1,1-ジクロロエチレン

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1,1-ジクロロエチレン
1,1-Dichloroethene.svg
IUPAC名 1,1-ジクロロエテン
別名 二塩化ビニリデン、1,1-DCE、塩化ビニリデン、塩化ビニリデンモノマー
分子式 C2H2Cl2
分子量 96.95
CAS登録番号 [75-35-4]
形状 無色液体
密度 1.213 g/cm3,
融点 -122 °C
沸点 32 °C
SMILES ClC(Cl)=C

1,1-ジクロロエチレン(1,1-Dichloroethene、1,1-DCE)は、C2H2Cl2という分子式を持つ有機ハロゲン化合物である。可燃性の極めて高い、無色で不快臭の液体である。水には溶けないが、エタノールジエチルエーテルアセトンベンゼンクロロホルムには溶解する。

1,1-DCEはポリ塩化ビニルポリアクリロニトリルなどのポリマーを作るときにコモノマーとして加えられる。 また、直接重合させるとポリ塩化ビニリデンを生成する。

1,1-DCEは半導体工学で、純粋な二酸化ケイ素フィルムを製造するのに使われる。

1,1-DCEを吸入した場合の最も大きな影響は中枢神経系に表れ、高濃度では鎮静、酩酊、けいれん、昏睡などの症状が出ることがある[1]

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ epa.gov