リングにかけろ
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『リングにかけろ』は、1977年から1981年まで週刊少年ジャンプに掲載された車田正美のSFボクシング漫画。 日本語の略称は「リンかけ」。「リングにかけろ1」として2004年秋にテレビ朝日でアニメ放映された(後にスカパー・ANIMAXでも放送)。また2006年4月6日に続編の日米決戦篇が放映された。続編として登場キャラクターの次の世代を描いた続編『リングにかけろ2』がスーパージャンプ(青年漫画誌)にて連載された。ジャンプコミックス全25巻、ワイド版全15巻、文庫版全15巻、「リングにかけろ1」全18巻。
目次 |
[編集] あらすじ
主人公の少年・高嶺竜児が姉の菊から学んだボクシングにより、次々と現れる強敵を退けつつ仲間達と友情を深めて成長し、最終的に宿命のライバルであるボクシングの天才児・剣崎順を倒して世界チャンピオンに輝くまでの軌跡を描いている。
明確な章立てはされていないが、ストーリーの流れで大まかに分けると以下のような構成になる。
- 上京編
- 都大会編(決勝戦のみアニメ化)
- チャンピオンカーニバル編(アニメ化)
- 日米決戦編(アニメ化)
- 影道編
- 世界大会編
- ギリシア十二神編
- 阿修羅編
- 世界タイトルマッチ編(プロローグで冒頭のみアニメ化)
[編集] 概要
開始当初は貧しい家庭に育った気弱な少年の高嶺竜児が、プロボクサーだった亡父の遺志を継いで世界チャンピオンを目指すべく、姉の菊の教えを受けて成長していく泥臭いド根性ボクシング漫画で、試合の内容も中学生として現実的なものだったが、途中から路線を変更。実際のボクシングとはかけ離れた必殺技(作中ではニュー・スーパー・ブロー、略してNSBとも称されている)を持ったボクサー同士が非現実的な戦いを繰り広げる超人バトル漫画へと変貌した。この路線変更は大当たりをして当時のジャンプで1、2を争う人気漫画となり、最終回を巻頭カラーで飾った(その後ジャンプで最終回が巻頭カラーだったのは『ドラゴンボール』と『SLAM DUNK』のみである)。アンケートの結果が悪いとすぐ打ち切りになり、良いときりのいいところまで描いても引き延ばされる傾向の強い週刊少年ジャンプのなかでも最も円満に終了できた作品のひとつである。路線変更後の内容は後に車田が連載した『風魔の小次郎』や『聖闘士星矢』の原型といえ、またこの作品後に週刊少年ジャンプ誌上で連載された作品中に頻繁に見られるようになった、トーナメント形式バトル物のストーリーの嚆矢でもある。
登場するボクサーのフィニッシュブローは、当初は原理が説明されているものもあったが、次第に理屈付けは省かれて、必殺技の名前を叫んだボクサーによって対戦相手が吹っ飛ばされているという構図が、見開きや大ゴマで描かれるパターンが多用されるようになった。表現方法は様々なものが試され、物語の終盤近くで主人公が使うようになった技「ブーメランテリオス」などは同じ絵のコピーを見開き内に無数に貼り付けるという凄まじい描写で波紋を呼んだ。
世界大会編ドイツJr.との戦いにおいては物理学の応用によるフィニッシュブロー破りを描写し、ギリシア十二神編ではギリシア神話の神々を対戦相手として登場させるなど、この漫画によって科学、歴史に興味をもった小中学生も多かった。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] 登場人物
[編集] 日本Jr.
- 高嶺 竜児(たかね りゅうじ)(日本Jr.時、中学1年生)
- 声:森田成一、保志総一朗(まんがDVD版)
- 山口県出身。父親がプロボクサーであり、姉・菊に無理やりボクシングのトレーニングを受けさせられていたが、優しく気の弱い性格のためボクシングは好きではなかった。母親の再婚相手から虐待を受けたことをきっかけに姉と共に家を出て上京する。
- 東京で永遠のライバル・剣崎順と出会い、彼とのスパーリングを経験することで本格的にボクシングに目覚める。当初は左右のワンツー(ストレートパンチ)のみで闘ってたが菊の指導の元、フックを学びそれを自身で必殺ブローに昇華して行き、プロ転向前にアッパーも習得する。他の日本Jr.より習得してないブローも多く未完成であるが「左を征するもの世界を征する」と言うボクシングの格言を忠実に実行し、更なる高身に伸上がって行く事になる。
- 中学生になると心身ともに立派に成長し、都大会の個人戦では1年生ながら準優勝をはたす。そして剣崎の代役として出場したチャンピオンカーニバルでは見事優勝し日本Jr.チャンピオンとなり、その後世界大会などで大将をつとめた。中学卒業後は進学はせず、プロへの道を歩む。そして剣崎同様特例によりプロ入りを果たす。
- 故郷の母・千代を幸福にしてやりたいが為というのが当初からプロボクサーを目指す理由だった竜児だが、中学卒業時、これからボクシング修行に専念できると思った矢先に千代の病死を知り、しかもその死を数ヶ月の間、菊が隠していたことから、一時ボクシングに絶望してしまう。しかし千代が竜児の為に「闘志」の文字を縫いこんで遺した試合用トランクスと遺書により、再度奮起。千代の遺言通り今度は「誰か」の為ではなく、自らの人生を輝かせる為に世界チャンピオンを目指す決意を固めた。
- フィニッシュブロー:ブーメランフック、ブーメランスクエアー、ブーメランテリオス、ウイニング・ザ・レインボー
- 剣崎 順(けんざき じゅん)(日本Jr.時、中学2年生)
- 声:置鮎龍太郎、岡野浩介(まんがDVD版)
- 剣崎財閥の御曹司で高嶺竜児のライバル。自他共に認めるボクシングの天才。当初はイヤミな金持ちキャラであったが、中学時代には人間的にも成長し、竜児のよきライバルとなっていった。とはいえ性格が謙虚になったわけではなく、彼のスタイルである、周囲を顧みない不遜で傲慢な振舞いは最後まで変わっていない。
- 傷めた腕の治療のためチャンピオンカーニバルに出場していないので日本Jr.チャンピオンの肩書きこそ竜児に譲っていたが、実力では日本Jr.最強であった。団体戦ではチャンピオンの竜児が主将を務め敵チームの最強者と対戦し、剣崎はそれより格下の相手と副将として対戦したため、圧倒的な実力差で一瞬で倒すことが多かった(ドイツJr.との試合のみ剣崎が大将を務める)。
