槍ヶ岳

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槍ヶ岳
Mt.Yarigatake from Enzansou.jpg
表銀座より望む槍ヶ岳 (2007年平成19年)8月撮影)
標高 3,180m
位置 北緯36度20分31秒
東経137度38分51秒
所在地 長野県松本市大町市
岐阜県高山市
山系 飛騨山脈
種類 氷食尖峰
初登頂 1828年 7月28日
  

槍ヶ岳(やりがたけ)は、飛騨山脈(北アルプス)南部にある標高3,180mの日本で5番目に高い山である。長野県松本市・長野県大町市岐阜県高山市の境界にある。日本百名山の一つで通称「槍」。初登攀は中田又重郎と修行僧の播隆上人。

目次

[編集] 概要

名前の如く天に槍をつく形が特徴的な高山であり、その形から「日本のマッターホルン」とも言われる。登山者でにぎわい、穂高岳などと共に多くの登山者の憧れの的となっている。開山者は、播隆上人(1786年 - 1840年)である。

そのピラミダルな山容にふさわしく、槍ヶ岳は四方に尾根と沢を伸ばしている。尾根は東西南北に、東鎌・西鎌・槍穂高・北鎌の四稜、沢は東南に槍沢、南西に飛騨沢(槍平)、北西に千丈沢、北東に天丈沢の四沢である。

なかでも一番の人気は、北鎌尾根であろう。「孤高の人」(新田次郎著)の加藤文太郎や「風雪のビバーク」の松濤明遭難によって著名となり、多数の登山客が訪れた結果アプローチ・ルートの荒廃を招いている。同所はバリエーション・ルートであるにもかかわらず、人気のルートであり夏季には数珠繋ぎに登山者が並ぶことになる。この中にはブームに押され技術的に未熟な者も含まれ、彼らの無謀な行動が他の登山者に危険を及ぼす状況も発生している。

槍ヶ岳へ稜線伝いに向かう縦走コースは、眺望が良く人気が高い。そのため、日本を代表する繁華街である銀座の名を冠した名前が付けられている。中房温泉を登山口とし大天井岳を経て東鎌尾根に至るルートは表銀座縦走コースと呼ばれている。一方、高瀬ダムを登山口とし鷲羽岳双六岳を経て西鎌尾根に至るルートは裏銀座縦走コースと呼ばれている。なお、折立を登山口とし黒部五郎岳を経て双六小屋で裏銀座縦走コースと合流するルートを西銀座ダイヤモンドコースと言うが、前の2コースと比べると知名度は低い。

槍ヶ岳山頂の三角点

2005年秋、左俣谷から奥丸山へ登る登山道が新設された。これにより、新穂高温泉から左俣谷沿いの道を遡り奥丸山から稜線づたいに槍ヶ岳に至るルートが新たにできた。

山頂には2等三角点が設置されたが、現在は標石が地面に埋設・固定されておらず、国土地理院点の記にも「成果使用不能」扱いとなっており、地形図にも槍ヶ岳山頂は単なる標高点扱いとなっている。

[編集] 山小屋

槍ヶ岳周辺にある山小屋

槍ヶ岳山荘と槍ヶ岳

[編集] 周辺の山

[編集] 主な登路

東鎌尾根(表銀座ルート)
中房温泉燕岳大天井岳-東鎌尾根-槍ヶ岳
西鎌尾根(裏銀座ルート)
高瀬ダム烏帽子岳野口五郎岳鷲羽岳双六岳樅沢岳-西鎌尾根-槍ヶ岳
槍沢ルート
上高地明神池徳沢横尾槍沢ロッジ-槍ヶ岳
槍平・飛騨沢ルート
新穂高温泉-右俣谷-槍平-飛騨沢-槍ヶ岳
わさび平ルート
新穂高温泉-左俣谷-わさび平小屋奥丸山-中崎尾根-槍ヶ岳
北鎌尾根(バリエーション・ルート)
高瀬ダム湯俣-千天出合-北鎌尾根-槍ヶ岳
槍穂高縦走ルート
上高地-前穂高岳奥穂高岳穂高岳山荘涸沢岳北穂高岳大キレット南岳大喰岳-槍ヶ岳

頂上付近の登り坂は急斜面になっているため鎖が設置されている。

[編集] 関連項目

[編集] 画像

[編集] 外部リンク

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