.hack//黄昏の腕輪伝説

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.hack//黄昏の腕輪伝説
漫画
原作・原案など 浜崎達也
作画 依澄れい
出版社 角川書店
掲載誌 コンプティーク
レーベル カドカワコミックス・エース
発売日 1巻:2002年7月30日
2巻:2003年2月
3巻:2004年4月3日
発表期間 2002年1月 - 2003年11月
巻数 3巻
アニメ
原作 Project .hack
監督 澤井幸次
シリーズ構成 西園悟
キャラクターデザイン 菊地洋子
音楽 吉野裕司
上野洋子
製作 バンダイビジュアル
読売広告社
放送局 テレビ東京
テレビ愛知
テレビ大阪
放送期間 2003年1月8日 - 2003年3月26日
話数 12話
テンプレート使用方法 ノート
画像:Logo serie manga.png
ウィキポータル
漫画作品日本
漫画家日本
漫画原作者
漫画雑誌
カテゴリ
漫画作品
漫画 - 漫画家
プロジェクト
漫画作品 - 漫画家
漫画雑誌

.hack//黄昏の腕輪伝説』(ドットハック たそがれのうでわでんせつ)はProject.hackの一環として製作された漫画及びテレビアニメ作品。原作は浜崎達也、作画は依澄れいによる。略称および通称は「うででん」。

漫画は2002年1月号から2003年11月号まで月刊コンプティークで連載。全3巻。アニメ版は2003年1月8日から同年3月26日までテレビ東京テレビ愛知テレビ大阪で放送された。全12話。

シリーズで唯一、キャラクターがSD調で描かれており、萌え要素を意識した表現が多い。

目次

[編集] あらすじ

ゲーム版の事件から4年後、サイバーコネクト社(CC社)が、“The World”のプレイヤーを対象とした限定キャラクタープレゼントキャンペーンを実施する。その限定キャラは、“.hackers”という伝説のプレイヤーである「カイト」と「ブラックローズ」のキャラデータであった。それに応募した国崎玲奈(レナ)が見事当選し、双子の兄である秀悟(シューゴ)を誘い“The World”で遊んでいたが…。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] 登場人物

[編集] コミックスとアニメ両方に登場するキャラ

[編集] シューゴ

皆川純子

正義感厚いが、少しぬけたところのある主人公。ゲームを卒業したと自負する彼が『The World』を始めたのは、元々The Worldのプレイヤーであった双子の妹のれな(アニメ版は玲奈)が、限定プレイヤーキャラプレゼントのキャンペーンに自分の分まで勝手に申し込まれていた事がきっかけであり、「カイト」のPCを手に入れた。PCタイプは双剣士。尚、「シューゴ」は「カイト」とはPCのカラーリングが微妙に違う。初めての冒険で、高レベルモンスターに倒されてゲームオーバーになったところをアウラに助けられ、『カイトの腕輪』を受け取った。漫画版では何をするにも中途半端な性格をしていたが、様々な冒険を重ねて、精神的にも少しずつ成長していく。アニメ版ではシューゴ達が出会ったウィルスバグは何者かの手によって作為的に作られていたという。未帰還者となってしまった妹の玲奈を救うためにも、仲間達と共に姿の見えない敵に立ち向かっていく。余談だが、シューゴの歯がやたらよく抜けるのはPC自体に差し歯という設定が追加されたためである。ちなみにこの差し歯と、実体化している腕輪がカイトとの最大の違い。

リアルでは中学三年生の少年で名前は国崎秀悟、双子の妹・れな(玲奈)の兄。良くも悪くも思春期の少年らしく、逞しい一面もあればすねていい加減な態度を取る一面もある。ただ妹に対しては少々過保護気味。元々は妹を落胆させまいと、それだけのためにネットゲームをプレイし続けていたが、自分自身も徐々に『The World』の面白さを見出してゆく。同時に様々な人々との出会いが彼自身の成長をもたらした。漫画版では秀悟がカイトのPCを手に入れたのは偶然ではなかったという事実が分かる。その理由は四年前、兄貴分だった速水文和の目を盗み彼の端末で起動させたThe Worldで、覚醒したばかりのアウラと出会った事が起因していた。アウラは人々との交流により成長するため、自分の成長を促すべく発案した“テストプレイ”の中心となるプレイヤーに秀悟とれなを選んだと言うものだった。『hack//G.U. Vol.1再誕』付属のターミナルディスク内の映像にて、アウラが創り出したカイトのレプリカPCであることが判明する。

