1984年のNFL

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1984年のNFL
レギュラーシーズン
日程 1984年9月2日 - 1984年12月17日
プレイオフ
開幕日 1984年12月23日
AFC優勝 マイアミ・ドルフィンズ
NFC優勝 サンフランシスコ・49ers
第19回スーパーボウル
開催日 1985年1月20日
開催都市 カリフォルニア州スタンフォード
スタジアム スタンフォード・スタジアム
チャンピオン サンフランシスコ・49ers
プロボウル
開催日 1985年1月27日
開催都市 ハワイ州ホノルル
スタジアム アロハ・スタジアム
NFLシーズン
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1984年のNFL1984年9月2日NFL65回目のレギュラーシーズンが開幕し、1985年1月20日カリフォルニア州スタンフォードで開催された第19回スーパーボウルを経て、1月27日ハワイ州ホノルルでプロボウルが開催されてシーズンが終了した。

ルール変更

  • ラインバッカーが90番台の背番号を付けられるようになった。
  • キックオフやオンサイドキックがアウトオブバウンズになった場合、5ヤード罰退して蹴り直しになるが、2回目以降のキックがアウトオブバウンズになった場合、レシービングチームはアウトオブバウンズになった地点のボールポジションを選択できるようになった。
  • フィールドゴールに対して飛び込みによるブロックはスクリメージラインにセットした選手にしか認められなくなった。
  • キッカーやホールダーへのラフプレーにアンスポーツマンライクコンダクトの反則が適用できるようになった。
  • アンスポーツマンライクコンダクトがセレブレーション等の過剰な引き延ばし行為に対しても適用されるようになった。

日程

レギュラーシーズン

各チーム16試合の対戦相手は、以下のルールに従って、前年の成績に基づいて決定された。

  • 4チーム所属地区
  • 同地区(6試合)
  • 同カンファレンス他地区(6試合)
  • 他カンファレンス(4試合)
  • 5チーム所属地区(1~4位)
  • 同地区(8試合)
  • 同カンファレンス他地区(4試合)
  • 他カンファレンス(4試合)
  • 5チーム所属地区(5位)
  • 同地区(8試合)
  • 同カンファレンス他地区(6試合)
  • 他カンファレンス(2試合)

この年の対戦ルールは以下のようである。

   同カンファレンス他地区(AFC)
1位 vs. 1位+4位
2位 vs. 2位+3位
3位 vs. 3位+2位
4位 vs. 4位+1位
中地区1~4位 vs. 東・西地区5位
5位 vs. 5位×2+中地区1~4位

   同カンファレンス他地区(NFC)
1位 vs. 1位+4位
2位 vs. 2位+3位
3位 vs. 3位+2位
4位 vs. 4位+1位
西地区1~4位 vs. 東・中地区5位
5位 vs. 5位×2+西地区1~4位

   他カンファレンス
AFC東地区1位~4位 vs. NFC東地区1位~4位
AFC中地区1位~4位 vs. NFC西地区1位~4位
AFC西地区1位~4位 vs. NFC中地区1位~4位
AFC東・西地区5位 vs. NFC東・中地区5位

(例)前年王者レイダーズの対戦相手
AFC NFC
前年 西地区 中地区 東地区 西地区 中地区 東地区
1位 レイダーズ スティーラーズ ドルフィンズ 49ERS ライオンズ レッドスキンズ
2位 シーホークス ブラウンズ ペイトリオッツ ラムズ パッカーズ カウボーイズ
3位 ブロンコス ベンガルズ ビルズ セインツ ベアーズ カージナルス
4位 チャージャーズ オイラーズ コルツ ファルコンズ バイキングス イーグルス
5位 チーフス ジェッツ バッカニアーズ ジャイアンツ

