを維持していたが、僅差の2位で様子をうかがっていた[4]ストーナーが27周目にトップに立つと、1周1秒近く速いラップタイムで一気にロレンソを突き放してシーズン5勝目を挙げた。この結果ポイントランキングでは、ストーナーがロレンソに対し20ポイントとリードを広げた[5]

MotoGPクラス決勝結果[編集]

順位 No ライダー マニュファクチャラー 周回 タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 27 オーストラリアの旗 ケーシー・ストーナー ホンダ 32 43:52.545 2 25
2 1 スペインの旗 ホルヘ・ロレンソ ヤマハ 32 +5.634 1 20
3 26 スペインの旗 ダニ・ペドロサ ホンダ 32 +9.467 3 16
4 11 アメリカ合衆国の旗 ベン・スピーズ ヤマハ 32 +20.562 4 13
5 4 イタリアの旗 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ホンダ 32 +20.885 6 11
6 46 イタリアの旗 バレンティーノ・ロッシ ドゥカティ 32 +30.351 7 10
7 69 アメリカ合衆国の旗 ニッキー・ヘイデン ドゥカティ 32 +31.031 9 9
8 5 アメリカ合衆国の旗 コーリン・エドワーズ ヤマハ 32 +45.502 11 8
9 8 スペインの旗 エクトル・バルベラ ドゥカティ 32 +51.549 8 7
10 7 日本の旗 青山博一 ホンダ 32 +1:08.850 14 6
11 17 チェコの旗 カレル・アブラハム ドゥカティ 32 +1:09.132 13 5
12 65 イタリアの旗 ロリス・カピロッシ ドゥカティ 31 +1 lap 15 4
13 24 スペインの旗 トニ・エリアス ホンダ 31 +1 lap 16 3
Ret 19 スペインの旗 アルバロ・バウティスタ スズキ 13 アクシデント 12
Ret 23 アメリカ合衆国の旗 ベン・ボストロム ホンダ 8 アクシデント 17
Ret 58 イタリアの旗 マルコ・シモンチェリ ホンダ 6 アクシデント 5
Ret 35 イギリスの旗 カル・クラッチロー ヤマハ 3 アクシデント 10
DNS 14 フランスの旗 ランディ・ド・プニエ ドゥカティ 負傷

脚注[編集]

参考文献[編集]


前戦
2011年のドイツグランプリ
ロードレース世界選手権
2011年シーズン
次戦
2011年のチェコグランプリ
前回開催
2010年のアメリカグランプリ
アメリカ合衆国の旗 アメリカグランプリ 次回開催
2012年のアメリカグランプリ