1927 LA

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1927 LA
仮符号・別名 J27L00A[1]
見かけの等級 (mv) 13.7[1]
分類 小惑星
軌道の種類 3.2auから4.6au[2]
発見
発見日 1927年6月1日[1]
発見者 ケーニッヒシュトゥール天文台[1]
軌道要素と性質
元期:JD 2425051.5 (1927年6月20日)[2]
軌道長半径 (a) 3.3451789 AU[2]
近日点距離 (q) 2.2275141 AU[2]
遠日点距離 (Q) 4.4628438 AU[2]
離心率 (e) 0.33411213[2]
公転周期 (P) 2234.7 日
(6.12 年)[2]
軌道傾斜角 (i) 17.63371 度[2]
近日点引数 (ω) 341.03655 度[2]
昇交点黄経 (Ω) 191.72406 度[2]
平均近点角 (M) 45.70942 度[2]
EMoid 1.19218 AU[要出典]
前回近日点通過 JED 2455946 ± 112
(2012年1月19日)[要出典]
次回近日点通過 JED 2458158 ± 224
(2018年2月8日)[要出典]
物理的性質
絶対等級 (H) 11.0[2]
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1927 LA とは、小惑星帯にある小惑星の1つ[1][2]

発見[編集]

1927 LA は、協定世界時1927年6月1日23時11分頃にケーニッヒシュトゥール天文台で発見された小惑星である。発見時の明るさは13.7等級であった。しかし、同天文台でなされた6月20日7月5日の観測を最後に、1927 LA は行方不明となってしまった[1]。1927 LA と同一と考えられている観測結果は2019年時点でもなお見つかっていない。これは、仮符号が付与されている中では、最も古い年代の数値が使われている小惑星である[1]。次いで古いのは1937年2月10日に発見され3月13日を最後に行方不明となっている 1937 CK までない[3]

軌道の性質[編集]

1927 LA の軌道長半径は3.34AUと、小惑星帯の中でも外側を公転する小惑星であるが、軌道離心率が0.334もある楕円軌道であるため、近日点距離は2.23AU、遠日点距離は4.46AUに達する。1927 LA はこの軌道をほぼ6年かけて公転していると考えられている[2]

出典[編集]

関連項目[編集]

  • (4596) 1981 QB - 名称が与えられていない中では最も小惑星番号の若い小惑星。2021年までは(3708) 1974 FV1(Socus)が最も小惑星番号が若い未命名の小惑星であった