黒板消し

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黒板消し

黒板消し(こくばんけし)は、黒板チョークで書かれた字や絵を消すための道具。黒板そのものを消すわけではない。ラーフル、黒板拭きとも呼ばれる。

目次

[編集] 形状

  • 一般的な黒板消しは直方体の形状を持っている。表側と裏側で材質が違い、表は合成樹脂又は木の板、革などで裏が凹凸のあるラシャ状のである。表の部分を持って裏の布の部分で黒板を拭く。持つ部分には把手よりもむしろベルトのようなもの(バンドという)がついているのが通例である。
  • 裏の布の中にはスポンジが入っており柔軟性がある。これにより多少黒板がへこんでいても対応できる。
  • 基本的には文庫本の横巾を少し短くしたくらいの大きさであるが、いっぺんに広い領域を消せるよう長辺がより長くなっているものや、手軽に持ち歩けるよう手のひらに入るほど小柄なものまでたくさん種類がある。
  • 黒板消しは黒板のに収納されることが多いため、大体のものは幅を桟の幅と同じくらいにしてある。

[編集] 使い方

使用方法はいたって簡単であり、チョークで書かれた場所の上をなぞるだけでよいが、より黒板をきれいにするためには、黒板の全域を、そこにものが書いてあるかないかにかかわらず縦方向なら縦方向、横方向なら横方向になぞっていくのがよい。黒板消し自体にチョークの粉が付着しすぎてしまうと、却ってその粉が黒板につき黒板が汚なく見えてしまうことがあり、黒板を拭く前に黒板消しをまずきれいにしておく必要性がある。黒板消しからチョークの粉を取り除ききれいにするには、黒板消しを掃除するための機械(クリーナー)を使う方法がある。そういったものがない場合は窓の外などで黒板消しを2つ手にして叩き合わせる光景も見られたが、この方法は粉が舞うのでできるだけ避けるべきである。

[編集] 悪戯の道具

叩くと白い粉がでる事からしばしば悪戯の道具にも使用された。教室の入り口のドアの上部に黒板消しを挟み、ドアを開けた者の頭の上に黒板消しが落ちる仕組みである。現代では行う者が少なくなった古典的な悪戯でもある。ただしドアの構造上、悪戯の対象者の頭に落ちることはほぼありえず、基本的に手を汚す程度である。

[編集] その他

黒板消しクリーナー

[編集] ラーフル

九州の一部の地域(主に鹿児島県宮崎県)及び愛媛県などでは黒板消しのことをラーフルと呼ぶのが一般的である。また、普通名詞として商品名にも使われている(例:日本理化学工業株式会社の商品紹介ページ)。これについては鹿児島工業高等専門学校教授であった上村忠昌の論文「ラーフル考」に詳しい。それによるとラーフルの由来はオランダ語のrafel(ボロ布)である可能性がある。

[編集] クリーナー

  • 黒板消し(拭き)クリーナーラーフルクリーナーなど。掃除機のように黒板けしの汚れを吸い取る仕組み。最近では、黒板と一体化したものも開発されている。

[編集] その他

  • ホワイトボードに書かれた文字を消す器具は「ホワイトボード消し」とはあまり言わず、「イレーサー」と呼ぶことが多い。但し、黒板消しになぞらえて「白板消し」という表現をまれに年配の人が使うことはある。