19XX -THE WAR AGAINST DESTINY-

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19XX
ジャンル シューティング
対応機種 アーケード(CPS-2)
開発元 カプコン
発売元 カプコン
人数 1〜2人
稼働時期 1996年
  

19XX -THE WAR AGAINST DESTINY- 』(ナインティーンダブルエックス ザ ウォー アゲンスト デスティニー)は、1996年1月にカプコンが開発、発売したアーケードゲーム強制縦スクロールシューティングゲーム。同社ゲーム用システム基板CPシステムIIQサウンドを用いている。2008年現在、家庭用ゲーム機への移植は実現していない。

第二次世界大戦を舞台にした従来の「『1942』シリーズ」の続編にあたるが、世界設定は戦乱の続く世紀末へと変更され、また登場する兵器のほとんどもハイテク化した架空の物へと変更された。システムは従来のシリーズとは異なり『雷電』に近いスタンダードなシステムに変更された。難易度も若干低めになっている。

目次

[編集] 概要

[編集] 自機

8方向レバーと2ボタン(ショット、ボム)で自機を操作する。

自機には、性能の異なる3種類の機体を選択する事ができる。

  1. 攻守にバランスが取れたP-38ライトニング
  2. 機動力に長けるが攻撃力に欠ける震電
  3. 攻撃力に長けるが機動力に欠けるモスキート

それぞれの機体によって得意武器(強化装備)が設定されているため、武器アイテムの取捨選択もゲーム性を向上させる重要な要素の一つとなっている。

[編集] パワーアップ

原則として装備の交換のみだが、各機体特化の強化装備のみ、2段階までパワーアップする。パワーアップアイテムには武器変更のみに変化するもの、武器変更とボムに変化するものの2種類がある。

  • 4連射
初期ショットの二連装とも言える幅の広いショットを撃つ。ある程度の連射力と攻撃範囲を持つ。ライトニングの強化装備で、ショットが三連装になる。
  • スーパーシェル
貫通力があり威力にも優れる長いショットを1発撃つ。攻撃範囲は狭い。震電の強化装備で、二連装となり破壊力と攻撃判定が増す。
  • 3WAY
3方向にミサイルを射出する。連射力が高い。モスキートの強化装備で、5方向となり広範囲に攻撃出来るようになるが、連射力は低下する。
  • ボム
取ると所持ボム数が1個増加(最大5個まで。それ以上は得点)。

[編集] マーカーミサイル

いわゆる溜め撃ち。ショットボタンを長押ししてから放すことで前方にマーカーを発射し、命中した敵を一定時間ロックオンできる。ロックオン状態でショットボタンを連打すると、ロックオンした敵に向けて高威力のホーミングミサイルを発射できる。ホーミングミサイルはロックオンした敵以外の全てを貫通し、貫通した敵にもダメージを与える。またマーカーにも若干の攻撃力があるため、耐久力の低い敵などは貫通してしまいロックオンできない。だがこの貫通することを利用し編隊を一掃したり、破壊可能な敵弾を消すテクニックが存在する。それらにより後述のヴァリアブルボムと相まって難易度の低下に拍車をかけている。

機体によってホーミングミサイルを発射する方向が異なる。

  • ライトニング
機体正面から前方へ発射する。
  • 震電
機体下部から後方へ発射し、機体2機分ほど後方から全方向へとホーミングする。
  • モスキート
機体両翼端から左右へ発射する。

マーカー、マーカーミサイルに弾数制限はなく溜め時間も短い。使用することで自機の発射する弾数、攻撃範囲ともに増大するがデメリットは何もないので、必殺系の技というよりも常用して攻略するゲームバランスになっている。

[編集] ヴァリアブルボム

ボムの溜め撃ち。ボムボタンを押すと自機周囲に衝撃波を展開し、画面内のザコと敵弾を一掃。同時に画面下にレベルゲージが出現する。ボムボタンを押しっ放しにすることで、最大レベル3までゲージが溜まる。ボムボタンを離すかゲージが最大まで溜まると、ボムが炸裂する。破壊力はレベルの大きさに比例する。実質上、ボム1個で2度敵弾を消すことが出来、これがゲームの難易度を押し下げる要素となっている。

  • レベル1
画面後方から絨毯爆撃が展開される。瞬時にザコ敵を一掃し、弾も全て消し去るため緊急回避に向いている。
  • レベル2
自分の正面前方に集中爆撃を行う。一点集中型の破壊力重視の攻撃となる。一般的なシューティングゲームのボムと考えればよい。
  • レベル3
画面全体が振動するほどの爆風が炸裂する。画面内の全ての敵に大ダメージを与え、全ての敵弾を消し去る。対ボス戦で非常に有効な攻撃である。

レベルによって性能が異なるが、基本的に溜める時間が長い程使い勝手と破壊力が増す。そのため特に対ボス戦では、緊急回避で使用した場合も慌ててボムボタンを放さず、出来るだけレベル3まで溜めることが望ましい。

[編集] 得点ボーナス

攻撃目標を撃墜してステージをクリアした際にはボーナス点が加算される。

攻撃目標を破壊した際の所要時間によって6段階(S~E)にランク付けされ、これに応じて手に入る得点が面クリア時のボーナスの基本点となる。また、ステージ道中に出現する敵の撃墜率に応じて1~5段階の階級昇進が行われる。階級は下から順に、
新兵→兵卒→上等兵→伍長→軍曹→三等曹長→二等曹長→一等曹長→特務曹長→候補生→
准尉補佐→下級准尉→上級准尉→下級少尉→少尉→上級少尉→中尉→大尉→少佐→中佐→
特務中佐→上級中佐→大佐→特務大佐→上級大佐→准将→少将→中将→大将→元帥
の30段階であり、ステージで手に入れた勲章、所有しているボムの数にそれぞれ得点をかけたものが基本点に加算され、これに階級のレベルを掛けた物が最終的なボーナスとしてスコアに加算される。また、エクステンド(1UP)はステージクリア時の階級の上昇によって行われる。

