1994年のJリーグカップ

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1994 Jリーグカップ
Jリーグヤマザキナビスコカップ
開催国 日本の旗 日本
開催期間 1994年7月27日 - 8月6日
参加チーム数 14
優勝 ヴェルディ川崎
準優勝 ジュビロ磐田
試合総数 13
ゴール数 38 (1試合平均 2.92点)
観客動員数 218,261 (1試合平均 16,789人)
得点王 ビスマルク(V川崎・6得点)
最優秀選手 ビスマルク(川崎)
1993
1996
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1994年Jリーグカップ7月27日から8月6日の日程で行われた大会である。

概要[編集]

ヤマザキナビスコを冠スポンサーとしてJリーグヤマザキナビスコカップの名称で開催された。

リーグ戦の第1ステージ(サントリーシリーズ)と、第2ステージ(日本信販・NICOSシリーズ)の間の約2週間に全試合がノックアウトトーナメントとして開催され、以後を含めたJリーグカップの中でも試合数・試合期間とも最少の大会となった。

優勝はヴェルディ川崎で、第1回大会(1992年)から3連覇達成。

翌1995年はリーグ戦の過密日程の余波を受ける形でJリーグカップが開催されず、次回大会は1996年となった。

レギュレーション[編集]

1994年のJリーグカップのレギュレーションは以下の通りである。

  • 参加クラブはJリーグの12クラブと、JFL所属のJリーグ準会員のうち柏レイソルセレッソ大阪の2クラブを含めた計14クラブ。
    • 準会員は他に京都パープルサンガ鳥栖フューチャーズがあったが、この2クラブは前年11月の準会員申請時に法人化・スタジアム整備などの問題点があったため保留扱いとなり、当大会への出場ができなかった。
  • 全試合が1回戦制のノックアウトトーナメントで行われた。
  • 準決勝までの試合は、90分で決着がつかなかった場合はVゴール方式の延長戦を行い、それでも決着がつかなかった場合はPK戦での決着をつけることとなった。
  • 決勝戦は、90分で決着がつかなかった場合はフルタイムの延長戦(Vゴール方式ではない)を行い、それでも決着がつかなかった場合にPK戦を行う。

試合結果[編集]

トーナメント表[編集]

 
1回戦2回戦準決勝決勝
 
              
 
 
 
 
7月30日
 
 
ヴェルディ川崎1
 
7月27日
 
ジェフユナイテッド市原0
 
名古屋グランパスエイト1
 
8月3日
 
ジェフユナイテッド市原3
 
ヴェルディ川崎7
 
7月27日
 
ガンバ大阪1
 
ガンバ大阪2
 
7月30日
 
サンフレッチェ広島1
 
ガンバ大阪3
 
7月27日
 
浦和レッズ0
 
鹿島アントラーズ1
 
8月6日
 
浦和レッズ2
 
ヴェルディ川崎2
 
 
ジュビロ磐田0
 
 
7月30日
 
 
清水エスパルス1
 
7月27日
 
横浜マリノス3
 
柏レイソル1
 
8月3日
 
横浜マリノス2
 
横浜マリノス0
 
7月27日
 
ジュビロ磐田1
 
横浜フリューゲルス1
 
7月30日
 
セレッソ大阪0
 
横浜フリューゲルス0
 
7月27日
 
ジュビロ磐田2
 
ジュビロ磐田2
 
 
ベルマーレ平塚1
 

1回戦[編集]

2回戦[編集]

準決勝[編集]

1994年8月3日 ヴェルディ川崎 7 - 1 ガンバ大阪 瑞穂公園陸上競技場  
19:01 ビスマルク 12分にゴール 12分31分35分52分
ベンチーニョ 16分にゴール 16分
北澤豪 71分にゴール 71分
武田修宏 89分にゴール 89分
公式記録 フラビオ 75分にゴール 75分 観客数: 18,792人
主審: 岡田正義

決勝[編集]

テレビ中継

表彰[編集]

得点ランキング[編集]

順位 選手 得点
1 ブラジルの旗 ビスマルク (V川崎) 6
2 イタリアの旗 スキラッチ(磐田) 5
3 ブラジルの旗 フラビオ(G大阪) 3
4 ブラジルの旗 ベンチーニョ(V川崎) 2
日本の旗 小村徳男(横浜M)

出典:J. League Data Site

関連項目[編集]