- 世界大会以降、対ギリシア十二神戦に向けて他の日本Jr.メンバーがフィッシュブローを新開発していく中、彼だけは同時に開発した二つのブローを最後まで使い続けた。必殺のギャラクティカ・マグナムは主役である竜児のブーメランテリオスと互角の威力であり、その迫力ある描写から本作品の代表的なブローとなっている(ゆえに、さらに威力が勝るファントムは、本作中に登場するブローで最強という事になる)。
- 竜児の姉・菊とはいがみ合っていたがお互い惹かれてもいたようで、後に彼女と結婚する。世界タイトルマッチ戦直前の石松とのタイマンでは、チャンピオンベルトよりも一人の女のほうが大事と言い切る。
- フィニッシュブロー:ギャラクティカマグナム、ギャラクティカファントム
- 香取 石松(かとり いしまつ)(日本Jr.時、中学1年生)
- 声:草尾毅、山口勝平(まんがDVD版)
- 千葉県出身。元々のケンカ好きが高じてボクシングを始めたような男で、セオリーにとらわれない変則的な戦法が得意。登場するボクサー達の中では小柄で、明らかにリーチとウェイト差の不利もあるが、天才肌のセンスの持ち主ばかりが集まった日本Jr.の中で、彼だけは実力的に1ランク下という感じであった。世界大会のフランス戦では石松自身、それを自覚しているような発言をしているが、日本Jr.の戦績を考えると彼も十分天才的といえるだろう。血気盛んな気性から率先して先鋒として戦い、「日本Jr.の斬り込み隊長」の異名をとる石松だが、世界大会の決勝戦やギリシア十二神戦などの要所では竜児・剣崎らの直前に登場し、試合のクライマックスに向けてヤマを盛り上げる役割を受け持つことも多かった。竜児とは同い歳である為、他のメンバーよりは話し易い様である。
- 竜児の姉・菊に一目惚れし、アタックを繰り返していた。その際にはギャグムードの時が多かったので真剣さは伝わりにくかったが、ギリシア十二神のペガサス戦や剣崎が菊に求婚したあとの展開を見るに真剣に菊を想っていたようである。
- その場その場の勢いや閃きで戦っているように見られがちな石松だが、チャンピオンカーニバル前には各県代表の強豪の元に自ら足を運び、ボクシングスタイルや弱点を研究して回るなど、その実力と戦績は体格差や才能の差を埋めようとする数々の見せざる努力に裏打ちされたものである。本作中では僅かに菊に対しては、チャンピオンカーニバル準決勝の河井戦前にその苦労を自嘲気味に吐露している。
- 菊を巡って、世界タイトル戦の会場に向かう剣崎にタイマン勝負を挑み、最後はそれぞれのフィニッシュブロー、ハリケーンボルトとギャラクティカマグナムをぶつけ合い、石松は惜敗する。この戦いにおいて、剣崎にかなりのダメージを与えるも、拳だけは狙わなかった。これを石松の友情と受け止め、剣崎はその直後のタイトルマッチに勝利する。その戦いの後、石松は竜児や剣崎には到底自分の力が及ばないとボクシングから足を洗う。
- フィニッシュブロー:ハリケーンボルト、スパイラルタイフーン(ギリシアのイカロスのスカイ・トリプル・ダンシングをサルマネ程度だが使用したこともある)
- 志那虎 一城(しなとら かずき)(日本Jr.時、中学3年生)
- 声:石川英郎(少年時代:吉竹範子)、檜山修之(まんがDVD版)
- 京都府出身。実家は志那虎陰流という剣術の道場である。幼少時、父親から課せられた無理な特訓で右腕に重傷を負い、後遺障害のため右腕は試合中にパンチを繰り出せる程には満足に動かせないが、右腕の分も鍛え上げられた左のパンチと剣道の見切りを応用した神技的ディフェンスによる攻防を行う。その攻守バランスのレベルの高さは、世界大会のドイツJr.代表チームの天才参謀ヘルガをして「右腕が使えれば剣崎や高嶺をも超えるボクサー」と言わしめている。しかし、一度 都内予選で竜児と対戦し実力を隠して敗退するが更に実家が在る京都の中学に転校し京都代表として竜児と再戦するが実際不可能な事である。
- 実際の年齢よりも年かさに見える容貌をしており、当初は寡黙で心を開かず、他人を寄せ付けない孤高の闘士といった雰囲気であったが、日本Jr.の一員として仲間達と共に戦う中で、若干ながら気さくで柔和な一面も見せるようになっていった。特に石松に対しては、お笑いのツッコミ役のような崩れたリアクションを見せることもある。強敵との戦いでは、クールなようでいて内面には熱い思いを秘めていることを窺わせる描写が多い。
- 剣道の腕も超一流であり、幼少時の右腕の事故以来の父親に対するわだかまりを完全に拭い去ることはできないようであったが、一流派を守る剣道家としての父親は認めており、後に自らも志那虎陰流を継いだ。
- フィニッシュブロー:ローリングサンダー、スペシャルローリングサンダー、円月拳
- 河井 武士(かわい たけし)(日本Jr.時、中学2年生)
- 声:神谷浩史、結城比呂(まんがDVD版)
- 新潟県出身。日本Jr.きっての美形。優れたピアニストでもあり、ピアノからボクシングへのヒントを得ることが多い。竜児と同じく、姉にボクシングを(ピアノも)習っていた。剣崎と並び完成されたボクサーであり、自身のフィニッシュブローである「ライトアッパー」を更に必殺ブローに昇華して行く事になる。
- 登場初期は非情な天才ボクサーといった雰囲気であり、中学生らしからぬ慇懃な言葉使いとは裏腹に驕りや他人を見下す態度が目立ち、対戦相手は立ち上がれなくなるまで嬲り尽くし、石松のようにしぶとく立ち向かってくる相手には反則を躊躇わないなどの陰険さも持つ、竜児の対極に立つヒールとしての性格が色濃いライバルであった。また自分を鍛え上げた姉への依存が強かった為か心の弱さも見られたが、チャンピオンカーニバルでの竜児との激戦、そして日本Jr.としての戦いを経て男としての熱い思いや友情に目覚めていった。
- ギリシア十二神との決戦後はピアニストを目指しボクシングとの関わりを絶っていたが、阿修羅一族の使者により自分が姉や両親の本当の肉親ではなく阿修羅一族の血を引く者であることを知る。(ただし続編の「リングにかけろ2」では阿修羅に関する設定は否定されている。)一族の掟により家族にまで累が及ぶことを怖れた河井は阿修羅の定めに従って、一族の目的の為に日本Jr.、そして竜児と対決する道を選ぶのだが…
- フィニッシュブロー:ジェットアッパー、ジェットラベンダー
[編集] 影道一族
- 影道 殉(しゃどう じゅん)
- 声:櫻井孝宏