[編集] レナ

(声:中原麻衣

シューゴの双子の妹で、.hackers限定キャラクタープレゼントキャンペーンで「ブラックローズ」のPCを手に入れた。PCタイプは重剣士。彼女はこの時、兄の秀悟の分も無断で応募しており、幸か不幸か秀悟もまた当選したためThe Worldの世界に引き込むことに成功する。ブラコンでおばけが苦手。どこか頼りないがそれでも懸命に前向きな態度で自分を元気付けてくれるシューゴに対し、レナは時として自分が兄を引っ張り、慕い続けて、その心の支えとなる。

漫画版ではシューゴにくっついていたゼフィに嫉妬していたが、最後のほうには結構仲良くなっている。シューゴの持つ腕輪が原因で不正規PCとして兄と共に拘束されてしまったことにより心を痛め、一時は引退までも考えてしまう事もあった。アニメ版ではウィルスバグに倒されて未帰還者となって意識がThe Worldに取り込まれてしまうが、アウラの導きにより数々の未帰還者の中で一人だけ覚醒する。後にアウラの助力もあってシューゴ達と再会するも、サーバー崩壊により一人だけ取り残されてしまう。その後美智やモルティの作り出したモンスターに取り込まれてしまい、自らの身体をウィルスに侵食されてしまう。更にそのウィルスはレナを媒介に、メンバーアドレスなどで繋がっているPCを辿り侵食を進め、さらにその侵食先から新たな繋がりを求めて汚染を拡大させてゆく。しかしシューゴの機転により最終的に助け出された。レナの前はブリギッドというPCを使ってプレイしていた。

リアルでは中学三年生の少女で名前は国崎玲奈、兄・秀悟の双子の妹。漫画版ではThe Worldを始めるきっかけとなったのは、現在の住居に引っ越す以前、幼い頃に交流があった速水文和(四年前の事件における未帰還者の一人・カズのプレイヤー)がThe Worldのユーザーだったことにある。彼がネットゲームをプレイする姿を見て興味を持ったと言うのが理由。秀悟の分も含めて限定PCキャンペーンに応募した理由は、The Worldの楽しさを兄と共有したかったため。アニメ版では離婚調停中で別居中の両親に別々に引き取られ、離れ離れとなった兄との唯一の接点を求めてこのネットゲームを思い立つ。ゲームを卒業したと自負する秀悟にThe Worldに何としても触れてもらうため、限定PCキャンペーンに全てを賭けていた。しかしキャラが当選してから両親の離婚や兄との別離など、様々な精神的ショックが重なってしまったからか、ネットゲームの中で秀悟と時間を共有できる様になってからは不登校が続き、家に引き篭ってしまっている。それでもシューゴや仲間達の前では至って平静を保ち続けていた。迫りくる“黄昏”の影響と少年ハッカー達が企てた計画によって、レナのPCはThe Worldの正式稼動前のサーバーに隔離され、現実世界においては昏睡状態に陥り、かつての未帰還者らとほぼ同様の状況に陥ってしまう。『hack//G.U. Vol.1再誕』付属のターミナルディスク内の映像にて、アウラが創り出したブラックローズのレプリカPCであることが判明する。

[編集] ミレイユ

(声:松岡由貴

詳細は「.hackシリーズの登場人物#ミストラル、ミレイユ」を参照

[編集] 凰花

(声:甲斐田ゆき

人狼族(ワーウルフ)という、拳闘士からクラスチェンジできる特殊な隠しクラスのPC。変身後の姿が気に入っているのか普段は狼の姿でいることが多い。が、どこかコミカルさを漂わせているためかよく犬に間違えられてしまう。そのことを話のネタにされても気にすることは無いが、本人はこの人狼族のPCに高い誇りを持っている。女性の姿にもなれる。真の強さとはなにかを知るためにプレイしているため、自分の力で強くなっていないチーターを嫌っている。そんな凰花の実力は管理者となったバルムンクも一目を置いており、『Δ隠されし 禁断の 聖域』において碧衣の騎士団と激突した際も、多数の一般騎士を軽く一蹴している。また騎士長・神威の右腕であるマギとも互角に渡り合った。漫画版ではかなり露出度の高い格好をしていたため、アニメ版ではそれが抑えられた。それに伴い足の呪紋も変わり、イメージカラーも白から紫になった。ちなみに、彼女の家宝は公式イベントにてシューゴからプレゼントされたレアアイテムの首輪。

