12cmルフトミーネンヴェルファーM16

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12 cm Luftminenwerfer M 16
ハンガリーの陸軍博物館に展示されている12 cm Luftminenwerfer M. 16
種類 中迫撃砲
原開発国 オーストリア=ハンガリー帝国
運用史
配備期間 1915-1918
配備先 オーストリア=ハンガリー帝国
関連戦争・紛争 第一次世界大戦
開発史
開発者 Austria Metal Works
開発期間 1914-5
製造期間 1915-8
製造数 930+
派生型 M 16a
諸元
重量 240kg
要員数 3

砲弾 5kg
口径 120 mm
旋回角
最大射程 800m
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12cmルフトミーネンヴェルファーM16(12cm Luftminenwerfer M16)とは第一次世界大戦でオーストリア=ハンガリー帝国が使用した迫撃砲である。ルフト(Luft)とは空気のことで、火薬を使わずに圧縮空気の力で砲弾を飛ばす砲である。 圧縮空気の詰まったボンベを使い、一度に11発を発射することが出来た。

1915年11月23日の評価でこの砲はすでに採用されていた10.5cmルフトミーネンヴェルファーM15よりも優秀であると考えられた。100門の砲と50,000発の砲弾が1916年の初めに発注された。年内には280門が完成した、1917年にはさらに930門が生産された。

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