Sランク時の得点はAランクの5倍に及び、Sランクを獲得するには極めて素早い破壊が求められる。各面とも撃墜率100%を狙うことを難しくする配置が敷かれており、ステージ随所に隠された勲章や、隠し条件を満たすことで勲章が多く出現するなど、得点稼ぎは奥深い。また、得点稼ぎをすることで難易度が向上するつくりになっており、初心者は強力なボムを多用することで比較的容易に先の面まで進め、上級者であればボムを極力使用せずに得点を稼ぐプレイを行えるなど、幅広いプレイヤーが楽しめるような高度な設計がされている。

[編集] ステージ紹介

ボスは攻撃目標と称す。()内は海外版の名称。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] MISSION 1

場所はサモアキリバス等の太平洋上。

攻撃目標:超爆撃機「亜也虎改」(AYAKO SPECIAL)
  • DATA:全長57m 重量68t 乗員8名
    • E.J.リッケンバウァー博士開発・ジョージ・シモムラ中尉操縦

亜也虎という爆撃機は19シリーズに何回も登場するが、実在しない。戦闘開始直前に超高度からパラシュート戦車を降下させる。

また、MISSION 5では輸送中に、MISSION 7では主翼を腕のように変形させる新兵器の試作機として登場する。他にもMISSION 3、MISSION 5のステージ道中で、パラシュート戦車を降下させる役割を担っている。(画面上を通り過ぎる機影の形からして、亜也虎改と同型の爆撃機と推定される)

木製布貼りのためか装甲面に問題点があり、他のボスと比較すると弱い。従属機としてロケット戦闘機『コメート』がいる。

[編集] MISSION 2

場所は紅海の海上。

攻撃目標:超巨大戦艦「雷鳴」(RAIMEI)
  • DATA:全長246m 重量6000t 乗員200名

砲塔の位置から推測すると戦艦大和を基に開発されたらしい。

[編集] MISSION 3

場所は中央アフリカの密林地帯。

攻撃目標:軌道工兵「カルベルトワーゲン」(KARBERT ARMOR)
  • DATA:巨大戦車全長32m 重量116t 乗員9名

超巨大戦車ラーテがモデルと思われる中央部、チェーンで繋がれレール上を走行する牽引砲台、後部大型砲台の構成。中央部が破壊されても後部大型砲台部が残っていれば、攻撃可能。

『軌道工兵』の二つ名の通り、本来は戦闘用ではなく、後部の鉄鋼ローラーを圧延切断して、レールを敷く工作列車である。既に旧式であり、MISSION 5のボス・サンチョペドロの専属車として配備される予定だったという裏設定がある。

[編集] MISSION 4

場所はグリーンランドアイスランド付近にあるデンマーク海峡付近海上。流氷がステージ一帯に漂流している。

攻撃目標:要塞潜「グランツ」(GRANTZ)
  • DATA:全長70m 重量350t 乗員27名

この付近の海域における活動が確認されている大型の潜水戦艦。

青く塗装された部分は移動偵察用のせいか、武装が少ない。ある程度ダメージを与えると上下反転し、赤く塗装された攻撃用に変わる。この時、エネルギーボールや、サテライト、ミサイルが主な攻撃となる。ディーゼル燃料を動力としているため、潜行可能時間は短い。

また、このステージではXF-5U フライングパンケーキや、自律型武装付攻撃ミサイルが初登場する。

[編集] MISSION 5

場所はフランスの要塞都市。城壁の中には広大な軍需工業地帯が広がる。

攻撃目標:戦略汽動車「サンチョペドロ」(SANCHO PEDRO)
  • DATA:全長71m 重量360t 乗員38名

超大型の装甲機関車。様々な支援車両と合体することで、戦闘力を高めることができる。LEVEL 1(通常形態)、LEVEL 2(重武装形態)、LEVEL 3(超高機動光学兵器搭載形態)の3形態がある。

重武装形態になると巨大ガトリング砲と弾薬運搬車ベルゲカールによる猛烈な弾幕、超高機動光学兵器搭載形態となるとロケットブースター付車両と最新鋭レーザー兵器が襲い掛かる。

[編集] MISSION 6

場所は大西洋中央海溝上。

攻撃目標:大艦巨砲「アウターリミッツ」(OUTERLIMITS)
  • DATA:全長1500m 重量12000t 乗員82名

超弩級の双胴型空母。空母自体が一つのステージになっており、攻撃目標は中央部の艦橋部分。

艦橋は強襲4足歩行型機動兵器となっており、ある程度なら移動可能である。また、最終兵器として核ミサイルも内蔵されている。

[編集] MISSION 7

MISSION 6の続きとなっており、場所は大西洋上空15000m。

攻撃目標:高々度亜音速戦斗機「F・ブラッカー」(F.BLACKR){ステージ開始時に表示されない。}
  • 全長不明 重量不明 乗員1名

各ステージに登場し、プレイヤーにたびたび襲い掛かる謎の黒い戦闘機だが、巨大ステルス型の支援ユニット「ブラックノイズ」(BLACK NOISE)と合体し猛攻撃を仕掛けてくる。支援ユニットの両翼を破壊すると、F・ブラッカーは合体した中央部分のみを残して支援ユニットから切り離し、超高空に移動しながら最後の攻撃を開始してくる。

こうしてプレイヤーはようやく決着を付けることができる。

[編集] カプコン19シリーズ

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