リアルでは都内在住の女子大生。家庭教師のアルバイトをしており、ミレイユのプレイヤー・黒川深鈴とは先生と教え子の間柄。実際の性格はネットでの姉御肌な振る舞いとは違い、とても落ち着きがあり淑やか。露出度の高い凰花のデザインと反し、自身の服の選び方は限りなく地味派である。そしてメガネを着用している。

[編集] HOTARU

(声:川澄綾子

The Worldに接続して間もない初心者プレイヤーで、PC名の由来は、幼い頃に日本人の母の田舎で見た蛍から来ている。日本語の勉強のためにアメリカからJPサーバーに接続しているプレイヤー。仲間からは平仮名で“ほたる”と呼ばれている。どんな命でも大切に思いやる一面があり、その心はゲームの中でも変わらない。たとえ仮想現実においてプログラムされたキャラクターであっても、その一つ一つに生命や想いが宿っていると信じている。普段は消極的なほたるも時には命を守るため大胆な行動に出ることもある。そんな彼の傍らには、小さなプチグソがいつもその体を寄せている。PCタイプは呪紋使いであるが、漫画版では一切魔法スキルを使っていない。

登場人物の中で最も漫画とアニメの違いが激しいキャラクターでもある。漫画版では性別は男でイメージカラーは黄緑(作者曰く、PCはエルクと同タイプという)。砂嵐三十郎とは初めてメンバーアドレスを交換した友達。一方アニメ版では性別は女でイメージカラーはピンク。リアルではアメリカ国籍の13歳の少年。米国・マサチューセッツ州ボストン在住。砂嵐三十郎には同じアメリカ人なので憧れている。アイルランド系アメリカ人の父と、日本人の母の間に生まれたハーフ。外見は女の子と見紛う程の美形。声変わりもまだ迎えていないため、彼の性別を判断するのは難しいらしい。

ボイスドラマではマンガ版の設定を採用。三十朗のプレイヤーと共に日本へ訪れるが途中ではぐれてしまう。

[編集] バルムンク

(声:檜山修之

詳細は「.hackシリーズの登場人物#バルムンク」を参照

[編集] レキ

(声:保志総一朗

CC社のイベント管理部に所属している、バルムンクの部下で専属オペレーター。真面目な性格で、イベントの進行や管理作業の補佐、サポートの窓口、よく仕事を怠けるバルムンクを探したり、彼の大量の残業をこなすなど苦労が多い。学生時代は歴史が好き。漫画版では異変の調査を進めていたバルムンクは上層部によって更迭されてしまったが、その上司こそ“世界”の行く末を誰よりも按じているのだと信じ続け、後に個人的に行動を始めたバルムンクの動きを管理者側に気取らせないよう、CC社内部の味方として支援する。しかしアニメ版ではシューゴやバルムンクらが行っていたレナ捜索作戦の情報を碧衣の騎士団に横流しし、神威の側へと寝返った。ところが行方不明のレナを捜索するシューゴ一行の下に現れてCC社の内部情報を与えたり、ウィルスバグ騒動鎮圧のため神威自ら騎士団を率いた大規模作戦に敢えて同行しないなど、謎の行動が多く、そんな彼の行動理念は全て敬愛する上司・バルムンクのためとのこと。結果を求めるためならそのバルムンク当人をも平気で裏切るという恐るべき男であった。

[編集] アウラ

(声:坂本真綾

詳細は「.hackシリーズの登場人物#アウラ」を参照

[編集] 神威

(声:玉川紗己子

CC社のシステム管理者、碧衣の騎士団団長の女性。前の騎士団長・アルビレオの下で活動していた当時は男性型のPCを使用していた。騎士団は一度解散させられたが、CC社上層部の人間の入れ替えと共に変更になったThe Worldの運営方針に合わせて、ウィルスバグ事件の四年後に再結成、その責任者に就任する。かつての上司であった度会を敬愛し、PCの外見も、左右の目が違う色をしているなど、度会の使用していたキャラクター・アルビレオに似せている。チート行為や放浪AIなどの「仕様」を無視した行動や存在を深く憎んでいる。放浪AIに対して過剰なまでの粛清を行うが、それは度会の退社原因が放浪AIとの関わりによるものだったことが影響している。デバッグアイテムには、アルビレオと同じく神槍ヴォーダンを使用する。これはアルビレオが使っていたものを復元したものであり、そのために放浪AIから古き神の威を駆る者と呼ばれたこともあった。

