13日の金曜日 (映画)

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13日の金曜日』(じゅうさんにちのきんようび, Friday the 13th)は、アメリカ合衆国製作のホラー映画1980年公開。監督・製作はショーン・S・カニンガム。脚本はヴィクター・ミラー。この項では第1作をはじめ、「13日の金曜日」シリーズについて記述している。

目次

[編集] 概要

代表的なスプラッター映画である本作は、1980年に第1作が公開され、最も人気のあるホラー映画の一つとなり、2004年までに11の続編が作られている。これらの作品の多くは、殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズ(Jason Voorhees)が主人公となっている。

同じホラー映画である『ハロウィン』や『エルム街の悪夢』と並べて評価される事が多く、ジェイソンは『ハロウィン』の殺人鬼ブギーマンや『エルム街の悪夢』の殺人鬼フレディ・クルーガーとは別の恐怖を与える存在である事が、比較される要因のひとつとなっていると思われる。

第1作から第5作までは、ジェイソンは異形の怪人ながら、若干人間らしさも持ち合わせていた。残酷描写もさることながら、ジェイソンによって飾られた死体が突然現れたり、殺人鬼の迫り来る恐怖を煽らせる光景、主人公側の機転による反撃などが描かれ、単なるスプラッターではない面白さを兼ね備えていた。しかし第6作の落雷による復活以降は、何をしても死なない怪物のパワーが描かれるようになり、作品としては荒唐無稽なものとなっている。第8作『ジェイソンN.Y.へ』ではジェイソン自体のキャラクター性が変化し、川で溺れた少年の恨みとも取れる描写がされている。

さらに第9作ではジェイソンは悪魔のような存在であり、本体は人間の体に憑依しており、体内に子犬のような形状をした皮膚の爛れた怪物も入っているという設定になった。

最新作はマイケル・ベイ製作、マーカス・ニスペル監督によるリメイク版で、2009年2月13日に世界同時公開。

[編集] シリーズのあらすじ

[編集] PART1

1957年の13日の金曜日。ニュージャージー州ブレアーズタウンのクリスタルレイク付近のキャンプにて、一人の少年が溺れて消息不明になった。
それから数年の間、クリスタルレイクのキャンプ場にて奇怪な事件が多発し、遂にはキャンプ指導員の男女二人が何者かに殺害された事件が発生。キャンプ場は閉鎖せざるを得なくなったのだった。
さらに数年経った1980年。殺人事件の起こったクリスタルレイクのキャンプ場が再開され、数人の指導員候補生達がキャンプ場に訪れる。しかしそれは、新たなる惨劇の幕開けに過ぎなかった。

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[編集] PART2

1980年にて、クリスタルレイクで起こった数々の悲劇の真犯人が殺害されてから2ヵ月後。真犯人が最後に引き起こした惨劇をただ一人生き延びた被害者アリスが、大量の血痕を残し、自宅から姿を消した。
数年後の1985年、再びクリスタルレイクのキャンプ場に、指導員候補生の若者達が訪れた。キャンプ場に訪れたその夜、指導員のリーダーが、クリスタルレイクにまつわる怪奇伝説を物語る。しかし話が終わり解散になった後、怪奇伝説に出てきたジェイソンが本当に現れ、次々と指導員達を殺害し始める。

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[編集] PART3

3D作品として公開されたため、カメラへ物を向ける演出が多用されている。
前回の惨劇の翌日。ジェイソンの引き起こした猟奇的殺人事件の全容がニュースで語られる中、ブレアーズタウンのクリスタルレイク付近にあるカフェを営む夫妻が何者かによって殺害される。
そのまた翌日。クリスタルレイク付近の、前回の惨劇の起きたキャンプ場とは異なる別のキャンプ場に、数人の高校生達が訪れる。メンバーの一人であるクリスは、以前クリスタルレイク付近で自分を襲った異形な顔の怪人の悪夢に苛まれていた。
だが若者達は気付いていなかった。訪れたキャンプ場の納屋の中に、前回の惨劇より生き延びていたジェイソンが隠れ潜んでいた事に…。

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[編集] PART4:完結編

前回の惨劇が終わった日の夜。大規模な数のパトカーや救急車のランプが、クリスタルレイクのキャンプ場の夜を照らしていた。警察と救急隊員によって、ジェイソンに殺された高校生やバイカー達の死体が回収され、その中には事件の首謀者であり、生き残った被害者に頭部へ斧を叩き込まれたジェイソンの死体も含まれていた。
だが、死体安置所に運ばれたジェイソンの死体が突如動き出し、検視員や看護婦を殺害。蘇生したジェイソンはクリスタルレイクに戻り、ヒッチハイカーや、また別のキャンプ場に訪れていた若者達、そしてキャンプ場付近の小屋で暮らす特殊メイクの才能を持った少年、トミー・ジャービスの一家に襲い掛かる。

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[編集] PART5:新・13日の金曜日

約一週間で、3度にもわたって起こったジェイソン・ボーヒーズの連続殺人事件は、トミー・ジャービス少年がジェイソンを葬った事によって、ようやく幕が降ろされた。
しかし数年後、母親をジェイソンに殺され、共に生き延びた姉・トリッシュとも引き離されたトミーは、ジェイソンに襲われた経験がトラウマとなり、18歳になってもその悪夢から逃れられずにおり、精神病院を転々としていた。
そんな中、森の中にある精神病院で暮らす事になったトミーだが、病院にて、自分と同じく精神病院で暮らしていた者同士による殺人事件が発生。その翌日に病院付近にて、死んだはずであるジェイソンの犯行と思われる猟奇的殺人事件が発生し始める。

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[編集] PART6:ジェイソンは生きていた!

