キューティクル探偵因幡
| キューティクル探偵因幡 | |
|---|---|
| ジャンル | コメディ |
| 漫画 | |
| 作者 | もち |
| 出版社 | スクウェア・エニックス |
| 掲載誌 | 月刊Gファンタジー |
| レーベル | Gファンタジーコミックス |
| 発表号 | 2007年9月号 - |
| 発表期間 | 2007年8月18日 - |
| 巻数 | 既刊11巻(2013年3月現在) |
| インターネットラジオ:レディオ・ディ・ヴァレンティーノ | |
| 配信期間 | 2012年12月26日 - |
| 配信サイト | アニメイトTV |
| 配信日 | 隔週水曜日更新 |
| パーソナリティ | 大川透 |
| アニメ | |
| 原作 | もち |
| 監督 | 満仲勤 |
| シリーズ構成 | 中村誠 |
| キャラクターデザイン | 小池智史 |
| 音楽 | 奈良悠樹 |
| アニメーション制作 | ZEXCS |
| 製作 | キューティクル探偵因幡製作委員会 |
| 放送局 | 放送局参照 |
| 放送期間 | 2013年1月4日 - 3月22日 |
| 話数 | 全12話 |
| テンプレート - ノート | |
| ウィキプロジェクト | 漫画、アニメ |
| ポータル | 漫画、ラジオ、アニメ |
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『キューティクル探偵因幡』(キューティクルたんていいなば)は、もちによる日本の漫画作品。『月刊Gファンタジー』(スクウェア・エニックス)にて2007年9月号より連載中[注 1]。2013年3月現在、単行本は11巻まで刊行中。尚、各話のサブタイトルは毎回「〜事件」と表記されている(番外編は除く)。『月刊Gファンタジー』2009年11月号にてドラマCD化が発表され第3巻まで出ている。2013年1月から3月までテレビアニメが放送された。
目次 |
あらすじ [編集]
主人公の因幡洋は人工授精により産まれた狼男で元秘密警察犬(シークレットドーベルマン)である。行方不明となった弟・遥を探すため私立探偵となった洋だったが、元相棒荻野警部が持ってきた厄介な事件、イタリアンマフィア・ヴァレンティーノファミリーの首領(明らかにヤギ)の逮捕。荻野の髪をシャンプーするという支払いを受けるため荻野や2人の少年助手達と共に割とぐだぐだな攻防戦を繰り広げる。
登場人物 [編集]
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
※声優はドラマCD版 / TVアニメ版の順。記載が一名の場合はTVアニメ版。
因幡探偵事務所 [編集]
- 因幡 洋(いなば ひろし)
- 声 - 関智一 / 諏訪部順一、高森奈津美(子供時代)
- 本作の主人公。赤髪で眼鏡をかけていて、いつも首輪を首に巻いている[注 2]。頭に獣の耳のようなものがあるが、これは本物ではなく髪である。
- 9月4日生まれのおとめ座で、血液型はAB型。23歳。身長174cm(変身時は+10cm)。靴のサイズは26.5cm。
- 秘密警察犬(シークレットドーベルマン)だったが退職し、現在は私立探偵となり因幡探偵事務所を開いている。
- 悲しいまでの重度の毛フェチで、髪の毛から経歴、性格、DNA配列、生活習慣などの個人情報や記憶までもを読み取れるというサイコメトラーじみた能力を持ち(これは秘密警察犬独特の能力であり、作中では「鑑識能力」と呼ばれる)、その優れた能力から「毛髪鑑識の神」とも称された。好みの髪質は黒のストレート。地毛主義者であり染めた毛は猛烈に嫌がるが、どうしても染めなくてはならない場合は卓越した染色技術も披露する。
- 満月の夜には長髪の狼男の姿に変身することができ、様々な色の毛を噛むことで能力を使うことができる。なお、優太に背中の秘孔を突いてもらう事で満月の夜以外でも変身することが可能。
- 使用可能となる能力は、金髪は電撃を放つ「キューティクルボルト」、黒髪は半径500メートル以内の生物や物質全てを絶望・腐食させて最終的に黒髪にしてしまう瘴気、「黒オーラ」。また変身前以上に腹黒くなる。白髪は怪我や毒を治す治癒能力(ただし治療した場所は副作用で毛深くなってしまう)、茶髪は背中に現れる茶翅による飛行能力。赤髪は赤毛の狼への変身能力。ただし狼の姿になることは、化け物と呼ばれたトラウマから嫌っている。
- 方向音痴(ただし帰巣本能があるため帰路だけは間違えない)でかなりのマゾヒスト(本人はドSと主張している)。基本的に正義感は強いが、時折マフィアもドン引きの外道な手段を取ることがある。兄気質で面倒見がよく年下に甘い。飼い主的存在である元相棒の荻野に対しては口では文句を言いつつも犬の本能ゆえに決して逆らわない(本人は無自覚)。ヴァレンティーノファミリーのメンバーからは「狼」と呼ばれている。
- 遥と言う行方不明の弟が居り、その行方を追っていたが、作中にて悪に染まった弟と再会し、その逮捕を決意した。逮捕後は警察犬に戻るつもりでいる。
- 人工授精で生まれており、遺伝子上の父親はテロリスト集団・野羅のボス因幡聡明とされている。また、母親については「狼男の遺伝子を人工授精し、自分を生んだ」という事実のみ知っているだけである。
