屋島駅

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屋島駅
駅舎(2010年8月)
やしま
Yashima
T24 木太町 (2.8 km)
(1.3 km) 古高松南 T22
地図
所在地 香川県高松市高松町字帰来88-2
北緯34度20分11.96秒 東経134度6分35.77秒 / 北緯34.3366556度 東経134.1099361度 / 34.3366556; 134.1099361座標: 北緯34度20分11.96秒 東経134度6分35.77秒 / 北緯34.3366556度 東経134.1099361度 / 34.3366556; 134.1099361
駅番号 T23
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
所属路線 高徳線
キロ程 9.5 km(高松起点)
電報略号 ヤシ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
664人/日(降車客含まず)
-2018年-
乗降人員
-統計年度-
1,250人/日
-2018年-
開業年月日 1925年大正14年)8月1日[1]
備考 簡易委託駅
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屋島駅(やしまえき)は、香川県高松市高松町にある四国旅客鉄道(JR四国)高徳線である[2]駅番号T23。駅表示パネルのコメントは「源平合戦ゆかりの駅」。

歴史[編集]

  • 1925年大正14年)8月1日鉄道省高徳線の駅として開業[1]
  • 1970年昭和45年)6月1日:貨物取扱廃止[1]
  • 1984年(昭和59年)2月1日業務委託駅となる[3]
  • 1985年(昭和60年)3月14日荷物扱い廃止[1]
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化に伴い、四国旅客鉄道(JR四国)の駅となる。同時に無人駅となる[4]
  • 1988年(昭和63年)4月:駅員を再配置し、有人駅となる[5]
  • 1992年平成4年)4月28日:駅舎内にJR四国グループのパン屋ウィリーウィンキーが開店し、同店に駅業務を委託する[6][4]
  • 2008年(平成20年)12月:地域活動を行うグループによって、土・日・祝日のみ開けられる観光案内所が設置される[2]
  • 2009年(平成21年)7月11日:地域住民でつくる古高松地区コミュニティ協議会による駅の運営管理が開始[2](※水曜定休)。きっぷ売り場に隣接した「地域振興スペース」には、地元住民の手による芸術作品の展示が行われる。
  • 2011年(平成23年)
    • 5月:地元住民の手により、「こどもの日」の前後の期間中、駅前広場にこいのぼりが掲げられるようになった(2012年も継続中)。
    • 11月:それまで休眠状態であった駅の井戸が、地元住民の手によって復活した。
    • 12月:地元住民の手により、「クリスマス」の前後の期間中、駅前広場にイルミネーションが点灯されるようになった(継続中)。
  • 2012年(平成24年)6月:駅前の県道において、源平の里あきない会の主催により、「源平の里ほたる祭」が開催された(2012年も継続中)。
  • 2020年令和2年)3月14日ICカードICOCA」の利用が可能となる[7][8]。ICカード専用簡易改札機で対応。高松方面のみ利用可能で、徳島方面へは利用できない。

駅構造[編集]

跨線橋(2010年12月)

島式・相対式ホーム2面3線を持つ地上駅。2番のりばが一線スルーになっているが、停車列車は駅舎側の1番のりばを優先的に使用する。自由席特急券の発売が可能な自動券売機が設置されている。

かつては、駅舎内にJR四国グループのパン屋ウィリーウィンキーが併設されていた[4]

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先 備考
1 高徳線 下り 志度三本松徳島方面  
上り 高松岡山方面
2 上り 行違い時
3 上り 主に待避
下り 志度・三本松・徳島方面

利用状況[編集]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2000 852
2001 795
2002 762
2003 757
2004 756
2005 685
2006 699
2007 690
2008 698
2009 693
2010 693
2011 687
2012 661
2013 687
2014 664

駅周辺[編集]

四国村ギャラリー

バス路線[編集]

屋島山上シャトルバス

駅前に「JR屋島駅」停留所があり、屋島山上シャトルバス(ことでんバス)が乗り入れる[9]

隣の駅[編集]

四国旅客鉄道(JR四国)
高徳線
普通
木太町駅 (T24) - 屋島駅 (T23) - 古高松南駅 (T22)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、648頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b c “住民が屋島駅運営/県内初、JRから管理受託”. 四国新聞(四国新聞社).(2009年7月12日)
  3. ^ 「10駅を停留所化 国鉄四国総局・1日実施」『交通新聞』交通協力会、1984年1月31日、1面。
  4. ^ a b c 「駅すてーしょん 屋島(高徳線)」『交通新聞』交通新聞社、1995年11月1日、2面。
  5. ^ 「JR四国、屋島など12無人駅に63年春から駅員配置」『日本経済新聞日本経済新聞社、1987年12月11日、地方経済面/四国、12面。
  6. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '93年版』ジェー・アール・アール、1993年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-114-7 
  7. ^ JR四国の観光地アクセス駅におけるICOCAサービス、2020年3月14日にサービスイン!』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道/西日本旅客鉄道、2020年1月27日。 オリジナルの2020年1月28日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200128080358/http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2020%2001%2027%2004.pdf2020年1月28日閲覧 
  8. ^ 観光地へのアクセス駅で新たに「ICOCA」がご利用できるようになります!』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道/西日本旅客鉄道、2019年7月29日。 オリジナルの2019年12月23日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20191223213927/http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2019%2007%2029%2004.pdf2019年12月29日閲覧 
  9. ^ 屋島山上行シャトルバス”. ことでんグループ. 2023年2月9日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]