原口あきまさ

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原口はらぐち あきまさ
第30回東京国際映画祭にて(2017年10月)
本名 原口 晶匡(読み同じ)
ニックネーム ものまね兄やん
生年月日 (1975-11-03) 1975年11月3日(48歳)
出身地 福岡県北九州市
血液型 O型
身長 177 cm
言語 日本語
方言 共通語
北九州弁
最終学歴 専門学校東京アナウンス学院
出身 現事務所直入
コンビ名 ラ☆パニック(解散)
相方 鈴木達也(コンビ時代)
芸風 物真似
事務所 ケイダッシュステージ
活動時期 1995年 -
現在の代表番組
開運!なんでも鑑定団
ギア探
過去の代表番組 原口・はなわの踊る!すまいる大御殿
原口あきまさの今がぱちドキッ!
汐留イベント部
ひるキュン!
配偶者 福下恵美(2010年 - )
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原口 あきまさ
YouTube
チャンネル
活動期間 2020年5月6日 -
ジャンル コメディ
物真似
エンターテインメント
登録者数 2.62万人
総再生回数 297万4229回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年11月1日時点。
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原口 あきまさ(はらぐち あきまさ、1975年昭和50年〉11月3日[1] - )は、日本ものまねタレントお笑いタレントYouTuber福岡県北九州市出身[1]ケイダッシュステージ所属。本名は原口 晶匡(読み同じ)[1]専門学校東京アナウンス学院卒業[2]

来歴[編集]

常磐高等学校[3]剣道スポーツ推薦で入学。剣道二段[4]。しかし剣道部は高1で退部、時間の余った原口が友人3人組で訪れた北九州市民球場で、福岡ダイエーホークスの応援団から声をかけられ[5]、高2から応援団に正式に参加、高3になると外野席の応援リーダーとして「お立ち台」に上がらせてもらうようになった。応援団所属はその2年間のみであったが、それ以来現在の福岡ソフトバンクホークスの熱狂的なファンであり、時折芸人仲間や自身の子供らと球場の外野席で観戦している[6]。後年、ホークス福岡移転30周年時には、『いざゆけ若鷹軍団(WE=KYUSHUバージョン)』に出演した。

また高校時代には、当時福岡のローカルタレントとして活躍していた博多華丸・大吉追っかけもしていた[7]。卒業後、東京アナウンス学院「お笑いタレント科」に進学。土田晃之専門学校時代の先輩、落語家立川こしらは同級生、はなわは後輩に当たる。「ラ☆パニック」というコンビ(相方は元・粋なりの鈴木達也、1998年解散)のツッコミ役として芸能界デビュー。

2000年タモリに扮したコージー冨田と組んでの活動でブレイクし、2001年発表の第38回ゴールデン・アロー賞ではコージーとともに芸能新人賞の候補に挙げられたが、「各賞1組ずつ受賞、音楽新人賞のみ3組受賞」というルールがあったため、芸能新人賞はコージーが受賞した。

2006年12月15日に行われた全日本プロレスのファン感謝デー興行では、蝶野正洋に扮して天山広吉とタッグを組み、武藤敬司神奈月の「ダブル武藤」組と本物のプロレスの試合を行った。試合には敗れたものの、マイクパフォーマンスと物真似の数々を披露した[8]

2008年夏、TUBEのコンサートにサプライズゲストとしてよばれ、前田亘輝に変わって歌を披露した。元々TUBEのメンバーが、原口が出演するものまね番組を見て、前田の口パクをしているように思えたことがきっかけ[9]

2009年9月12日、大塚愛のバースデーライブにスペシャルゲストとして招待される。しかし最後にステージに上がり用意されたドッキリ落とし穴の犠牲となる。これは大塚とバンドメンバーを中心とした大塚チームにドッキリ企画の学力検定を2回にわたり仕掛けたことの復讐だった[10]

2010年1月17日、ブログで福下恵美と結婚を前提とした交際中であることを発表。同年3月14日に婚姻届を提出した。

2011年2月14日、予定日よりも2週間ほど早く、第一子となる男児が誕生した[11]

2011年2月22日、北九州市観光大使に就任[12]

2013年6月7日、第二子となる次男が誕生。

2014年6月4日、第33回 ベスト・ファーザー イエローリボン賞芸能部門 受賞。

2015年5月1日、立命館大学産業社会学部専門特殊講義II「エンタテインメント・ビジネス産業論」2015年度大学コンソーシアム京都単位互換科目 音楽関連団体共同寄附講座の特別講師を務める。講義テーマは「演者側からのエンタテインメント」[13]。(聴講生は約500名)

2015年9月2日、第三子となる三男が誕生。

2018年6月1日、第四子となる四男が誕生。

2020年10月18日、イクメンオブザイヤー2020 イクメンものまね芸人部門 受賞。

渋谷警察署から依頼を受け、2021年10月11日~20日まで開催の全国地域安全運動に、ものまね音声で防犯広報活動に参加した。[14][15]

2022年12月31日、逃走中お台場大決戦に逃走者として出演した。しかし、残り7分34秒のところで、歩きスマホでハンターに気づかず、気づいたあとも一歩も歩けず確保。この捕まり方がSNSで話題になった。

人物[編集]

父は元陸上自衛隊自衛官[16]。退官後も爆発物処理に携わっていて、原口を爆破技師の仕事場に誘ったこともある。

代表的なものまねは明石家さんまで、出川哲朗からは「さんちゃま」と呼ばれている。但し、一番最初に披露したのは「ヒロシのネタをやるヒロミ」であまり受けなかった。

芸人仲間から番組のシミュレーションを頼まれることが有る[17]