- 普段はダメさが目立つがいざとなれば(髪が絡むと)ヴァレンティーノファミリーを単身で壊滅させかける能力を発揮する。
- 野崎 圭(のざき けい)
- 声 - 立花慎之介 / 入野自由
- 因幡探偵事務所にて時給900円でアルバイトをしている16歳の少年。中卒。
- 身長158cm。5月16日生まれ、おうし座。5人兄妹の4番目。実家は千葉。本作では希少な常識人でツッコミ役(彼の家族は全員突っ込み気質)。
- 重度の愛猫家で猫が絡むと駄目人間になり、常識人というステータスさえ崩れる。ただし猫アレルギーで、飼っている猫はルナというスフィンクス(無毛種でそのため洋にはバケモノ扱いされている)。十二支で猫を欺いた鼠を強く憎んでいる。主なアレルゲンは毛なので、毛のないスフィンクスを飼うのに支障はきたさない模様。
- 読みきりでは「愛猫ルナをいただく」といった内容の怪盗予告状をもらったことで因幡探偵事務所に行き、事件を解決してもらった後にアルバイトとして働くことになった。
- 家族とは離れて暮らしており、兄の知り合いのバーテンダー・浜田庵の元に居候している。
- 探偵事務所でアルバイトを始める前から安いバイトをいくつも掛け持ちするほど経済的に逼迫していて、「タダ」や「おごり」など金銭面でのおな言葉に弱い。金を粗末に扱う(と言うより食べる)ヴァレンティーノには切実な怒りをあらわにした。
- ロレンツォの変装を見破ることができる数少ない人物。本人は否定するが、ガブリエラには下僕とみなされてしまっている。
- 一度遥によって猫好きから犬好きになるよう洗脳された事があり、その時は弥太郎の顔を舐め回すなど緒方のスキンシップに引けをとらないほど鬱陶しくなり、なおかつ洋たちを凌駕する戦闘能力を見せる(刀を犬用爪切りでへし折ったり、銃口にビーフジャーキーを詰めて暴発させるなど。洋をして「いつでも荻野家の養子になれる」と言わしめた)。だが洗脳状態でも潜在意識の中では猫好きは残っており、猫への愛はよほどの物である。尚、この犬好き洗脳の件がきっかけとなって、遥に対し激しい敵意を抱くようになった。趣味のダーツから投擲が得意で、手裏剣投げを初めとしハガキ、ヘアピン、メガネのレンズなどを的確に命中させている。他にもツッコミと共に放つキックなどの威力は絶大で、秘めたポテンシャルの高さが伺える。
- 佐々木 優太(ささき ゆうた)
- 声 - 斎藤千和 / 下田麻美
- ボランティアで因幡探偵事務所の助手をしている女装趣味を持つ金髪碧眼の美少年。日本生まれの日本育ちのハーフのため金髪は地毛。
- 身長152cm。15歳。12月23日生まれ、やぎ座。小学生の頃は長髪だったが、長髪だと傷みやすく洋が泣いてしまうために自身が手入れできるくらいの短髪にしてもらった。女装をしてるのは本人いわく「似合うから」。
- 洋のことが好きであり、洋の元相棒である荻野邦治を強く敵視している。事あるごとに陰湿な嫌がらせをし、隙あらば葬ろうともしている。
- 可愛らしく純粋そうな容姿とは裏腹に、本作一腹黒いサディスト。その冷酷さを買われてマフィアにスカウトされたことも。
- 家はお金持ちでとある名門の私立女子校に通っている。過去に誘拐されたことがあったが隠し持っていた鞭で誘拐犯を逆に圧倒してしまい、その光景を見た洋の「ご無事ですかお嬢様!!」と下僕根性丸出しの台詞を聞いて嗜虐心を刺激されたことで、洋に懐いた。ちなみに普段は人見知りをするほうで、初対面の相手の時は距離をとるため圭やソファの後ろに隠れることが多い(本人曰く、人見知りするのは「敵か味方か分からないから」)。
- 誘拐されたことで護身のために中国、黄山の奥地に住む仙人の秘拳と言われた幻の一指拳、覇武仙流(はむせんりゅう)を体得していて、秘孔を突くことで洋ら秘密警察犬を変身させるのをはじめ、身体を活性化させたり、行動を相手の意思から切り離すことが可能。。更に自分の秘孔を突くことで同拳法の奥義、「灼熱ジェラシー」というエネルギー弾を発射する技を使うことができる。
- 一指拳に加えて、生身で音速を超えてソニックブームを発生させたり、巨大ロボットを難なく操作する、魔方陣から荻野を召喚するなど、常人にはない才能を幾つも持ち合わせている。
警察関係者 [編集]
- 荻野 邦治(おぎの くにはる)
- 声 - 東地宏樹 / 森川智之
- 警察官で、階級は警部。
- 変身前の洋より頭一つ以上背の高い192cmという長身。5月27日生まれのふたご座で、作中誕生日を迎えて現在は30歳。血液型はB型。
- 警察犬時代の洋の相棒であり、飼い主的存在。洋が退職し、私立探偵になった後もよく事務所に仕事を持ちかけるが、厄介な依頼な上に髪を触らせる約束を反故にするので、あまり歓迎されない(それでも洋は文句を言っても依頼を断ろうとせず、頼られないと拗ねる)。愛称は「荻」「荻さん」など。
