10.5cm sK 18

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10.5cm sK 18(ドイツ語:10.5 cm schwere Kanone 18)とは、第二次世界大戦においてナチス・ドイツが使用した重野砲である。

開発[編集]

10.5cm sK 18の開発は、1920年代末にドイツ政府(ヴァイマル共和政)がクルップ社とラインメタル社に新型野砲の競作を行わせたのが始まりである。当初はどちらかの開発した砲を採用する予定であったが、ドイツ国防軍はラインメタル製の砲身とクルップ製の砲架を組み合わせた砲を採用した。

15cm sFH 18もラインメタル製の砲身にクルップ製の砲架を組み合わせる折衷方式で完成した。

運用[編集]

10.5cm sK 18の生産は1943年から開始されたが、1943年8月には生産が終了した。原因の一つには10.5cm sK 18の重量はより大口径の15cm sFH 18とほぼ同じ(同じ口径の10.5cm leFH 18の約2.8倍)重量であり、射程距離も15cm K 1815cm K 39と比べて5,000m近く短い、性能が中途半端な砲と見なされたためと思われる。

この砲はドイツ国防軍では一般的に普及していたとは言い難く、一時は擲弾兵師団装甲師団の重砲大隊に配備されていたが、主に独立重砲大隊において運用されたほか沿岸防衛任務も負っていた。

輸出はされていないが、戦後はブルガリアアルバニア戦争賠償として接収した砲を運用した。

スペック[編集]

  • 口径:105mm
  • 全長:m
  • 全幅:m
  • 重量:5,642kg
  • 砲身長:5,460mm (52口径)
  • 仰俯角:0°~+48
  • 左右旋回角:64°
  • 運用要員:名
  • 発射速度:6発/分(最大)
  • 射程距離:19,075m
  • 生産期間:1934年~1943年
  • 生産総数:門

関連項目[編集]