PART4の殺人事件から数年後、未だにジェイソンの悪夢に苛まれていたトミーはある日、友人のバズと共に『フォレストグリーン』へと名を変えたクリスタルレイクへと戻り、ジェイソンの埋まっている墓地に訪れる。悪夢と完全に決別すべく、トミーはジェイソンの遺体を掘り起こし、火葬にしようと考えていた。
蛆がわき、もはや腐敗した状態となっているジェイソンの死体が入った棺桶を開けるトミーは、ジェイソンを火葬すべくガソリンに手を掛けようとするが、突如落雷が起こり、ジェイソンに刺さった鉄の避雷針となって、ジェイソンの全身に大量の高圧電流が流れる。なんと、ジェイソンは生き返ってしまい、次々と周囲にいる人間を殺害し始める。

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[編集] PART7:新たなる恐怖

クリスタルレイク付近で暮らす少女・ティナは、生まれつき超能力を備えた少女であったが、両親が夫婦喧嘩をした日の夜、ティナは家を飛び出してしまい、誤って追いかけて来た父親を超能力で湖の底へと沈めてしまう。
それから数年後、クリスタルレイクへ戻ってきたティナは、父親を生き返らせようと、父親の沈んだ湖に向かって念力を放つ。しかし出てきたのはティナの父親ではなく、かつての殺人事件の最後に、湖へと沈められ死んだと思われていた殺人鬼・ジェイソンであった。次々とキャンプ場に訪れた若者達を殺害していくジェイソンに、ティナは自らの超能力を駆使して立ち向かう。

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[編集] PART8:ジェイソンN.Y.へ

前作の殺人事件から数年後。再度クリスタルレイクの底へと沈められたジェイソンであったが、ジェイソンの身体にキャンプに訪れていたアベックの使用しているクルーザーが切断した電気ケーブルに感電して、ジェイソンは三度目の復活を果たしてしまう。クルーザーの若者達を殺害して、ホッケーマスクを奪い取ったジェイソンは、今度はニューヨークへ向かおうとしている船に乗り込み、乗客達を次々と殺害。生き残った数人の乗客達は、ボートで脱出し、ようやくニューヨークへとたどり着く。
しかし、ジェイソンもまた彼らの後を追い、ニューヨークに乗り込んでいた。

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[編集] PART9:ジェイソンの命日

ニューラインシネマが製作する「13日の金曜日」シリーズの完結編。
ニューヨークにて繰り広げられたジェイソンの殺人事件から数年後。クリスタルレイクに一人で訪れていた女性の泊まるコテージ内で、突如停電が発生し、女性の目の前にジェイソンが現れ、女性に襲い掛かる。しかし、ジェイソンが女性を追い詰めた時、突如照明が照らされ、特殊部隊の兵士達が現れる。女性は、ジェイソンをおびき寄せる為の罠であり、特殊部隊に集中砲火を受けたジェイソンは、とどめの迫撃砲によって遂に木っ端微塵に吹き飛ぶ。
何度も蘇生するジェイソンの生態を調べるべく、研究所にジェイソンの肉塊が運ばれるが、なんとジェイソンの心臓だけはまだ活動を停止していなかったのであった。そして他人の体に入り一時的な復活を遂げ、無差別な殺人を繰り返す。

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[編集] PART10:ジェイソンX

近未来、100人以上を殺害したジェイソンは研究所にいた。尋問の最中自力で脱出したジェイソンは、一人の女性化学者に冷凍状態にされる。時は経ち荒廃した地球にやってきた調査隊は、冷凍状態のジェイソンを発見し宇宙船に連れて行ってしまう。蘇生したジェイソンは船の中で殺戮を開始する。

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[編集] リメイク

1980年13日の金曜日。クリスタルレイクで発生した一連の殺人事件の犯人パメラが生存者に返り討ちにされる。時は立ちクリスタルレイクに休暇をエンジョイしに来た大学生ジェナは、行方不明の妹を探しに来た男性と遭遇する。そんな中謎の殺人鬼にジェナの友人たちが次々に血祭りにあげられる。それがパメラの息子であるジェイソンの成長した姿なのか?

[編集] シリーズ

  • 13日の金曜日 Friday the 13th 1980年
  • 13日の金曜日 PART2 Friday the 13th Part 2 1981年
  • 13日の金曜日 PART3 Friday the 13th Part 3 1983年
  • 13日の金曜日 完結編 Friday the 13th : The Final Chapter 1984年
  • 新・13日の金曜日Friday the 13th Part V : A New Beginning 1985年
  • 13日の金曜日 PART6 ジェイソンは生きていた! Friday the 13th Part VI : Jason Lives 1986年
  • 13日の金曜日 PART7 新しい恐怖 Friday the 13th Part VII : The New Blood 1988年
  • 13日の金曜日 PART8 ジェイソンN.Y.へ Friday the 13th Part VIII : Jason Takes Manhattan 1989年
  • 13日の金曜日 ジェイソンの命日 Jason Goes to Hell : The Final Friday 1993年
  • ジェイソンX13日の金曜日 Jason X 2001年

[編集] パロディ・関連作品(タイトルパロディ含む)

また、ジェイソンのその特徴的な容姿とその名前、映画タイトルの『13日の金曜日』は、他の作品においてもパロディ化されたり、タイトルに転用されることも多い。

[編集] 映画

[編集] その他

[編集] 関連項目