 :1度対戦  :2度対戦

レギュラーシーズン順位表

  • 背景色が緑のチームはプレイオフ進出チーム
  • 括弧内はプレイオフシード順
AFC東地区
チーム 勝率 得点 失点
(1) マイアミ・ドルフィンズ 14 2 0 .875 513 298
ニューイングランド・ペイトリオッツ 9 7 0 .563 362 352
ニューヨーク・ジェッツ 7 9 0 .438 332 364
インディアナポリス・コルツ 4 12 0 .250 239 414
バッファロー・ビルズ 2 14 0 .125 250 454
AFC中地区
チーム 勝率 得点 失点
(3) ピッツバーグ・スティーラーズ 9 7 0 .563 387 310
シンシナティ・ベンガルズ 8 8 0 .500 339 339
クリーブランド・ブラウンズ 5 11 0 .313 250 297
ヒューストン・オイラーズ 3 13 0 .188 240 437
AFC西地区
チーム 勝率 得点 失点
(2) デンバー・ブロンコス 13 3 0 .813 353 241
(4) シアトル・シーホークス 12 4 0 .750 418 282
(5) ロサンゼルス・レイダーズ 11 5 0 .688 368 278
カンザスシティ・チーフス 8 8 0 .500 314 324
サンディエゴ・チャージャーズ 7 9 0 .438 394 413
NFC東地区
チーム 勝率 得点 失点
(2) ワシントン・レッドスキンズ 11 5 0 .688 426 310
(5) ニューヨーク・ジャイアンツ 9 7 0 .563 299 301
セントルイス・カージナルス 9 7 0 .563 423 345
ダラス・カウボーイズ 9 7 0 .563 308 308
フィラデルフィア・イーグルス 6 9 1 .406 278 320
NFC中地区
チーム 勝率 得点 失点
(3) シカゴ・ベアーズ 10 6 0 .625 325 248
グリーンベイ・パッカーズ 8 8 0 .500 390 309
タンパベイ・バッカニアーズ 6 10 0 .375 335 380
デトロイト・ライオンズ 4 11 1 .281 283 408
ミネソタ・バイキングス 3 13 0 .188 276 484
NFC西地区
チーム 勝率 得点 失点
(1) サンフランシスコ・49ers 15 1 0 .938 475 227
(4) ロサンゼルス・ラムズ 10 6 0 .625 346 316
ニューオーリンズ・セインツ 7 9 0 .438 298 361
アトランタ・ファルコンズ 4 12 0 .250 281 382


プレイオフ

トーナメント表

                                   
ディヴィジョナルプレイオフ
    12月30日
マイルハイ・スタジアム
       
AFC ワイルドカード AFCチャンピオンシップ
 3  スティーラーズ  24
12月22日
キングドーム
    1月6日
マイアミ・オレンジボウル
 2  ブロンコス  17  
 5  レイダーズ  7  3  スティーラーズ  28
12月29日
マイアミ・オレンジボウル
 4  シーホークス  13      1  ドルフィンズ  45   第-1965回スーパーボウル
 4  シーホークス  10
    1月20日
スタンフォード・スタジアム
 1  ドルフィンズ  31  
 A1  ドルフィンズ  16
12月30日
RFKスタジアム
NFC ワイルドカード NFCチャンピオンシップ    N1  49ers  38
 3  ベアーズ  23
12月23日
アナハイム・スタジアム
    1月6日
キャンドルスティック・パーク
 2  レッドスキンズ  19  
 5  ジャイアンツ  16  3  ベアーズ  0
12月29日
キャンドルスティック・パーク
 4  ラムズ  13      1  49ers  23  
 5  ジャイアンツ  10
   
 1  49ers  21  
  • ディヴィジョナルプレイオフの試合は、同地区のチームが対戦しないように組まれている。
  • チーム名の左の数字はシード順。
  • スーパーボウル開催地は事前にオーナー会議で決定。
  • チーム名の左の数字は、レギュラーシーズンの結果に基づいて決定されたシード順。


受賞者

受賞者 ポジション チーム
スーパーボウルMVP ジョー・モンタナ QB サンフランシスコ・49ers
MVP ダン・マリーノ QB マイアミ・ドルフィンズ
最優秀攻撃選手 ダン・マリーノ QB マイアミ・ドルフィンズ
最優秀守備選手 ケニー・イーズリー S シアトル・シーホークス
最優秀コーチ チャック・ノックス ヘッドコーチ シアトル・シーホークス
最優秀新人攻撃選手 ルイス・リップス WR ピッツバーグ・スティーラーズ
最優秀新人守備選手 ビル・マース DT カンザスシティ・チーフス

脚注