漫画版では、今もなおThe Worldに絶えることのない放浪AIの削除を主な任務としており、一般PCと同じような振る舞いを見せるNPCであってもただの屑データとしか捉えておらず、また同様に不正プレイヤーにも決して情けを掛けない。その非情な一面は、自らの信念に忠実であるが故のものである。不正PCの調査として一般PCを装いレナ達に接近し、不正の元凶であると見なしたシューゴとレナを拘束するが、その後の対応の遅れもあって逃亡を許してしまう。後にネットスラムに逃れようとするシューゴ達に再び肉薄するも、シューゴ達を守護するプチグソ・ロングホーンに自分の信念の象徴と言える神槍ヴォータンを破壊される。失意に沈む神威だったが、彼女を振り返ったシューゴとゼフィとの対話の中で自分が本当に守るべきものを見出した。

アニメ版では漫画版とは異なり、瞳の色は両方とも同じ。データを改竄してプレイするチーターやハッカーの摘発が主な任務。その姿勢は異常とも言えるほどで、些細なデータ改変(グラフィックの僅かな変更など、ゲーム内容自体に影響を与えないもの)も見逃さない。更には捕らえられた不正PCを見せしめのための公開処刑に掛けるなど、行き過ぎた行動も見せており、この辺は漫画版とも共通している。勢いに乗る神威はウィルスバグ騒動の鎮圧を推し進めるべく、騎士団の大部隊を率いてハッカー四人組と対峙する。しかしハッカー達が呼び寄せた放浪AI・モルティの無差別データドレインによって騎士団が壊滅させられてしまう。直後、彼女は身を隠してしまいウィルスバグ騒動の責任者を外される。しかしリアルの方で騒動の原因であるハッカー達の周辺調査を進め、彼らの目的や正体を掴むに至った。 事件解決後、自らの行動を少しは省みた様子が見て取れる。

リアルではCC社の社員で、本名:柴山咲。The World・デバッグチーム責任者。四年前、入社二年目の時期にデバッグチームへ配属され、『碧衣の騎士団』の新入り騎士として当時の責任者・度会一詩の下で仕事に励んでいた。しかしウィルスバグに関する事件(SIGN~GAMEでの一連の事件)において事態解決に何の成果も挙げられなかった騎士団は解体させられることになり、彼女が慕っていた渡会もまたウィルスバグ事件の責任を取らされて退社する(.hack//AI busterを参照)。表向きには別の理由を立てていたが、度会が退社した本当の理由に気付いていた柴山は、彼の助けになることが出来なかった己の未熟さを責めた。これらの出来事が彼女の管理運営に対する徹底した姿勢の原動力となっている。ちなみに四年前までは自分の一人称を“僕”と言ってしまう癖があった。これはネットゲームで男性型PCばかりを使用していたために付いたものであり、当時は勤務中でもその癖が出てしまい難儀していた。

[編集] マギ

(声:白倉麻子

漫画版ネットスラムへと向かうシューゴ達を神威と共に騎士団を引き連れて追っているところで凰花が仲間を守るべく立ち塞がるが、神威をシューゴ達の下に行かせるために単身凰花との戦闘に突入する。熾烈な戦闘の最中、二人は神威がシューゴ達を見逃す判断を下したことを知る。相対していた凰花は自らの役目を果たしたと思い騎士団の軍勢相手に白旗を揚げるが、マギは彼女に一プレイヤーとして再度一騎打ちを申し込んだ。一進一退の激闘の末、実力が拮抗する者同士の戦いはついに決着することは無かった。

アニメ版では騎士団の作戦行動中、ハッカー達の呼びかけにより突如現れた放浪AI・モルティのデータドレインと同様の効力を持つサーバー直接攻撃に巻き込まれて消滅。他の騎士団員と共に未帰還者となってしまうという、やや冴えない面がある。その後、シューゴとレナの手によりThe Worldに迫る危機が回避された際、彼もまた他の未帰還者と同様に現実世界へ復帰した。