- 日本ボクシング会の影の存在、影道の総帥であり、剣崎順の双子の弟である。
- 双子であるが長男として生まれた順が剣崎家を継ぐため、次男である殉は影道に預けられることとなった。剣崎家と影道に関わりがあったのかどうかは不明である。
- その実力は兄にも勝るとも劣らない。竜児と対戦した際には、一度見ただけの日本Jr.メンバーのスーパーブローをことごとく放って見せた。
- 本作の中で「凄さの理屈付けが一切なく、技の名前を叫べば相手がすっ飛んでいくフィニッシュブロー」が敵役には多く、彼の「影道雷神拳」はその最初であると言われるが、ブローを繰り出す前に身体を沈め、片膝をつくなど、普通のパンチとは異なる絵的な描写はある。
- 日本Jr.との対戦後は彼らを影から支える存在となり、ギリシア十二神、阿修羅一族といった強敵たちには共に戦いを挑んだ。
- なお、影道のメンバーは試合時にもグローブはつけず、皮手袋をつけている。
- フィニッシュブロー:影道雷神拳、影道鳳閣拳、影道龍極破、影道冥皇拳
- 野火(のび)
- 影道五重塔最上階・鳳凰の間の番人。総帥の側近的役割も勤めているようで、十二神戦などにも登場している。竜児を影道五重塔におびき寄せる為に菊を襲って拉致。菊に「強すぎる。まだお前(竜児)には勝てない」と言わせているくらいであるから、かなりの実力者である。
- 朱雀百人集(すざくひゃくにんしゅう)
- 影道五重塔一階・朱雀の間の番人たち。ひとりひとりが影道ボクサーとして完成された実力を持っている。
- 青龍の間の番人
- 影道五重塔二階・青龍の間の番人。丸太の上を華麗なフットワークで動き相手を追い詰める。実は鋼鉄の鎧を着込んでいるため、生半可なパンチでは効果がない
- 玄武の間の番人
- 影道五重塔三階・玄武の間の番人。実は大男と小男の二人組みであり、動くこともままならないコールタール漬けの床を利用し闘う。
- 白虎の間の番人
- 影道五重塔四階・白虎の間の番人。拳にダイヤモンドを埋め込んだダイヤモンド・ナックルを武器とする。自分と相手を手錠でつなぐデスマッチを挑む。リングにかけろ2に登場した後継の番人は、ダイヤモンドを埋めた手甲を着けており、拳にダイヤを埋め込むような事は彼にしかできなかったようだ。
- 幽鬼(ゆうき)
- 影道地獄谷のメンバーのリーダー格。剣崎と対戦するも剣埼の圧倒的実力になすすべもなかった。
- 魔風(まかぜ)
- 影道地獄谷のメンバーの一人。志那虎と対戦し、ローリングサンダーを完全にガード、さらに高嶺竜児に次いで2番目に神技ディフェンスを破った(カウンターという方法を使わず、まともに破ったのは初めて)。
- しかし新ブロー・スペシャルローリングサンダーの前に敗れる。
- 黒夜叉(くろやしゃ)
- 影道地獄谷のメンバーの一人。河井と対戦。影道 殉を除けば怖面揃いの影道一族の中で数少ない美形の戦士。盲目であるが、影道の女性を利用し河井の腕に鈴をつけ、その音を頼りに戦う。新ブロー・ジェットアッパーの前に敗れる。
- 死神(しにがみ)
- 影道地獄谷のメンバーの一人。石松と対戦。空中戦を得意とする。地獄谷のメンバーの中で、唯一のフィニッシュブロー持ち。新ブロー・ハリケーンボルトの前に敗れる。
- フィニッシュブロー:トマホーク
[編集] ドイツJr.
※連載時は東西分裂時であるが東ドイツか西ドイツかは明確に語られていない。ハーケンクロイツを掲げるなどナチス的な要素も視られる。
- スコルピオン
- 声:緑川光
- ドイツ軍団を束ねる総統。剣崎との対戦で最初に繰り出した「何の変哲もない右ストレート」を、天才・剣崎はかわす事もできず呆気なく顔面に受ける事となった。そのため剣崎をして「自分以上の天才かもしれない」と言わしめた。結局剣崎が勝利したのはギリシアJr.のアポロンの神の血(イーコール)によるものであり、これが無ければ剣崎のほうが敗北したか、あるいは剣崎を敗北寸前に追いつめた可能性もある(ただし剣崎も、ギャラクティカ・マグナムを習得したばかりという事情もあるが)。結果として、ギャラクティカ・マグナムの初の犠牲者となり、窓ガラスをぶち破り会場の外までふっ飛んでいった。
- 世界大会後は世界連合Jr.として日本Jr.と共にギリシア十二神に立ち向かった。
- フィニッシュブロー:スコルピオンクラッシュ
- ヘルガ
- 声:結城比呂
- IQ300を誇るスコルピオンの参謀。フィニッシュブローを持たないがその頭脳を武器として戦う。
- 日本Jr.のフィニッシュブローを物理公式に当てはめ解析し、攻略法を編み出してしまった。フィニッシュブローを放てば理屈もなく相手が吹っ飛んでいくリンかけにおいて、突然数式が並び解説台詞がページいっぱい書かれる様は衝撃的であった。
- 世界大会後は世界連合Jr.として日本Jr.と共にギリシア十二神に立ち向かった。
- 彼の計算は緻密ではあるが、対戦相手が常にそれを上回る行動を取るため結果的に当たることは殆どなかった。
- ヒムラー、ゲーリング、ゲッペルス
- ドイツJr.の代表選手。素顔は包帯で隠している。なお続編「リングにかけろ2」にも息子達が登場するがヒムラー以外は素顔で登場し、かなりの美形である。
[編集] フランスJr.
- ナポレオン・バロア
- 声:森川智之
- フランスチームの大将をつとめるバロア家五つ子の長男で、兄弟はみな女性と見間違えるほどの美貌の持ち主である。
- バロア家秘伝のパンチによりかまいたちを発生させ、10m先まで攻撃することができる。兄弟5人とも使える技だが、ナポレオンのそれは段違いの威力を持ちリングロープをたやすく切り裂くほどである。しかし、そのパンチの多用は腕を痛めてしまうようで、一時アメリカの病院で療養していた。なお、そのときに剣崎と出会っている。
- 世界大会後は世界連合Jr.として日本Jr.と共にギリシア十二神に立ち向かった。
- フィニッシュブロー:デビル・プロポーズ、ロイヤル・デモン・シード
- ナポレオンの兄弟
- ティファニー、フェリスタ、シルビイ、クロディーヌの4名。ナポレオンとそっくりの顔をした兄弟たちだが、絵の上では長兄のナポレオンのみ髪の色と口元のホクロで差別化が図られている。試合の序盤では石松、河井の二人を苦戦させたが、その戦いの中でカマイタチを発生させるパンチの正体を見破られると、残る2人は志那虎や剣崎の敵ではなくなってしまった。
[編集] イタリアJr.