- 拳銃で頭を撃ち抜いても軽い裂傷を負うだけで死なない、素手で大木を削り娘の彫像を作る、パンチ一発で山を揺らしてその揺れで発生した雪崩を体一つでせき止める、骨折は一日で治るなど、その体の頑丈さやパワーは人間はおろか生物としても常識外れの域に達している(3本のダイナマイトの爆発にも耐える自信があると自称すらしている)。そのことから「鉄人」などと呼称されることもある。そのため、周囲からは人扱いしてもらえないことに悩んでいる。また、着ている黒スーツも桁外れの耐久性を誇り、バズーカが直撃しても全く破損しない(多少焦げることもある)。ただし、薬物への耐性は人並みで、睡眠薬を喰らって無力化されたこともある。単行本のカバー裏4コマでは、幼かった遥に「人間嫌いだから」という理由で無視されたことに対して、「久しぶりに人間扱いされた」と喜ぶ様子を見せるなど、なんとも不憫な一面が垣間見えた(一方で「所轄が選ぶ指揮されたい刑事No.1」という称号を得ているところから、人間扱いはされていなくても下の人間からの信望は厚いようである)。
- 極めて優秀だが天然なところがあり、簡単な罠に引っかかったり、ヴァレンティーノを何度も追い詰めてはその度に逃げられるなど無能な一面もある。休暇中にヴァレンティーノを発見してしまうという運の悪さも目立つ。
- 妻と幼い一人娘を持つ所帯持ちであり、私生活では元相棒の洋ですらドン引きするほどの親馬鹿っぷりを発揮する。娘に何かしらの危険が及ぶと、怒りで我を忘れて暴れ出し、妻以外誰も止められなくなる。更に娘に求婚する者が現れようものならプレッシャーを発しながら駆けつける。
- 朝に弱いが、髪はかなりの剛毛で寝癖がひどいため、早起きしてセットしている。そのため髪型を崩されると烈火の如く怒り、洋も触ろうとはしない。
- 圭曰く、頭を撫でられても反感が起きないなど、父性も持っている。また、取り調べの時にはロレンツォがフラフラになるほどの鬼オーラをフル解放し、さらには凶暴な動物さえ本能で恐怖させ、「伏せ」の一声で屈伏させるなど、相対した相手を威圧する能力が異様に高い。聡明が「野羅」を創るきっかけとなった警視正、城島薫は母方の祖父。なお、体の頑丈さは父親譲り。
- 緒方 柚樹(おがた ゆずき)
- 声 - 置鮎龍太郎 / 鳥海浩輔
- 警備部警護課に所属する警察官で階級は警視。洋とも旧知の仲。荻野ほどではないが181cmという長身。3月6日生まれ、29歳、魚座。血液型はA型。母型の家計が代々国際結婚をしており、そのため地毛の金髪。
- 荻野とは同期で大学時代から12年の付き合いという腐れ縁。ライバルで仲が悪いと言われているが、実際は真面目な荻野を一方的にからかっており、休日には一緒に遊ぶなど仲の良いと思わせる一面もある。学生時代には荻野の実家で飼われていた番犬のゴロー(シベリアンハスキー)目当てで一時期荻野家に入り浸っていた時期があり、そのせいか荻野の両親とは本人以上に親しい間柄(米や漬物、果てにはビールまで送ってもらっている)で、荻野よりも荻野の実家の家庭内環境に詳しい。
- 無類の犬好きだが愛情表現に難があり(平たく言うとムツゴロウさん並)、現役当時の因幡兄弟や他の警察犬は鬱陶しさのあまり警察に対して何度もストライキを起こしていた[注 3]。因みに当初は彼が洋の相棒になる予定だったが、前述の理由により当然拒否され「緒方以外なら誰でもいい」と洋が主張した結果、代わりに選ばれたのが荻野だったという。現時点で好かれているのはステラだけである。彼の目線では秘密警察犬は常に狼の姿で見えており、聡明が人間に憑依しても一瞬で見抜く。
- 罵声をものともしないポジティブな性格だが、馬鹿扱いされている。性格同様フットワークも軽く、事件の早期解決に長けていると言われている(頭も軽いと言われている)。非常に動きが身軽で残像を出すことも可能。体力面では荻野に劣るが技術面では勝り、荻野のライバルに相応しい戦闘能力の持ち主。武器は警棒。SPとして極めて優秀でコミュニケーション能力も高いため海外の王族から護衛に指名されたり、元外務大臣に防犯コンサルティングを頼まれたりしている。
- ステラがやって来てからは、その護衛・世話に嬉々として従事している。語学が堪能で、数多くの国の言葉を扱えステラと流暢なフランス語でコミュニケーションをとることができる。
- 圭と同居人である浜田庵とはご近所の関係。自宅もかなり近いため双方が散歩していると高確率で会う。その軽い人柄故か、庵に話(主に警察官であること等)をまったく信じてもらえずにいた。
- ステラ
- 声 - 竹達彩奈 / 深田愛衣
- 本場おフランスから来た秘密警察犬の少女。7月18日生まれ、8歳、蟹座。134cm、血液型はB型。
- 世話役の柚樹を最初は怖がっていたが、優しく接されたことですぐに懐く。以後は柚樹がお気に入りで、ヴァレンティーノに柚樹を攻撃された時は、とてつもない迫力を見せる。反対に仕事モードの荻野は怖いが、彼の娘である梓とは仲良くなる。日本語堪能だが、母国語はあくまでフランス語であり、風邪をひいて余裕がない場合などは柚樹以外に対してもフランス語で応答するようになる。
- 栗色のふわふわした髪の毛を持ち、天真爛漫な性格をしている。ある事件以後、伸縮性にハマリ、皮フェチになる。圭の飼い猫であるルナも対象になるようで、単行本のオマケで浜田宅に訪れた時は嬉々としてルナの皮を引っ張った。
- 城島 薫(じょうじま かおる)
- 声 - 黒田崇矢
- 最終階級は警視正。聡明からは「ジョージ」と呼ばれていた。享年50歳。
