1991 BA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 1991 BA | |
|---|---|
| 仮符号・別名 | 1991 BA |
| 分類 | 地球近傍小惑星 流星物質 |
| 軌道の種類 | アポロ群[1] (金星横断 地球横断 火星横断) |
| 発見 | |
| 発見日 | 1991年1月18日 |
| 発見者 | スペースウォッチ |
| 軌道要素と性質 元期:1991年1月18日 (JD 2,448,274.5) |
|
| 軌道長半径 (a) | 2.188 AU |
| 近日点距離 (q) | 0.715 AU |
| 遠日点距離 (Q) | 3.660 AU |
| 離心率 (e) | 0.673 |
| 公転周期 (P) | 3.24 年 |
| 軌道傾斜角 (i) | 1.94 度 |
| 近日点引数 (ω) | 70.69 度 |
| 昇交点黄経 (Ω) | 118.88 度 |
| 平均近点角 (M) | 346.82 度 |
| 物理的性質 | |
| 直径 | 6 m[2] |
| 質量 | 3.5×105 kg[2] |
| 絶対等級 (H) | 28.667 |
| 衝突のリスク[2] | |
| トリノスケール | 0 |
| パレルモ スケール |
最大:-7.15 累計:-7.08 |
| 衝突確率 | 9.8×10−7[2] |
| 衝突速度 | 21.40 km/s[2] |
| 衝突エネルギー | 19 キロトン (8.0×1013 J) |
| ■Project ■Template | |
1991 BA は、アポロ群に属する地球近傍天体の1つである。
目次 |
概要 [編集]
アリゾナ大学のスペースウォッチプロジェクトによって、1991年1月18日の協定世界時 (UTC) 5時25分頃に発見された[2]。絶対等級は28.7等級しかなく、直径約6m、質量約350トンと推定されている微小な小惑星もしくは流星物質である[2]。発見時は最も小さな天体であった。近日点がほぼ金星の軌道に接する、離心率0.67のかなりゆがんだ楕円軌道を約3.24年で公転している。
地球への接近 [編集]
1991年1月18日、発見から約半日後の17時18分に、1991 BA は地球に最接近した。この時の距離は16万1700km (0.001124AU) で、月軌道の内側まで入り込んでいた。また、約4時間後の21時40分頃には月に最接近し、その距離は42万3500km (0.002831AU) だった[1]。
衝突のリスク [編集]
1991 BA は、発見当日の1991年1月18日にたった7回観測されただけであり、軌道を正確に定めるには観測データが揃っていないが、21世紀中に少なくとも9回地球に接近し、そのうち2023年1月18日には 5.1×10−7(約196万分の1)の確率で地球に衝突する可能性がある[2]。
仮に衝突した場合、地球との相対速度は秒速21.40kmで、約80兆ジュールという、広島型原爆と長崎型原爆の間ぐらいのエネルギーを放出すると計算されている。しかし、直径が約6mという微小な天体であるため、仮に大気圏に突入した場合、途中で蒸発してしまうだろうとも考えられている。このような衝突は1年に1回程度の割合でおきていると考えられている[2]。