リアルではCC社の社員で、本名:斎藤麻子。CC社のシステム管理部に所属している神威の部下。管理者専属のオペレーターとして様々な仕事を引き受けている。ただ黙々と自らに課せられた仕事に従事し、個人的な感情を表に出すことは皆無。しかし神威のためであれば強引な行動をも辞さないといった面もある。神威の強い口調に脅える事もしばしば。女性だが、レキと同じ男性型PCを使用している。

[編集] コミヤン3世

(声:菊池正美

オスカルというプチグソ(クソキゾク)に乗るナルシストな男性PC。自称「孤高王コミヤン」、シューゴには「孤独王」と呼ばれていた。HOTARUが拾ったプチグソが弱っているのを確認すると、捨ててしまうなど嫌味な性格をしている。公式イベントの参加中にふとした事故でシューゴのデータドレインに巻き込まれてしまい、それ以来PCの姿が異常化してしまい元に戻らなくなってしまった。

漫画版ではPC異常化の件でシューゴに恨みを抱く。その仕返しするため、特殊な腕輪で不正をしているのだとデバッグチーム『碧衣の騎士団』に通報。しかしかねてから腕輪所持者の摘発の機会を窺っていた騎士団はシューゴだけでなくレナを含む仲間全てを拘束。シューゴ個人にちょっと目に物言わせるつもりが大事となってしまい、途方に暮れる。その後、拘束から逃れてきたシューゴ達と再会。素直に自分の非を詫び和解する。ゼフィのブーメランフックで自らのPCを正常化してもらった後も、シューゴ達に対する管理者の誤解を解くために自ら志願して同行。だが逆に騎士団にアカウントを一時凍結されてしまう。

アニメ版では異常化したPCを元に戻す方法を探していたが、それが元で不正プレイヤー扱いされ碧衣の騎士団に捕らえられえてしまう。そこで自分のPCが異常化したのは全てシューゴが原因だと訴え、騎士団に腕輪の存在が知れ渡ってしまう。その後は無事元の姿に戻れたらしく、おまけにデータドレインを何度も浴びたことによってウィルスに対する免疫が出来ていた。このことがモルティとの最終決戦においてシューゴらに勝利をもたらすための重要な鍵となった。漫画版と異なり、国崎兄妹とは昨年度までの同級生。

リアルでの本名は小宮山。中学三年生の少年。秀悟、玲奈と同じ学校に通っており、秀悟と並んで3-Aのツートップバカといわれている。シューゴとは喧嘩ばかりしているが、なんだかんだいって結局いいコンビでもある。レナにはゲームでもリアルでも好意を持っており、漫画版で彼女のPCの寝姿を見たときはかなりどぎまぎしていた。「The World」プレイ暦は長く、コミヤン3世は三代目のPC。

[編集] アニメに登場するキャラ

[編集] 砂嵐三十郎

(声:増谷康紀

詳細は「.hackシリーズの登場人物#砂嵐三十郎」を参照

[編集] 銀漢

(声:千葉一伸

詳細は「.hackシリーズの登場人物#銀漢」を参照

[編集] モルティ

(声:坂本真綾

破損・廃棄データの残滓や吹き溜まりから生まれた放浪AI。その出自過程が原因なのか、仮想現実であるネットゲームの中で“死”という概念について考えるようになり、いつしかPC自体に“完全なる死”を与える方法を求めるようになっていた。やがてモルティは自分と同様に死の概念を探求するプレイヤー・美智と出会い、彼女と共に“死”について知るため、一つの計画を企てる。モルティ自身が持つ力は単純な異常AIの比ではなく、フィールドの天候やオブジェクトを自由に変更出来る。更には美智が作り出したウィルスに感染したウィルスバグやNPCを支配下に置いて操作し、大規模なデータドレイン能力までも有している。シューゴ一行と碧衣の騎士団、そしてハッカー四人組が一堂に会したエリアにて初めてその姿を見せる。そこでモルティは美智以外の全てのプレイヤーに牙を剥きデータドレインを発動。結果的に大多数の人間が未帰還者となってしまう。 その後、一般未公開のサーバーに在るルートタウン『幻の都 ネーベル・モント』にて、レナを捜索に来たシューゴ一行らと対峙。ウィルスの感染源となるモンスターを従えてシューゴらの前に立ち塞がる。しかしシューゴによる苦肉のデータドレインによりウィルスモンスターは撃破され、窮地に追い込まれる。シューゴの攻撃の前に絶体絶命となったモルティを守るために二者の間へ美智が割って入ったが、モルティは美智を庇って攻撃を浴び、消滅した。

