クロマニョン人

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クロマニョン人

分類
界:     動物界
門:     脊索動物門
亜門:    脊椎動物亜門
綱:     哺乳綱
目:     サル目
亜目:    真猿亜目
下目:    狭鼻下目
上科:    ヒト上科
Catarrhini
科:     ヒト科
Hominidae
属:     ヒト属
Homo
種:     sapiens
学名
Homo sapiens sapiens
英名
Cro-Magnon man

クロマニョン人(くろまにょんじん、Cro-Magnon man)とは、南フランスで発見された人類化石に付けられた名称である。1868年、クロマニョン (Cro-Magnon) 洞窟で、鉄道工事に際して5体の人骨化石が出土し、古生物学者ルイ= ラルテ(Louis Lartet) によって研究された。ヨーロッパにおける化石現生人類をひろくクロマニヨン人と言うこともある。またネアンデルタール人旧人と呼ぶのに対し、クロマニョン人に代表される現代型ホモ・サピエンスを新人と呼ぶこともある。約20万年前に誕生した現生人類を称するための用語としては、学名の「ホモ・サピエンス・サピエンス」以外には、「新人」ぐらいしかないので、不正確ではあってもこれらの用語で代用されることも多い。

目次

[編集] 進化の様相

後期旧石器時代に属し、約4万~1万年前のものと考えられる。

[編集] 身体的特徴

骨格が頑丈で多くの点で現代人と似ている(特にヨーロッパ人に似ていると言われる)。身長は男性で180cm前後。

[編集] 文化

クロマニョン人は後期旧石器時代ヨーロッパに分布した人類で、現代人と同じホモ=サピエンス(Homo sapiens)に属し、白色人種に入ると考えられるが、現在は化石でのみ発見されるので、同時代の他地域の上洞人港川人などと共に「化石現生人類」とも言う。精密な石器・骨器などの道具を製作し、優れた洞窟壁画や彫刻を残した。また、死者を丁重に埋葬し、呪術を行なった証拠もあるなど、きわめて進んだ文化を持っていたが、狩猟採取生活に依存し、イヌ以外の家畜を持たず、農耕も知らず、そのため野ウマヤギュウマンモス等の大動物が減少、絶滅すると共に彼らも滅亡したとする学者もいる。しかし主流派の学説ではクロマニョン人はそのまま現代人へと遺伝的に繋がっているとしている[要出典]

精巧な石器や骨器を作り、動物を描いた洞窟壁画ラスコーアルタミラ、その他多数)や動物・人物の彫刻を残す。

[編集] 研究史

クロマニョン洞窟での発見以来、同種の人類化石がヨーロッパ各地で発見された。南フランスでは19世紀末にシャンスラード人・グリマルディ人が発掘されているが、発見当初、前者はエスキモーイヌイット)に、後者は黒色人種に類似するとされた。しかしその後否定され、そうした類似と見えるのは個体差や、土中に埋没していた際の土圧による変形であり、いずれもクロマニョン人に含まれるとされている。