- 聡明とは仲が悪いとされていたが、それは人対秘密警察犬の喧嘩を代表して行っていたためで、実際には信頼関係があった。
- 警察内部にあふれる嘘に苦しむ秘密警察犬たちを見て警察の腐敗を正すことを決意。冤罪事件を洗い直し裁判で証言するが、権力の前に破れ去り、警察に裏切られたショックと聡明の苦しみに気付かなかった自らの無知を悔いて満月の晩に自殺する。なお、遺書には次があるなら今度こそ聡明と対等な相棒になろうという内容が記されており、その想いは洋と荻野が果たしている。
- 彼の遺書は聡明に宛てたものだったが、警察は遺書を握り潰し聡明を無実の罪で投獄する。それにより聡明は、警察を敵とみなすようになった。
- 荻野は彼の孫であり、同じ匂いを持っている。
- 彼の娘(荻野の母)によれば、城島と聡明の関係は「邦治と緒方の関係に似ている」とのこと。それを聞いた荻野は自身の祖父に深い同情を禁じえなかった。また、荻野と違い体の頑丈さは人並み。
- 剣持 和臣(けんもち かずおみ)
- 声 - 岡本信彦
- 荻野の部下。階級は巡査。25歳。生真面目でお人よしな性格。荻野を尊敬しているが、凡人の自分では荻野と肩を並べるのは無理だと思っている。しかし、真面目でお人好しで事件解決にしつこく、ヴァレンティーノをどこまでも追いかける姿勢から洋に「ミニ荻」と呼ばれた時は嬉し涙を浮かべた。
- 少年然とした面立ちであり、ヴァレンティーノが出現した女装会に突入した際は女装男子にちやほやされていた。
- 相馬 信輝(そうま のぶてる)
- 声 - 利根健太朗(クレジット上での役は「警官」)
- 荻野の部下。階級は巡査長。33歳。年齢の割に老けた顔をしている。人当たりが良く聞き上手な性格。
- 自己主張があまりなく目立たないキャラクターであるが、老け顔に似合わず(本人も承知)甘い物が好きというギャップがある。剣持によれば、ラーメンに詳しいらしい。
- 刑事になりたての剣持に飲みに誘うも最初は断られる。しかし、18か月間誘い続けた結果やっと心の壁を乗り越えて誘うことに成功している。
- 岩崎 大地(いわさき だいち)
- 交番勤務の制服警官。階級は巡査。25歳。非常にチャラチャラしたミーハー。しかし人懐こい性格で人脈が広く、情報網も大きいのでヴァレンティーノの目撃情報がやたら彼の携帯メールに届く。そのため、よく荻野に呼び出されて交番を離れ、荻野と行動を共にしている実質的な荻野の部下。荻野直属の部下である剣持、相馬とは仲が良くトリオの状態。
- 作者いわく、1人は制服の警察官がいないと警察官と言う目印にならないために置いたキャラ。
マフィア・ヴァレンティーノファミリー [編集]
- ヴァレンティーノ
- 声 - 千葉繁 / 大川透
- イタリア系マフィアの首領(ドン)であるが、その正体は人語を話すヤギ。1月10日生まれ、ヤギ座。身長66cm。血液型と年齢は不明。
- マフィアのボスとしての冷酷で狡猾な面も持っているが、大抵は間抜けな面が目立っており、しばしばガブリエラに脳天を撃ち抜かれている(しかし次の瞬間には何事もなかったかのように復活するあたり、生命力と回復力は驚異的)。ノアとガブリエラからの扱いはぞんざいとしか言いようがないほど悪いが、根っこのところではしっかり忠誠心があり、プライドやポリシーに反しても首領の下した裁定を反故にするようなことはしないなど結束自体は極めて強い。
- 普段はかわいらしい容姿をしているが、シリアスシーンなど、本物に近いリアルな姿になることがある。
- 前足の先は当然蹄だが、物を掴んだり銃を使ったりするのに支障は無い模様。語尾に「〜であろー」と付けるのが口癖。「悪党は体が資本」がモットー。
- 『狼と七匹の子山羊』を読んだため(ただし最後まで読んでいない)狼に対して強い憎しみを持っており、洋を何かと付け狙う。現在協力関係を築いている「野羅」の遥が洋の弟であることはしっかり理解しているが、それにも関わらず彼をウサギだと信じ、仇敵である狼であることに気づく様子はない。
- 当初は名前を呼ばれていたが、洋達からはもっぱら「ヤギ」としか呼ばれなくなっており、探偵・警察側で律儀に「ヴァレンティーノ」と呼んでいるのは今や荻野ぐらいである。
- かなりの親日家で日本通。草食動物のためか、紙幣が大好物で、特に日本円はその眼鏡にかなっている(曰く「アッサリなのに味はしっかり」)。リラは好きだったがユーロは好みではないなど、味の好みにはうるさい。なお、紙しか食べられない訳ではなく人間の食事も普通に摂取している。
- 洋からは「紙ではなく金を食う、汚いヤギ」と評される一方で、無差別殺人など金にならない犯罪には手を出さない。
- 雪山で遭難した際、仇敵であるにもかかわらず自分を助けた因幡洋に恩を返すなど、人情深い一面も多々見受けられる。そのため、蔵見からは侍と称された(しかし、九条組の代紋のレプリカを作成した事件では蔵見の怒りを買った)。
- ロレンツォ
- 声 - 江原正士 / 小杉十郎太
- 首領であるヴァレンティーノの右腕で、ファミリーの諜報部部長。顔を布袋で覆っている[1]イタリア人。黒髪の髭面男性。身長184cm。12月2日生まれ、射手座。42歳。
- 親日家であり、普段から着物を着て、袴を穿いている。銃も火縄銃を使うが発砲するまで手間取るため隙が大きい。武器は日本刀で、同じく刀を使う夏輝の稽古の相手をしていた。