[編集] 美智

(声:浅野真澄

迫り来る“黄昏”によって利用されているハッカー四人組の一人で、一連の事件の首謀者。常に冷静沈着で、四人組の中では参謀的存在。The Worldでは女性重斧使いのPCを使用している。彼女は幼い頃に近しい人物と死別しており、それ以来“死”という概念に並々ならぬ興味を抱き始める。今回の事件も死の概念の探求を目的として起こしたもの。本来ならば呆気無いものであるゲームの中で死に対し、彼女は“完全なる死”の完成を求めた。そんな中で自分と同じように死について考える不思議な放浪AI・モルティと出会い、一つの計画を企てる。計画の第一歩としてモンスターデータを改竄し、そのモンスターにPCを倒されるとプレイヤーに強力な死の暗示をかけるという『アポトーシス・ウィルス』を作成。同時にハッカーの仲間を利用し、モルティと自分の繋がりを彼らに隠したまま行動を開始する。当初は計画の邪魔となるであろう腕輪所持者・シューゴを抹殺しようと企んでいたが、腕輪の力の大きさを懸念したため標的をレナに変更。レナを捕らえることによりアウラを誘き寄せ、確実に計画の障害となり得るアウラを消滅させようと企んだ。やがて美智は仲間のハッカー達をも含む大多数の人間に対し、データドレインの無差別攻撃をモルティの手によって行う。死別した者との邂逅を望んでいた彼女は、アポトーシス・ウィルスやデータドレインの犠牲となった未帰還者達のPCを特定のエリアに隔離し、このような形で擬似的な死後の世界を作り出そうとしていた。ネーベル・モントにおけるシューゴらとモルティの決戦時は、美智自身はその様子を傍観し続けるだけだった。あくまでモルティは道具にしか過ぎないと感じていた美智だったが、モルティが危機に陥った瞬間、無意識に庇い立てをする。その後、自らの過ちを悔い、シューゴ達の想いを知った彼女はThe Worldに“時と場所を越えて大切な人と邂逅できる世界”という意味を見出した。

[編集] 克幸

(声:山本泰輔

迫り来る“黄昏”に利用されているハッカー四人組の一人。四人組の中では一応リーダー格。しかし先頭に立って行動することは少ない。The Worldでは男性剣士のPCを使用している。シューゴ一行と碧衣の騎士団を一網打尽にする作戦の際、四人組が呼び寄せた放浪AI・モルティによるデータドレインの無差別攻撃に巻き込まれ、未帰還者となる。

[編集] 隼人

(声:仲西環

迫り来る“黄昏”によって利用されているハッカー四人組の一人。四人組の中では行動派。しかし輪を外れて単独行動を行うこともある。The Worldでは男性重槍使いのPCを使用している。シューゴ一行と碧衣の騎士団を一網打尽にする作戦の際、四人組が呼び寄せた放浪AI・モルティによるデータドレインの無差別攻撃に巻き込まれ、未帰還者となる。

[編集] 大輔

(声:川田紳司

迫り来る“黄昏”によって利用されているハッカー四人組の一人。楽観的な性格で、四人組の中では影が薄い。The Worldでは男性双剣士のPCを使用している。シューゴ一行と碧衣の騎士団を一網打尽にする作戦の際、四人組が呼び寄せた放浪AI・モルティによるデータドレインの無差別攻撃に巻き込まれ、未帰還者となる。