- ドン・ジュリアーノ
- 声:黒田崇矢
- マフィアジュニア、シシリアンダンディのボス。試合前の闇討ちで世界大会を勝ち進んでいた。しかし、決して実力がないわけではなく実際の試合でも竜児を苦戦させた。クールさをなくしてしまったらダンディではなくただのキザ野郎だ、どんな時でもクールでいろという信念を持っている。
- 彼のフィニッシュブロー・コーザノストラは、絵的には何の変哲も無いパンチであり、以降はこの類いの「技の名を叫べば必殺パンチ」というフィニッシュブローが増えていく事になる、ただしフィニッシュブローは(英語が苦手で有名なフランス人ですら)英語名のものが多いが、彼のブローは唯一のイタリア語である。
- 世界大会において竜児のブーメランスクエアーを受けた初めての相手であり、会場の日本武道館の最上部のガラス窓を突き破って建物の外にまでフっとばされるという、現実離れした派手な演出が読者に強烈な印象を与えた。
- フィニッシュブロー:コーザノストラ
- ディノベーゼ
- 声:金子英彦
- ドン以外のイタリアJr.の中で唯一名前が判明しているキャラ。しかし特に強いわけでもなく、石松に対して臆している所をドンに説教される。竜児と剣崎のタイトルマッチには、ドンと共に観戦に来ていた。
- その他のイタリアJr.代表
- 然したる活躍もなく、勝手に試合を勝ち抜き方式にした石松に全員まとめて倒される。
[編集] アメリカJr.
- ブラック・シャフト
- 声:子安武人
- 全米Jr.チャンピオン。竜児と同じくコークスクリューパンチを放つことができる。
- ヘリからチャンピオンカーニバル会場に降りてきたり、対戦相手の日本Jr用の棺桶を造るなどいちいちやることがハデである。
- 日本人にありがちなフェアプレー至上主義を鼻で笑っており、「ボクシングでは最後に勝利した者が強者であり、多少姑息なフェイントや反則も駆け引きのうち」という合理性指向の試合運びをするが、対戦相手の竜児の実力を認めて最後には自らも全身全霊を込めた力のぶつけ合いに挑み、竜児の勝利を称えた。
- 他の4人のメンバーは、河井曰くド素人、あるいは狂人であったが、シャフトにとっては日本Jr.と試合ではなく戦争をするという並々ならぬ決意の人選であった。後の世界大会では、竜児曰く「本物のボクサー」とともに出場したものの、イタリアJr.の策略のため日本Jr.との再戦はならなかった。
- フィニッシュブロー:ブラックスクリュー
- モンスター・ジェイル
- 声:今村直樹
- 体重が200キロを遥かに超えようかという巨漢。15人もの殺人を犯しアメリカで死刑を待つ身だったが、なぜかシャフトの手引きで刑務所から出され、日米決戦の為だけに来日した。アメリカチームの先鋒として石松と対戦。パンチの風圧だけで相手をダウンさせるほどのパワーと、いくらクリーンヒットされようとも全くダメージを受けない強靭な肉体で石松を苦しめた。そのパワーを逆利用した石松の捨て身の肉弾攻撃を受けて轟沈。重傷を負ったが病院に運ばれる前、石松に友情を抱いて心を開いた。
- ミズ・シャネル
- 声:小松由佳
- 視線で相手を催眠術に陥れる技を持ち、河井を苦しめたが、その催眠術をやぶられるとボクシングの実力では河井の敵ではなかった。
- 女性がボクシングの試合に出場する事に対して、観客から非難の野次が飛ばされたが、河合にKOされた時、実は女装した男だと判明した。作中ではオカマとされているが、同性愛者かどうかは不明(河井が気に入ったような台詞を言っているが、本意かどうか不明)。少なくとも後に子供をもうけている。
- Mr.ホワイティ
- 声:遠藤守哉
- 白人至上主義を唱える南部の白人ボクサー。試合での出番の直前まで姿は描かれず、思わせぶりな描写で底知れない実力や不気味さを喧伝されていたが、試合開始直後に剣崎順の左アッパーカット一発で瞬殺される。コミックス・愛蔵版では別の名前で登場していたが、それがKKKのグランド・ウィザード(ボス)と同じことを考慮し名称変更した。
- ミック
- 声:西凛太朗
- アメリカ本国において「ヘルス・エンジェルス」(アニメ版ではグレイトエンジェルスに変更)と言う構成員4万人の暴走族を率いる。常に斧を持ち歩いており、シャフトに粗相をはたらいた部下の腕を切り落としたり、石松に敗れて重傷のモンスター・ジェイルにとどめを刺そうとするなど、非情で物騒なキャラだがボクシングの実力は大した事はなく、対戦した志那虎の神技的ディフェンスに翻弄されローリングサンダーの一撃でKOされるなど全くイイところなく敗北。アニメ版の「リングにかけろ1」では京都に居る志那虎の家族を人質に取るなど卑劣な策を使った。
[編集] ギリシアJr.