- ヴァレンティーノに対して、恋する乙女のような好意を抱いている。本人曰く乙女系男子。
- 物腰はとても丁寧で紳士的だが、とても嫉妬深い性格。得意技は、投げたかと思いきやお姫様抱っこに切り替え優しさで包み込む「紳士的一本背負い」。
- 一度聡明が入り込んだ際に袋が邪魔だとして半分だけ素顔を晒されてしまう。袋をかぶっている理由は、出会った当時幼かったガブリエラが、見下されることを嫌っていたため、顔を隠せば問題はないだろうという理由からである。ガブリエラの師匠だが、あっさり抜かされ、非常に複雑な感情を持っている。逮捕された際に荻野から野羅は狼の集団である事を聞かされ自分で真相を確かめる事を決意し脱獄した。その後ノアから弥太郎が狼であることを聞かされるが、ノアの頼みでヴァレンティーノ達には報告せずそれ以降は野羅の事を追及していない。
- 変装が得意(通称「千の袋を持つ男」)だが、顔の布袋はそのまま。にも関わらず、常識人の圭や遥や聡明など体に触れずに情報を読み取れる秘密警察犬以外が見破ることはほとんど無い。また、ヴァレンティーノの発言によれば脱獄こそ彼の真骨頂との事。
- ガブリエラ
- 声 - 甲斐田裕子 / 日笠陽子
- ヴァレンティーノファミリーの幹部である女性暗殺者。ファミリーの暗殺部部長。11月8日生まれ、蠍座。身長175cm。血液型はA型、25歳。武器は銃。
- 常に眼鏡をかけているが、裸眼では眼の形が数字の3になってしまうド近眼。洋からは「メッシュ」、ノアからは「姐さん」と呼ばれている。
- 身長146 cmから162 cmの人間は全て下僕とみなし、それ以外は瞬殺がモットー。だがそれは、超エリート家系の末端に生まれるが落ちこぼれで、幼い頃から自分より大きな親兄弟に見下されて育ったためでもある。全体的に背の低い日本人は好きらしい。ロレンツォに拾われ、ヴァレンティーノファミリーの一員となる。また、ロレンツォが常に袋をかぶっている理由は、彼女の嫌悪する見下される目を隠すためでもある。
- 圭に出会ってからは彼を下僕にしようと虎視眈々と狙っている。もはや恋愛感情に近いものがあるのか、圭が何やらいい雰囲気になっていると相手に殺意をむき出しにする。
- かなり気が短いため、周りにいる人間はそのとばっちりを受ける事が多い。主にヴァレンティーノがその被害に遭い、頭を撃ち抜かれている。しかしながらファミリーの絆は強い。長身で勇ましいためか男装するとイケメンで、本人曰く「日本に来てからよくニューハーフに間違われる」。女装会に潜入した際は、誰も女だと気づかなかった上に誰よりもイケメンでちょっと浮いているという有様だった[注 4]。
- ノア
- 声 - 松岡由貴 / 巽悠衣子
- ヴァレンティーノファミリーの幹部である闇医者の少女。ファミリーの医療部部長。9月25日生まれ、天秤座、14歳。身長は148cm。血液型はB型。額に生まれつき十文字状の模様がある。話しやすいという理由で関西弁を用いる。
- 発明が得意な天才で、様々なものを開発している。彼女の発明がなければヴァレンティーノファミリーは脅威半減で、ただのヤギ愛好団体(荻野談)らしい。
- 幹部ではあるがプライベートの医者としての仕事にも誇りを持っており、自分の患者は完璧に治療する。反面、「氷河期でも生き残れそうな生命力を持つ人間がコロッと逝く」ことに喜びを感じるという危険な性癖(本人はこれを「ギャップ萌え」と称しているが)の持ち主でもある。立派な体躯の荻を一目で気に入り、解剖したいと思い立ったのが優太との意気投合の理由である。このときの事件をきっかけに優太とはメル友となり、たびたび顔を合わせるシーンでは会話がはずんでいる。敵対していてもノアにとっては一番の友人である(それぞれ忠誠心が強いので、お互いのボスのことで口論したりはする)。
- 野羅がヴァレンティーノと接触したのはノアの存在が大きく、現在冷凍保存されている聡明の体を取り戻した際、彼女の力を得るためである。弥太郎を助手にしており、ひょんなことから聡明の存在を知り、なりゆきで弥太郎とデートすることになる。だが友達としてノアの幸せを願う優太の介入によって、弥太郎が狼であることを知る。聡明のことは黒い狼姿を見ていないため、遥の説明から弥太郎の二重人格であると判断している。また、野羅の他のメンバーも狼であることは知らない。なお、ギャップ萌え気質ゆえに弥太郎のことも気になっている模様。
テロリスト集団・野羅(のら) [編集]
- 因幡 遥(いなば はるか)
- 声 - 皆川純子 / 斎賀みつき
- 洋の弟。2月10日生まれ、17歳、水瓶座。身長166cm。血液型はB型。
- 2本の長いアホ毛が伸びた白髪と赤い眼が特徴で(アルビノによるもの)、その外見で狼嫌いのヴァレンティーノには兎と偽っている。少しの運動で熱を出し、夏バテで死にかけるなど虚弱体質のもやしっ子。
- 兄弟仲は良く、洋と共に秘密警察犬として働いていたが突然失踪し、行方不明となっていた。
- その後すっかり悪に染まっていて、ヴァレンティーノと手を組み、悪事を企てる犯罪者となっていた。しかし、困ったことがあると洋に頼り、勝負に負けた罰として添い寝を要求するなど、ブラコンなのは変わらず。
