脱出ゲーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索

脱出ゲーム(だっしゅつゲーム)は、コンピューターゲームのジャンルのひとつ。作品の大半は、個人の手によってAdobe Flashなどのプラットフォームで制作されたブラウザゲームである。大まかなジャンルとしてはアドベンチャーゲームに含まれる。

目次

[編集] 概要

密室などの閉鎖環境に閉じ込められたという設定で、そこから脱出することがゲームの目的である。マウス操作で画面の怪しい部分をクリックし、隠されたアイテムを探し出したり謎解きをしてクリアを目指す。典型的な脱出ゲームでは「目覚めると、見知らぬ部屋に閉じ込められていた。」というプロローグからはじまり、施錠された扉の開錠方法を探っていく。密室のほかには、孤島や宇宙船、幽霊屋敷といった広い意味での閉鎖環境が舞台になりえる。

「脱出ゲーム」より広い概念としてクリックアドベンチャーと呼ばれることもある。

内容としては、短時間で簡単にクリアできる作品から、暗号の謎解きやミニゲームとして15パズルなどを含む作品、ボリュームがありセーブ機能がある作品までバラエティーがある。

パソコン向け以外のハードでは、携帯型ゲーム用ソフトウェアまたは携帯アプリとして開発される。

[編集] 歴史

脱出ゲームの元祖は2001年にJan Albartusによって発表されたMOTAS(Mystery Of Time And Space)だと言われている。その後、2004年高木敏光によって作成された「クリムゾン・ルーム」がインターネット上で話題になり[1]、「脱出ゲーム」の名が知られるようになった。

なお、世界初のグラフィックアドベンチャーゲームである『ミステリーハウス』(1980年)も、謎の屋敷からの脱出をするのが目的で試行錯誤を行う特にストーリーがないゲームであり、現在で言う脱出ゲームと同様の内容である。つまり、脱出ゲームはストーリー性を重視することで発展してきたアドベンチャーゲームからの一種の先祖返りと言える。

[編集] 脚注

  1. ^ クリムゾン・ルーム公式サイト[1]によると、配信当初は世界150カ国から1日20万アクセスを連日記録し、累計アクセスは現在までに5億を超えた。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語