浮間舟渡駅

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浮間舟渡駅
駅舎(2016年2月)
うきまふなど
Ukimafunado
JA 16 北赤羽 (1.6 km)
(2.4 km) 戸田公園 JA 18[* 1]
地図
所在地 東京都北区浮間四丁目32-20[* 2]
北緯35度47分28.4秒 東経139度41分29秒 / 北緯35.791222度 東経139.69139度 / 35.791222; 139.69139座標: 北緯35度47分28.4秒 東経139度41分29秒 / 北緯35.791222度 東経139.69139度 / 35.791222; 139.69139
駅番号 JA17
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 埼京線
(線路名称上は東北本線支線)
キロ程 3.1 km(赤羽起点)
大崎から22.0 km
電報略号 ウキ
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
19,757人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1985年昭和60年)9月30日[1]
備考
  1. ^ この間に首都圏本部大宮支社境界有り(当駅から北赤羽寄りは首都圏本部管内)。
  2. ^ 正式な所在地。ホームの西半分は東京都板橋区舟渡一丁目にまたがる。
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浮間舟渡駅(うきまふなどえき)は、東京都北区浮間四丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。駅番号JA 17。北区最北端かつ最西端の駅でもある。また、JRにおける東京都区内最北端の駅でもある。

概要[編集]

1985年昭和60年)に埼京線の開業とともに設置された。北区浮間と板橋区舟渡にまたがった位置にあるため、両者を合わせた駅名となった。駅の正式な所在地は北区浮間となっている。

当駅に乗り入れる路線は、線路名称上は東北本線(支線)であるが、運転系統上は埼京線として案内される。当駅と戸田公園駅の間に支社境が設けられている。かつ特定都区市内制度における「東京都区内」の北限になっている。

歴史[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を持つ高架駅。ホームの新宿寄り(9号車付近)には待合所が設置されている。改札・出口は1か所で、出口は北側のみ。

JR東日本ステーションサービスによる業務委託駅であり[2]指定席券売機が設置されている[5]

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 JA 埼京線 南行 池袋新宿大崎りんかい線相鉄線方面
上り
2 北行 武蔵浦和大宮川越方面
下り

(出典:JR東日本:駅構内図

ステーションカラー[編集]

1985年昭和60年)9月30日開業の埼京線の各駅(北赤羽 - 北与野間)には駅ごとに色が付けられ、現在も引き継がれている。当駅のカラーは常盤色()である。

利用状況[編集]

2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員19,757人である。

開業後の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1985年(昭和60年) [備考 1]4,087 [* 1]
1986年(昭和61年) 6,630 [* 2]
1987年(昭和62年) 7,907 [* 3]
1988年(昭和63年) 9,455 [* 4]
1989年(平成元年) 10,359 [* 5]
1990年(平成02年) 11,197 [* 6]
1991年(平成03年) 12,383 [* 7]
1992年(平成04年) 13,559 [* 8]
1993年(平成05年) 13,819 [* 9]
1994年(平成06年) 13,778 [* 10]
1995年(平成07年) 14,393 [* 11]
1996年(平成08年) 15,312 [* 12]
1997年(平成09年) 15,668 [* 13]
1998年(平成10年) 15,825 [* 14]
1999年(平成11年) 16,249 [* 15]
2000年(平成12年) [JR 1]16,488 [* 16]
2001年(平成13年) [JR 2]16,653 [* 17]
2002年(平成14年) [JR 3]17,184 [* 18]
2003年(平成15年) [JR 4]17,835 [* 19]
2004年(平成16年) [JR 5]17,785 [* 20]
2005年(平成17年) [JR 6]18,420 [* 21]
2006年(平成18年) [JR 7]18,702 [* 22]
2007年(平成19年) [JR 8]18,959 [* 23]
2008年(平成20年) [JR 9]19,235 [* 24]
2009年(平成21年) [JR 10]19,259 [* 25]
2010年(平成22年) [JR 11]19,546 [* 26]
2011年(平成23年) [JR 12]19,463 [* 27]
2012年(平成24年) [JR 13]20,155 [* 28]
2013年(平成25年) [JR 14]21,031 [* 29]
2014年(平成26年) [JR 15]20,559 [* 30]
2015年(平成27年) [JR 16]20,688 [* 31]
2016年(平成28年) [JR 17]21,342 [* 32]
2017年(平成29年) [JR 18]21,808 [* 33]
2018年(平成30年) [JR 19]22,140 [* 34]
2019年(令和元年) [JR 20]21,892 [* 35]
2020年(令和02年) [JR 21]17,446
2021年(令和03年) [JR 22]18,326
2022年(令和04年) [JR 23]19,757
備考
  1. ^ 1985年9月30日開業。開業日から翌年3月31日までの計183日間を集計したデータ。

駅周辺[編集]

舟渡地区はかねてから工業地域として発展していたが、埼京線が開通してから大宮大崎東京品川への所要時間がそれぞれ30分程度と利便性が高まり、近年は一・二丁目を中心にアイ・タワーなど中高層マンションの建設が盛んである。浮間地区は元々住宅地であったことから開発余地が比較的少なく変化も少なかったが、近年は中高層マンションが少しずつ建ち始めている。

北には浮間ヶ池を中心にした浮間公園がある。南には浮間中学校・西浮間小学校と、東京都下水道局の浮間水再生センターがある。

公共施設
学校
公園・緑地
  • 浮間公園 - 浮間ヶ池
  • 新河岸東公園(浮間子どもスポーツ広場)
  • 荒川土手
その他

バス路線[編集]

「浮間舟渡駅」停留所にて、国際興業バスが運行する路線バスが発着する。

運賃計算の特例[編集]

着駅を「東京都区内」とする乗車券(東京近郊区間内完結になる場合を除く)で大宮駅以北に乗り越した場合などは、大都市近郊区間における選択乗車を認める制度により最短距離での計算となるため、実際の乗車経路が川口浦和経由であっても赤羽駅からの計算ではなく、当駅からの計算となる(赤羽 - 川口 - 大宮:17.1 km、浮間舟渡 - 戸田公園 - 大宮:14.9 km)。

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
JA 埼京線
通勤快速・快速
通過
各駅停車
北赤羽駅 (JA 16) - 浮間舟渡駅 (JA 17) - 戸田公園駅 (JA 18)

脚注[編集]

記事本文[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b “埼京線スタート 池袋-大宮”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 1 夕刊. (1985年9月30日) 
  2. ^ a b 事業エリアマップ - JR東日本ステーションサービス.2021年12月17日閲覧
  3. ^ “赤羽-戸田橋間に二駅 「通勤新線」の新駅 国鉄が方針”. 毎日新聞 (毎日新聞社): p. 21. (1979年3月28日) 
  4. ^ 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、422頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  5. ^ 駅の情報(浮間舟渡駅):JR東日本 - JR東日本.2021年12月17日閲覧
広報資料・プレスリリースなど一次資料[編集]
  1. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月23日閲覧。

利用状況[編集]

  1. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  2. ^ 板橋区の統計 - 板橋区
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
東京都統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]