- 聴覚による鑑識能力を持つ声フェチで、相手の深層心理を心の声として聞くことができる。しかし情報の受け取りを拒否できないため入ってくる情報量が非常に多く、小まめに睡眠をとらないとショートしてしまう。また、他の秘密警察犬が彼のデータを取ろうとするとその情報量の多さからパンクしてしまう。変身すると髪が伸びてアホ毛がなくなって狼の耳と尻尾が出現する。また、変身時には自分の心の声を送信することで他人を手足のように扱うことができる。貧弱なため優太に秘孔をつかれて変身したときは変身しただけで倒れてしまった。
- 4歳の時に既に能力に目覚めており、周囲の声を聞きすぎて泣いていた時に秋吉の体を使っていた聡明と出会い、対処方法を教えてもらった。
- 一度罵声をノイズのない声として喜んだため、圭からドMと称されたことがあるが実際はSで、兄の洋に対しては一緒に寝たがる反面「裏声を出すまで追い詰めろ」と部下に命じるなどの行いで悪魔とも呼ばれる。
- 聡明さん(そうめいさん)
- 声 - 子安武人
- 本名「因幡 聡明(いなば そうめい)」。遥のペット(?)の羊のぬいぐるみ。しかし中身は化け物のような黒狼の姿をした秘密警察犬。3月29日生まれ、38歳(30年前の時点)、牡羊座。身長188cm。血液型はAB型。
- 因幡兄弟の遺伝子上の父親とされる(曰く、抜け殻状態の肉体から遺伝子採取したらしい)。羊の時は口を利けないものの、人の体(主に弥太郎)に乗り移ることで話をすることができる。
- 「野羅」のボスだが、性格は絵に描いたようなセクハラオヤジなので遥や夏輝からは割とぞんざいに扱われている。武器は二丁拳銃を使用する。警察犬としてはスタンダードな嗅覚による鑑識能力を持つ匂いフェチ。ちなみににんにくの匂いがダメ。
- 30年ほど前までは沢山いた秘密警察犬の中でも群を抜いた捜査能力と求心力を持ち、公安に危険視される程のカリスマリーダーだったが、秘密警察犬達が聡明に傾倒して、腐敗した警察に協力を拒むようになったため警察から邪魔に思われ、聡明と仲の悪かった警視正・城島薫が満月の夜に自殺をしたことを利用され、無実の罪で投獄された。その後仲間の秘密警察犬達と共に幽体のみで脱獄を果たし、そうして出来上がったのが「野羅」である。警視庁のどこかに保管されている筈の自分の身体を取り戻すことが大きな目的のひとつ(また、自殺した城島の遺書を握り潰されたことへの怒りも、警察へ敵意を抱く原因となっている)。
- 満月の夜は黒い狼に変身して、更に幽体離脱し他人にとり憑くという能力を得る。ただし実体に戻るのも満月の夜でないと幽体は定着せず、そのままでいると霊力を消耗してしまうので器(人の体)が必要で、現在は弥太郎の体を借りている。他の人間にも乗り移ることは可能だが、混乱防止のために普段は弥太郎の体のみを使用している。また、強い相手に憑依すると凄まじい勢いで消耗してしまう上に精神力が強いと追い出されてしまう。なお、鑑識能力と変身以外でこうした特殊能力を持つ狼は特別らしく彼とその息子の洋と遥しかいないらしい。
- 弥太郎が幼い時は秋吉の体を使用しており、その頃に幼い因幡兄弟と出会い、遥に能力の対処方法を教え、因幡兄弟の現状を心配していた。他にも現役時代に部下の面倒を見たり、弥太郎の世話と訓練を見るなど、基本的に世話焼きである様子。秋吉には「頼られすぎて頼れない、見栄っ張りで困ったボス」と言われている。
- ちなみに警察犬の頃は「黒い牙」と呼ばれていた(遥や夏輝、洋には、「虫歯」と呼ばれる)。
- 三澤 夏輝(みさわ なつき)
- 声 - 沖佳苗 / 瀬戸麻沙美
- 野羅の一員である女性の秘密警察犬。8月6日生まれ、16歳、獅子座。身長155cm。血液型はO型。
- 自称「遥の仲間」だが遥からはおまけ扱いされている。忘れられがちだが、怪力で足も速く撤退時は遥を背負って逃げている。戦闘の際は日本刀を使用。
- 一人称は「自分」で、語尾に「〜っス」と付けるのが口癖。台詞から察するにビデオ録画ができないらしいことから、機械音痴の可能性がある。野羅の中では家事担当。弥太郎とは幼馴染で弥太郎をぞんざいに扱う聡明をよく叱っている。手に触ることで相手の情報を得ることができる手フェチ。変身時は耳と尻尾が狼化する以外はほとんど変化しない。ガブリエラとノアからは「夏女」、聡明からは「なっちゃん」と呼ばれている。
- 作者曰く、作品中最も頭が弱い子。ちなみに生まれてこの方一度も風邪を引いたことがない。
- 篠塚 弥太郎(しのづか やたろう)
- 声 - 櫻井孝宏 / 杉田智和、下田麻美(子供時代)
- 野羅の一員である男性の秘密警察犬。10月26日生まれ、19歳、蠍座。身長178cm。血液型はA型。
- 太いフレームの眼鏡をかけている。聡明に肉体を貸し与える「器」で、混乱を避けるため人前で喋ることを許されていない。故に普段はかなり無口だが、聡明と2人だけの時は喋る(また、時には遥に対して心の声を読み取ってもらうことで意思の疎通を図ることもある)。無口で存在感がなく気が散らないということでノアの助手を務めている。ヴァレンティーノ達には聡明がとり憑いた状態は二重人格だと説明している。