豊富なものまねレパートリーを生かし、テレビ番組の再現VTRに出演する機会も多い。

普段からランニングやジムなどで体を鍛えているといい、『最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦』に2回出場し、QUICK MUSCLE(3分間腕立て伏せ)で100回の記録を残した。

20年来のプロレスファンでもある。

酒井法子の大ファンで、先述のホークス応援団所属時、平和台球場での試合応援より酒井のコンサート参加を優先させたことがあったほどであった[6]

自動車免許オートマチック限定免許を取得している。

矢部浩之が中心の「矢部会」なるグループの一員であり、矢部を「兄様(にいさま)」と呼ぶ。

ものまねレパートリー[編集]

男性芸人とミュージシャンが中心である。

2020年6月6日、自身のYouTubeチャンネル「原口あきまちゃんねる」で生配信を行い、Wikipediaに記されていた142のレパートリーを全て検証し、さらに新ネタを追加。公式レパートリーは200個を発表した。

出演[編集]

テレビ[編集]

現在の出演番組

過去の出演番組

テレビドラマ[編集]

ラジオ[編集]

映画[編集]

ライブ[編集]

  • 我夢謝裸 35歳の時まで毎年開催していた単独ライブ。
  • スペシャルものまねライブ「変人

 2012年 原口あきまさが、ものまね業界の更なる活性化を目的に立ち上げた。同年ホリと初ライブを行う。

 2013年 山本高広、ミラクルひかるが参加。

 以降毎年全国ツアーを開催し、ものまねライブとしては異例の集客を記録する。

DVD[編集]

  • 原口あきまさの「ネタじゃないから!」 2006年
  • 原口あきまさの波乱万場 ~Life of Comedians~ 2008年
  • 原口あきまさの波乱万場2 ~Life of Comedians~ 2009年

プロモーションビデオ[編集]

声優・吹き替え[編集]

CM[編集]

WEB[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c ケイダッシュステージによる公式プロフィール
  2. ^ 原口 あきまささん 卒業生メッセージ”. 東京アナウンス学院. 2013年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月13日閲覧。
  3. ^ 原口あきまさ氏に感謝状を授与致しました”. 常磐学園同窓会 (2011年6月20日). 2013年11月14日閲覧。
  4. ^ マモル(防衛省発行情報誌)2010年7月号「原口あきまさインタビュー」より(特集取材後記
  5. ^ “僕はホークスの応援団だった…外野席で旗を振っていた青春の日々(1/2)”. 文春オンライン. (2022年4月23日). https://bunshun.jp/articles/-/53246?page=1 2022年8月14日閲覧。 
  6. ^ a b “僕はホークスの応援団だった…外野席で旗を振っていた青春の日々(2/2)”. 文春オンライン. (2022年4月23日). https://bunshun.jp/articles/-/53246?page=2 2022年8月14日閲覧。 
  7. ^ 『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』「博多華丸・大吉芸人」(テレビ朝日)2012年5月17日付放送分。同番組DVD Vol.24収録
  8. ^ 2006年12月16日 日刊スポーツ プロレス面 他各紙面より。
  9. ^ 2008年8月24日 日刊スポーツ 芸能面 他各紙面より。
  10. ^ 2009年9月13日 サンケイスポーツ 芸能面記事より。
  11. ^ 2011年2月15日のブログより
  12. ^ 北九州市 観光大使!”. 原口あきまさ OFFICIAL BLOG (2011年2月23日). 2013年11月14日閲覧。
  13. ^ 立命館大学産業社会学部公式HP(2015年度 音楽関連団体共同寄附講座エンタテインメント・ビジネス産業論 前期講義概要
  14. ^ 渋谷警察署 全国地域安全運動に向けた防犯活動 警視庁”. www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp. 2021年10月20日閲覧。
  15. ^ 「ヤバいよ、ヤバいよ」ものまね音声で特殊詐欺防止”. テレ朝news. 2021年10月21日閲覧。
  16. ^ マヒナチャンネル (12 June 2019). 2019年6月9日放送 #323真夜中のおバカ騒ぎ. 2023年12月11日閲覧
  17. ^ WEBザテレビジョン. “原口あきまさ、明石家さんまの物まねで芸人から「よくシミュレーションを頼まれる」”. WEBザテレビジョン. 2022年2月14日閲覧。
  18. ^ 「半分、青い。」原口あきまさが声の出演 「ねるとん」風番組が反響 原田知世のものまね指導も スポニチ 2018年4月19日
  19. ^ 球団史上初!ホークスを舞台にしたドラマ「1回表のウラ」3月TNCテレビ西日本にて放送』(プレスリリース)福岡ソフトバンクホークス、2023年1月18日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000214.000012156.html2023年1月18日閲覧 
  20. ^ 高田純次 日曜 テキトォールノ”. 高田純次 日曜 テキトォールノ|文化放送 JOQR. 2022年2月22日閲覧。
  21. ^ 9 ナイン : 作品情報”. 映画.com (2018年2月17日). 2019年7月1日閲覧。
  22. ^ 恵比寿マスカッツ 1.5、仮面女子らがガチバトル!4・30『夜の大運動会』6時間生放送|TVLIFE web - テレビがもっと楽しくなる!”. TV LIFE. 2018年4月20日閲覧。

外部リンク[編集]