- 「ギリシア十二神」
- 世界大会においての「ギリシア代表」の失態により、業を煮やして出現…ゼウスを筆頭に「神」と崇められる。
- ゼウス
- 世界最大の闘神・ギリシア十二神を束ねる男。竜児同様カイザーナックルの後継者候補であり、二個一対のカイザーナックルの片方を所持していた。
- 近侍である巫女のパンドラが、自分の命令だと偽って勝手に日本Jr.抹殺ともう片方のカイザーナックルの奪取を画策したことを怒っていたが、世界連合Jr.との決戦場において初めて、竜児が片方のカイザーを所有する後継者候補であることを知り、ポセイドンとの試合ですでにボロボロに疲弊しきった竜児と戦う。
- ポセイドンが竜児との試合中に語った言葉によれば、それまで十二神のメンバーですらゼウスに直に会った者は居なかったとされ、また疲弊した竜児が相手だったので、彼の真の実力は未知数である。
- フィニッシュブロー:ゴッドイリュージョン
- ポセイドン
- ギリシア十二神の一人。完璧なボクシングをほこり、対戦した竜児の攻撃を全く寄せ付けず、ブーメランスクエアーすら身体に触れさせることなく竜児を追い詰める。観客も「今まで見た中で最強の男では…」と絶句していたが、突如会場の空に投影された巨大なゼウスの虚像に動揺し完璧なボクシングが乱れ、結局竜児の新ブロー・ブーメランテリオスの最初の餌食となった。
- フィニッシュブロー:サイクロンメイルストローム
- ハーデス
- ギリシア十二神の一人。幻覚により剣崎を翻弄し、拳法の達人にして初めて作り出しうるという攻防一体のバリヤー・制極界でギャラクティカマグナムの威力を跳ね返す。しかしその制極界を剣崎にマネされ、さらに剣崎が本気で放ったギャラクティカファントムは制極界で防ぎきれず、結局自分では一発のパンチも放たずに敗北。リンかけ史上最もボクシングをしてるように見えない人。
- 決戦前に剣崎が聞きつけた十二神に関するウワサによれば、このハーデスはポセイドンと共にゼウスに匹敵する実力者で、この三人がギリシアJr.の三巨頭とも呼べる存在であるらしい。
- フィニッシュブロー?:アナザーワールド
- ビーナス
- ギリシア十二神の一人。女性と見間違えるほどの美貌をほこる。影道総帥と対戦し深手を負わせるも、影道龍極破、影道冥皇拳のコンボ攻撃に敗れた。
- 余談であるが、彼のフィニッシュブローであるライトニングプラズマは、後の車田正美の大人気作品「聖闘士星矢」に登場する獅子座のアイオリアの技と同じ名前。
- フィニッシュブロー:ライトニングプラズマ
- ペガサス
- ギリシア十二神の一人。世界大会チームのイカルスの師であるようで、空中戦を得意とする。石松と対戦し彼を圧倒していたが、新ブロー・スパイラルタイフーンの一撃で敗れる。
- フィニッシュブロー:ブローイングシャワー、エルボーブレイク
- ナルシサス
- ギリシア十二神の一人。試合の際にも身だしなみに気をつかうと言ってオーデコロンをつけている。結局その香りがアダとなって対戦した河井に位置を察知され、新ブロー・ジェットラベンダーを受けて敗北。
- フィニッシュブロー:スペクトルエコー
- メデューサ
- ギリシア十二神の一人。志那虎と対戦する。まるで無防備になったかのような支那虎の手ごたえの無さに違和感を覚えるが、やはり新技の円月拳の一撃で倒された。
- フィニッシュブロー:ブラデッドメデューサ
- プロメテウス
- ギリシア十二神の一人。預言者と呼ばれる。ダウンしているヘルガの挑発に乗って、倒れたままの相手を攻撃するという、もはやボクシングとは思えない戦いを展開したが、その際にヘルガの捨て身のカウンターをマトモに受けて相打ちとなる。ダウンのカウントを取った描写が無いので、ボクシングの試合としての勝敗は不明。
- フィニッシュブロー:グランドクロス
- オリオン
- ギリシア十二神の一人。驚異的なフットワークを誇り、一瞬のヒットアンドアウェーで無数のパンチを繰り出す必殺ブロー・トルネイドアローでスコルピオンを圧倒。しかしカサンドラ同様にスコルピオンクラッシュの一撃で敗れた。
- フィニッシュブロー:トルネイドアロー
- アルテミス
- ギリシア十二神の一人。月明かりの下でも蜘蛛の糸の一本までも見ることができる。ナポレオンと対戦。ナポレオンの真空パンチもデビルプロポーズも通用せず終始優勢であったが、最後には新ブロー・ロイヤルデモンシードを受けて敗れる。
- フィニッシュブロー:ムーンライトヘブン
- クレウサ
- ギリシア十二神の一人。影道五重塔に試合のメンバー表を持ち現れる。その際に影道総帥と対戦。戦いでは総帥を圧倒していたかに見えたが、総帥から使いっぱしり呼ばわりされた上に影道鳳閣拳を受けて、世界連合Jr.側のメンバー表を持って仲間の元へ帰り着いたところで倒れた。
- フィニッシュブロー:グリークインフェルノ
- カサンドラ
- ギリシア十二神の一人。日本Jr.を抹殺するべく彼らの前に現れたが、助太刀にやってきたスコルピオンのブローを喰らってしまい、世界連合Jr.との決戦を約する役目を負わされてすごすごと帰っていった。スコルピオンに対して何らかの必殺ブローを放ったらしいが、残念ながら技の名前を叫ばなかった為に十二神で彼だけフィニッシュブローが無い。なお彼は、スコルピオンごときに遅れをとったということで抹殺され、世界連合チームとの闘いの場には上がれなかった。
- 「ギリシア代表」
- 世界大会に出場したメンバーで日本Jr.の決勝の相手。ただし彼ら5名は、天帝・ゼウスを頂点とするギリシアJr.ボクシング界のヒエラルキーの中では十二神より格下の存在である。しかしながら、ボクシングの試合では敗れこそしたものの、対戦した日本Jr.5名を半死半生にまで追い込んだ。本作の続編のリングにかけろ2において、ギリシアJr.の序列は実力制ではなく世襲制であるという事が明らかになった。
- アポロン
- 世界大会に出場したギリシアチームの大将。神の血(イーコール)という謎の超能力を持ち、準決勝でスコルピオンクラッシュを受けて敗北しかけた剣崎を助けた。但し剣崎曰く、余計な事をしなくても勝てたとの事だが、そう言って突っかかってきた剣崎も神の血の力で退ける。
- 世界大会決勝の大将戦で竜児と対戦。序盤では圧倒的な実力差で竜児を追いつめ、ブーメランスクエアーの威力も通じなかった(神の血の能力か?)。しかし徐々に竜児のほうが優勢になり、アポロンも竜児の実力を認め、日本Jr.の健闘を称える事となる。最後は互いの必殺ブローの打ち合いの末、竜児に完敗する。
- その後は日本Jr.と十二神の戦いを世界のJr.ボクシングを破滅に導くものと考え、回避させようと尽力する。
- フィニッシュブロー:ゴッドディメンション
- テーセウス
- 副将として剣崎と対戦。天才・剣崎を敗北寸前にまで追いつめた数少ないボクサー。普通のパンチの打ち合いでは剣崎を圧倒し、ハートブレイクキャノンで瀕死に追い込む。フィニッシュブローもギャラクティカマグナムと互角の威力を持ち、この世界では指折りの実力者であるといえる。剣崎の左の必殺ブロー、ギャラクティカファントムの初の犠牲となった。