[編集] コミックスに登場するキャラ

[編集] ゼフィ

アウラの“娘”である彼女自身もまた放浪AIであり、その立ち振る舞いは人間の操るPCと大差が無い。マク・アヌの大橋の上にて腕輪所持者のシューゴと出会って以来、母の気配が残る腕輪に惹かれて彼にすっかり懐いてしまった。それからは自分を創造した母・アウラに会うためにも、この“世界”に祝福された者達を守り導く存在としてシューゴ達と行動を共にする。おっとりしているように見えて意外と食えない一面もあったりと、表情の裏表が激しい。普段は素直で穏やかな面よりも掴み所の無い方の顔でいることが多く、その時は毒舌全開な上にやること成すこと全てがパワフルになる。また世界が許す範囲で仕様を超えた行動を取ることもある。

また、『hack//G.U.』付属のターミナルディスクでは「サフラン色の髪の少女」という表現で存在が示唆されている。

[編集] ロングホーン

「The World」の仕様に無いイリーガルなプチグソ。正式名称は不明。HOTARUのプチグソがゼフィの力によって成獣に進化した状態で、その姿は荘厳にして巨大(見た目では通常の成獣の数十倍)。飛行能力を有しており、シューゴ達をネットスラムへと導く手助けをした。なお本来の成獣とは異なり、常にこの姿でいられるわけではなく、燃料となるエサが無くなると元の幼体プチグソに戻ってしまう。

[編集] カズ

詳細は「.hackシリーズの登場人物#カズ」を参照

[編集] ミストラル

詳細は「.hackシリーズの登場人物#ミストラル、ミレイユ」を参照

[編集] ワイズマン

詳細は「.hackシリーズの登場人物#ワイズマン、八咫、直毘、楢」を参照

[編集] カイト

詳細は「.hackシリーズの登場人物#カイト」を参照

[編集] ブラックローズ

詳細は「.hack (ゲーム)#ブラックローズ」を参照

[編集] オルカ

詳細は「.hackシリーズの登場人物#オルカ」を参照

[編集] アルビレオ

詳細は「.hack//AI buster#アルビレオ」を参照

[編集] リコリス

詳細は「.hack//AI buster#リコリス」を参照

[編集] ヘルバ

詳細は「.hackシリーズの登場人物#ヘルバ」を参照

[編集] W・Bイェーツ

詳細は「.hackシリーズの登場人物#ほくと、W・Bイェーツ」を参照

[編集] 外伝に登場するキャラクター

[編集] ブリギッド

玲奈の1stPC。レナよりも堅い印象が見受けられる。。銀の長髪に切れ長の目などの特徴がどこか冷やかな雰囲気を漂わせており、その印象はレナのキャラクターと正反対である。散々自己中なpcに振り回された友人が「The World」をやめてしまい、ソロでプレイしていたところでRUMORに出会う。そこで彼から.hackersのことを聞いた。現在ブリギッドはほとんど使用されていない。

[編集] RUMOR

自身はThe Worldが正式稼動した頃(もしくはフラグメントβテスト開始から)のヘビーユーザーと言っていたが、その名の通り噂が擬人化した放浪AI。レナが1st PC・ブリギットを使用していた頃に一度だけ出会った呪紋使い。悪質プレイヤーからの被害と友人の引退という二つの出来事に凹み荒んでいたブリギットとひょんな事から出会い、ブリギッドに.hackersにまつわる噂を語るが、あくまでも噂だけであって真実か否かは全く明言しなかった。

[編集] フェアリー

妖精の姿をした放浪AI。はじめてログインしたHOTARUにクイズを出す。HOTARUと三十郎が知り合うキッカケとなった。

[編集] ルック

デュープやチート等の不正行為によりレアアイテムを作り出すプレイヤー。不正アイテムの自慢や配布を行ったりすることで満足感を得ていた。しかしレアハンター・ミレイユとの出会いと冒険が彼に心境の変化をもたらし、不正行為から手を引くことを決意する