- 親が裏切り者となり当時の聡明の器だった秋吉に重傷を負わせたようで、その子供である弥太郎は「責任を取らせる」という形で、聡明が次の器に選んだことで命を救われた。そのため聡明に忠実に従っており、夏輝が聡明にぞんざいな態度をとると代わりに謝っている。また、聡明が絡むと普段とは全く違った様子を見せる[注 5]。自分の先輩にあたる秋吉のことも慕っている。幼い頃は聡明から訓練を受けており、武器は彼と同じ二丁拳銃を使用する。嗅覚系の鑑識能力を持つ臭いフェチだが、聡明には及ばない。変身時は耳と尻尾が狼化する以外はほとんど変化しない。
- ロリ属性のムッツリ。野羅のメンバーでは愛されキャラ。ただし、夏輝相手にエロい妄想をしているときがあり、それが聞こえる遥の怒りや顰蹙を買う場合がある。ゴキブリが大の苦手で、茶翅を出した洋を見た時は逃げ惑った。
- 佐久間 秋吉(さくま あきよし)
- 声 - 浅沼晋太郎
- 聡明が弥太郎の前に器として使っていた秘密警察犬。36歳。匂いフェチで嗅覚系の鑑識能力を持つ。
- 弥太郎にとっては先輩にあたり聡明同様に育ての親として慕われている。弥太郎の親の裏切りによって重傷を負ったため、右目が無く片足が少し不自由。姿だけなら第6巻で既に登場している。
- 器の時のクセがついてしまったため口数が少なく穏やかで物静かだが、弥太郎たちとの再会の時は親戚のオバちゃんのような反応を見せた。ちなみに外見はまったく変わっていないらしい。
- 現在は孤島の刑務所「アルカモネ」に身を置いており、単行本8巻で本人の人格が登場。当初は寡黙に振る舞っていたが、逮捕され同じ牢に入れられたヴァレンティーノが聡明の匂いを持っていたことから関心を持ち親交を深める。その後ロレンツォ達の救助の際に狼であることがバレ、野羅メンバーも救助に来たが、聡明の体がアルカモネに保存されている可能性を捨て切れずそのままアルカモネに残ったため、ヴァレンティーノとはケンカ別れのようになってしまった。
- 変身時は顔が狼となり腕に毛が生えるといった、狼の特色の強めの狼男に変貌する。
サブキャラクター [編集]
- 荻野 若葉(おぎの わかば)
- 声 - 浅野真澄 / 志村由美
- 荻野の妻。危機感が全く無い穏やかな性格を持つ美人。6月28日生まれ、蟹座。身長162cm。血液型はO型。26歳。
- 荻野家の人間らしく体は頑丈で、頭に鍵が刺さっても平然としている。天然ゆえに無自覚でヴァレンティーノを自身のペースに乗せたり、それによるロレンツォの激しい嫉妬の炎を引き起こすなどして、ファミリーの内部崩壊の芽を出しかけた。
- 夫である荻野邦治の暴走を止めることができる唯一の人物。
- 邦治との馴れ初めはアルバイトをしていたパン屋でレジの売り上げ金が盗まれた際に、捜査に駆け付けた警察官が邦治で、それ以来常連として店に邦治が通うようになったことから[注 6]。
- 荻野 梓(おぎの あずさ)
- 声 - MAKO / 日高里菜
- 荻野の娘。4月21日生まれ、おうし座。身長95 cm。血液型はB型。20ヶ月とあるので、1歳8ヶ月と思われる。
- まだ幼いため「あー」「うー」など、あまりはっきり言葉を発音することができないが、思考はとても発達している。
- サメの歯のような乳歯が生えている。
- 荻野家のDNAをきっちり受け継いでおり、見た目からは想像もつかない人並外れた力を持ち、既に回るだけでトルネードを発生させる事ができる。洋のことがお気に入り。積み木が好きだが、積み木というレベルではなく、どう見ても立派なログハウスを作る、円を書けばあり得ないほどきれいに書くなど、常軌を逸した才能を見せるが父親が親バカ、母親が天然なので気付かれていない。ステラとは姉妹の様に仲良しになった。行く先々でマフィア組と遭遇するとちゃっかり捕縛し、強盗時には盗まれた品を取り戻すなど、荻パパよりも優秀と言われている。
- 蔵見 虎泰(くらみ とらやす)
- 声 - 浜田賢二 / 竹内良太
- 九条組若頭いわゆるヤクザ。34歳。ある事件で洋にヴァレンティーノ情報の提供を依頼する。その後も洋を白魔祭に誘ってみたり、差し入れを持ってきて来た際、事務所にやって来た野羅を追い払うなど交流がある。洋からは「(逆から読んでも)ミラクルクラミ」とも呼ばれる。ヴァレンティーノに対してはその男気を評価していたが、組の紋を悪用された際は激怒した。
- 組長の方針で一般人、堅気の人間には優しく、職業を聞かれても「ホストだよ」と笑ってごまかすようにしている。
- 背中に虎の刺青があるが、人にはめったに見せない主義。
- 浜田 庵(はまだ いおり)
- 声 - 高橋広樹 / 日野聡
- 圭の同居人のバーテンダー。「ラグドール」というバーの雇われ店長。25歳。緒方とは御近所の関係で「イオリン」と呼ばれている。ただし緒方の人柄のためか、警察官だとは信じてなかったらしい。
- 店にやってきたヴァレンティーノのダメ出しによって、二流から一流への一歩を踏み出した。酒を作るより料理を作る方が上手いと本人は言っており、趣味は料理。また、将来の夢は店の独立。
- 圭の双子の兄2人とは先輩後輩の関係にあり、圭を住まわせているのもおそらくはその縁だと思われる。映画の趣味がマイナーらしく、圭曰く動物モノに弱いとの事。暗号解読が得意。
- あまり気分が表情に出ず、本人いわく「テンションガーンと上がった」という状態でも淡々としている。圭からは「タンタンマン」と言われた。周囲に(圭以外)誰もいない状況で金塊を目の当たりにしても、発想は「写メ撮っちゃおう」と善良[注 7]。