- フィニッシュブロー:ハートブレイクキャノン
- ユリシーズ
- 志那虎と対戦。スペシャルローリングサンダーも神技的ディフェンスも全く通用しない完璧なボクシングで志那虎を圧倒し追いつめた(カウンターを取らずに神技的ディフェンスを破ったのは、影道の魔風と彼のみである)。パンチを繰り出せないはずの志那虎の右拳が顔面に向かってきた事に気を取られた一瞬の隙を突かれ敗北した。やや年齢離れした風貌が志那虎と似た雰囲気を醸し出している。
- フィニッシュブロー:トロイアクライシス
- オルフェウス
- 河井と対戦。今世紀最大の音楽の天才と言われている。原理は不明だが、自分の位置を錯覚させる特殊なフットワークで常に背後から河井を攻撃し苦しめた。姉の教えとギリシア神話にヒントを得た河井が振り向いた為に、実体を見極められてジェットアッパーを受け敗北。
- ギリシア十二神編の冒頭にも登場し、仮死状態にあった黄金の日本Jr.メンバーたちを復活させた。その際、影腹を斬り絶命したかと思われたが、竜児と剣崎の世界タイルマッチの際、他のメンバーと共に観戦に訪れて元気な姿を現している。
- フィニッシュブロー:デッドシンフォニー
- イカロス
- 石松と対戦。空中戦を得意とし、石松以上の跳躍力、そして空中でも自由に動ける身のこなしで石松を翻弄する(彼に言わせれば、石松はただ跳ねているだけのバッタだという)。天井の照明を背にするように跳んだ石松の作戦で眩惑されて敗れた。跳躍の技は十二神のペガサスから指南を受けている。
- フィニッシュブロー:スカイトリプルダンシング
- バルカン
- 世界大会終了後、黄金の日本Jr.の消息を追い日本にやってきた。日本Jr.を探して富士の樹海にやってきたところ、影道一族と戦闘になる。玄武をなんなく倒すも、影道総帥にはパンチを見切られ敗北を喫す。
- 彼のフィニッシュブローには、「ショッキングファイヤー」と「デッドエンドファイヤー」という二つの名前が存在する。その理由としては、彼が登場する週刊少年ジャンプの印刷作業が始まった後にブローの名前が変更になり、地域によって変更前のまま刷られたジャンプが発売されたためだという。後の印刷物では「ショッキングファイヤー」に統一されている。
- フィニッシュブロー:ショッキングファイヤー
[編集] 阿修羅一族
- 阿修羅王の命により、カイザーナックルを手に入れ日本Jr.に代わり天下を狙う一族。阿修羅一族は不死身にひとしい肉体を持ち、高い耐久力を持つ。阿修羅王自身は遠い昔にミイラ化しており、恐怖によって子孫を何百年もの間、縛り続けてきた。
- 孔士(こうし)
- 実は阿修羅一族であった黄金の日本Jr.・河井武士その人である。
- 阿修羅の使命に従い、カイザーナックル奪取の為に竜児を狙う阿修羅一族として竜児と再度戦うが、頑なに友情を信じて立ち向かってくる竜児の姿に心を動かされてついには阿修羅を裏切り、黄金の日本Jr.の河井武士に立ち返った。
- 邪鬼(じゃき)
- 阿修羅9つの門の一つ、地獄門で竜児を迎え撃つ。テリオスに一度は耐えるが、直後にダメージにより倒れる。阿修羅総本山が崩壊した後、剣崎と竜児の世界タイルマッチに百鬼丸とともに観戦。
- フィニッシュブロー:阿修羅・破邀撃(はようげき)
- 妖鬼豼(ようきひ)
- 聖帝門の番人。素早い動きによる分身で竜児を苦しめるが、パワーアンクルをはずした竜児のテリオスに敗北。
- フィニッシュブロー:阿修羅・聖帝陣
- 凄牙(せいが)
- 宝輪門の番人。急流の岩場で竜児と対戦し、テリオスを受け川に転落、竜児の差し伸べた手を自ら離し滝に沈む。
- フィニッシュプロー:阿修羅・流水覇
- 羅刹鬼(らせつき)、餓鬼(がき)
- ともに鬼道門の番人。餓鬼は門に鎖でつながれており、羅刹鬼がその鍵を持っている。
[編集] ジーザス・ウェイト
- ジーザス・クライスト
- ジーザス・ウェイトと称されるWBA世界バンタム級に君臨するスーパースター。モナコ国籍。剣崎のプロ・デビュー戦の相手として来日。第1ラウンド、石松とのタイマンの傷が癒えない剣崎からネオ・バイブルでダウンを奪う。直後にキャリア初のダウンを奪い返されるや本気を出し、聖書の天地創造を語りながら16頁に渡り剣崎を滅多打ちにし心臓停止にまで至らせる(この幻覚を交えた攻撃パターンの名前は作中で明らかにされていないが、続編のリングにかけろ2では、甥の同様の攻撃パターンも「ネオ・バイブル」と呼ばれていた)。しかし、インターバル間に高嶺竜児のブーメラン・テリオスによって剣崎は心肺蘇生。第2ラウンド、体力が尽きかけた剣崎を偉大な挑戦者と認めネオ・バイブルで真っ向から勝負に出るが、ギャラクティカ・ファントムをまともに受け、後楽園球場のスコアボードに叩きつけられ敗北、王座から陥落する。
- フィニッシュブロー:ネオ・バイブル
- ヨハネ・シュトラウス
- WBAバンタム級第一位で剣崎の初防衛の相手。ジーザスなき後、ジーザス・ウェイトを総括する男と言われたが、1R39秒、剣崎にKOされる。
- ヤコブ・アナーキス
- WBA第二位。シュトラウス同様、剣崎に秒殺される。
[編集] 大村ジム
- 大村 蔵六(おおむら ぞうろく)
- 声:川津泰彦
- 竜児と菊が身を寄せた月島の大村ボクシングジムの会長。開業医でもある。
- 三条家を追われ帰る家のない竜児たちを引き取り、自分の子のように見守り育てた。普段は温和ながら根は大変気骨のある人物である。
- 影道やカイザーナックルといった、作中の筋となる重大な秘密とも関わりを持っており、その秘密は続編リングにかけろ2で語られている。
- 大野 六助(おおの ろくすけ)
- 魚屋で大村ジムの練習生。愛称は「ロク助」「ロクさん」。
- ボクシングの才能に恵まれているとは言えず、プロテストに落ち続けていたが剣崎以外では唯一、竜児をスパーリングでKOした経験がある。その後念願のプロライセンスを取得し「フロッギー六助」のリングネームでデビューした。
- 序盤は彼をメインとする話も多くあったのだが、地味なエピソードばかりであったためか全面改定版で出番のほとんどをカットされてしまった。
- 吉田 勇(よしだ いさむ)
- 大村ジムに所属する数少ないプロライセンスの所持者で、練習生のトレーナーも務めている。
[編集] その他のキャラクター
- 高嶺 菊(たかね きく)
- 声:田中理恵
- 竜児の姉。竜児や剣埼に勝るとも劣らないボクシングセンスを持っており、父親の成し得なかった世界チャンピオンへの夢を引き継がせるべく、泣き虫だった竜児をボクサーとして鍛え上げる。大人しく控えめな母親や弟とは対照的にかなり強気な性格だが、人情家であり涙もろい一面もある。暴虐な継父の富蔵に反発し、竜児と共に故郷から逃げるように上京。中学卒業後は進学せず、身を寄せていた大村ジムの会長が経営する医院で看護の助手を務めながら竜児の成長を見守る。しかし上京直後に転校した学校の授業で、山口の学校で習っていなかった範囲の数学の問題を出されても自力で解けるなど、勉強は出来たようである。