[編集] 語句

カイトの腕輪
アウラがシューゴに授けたアイテム。データドレインと呼ばれる特殊な技を使える。かつてカイトが使用していたものとはおそらく別物で、彼が使用していたものと比べると比較的安全な効果になっている。尚、カイト自身は闘いの中で『黄昏の腕輪』を破壊してしまったため、現在は後にアウラから再び授かった『薄明の腕輪』を使用している。
四年前
四年前に起こったネットワーククライシス。その異変はゲーム内に留まらず、リアルでも多くの災害を引き起こし、7人の未帰還者を出した。この事件は、かつて全世界を巻き込んだネットワーククライシス、“Pluto Kiss(冥王のくちずけ)”にちなんで、“Pluto Again(冥王の再来)”と名づけられた。その他にも、この事件の真相を知る一部の者達からは「.hack(ドットハック)事件」「禍々しき波事件」などの名でよばれている。
.hackers(ドットハッカーズ)
エンディングのあるはずのない「The World」において最後の謎をクリアしたといわれる伝説のパーティ。オリジナルメンバーであるカイトとブラックローズを除いては人数も構成も一切不明のパーティである。
放浪AI
「The World」に存在するNPCの中でも特に高い知能と、人間と変わらない感情をもった存在のこと。基本的にはバグPCとして管理側から削除されてしまうが、特殊な能力を持った者やネットスラムに逃れたりして削除を免れた者も多くいる。さらに、放浪AIの中でも最高の存在であり、「The World」の中枢機能でもあるアウラは究極AIとよばれている。
ネットスラム
ハッカーであるヘルバがイリーガルなデータを寄せ集めて創った場所。コミック版ではシューゴがアウラに会う資格があるかどうか試すために、バルムンクが決戦の場として選んだ管理側の入り込めない場所で、アニメ版では新たなルートタウンとして整備中の場所だった。
碧衣の騎士団
管理側が「The World」の秩序を守るために造った団体。以前はアルビレオが騎士長を務めており、彼が会社を辞めてしまった際に解散してしまったが、その意志を継いだ神威によって再び結成された。
データドレイン
『カイトの腕輪』によって使うことのできるイリーガルな特殊能力。使用した相手のデータを書き換えてしまうことができる。カイトが持っていた『黄昏の腕輪』のこの能力はとても危険のもので、一般プレイヤーに使用すると未帰還者にしてしまうほどのものたが、シューゴに与えられた腕輪はそうならない安全なものになっている。

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

オープニングテーマ「NEW WORLD」
歌:ROUND TABLE featuring Nino
エンディングテーマ「Emerald Green」
歌:See-Saw

[編集] 各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 伝説の勇者 西園悟 澤井幸次 守岡博 菊地洋子
2 カイトの腕輪 川面真也 番由紀子
3 不死鳥の羽 有江勇樹 岩岡優子
4 七夕の夜 黒澤雅之 大澤聡
5 恐怖の館 黒川智之 門智昭
6 湯けむりの罠 大和屋暁 川面真也 番由紀子
7 黄昏の月 西園悟 有江勇樹 岩岡優子
8 孤高の騎士 守岡博 つばたよしあき
9 崩壊の足音 大和屋暁 黒澤雅之 大澤聡
10 幻の都 黒川智之 門智昭
11 世界の終わり 西園悟 守岡博 番由紀子
12 伝説のはじまり 澤井幸次 菊地洋子

[編集] コミック版とアニメ版の設定の相違点

コミック版とアニメ版には制作等の関係上、以下の相違点がある。

  • 秀吾と怜奈
    • (コミック版)中学三年生。同居している。
    • (アニメ版)中学二年生。別居している。また、玲奈がコミック版よりやや大人なキャラとして描かれている。
  • ストーリー
    • (コミック版)アウラとゼフィの再会が目的。.hack//AI busterとの関連描写が存在する。
    • (アニメ版)未帰還者の救出が目的。
  • 未帰還者
    • (コミック版)存在しない。
    • (アニメ版)レナを含む複数人が未帰還者となっている。
  • 登場人物
    • (コミック版)カズ、ワイズマン、ミストラル、ゼフィが登場。アニメ版で重要人物である三十郎はHOTARUの友人として姿が描かれるのみ。
    • (アニメ版)主要人物として小学生ハッカー四人組とモルティ、砂嵐三十郎が登場する。また、ゲスト的な扱いで銀漢も登場する。
  • HOTARU
    • (コミック版)PCの性別は男。三十郎とはリアルで知り合い。プチグソは道端で弱っているところを助けた。
    • (アニメ版)PCの性別は女(ボイスドラマでは男)。三十郎とは最初にメンバーズアドレスを交換した仲。プチグソは.hack//SIGNの司のパロディで預かり、その後引き取る。
  • また、アニメ版ではコミック版に比べ、リアルの描写が多くなっている。

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テレビ東京 水曜24:55枠
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.hack//黄昏の腕輪伝説
宇宙のステルヴィア
(25:00~25:30)