2年目のジンクス
2年目のジンクス(にねんめのジンクス)とは主にプロスポーツや芸能界のジンクスの一つ。
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スポーツ[編集]
特にプロ野球の世界では1年目に新人王を獲得したり大記録などを作って大活躍したルーキーが、2年目は成績が悪化する、というもの。2年目の意味をプロ入りから2年目に限定せず、それまで平凡な成績しか収めていなかった選手が活躍した(いわゆるブレークした)翌年を含めることもある[1]。
バスケットボールを例に挙げるならばマイケル・ジョーダンはシカゴ・ブルズでNBA入りした初年度はそのシーズンの全試合で先発出場しレギュラーの座に収まるも、翌年のシーズンでは怪我で多くの試合を欠場した。
2年目のジンクスが生じる原因はいくつか挙げることができる[1]。あるシーズンにある選手が注目を集めると、その選手は取材やイベントへの参加などで多忙なシーズンオフを強いられる。その結果、疲労の回復や自主練習がままならなくなり、翌シーズンへ向けての調整に悪影響が出やすい。また、相手チームからは徹底して研究され、対策を講じられてしまう。その上、相手側の対策のため思うような結果が得られなくなると、選手側が自信を失い自滅する例もある。さらに、周囲からの注目も不調の原因となりうる。例えば、期待に応えようとして過度なトレーニングを行い、体を傷めるような場合である。
古生物学者で野球の熱狂的なファンだったS.J.グールドはこれを単なる回帰現象として説明した。[要出典]もし疲れや相手チームの研究によるものなら、(疲れや研究は絶えず蓄積されていくのだから)シーズンの後半になるに従って成績は低下傾向を示すはずであるが、必ずしもそうはなっていなかった。半年活躍する選手よりも1年を通して活躍する選手は少なく、2年続けて活躍する選手はより少なく、3年以上続けて活躍する選手はごくまれである。ある平均的な選手が好調や幸運(最も重要な幸運は故障をしないことであろう)に恵まれて一年間活躍しても、翌年も好調や幸運が続く見込みは低く、3年続く見込みはさらに低い。それ以上続けて活躍できるのは、真に優秀な選手の証だと述べている。認知心理学者のT.ギロビッチは同様にスランプや好不調の波も回帰現象として説明している。
芸能界[編集]
- 1年目で新人賞などを受賞したが、2年目は後が続かない歌手、俳優など。歌手やお笑いタレントの場合は一発屋とも呼ばれることもある。
- かつて開催されていた、日本テレビ音楽祭ではデビュー2年目の歌手に与えられる賞として「金の鳩賞」が存在した。
- ピンク・レディーが1990年に一時的に再結成をした時にレコーディングされた曲も「2年目のジンクス」というタイトルだった。
参考文献[編集]
- ^ a b カープQ&A 2年目のジンクス 中国新聞 (2011年1月29日)