- 出会った当初は反目し合っていた剣崎とは、いつしか互いに憎からず思う仲となっていった。母・千代の死後、もはや竜児に自分の支えが必要なくなったことを悟った菊は、最後にアッパーカット(「ウイニング・ザ・レインボー」の布石)を竜児に指南して姿を消す。竜児と剣崎の世界タイトルマッチが行われているその時、剣崎から贈られたウェディングドレスをまとって教会で二人を待つ菊の姿があった…
- 高嶺 豪(たかね ごう)
- 竜児と菊の実父。世界ランカーであったが若くして他界してしまう。形見のグローブを竜児に残す。
- 高嶺 千代(たかね ちよ)
- 声:土井美加
- 竜児と菊の母。前夫の豪との死別後、人が良いフリをしていた富蔵に騙されて再婚するが、そのことにより苦しい生活を強いられる。妻を金蔓としか思わない富蔵の為に無理を重ねた千代は、成長した竜児との再会を果たすことなく病に倒れ、世を去ってしまう。
- 富蔵(とみぞう)
- 千代の再婚相手。酒やギャンブルに溺れる日々を送り千代や竜児たちに酷い仕打ちをし、竜児が有名になるとわざわざ上京して菊にたかろうとするなど金に汚い卑劣漢。再婚後の苗字が高嶺姓なのかは不明(菊と竜児は母の再婚後も富蔵の籍に入っていないということも考えられる)。彼のせいで竜児らの生家は見る影もなくボロボロになっており、千代の死に激昂した竜児に叩きのめされるが、以後の消息は不明である。
- 河井貴子(かわい たかこ)
- 声:金月真美
- 河井武士の姉。菊と同様、弟を幼い頃からボクサーとして鍛え上げてきた。登場時はセーラー服を着ていたが、自動車を運転していたことから高校3年生(18歳以上)と思われる。当初は冷徹な性格で常に厳しい表情しか見せなかったが、チャンピオンカーニバル決勝戦で自分達をやぶった高嶺姉弟の生き方に感化されて、弟から離れてその成長を見守ることに決め、以後は優しく柔和な面を見せるようになっていった。なお作中では下の名前は明らかにされておらず、「貴子」という名前は続編の『リングにかけろ2』で判明した。
- 志那虎 二葉(しなとら ふたば)
- 声:井上富美子
- 志那虎一城の妹。剣よりボクシングの道に進んだ兄と道場長の父の衝突を心配している。自身も武芸を嗜んでいる。
- キャサリン
- 声:相沢舞
- 剣崎家が経営するボクシングジムのアシスタントマネージャー(セコンド)で頭脳明晰な少女。日本Jr.のサポートを志願するが、彼女の分析データは全くメンバーから受け入れられず無視され有象無象に近い状態だった。同じく跳級で大学を卒業しているドイツのヘルガとは学友であった。竜児と剣埼のタイトルマッチ前、彼らの体が試合に耐えられないほどボロボロになっていることを伝え試合を中止させようとしたが結局彼らを止めることはできなかった。
- 剣崎順 親衛隊(けんざきじゅん しんえいたい)
- 声:田中真知子、斉木美帆、鎌田梢
- 剣崎順が通う中学の学生で構成されている。全員、容姿端麗な女子で地区予選までは剣崎のチアガールを務めていたが、全国大会(チャンピオンカーニバル)を負傷辞退した剣崎に代わり出場した竜児の応援に駆けつける(剣崎の指示によるもの)。アニメでは劇中のその説明が省略されていたので、原作を読んでない視聴者には理解出来ない面もある。
- 辻本 昇(つじもと のぼる)
- 地区予選で竜児を苦しめた内の一人。幼少より父から当たり屋をさせられていた為、鋼の肉体を持ちボディーへのパンチは一切通用しない。当たり屋の際、顎を砕き弱点となり、それを菊に看破され結局 竜児に敗北する事になる。 多数の兄妹が居るが家出中の母が戻って来た為、ボクシングは辞める事になる。
[編集] リングにかけろ1
リングにかけろ1とは車田正美作の漫画『リングにかけろ』をスーパージャンプにて連載開始した『リングにかけろ2』執筆を機に全面改訂した漫画作品のタイトル、またはそのアニメ化作品。
主に、例えばパワーリストを『ドラゴンリスト』など、『リングにかけろ2』への伏線となるように名称を設定したり、ジャンプコミックス時代に実名で登場していたガッツ石松などをただのボクシング関係者という位置づけでセリフ等を書き換えたり、その他、ページの大幅カット、台詞の修正などを行っている。
なお『ドラゴンリスト』(パワーリスト)『ドラゴンアンクル』(パワーアンクル)『ギャラクシアンエクササイザー』(アポロエクササイーザー)の変更に関しては連載当時、週刊少年ジャンプの巻末の同名の通販商品を広告していたのだが、諸事情で実名商品から変更されている。
[編集] アニメ
週刊少年ジャンプ連載時、圧倒的な人気を誇りながらもアニメ化はしなかった本作であるが、連載終了から20年以上経った2004年にアニメ化が実現した。 「リングにかけろ」といえば派手な必殺ブローが魅力であるが、アニメでは必殺ブローが殆ど登場しないチャンピオンカーニバル編が描かれた。アニメ第一話は都大会の決勝戦となっており、原作既読者向けのようである。 また、原作者である車田正美、プロレスラーの永田裕志が本人役としてゲスト出演し、リングコールにはレニー・ハートが起用された。
2006年には第二期「日米決戦編」が放映された。単行本1冊分程度の日米決戦編に1クール使ったため、試合内容は原作にアレンジが加わり長めになっている。 最後は「影道編」に繋がることを意識したような演出がされているが、第三期の発表は未だない。
[編集] スタッフ
- 企画:森下孝三、松本慶明、片岡義朗
- 原作:車田正美(集英社JCDX「リングにかけろ1」集英社刊)
- プロデューサー:シュレック・ヘドウィック、木戸睦、吉澤孝男、辻洋
- シリーズ構成:黒田洋介
- 製作担当:松坂一光
- 音楽:上田益
- キャラクターデザイン:荒木伸吾、姫野美智
- 総作画監督:荒木プロダクション
- 美術デザイン:飯島由樹子
- 色彩設計:辻田邦夫
- シリーズディレクター:小村敏明(無印)→貝澤幸男(日米決戦編)
- 協力:東映エージエンシー、集英社スーパージャンプ
- 制作:テレビ朝日
- 製作:東映アニメーション、マーベラスエンターテイメント
- 主題歌:
- オープニング:「明日への闘志」(歌:Marina del ray、作詞:松尾康治、補作詞:車田正美、作曲・編曲:Kacky)
- エンディング(第1期):「TAKE MY SOUL FOREVER」(歌:サイキックラバー、作詞・作曲:YOFFY、編曲:YOFFY、KOISHI)
- エンディング(日米決戦編):「Shining like gold ~思い出の欠片(かけら)~」(歌:Marinadeiray、作詞:車田正美、松尾康治、作曲:Kacly、編曲:大石憲一郎)
[編集] 放映リスト
- 輝ける青春
- さらば黄金の腕
- その名はブーメラン
- チャンピオンカーニバル開幕
- 唸れ!ブーメランフック
- ローリングサンダー
- あした
- 男の意地
- 稲妻とブーメラン
- 運命のゴング
- 勝利への航海
- 結成!黄金の日本Jr.
