2001年のJリーグ ディビジョン2
シーズン | 2001 |
---|---|
優勝 | 京都パープルサンガ |
昇格 |
京都パープルサンガ ベガルタ仙台 |
試合数 | 220 |
ゴール数 | 760 (1試合平均3.45) |
得点王 | マルコス(仙台・34得点) |
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この項目では、2001年シーズンのJリーグ ディビジョン2(J2)について述べる。
概要
前年にJFLで好成績を残した横浜FCが加盟し、12クラブによるリーグ戦を行った。
2001年シーズンのJ2のクラブ
2001年シーズンのJ2リーグのクラブは以下の通り。この内川崎フロンターレと京都パープルサンガが前シーズンのJ1リーグからの降格クラブである。
- ベガルタ仙台
- モンテディオ山形
- 水戸ホーリーホック
- 大宮アルディージャ
- 川崎フロンターレ
- 横浜FC
- 湘南ベルマーレ
- ヴァンフォーレ甲府
- アルビレックス新潟
- 京都パープルサンガ
- サガン鳥栖
- 大分トリニータ
レギュレーションの変更点
J1リーグ同様、延長戦に入った場合に限り4人までの交代が認められるようになった。
スケジュール
3月10日から11月18日にかけて、4回戦総当たりの計44節が行われた。途中、FIFAコンフェデレーションズカップが日本で開催され、スタジアムの日程調整のために5月26日の第14節から6月16日の第15節まで中断期間が置かれた。
リーグ概要
前年降格の京都パープルサンガが若手を積極的に起用し、優勝して1年でのJ1復帰をとげた。またベガルタ仙台が2位に入り、クラブにとって悲願の、また東北地方のJリーグクラブとして初のJ1昇格を果たした。43節まで2位を維持していたモンテディオ山形は、最終節で勝ち点3を得ることができず、昇格を逃した。
前年降格の川崎フロンターレは、監督交代や主力選手流出などの影響もあって、優勝・昇格争いから早々に脱落した。前年に存続問題で揺れたヴァンフォーレ甲府に続き、水戸ホーリーホックもクラブの存続が危ぶまれ、ともに下位でシーズンを終えた。
大分トリニータは本拠地に大分ビッグアイを追加。またアルビレックス新潟は実公式には新潟市陸上競技場が本拠地となっているが、新潟スタジアム(ビッグスワン)で過半数の試合を施行し事実上本拠移転となった。
順位表
順位 | クラブ名 | 勝点 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 差 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 京都パープルサンガ | 84 | 28 | 5 | 11 | 79 | 48 | +31 | J1自動昇格 |
2 | ベガルタ仙台 | 83 | 27 | 5 | 12 | 78 | 56 | +22 | J1自動昇格 |
3 | モンテディオ山形 | 80 | 27 | 6 | 11 | 61 | 39 | +22 | |
4 | アルビレックス新潟 | 78 | 26 | 4 | 14 | 79 | 47 | +32 | |
5 | 大宮アルディージャ | 78 | 26 | 6 | 12 | 73 | 43 | +30 | |
6 | 大分トリニータ | 78 | 25 | 4 | 15 | 75 | 52 | +23 | |
7 | 川崎フロンターレ | 60 | 20 | 3 | 21 | 69 | 60 | +9 | |
8 | 湘南ベルマーレ | 60 | 20 | 4 | 20 | 64 | 61 | +3 | |
9 | 横浜FC | 43 | 15 | 1 | 28 | 58 | 81 | -23 | |
10 | サガン鳥栖 | 32 | 10 | 4 | 30 | 45 | 82 | -37 | |
11 | 水戸ホーリーホック | 25 | 8 | 4 | 32 | 41 | 93 | -52 | |
12 | ヴァンフォーレ甲府 | 25 | 8 | 2 | 34 | 38 | 98 | -60 |
得点ランキング
順位 | 選手 | 得点 |
---|---|---|
1 | マルコス(仙台) | 34 |
2 | 黒部光昭(京都) | 30 |
3 | バルデス(大宮) | 21 |
黒崎久志(新潟) | 21 | |
5 | エメルソン(川崎) | 19 |
6 | 栗原圭介(湘南) | 17 |
高田保則(湘南) | 17 | |
8 | 鈴木慎吾(新潟) | 16 |
ベンチーニョ(大分) | 16 | |
10 | 氏原良二(新潟) | 15 |
吉田孝行(大分) | 15 |