[編集] 日米決戦編 放映リスト
- 始動!黄金の日本Jr.
- 誓いの旗のもとで
- 出陣!ケンカチャンピオン
- 魂を拳に宿して
- 嵐を突き破れ!
- 誘惑!魔性の目
- 音階を駆けのぼれ!
- ナチュラルボーン マッドネス
- 猛虎、荒ぶる
- スーパースター
- 黒い閃光
- そして少年は世界へと羽ばたく
[編集] ゲーム
1998年6月1日に日本コンピュータシステムより提供のスーパーファミコン用ゲーム。原作の「チャンピオンカーニバル」編から「世界大会」編までを描いており、登場するボクサーは20名+隠しキャラ2名。ボクサーには声が収録されているが、ボクサー22名に対し6名分の声しかなく、同じ声を流用しているものが多い。サブタイトルが表示される画面がアニメのアイキャッチのようになっている。
本来は1995年発売を目指して当初予定通りに完成していたが、見込み通りの発注が取れずに発売延期を続け、その度にスーパーファミコンのソフト市場がどんどん縮小していったことによりお蔵入りに。結局、通常の流通ではなくゲームソフト書き換えサービスニンテンドウパワー専売ソフトとして世に出ることとなった。
シナリオモードは「チャンピオンカーニバル」編と「世界大会」編の2部構成になっているが、チャンピオンカーニバルの決勝戦の相手が剣崎、世界大会の第一試合の相手がアメリカというように、都大会や日米決戦を混ぜアレンジしてある。この結果、剣崎はチャンピオンカーニバルの後に腕の治療へアメリカに行ったことになり、世界大会で剣崎の選手登録はしたがアメリカ戦に間に合わず、アメリカのシャフトを倒すと剣崎がやってくる。
エンディングでは原作どおり木々に囲まれた墓地が映される。そこに現れた影道殉と空に浮かぶ黄金色のヘリコプター、そして「TO BE CONTINUED…?」と表示されるが、3分ほど待つと「作者のこのオレが相手になってやる、光栄に思え!」という台詞と共に、ヘリコプターの中から隠しキャラ「車田正美」が現れる。これはセルフパロディ作品『リングにこけろ』を基にしている模様。
勝ち抜きモードは使用キャラクターを1人選び(車田正美の使用も可能)、残り19人全員を倒す。こちらは影道編になっており、20人目の相手は隠しキャラ「影道総帥」となる。
[編集] 登場ボクサー
名前はゲーム中での表記
- 高嶺竜児(日本)
- 剣崎順(日本)
- 香取石松(日本)
- 志那虎一城(日本)
- 河井武士(日本)
- シャフト(アメリカ)
- ジュリアーノ(イタリア)
- ティファニー(フランス)
- フェリスタ(フランス)
- ナポレオン(フランス) - 以上3名は顔グラフィックが色違いの同じ物
- ゲッペルス(ドイツ)
- ヒムラー(ドイツ)
- ゲーリング(ドイツ) - 以上3名は顔グラフィックが色違いの同じ物
- ヘルガ(ドイツ)
- スコルピオン(ドイツ)
- ユリシーズ(ギリシア)
- オルフェウス(ギリシア)
- イカルス(ギリシア)
- テーセウス(ギリシア)
- アポロン(ギリシア)
- 影道総帥(隠しキャラ)
- 車田正美(隠しキャラ)
[編集] 担当声優
表記はクレジットタイトルより。いくつか実在の声優に合致しない名前があるが、「協力:青二プロダクション」とクレジットされているので、全て同事務所所属の声優と推測される。
[編集] サブタイトル
ゲーム中のステージ表記は「BOUT 1」というようになっている。
- おれが男だ! ケンカ石松登場
- 牙をむく猛虎の神技! 志那虎登場
- 姉弟VS姉弟! 河井登場
- 運命の決勝戦!! さらば!!黄金の腕
- 黒い閃光! シャフトの一撃!!
- シシリアン・ダンディー!!
- 華麗なる フランス!!
- リングに咲く 赤いバラ
- 真空の貴公子!! ナポレオン・バロア
- ハリケーンの死角!? 死の法則をやぶれ!!
- 戦慄のS・C・C∞(エス・シー・シー・インフェニット)
- 死のボールレース! ジェット・スクランブル
- 強者の法則!
- 英雄VS天才!! 神への挑戦権をつかめ!!
- ただ一度の奇跡!!
- 墜ちた若武者 涙のレクイエム
- イカルスの翼 神話をよびさませ!!
- 天才の証!! 秘めたる想いを胸に
- さらば 黄金の日本Jr!!
- 挑戦者 あらわる!?
[編集] パチンコ
2006年9月にサミーからタイアップ機として登場した。
[編集] パチスロ
2007年3月に銀座からタイアップ機として登場した。詳細はリングにかけろ1 (パチスロ)を参照のこと。
[編集] その他
- 連載当時の『リンかけ』の人気は凄まじい物であり、当時集英社ビルの改装を行った際は「車田ビル」「リンかけビル」とまで呼ばれた。車田自身も「ジャンプが300万部突破出来たのは『リンかけ』人気のおかげ」とネタにしていた。
- 車田自身の筆による『リンかけ』のセルフパロディ作品『リングにこけろ』が存在する。車田と剣崎順によるバレンタインチョコの取り合いから、神輪会(車田プロダクション)と日本Jr.の全面抗争に発展。もちろん日本Jr.に敵う筈もなく、神輪会メンバーが次々と討ち死にしていくといった内容。『実録!神輪会』に収録。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
| テレビ朝日 (tv asahi) 水曜26:42 - 27:12枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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リングにかけろ1
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| テレビ朝日 (tv asahi) 木曜26:40 - 27:10枠 | ||
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リングにかけろ1
〜日米決戦篇〜 |
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