- 大矢 総司(おおや そうじ)
- 全国雪合戦トーナメント白魔祭覇者、漁船「危脳丸」船長など、ときどき登場する白髪で長髪に長い髭の謎のおじさん。58歳。船長として初めて実物が登場した時は優太も圭も「・・・はじめまして?」という挨拶になっていた。
- 並外れた身体能力を誇るトロフィーマニアで、その能力を活かして様々な裏組織主催の大会に参加しては優勝を勝ち取っている。また、気配を消す能力も達人級で、オープンカフェで堂々とエスプレッソを飲みながらかくれんぼ大会で優勝するという離れ業もやってのけた。
- 普段は奥さんと一緒に静岡に住んでおり、たまに息子の太郎の家に顔を出してくるようである。
- たとえ相手が家族であろうと決して言葉を発さず、ジェスチャーや眼光のみでコミュニケーションをとる。また、正月に集まった大矢家の一族は揃いも揃って無口で眼光鋭い長身・筋肉質である事から、彼だけの特徴ではなく血筋である事がうかがえる。
- 大矢 太郎(おおや たろう)
- 大矢総司の息子。父親と同じく白髪。トロフィーマニアの父親にあこがれ、数々の大会で優勝した経験を持つ。24歳。探偵チームと野羅チームの卓球勝負の際、ロレンツォからその名前が出てきたこともある。
- 過去の自分の行動を黒歴史と恥じていて、現在は平穏な暮らしを望み、鍛えた体を活かして消防士として働いている。鉄謙とも交友関係があり、運の悪い彼を心配している。
- その鍛えられた肉体により荻野ほどではないが鉄人。身長も高いため洋からは「白オギ」と呼ばれている。また、他にも数多くの大会に出ていたため色々な通り名があり、圭や優太は思い思いの呼び名で呼んでいる。
- 蔵見とも知り合いで、中学生の時に裏組織の大会に優勝した勢いでケンカを売りボロ負けしたうえに、裏世界の恐怖を植え付けられた過去を持つ。
- 鬼塚 鉄謙(おにづか てっけん)
- 鍛冶職人見習いの少年。洋と同じ赤毛だが、オレンジがかっており、洋からは「赤毛らしい赤毛」と評される。18歳。口調は大分出身であることと親方の口調を真似たものが合わさったもの。
- 家庭環境が悪く15歳の頃に親方の元へ引き取られ、そのまま住み込みで鍛冶職人の修業をしている。弟子入り当初は警戒心が人一倍強かったが子供には素直で、親方の孫である美和とはすぐに仲良くなった。自分を引き取ってくれた親方のことを深く尊敬しており、口調も服装も親方を真似ている。家庭環境に負けず、少々尖ってはいるが真っ直ぐな性格。
- ヴァレンティーノに自身が持つヤギを象った茶室刀を狙われて襲われ、荻野を通じて洋達と知り合い、事件解決後に洋へお礼の品として包丁を贈った。
- ヤクザを嫌っており、彼が弟子入りして以来、師匠の宗真がヤクザ相手の仕事を断るため(隠蔽、仲介などもすぐに察知する)、大多数のヤクザから恨みを買ってしまい、裏世界の大会の商品にされたり、おみくじは毎年「大凶」(セリフから察するにこれ以外出たことがないと見られる)と、とにかく不運に見舞われる可哀想な人でもある。ただし、本人は自分が不運な人間だとは一切思っていない。
- 単行本3巻巻末のおまけページで、作者がヴァレンティーノを考えるまでに作った没キャラの一つとして掲載しており、そこから後に本編の正式な登場キャラクターとなった。
- 大場 美和(おおば みわ)
- 宗真の孫娘。年齢は不明だが鉄謙よりは幼い。
- 鉄謙とは引き取られた当初から仲が良く、鉄謙も彼女には素直に接している。二本足で直立し、日本語を難なく話すヤギ、ヴァレンティーノと遭遇しても全く動じず話しかけるなど、意外と神経が太い様である。
- また、刃物を見る目に関しては祖父譲りの物を持っており、鉄謙の作った彫刻刀を見るときに完全に職人の目になっていた。
- 鉄謙と同じく、没キャラから正式に本編登場キャラクターとなった一人である。
- 大場 宗真(おおば かずま)
- 鉄謙の師匠である鍛冶職人。鉄謙の家庭環境を見かねて彼を引き取り、そのまま自身の弟子にした。ヤギの茶室刀を贈ったのは、劣悪な環境で生き残るヤギの図太さと鉄謙を重ねたため。
- ヤギをあまりにも褒めたため荻野にロレンツォではないかと疑われた事がある。
その他 [編集]
- クロエ
- 読み切り版に登場した怪盗。自称芸術家(アーティスト)。ナルシシストで、自分が美しいと思うものには目がない。
- 正体は300年近く生きている吸血鬼。その髪の毛は日の光に当たると塵になってしまう。
- 新鮮な血液しか口にせず、特に育ちの良い綺麗な少年少女のものが好み。
- 優太の持つ文献によると蝙蝠、狼、鼠、霧に化けることができる。変装も得意で、優太には見抜かれたが圭すらも完全に騙していた。
- ジルベルト
- イタリアからやってきた、ガブリエラのストーカー。ガブリエラの事を「姉御」と慕い、彼女の下僕にして欲しかったがガブリエラより身長が高いため願いは叶わず、嫉妬心からガブリエラの下僕を狙った。その後、通報により駆けつけた荻野に逮捕された。極度のMで、ガブリエラに蹴られて骨が折れてもむしろ喜び、圭が仲裁に入った場合は舌打ちをするほど。
- 野崎兄妹
- 圭の身内。10歳上の二卵性双児の兄で弁護士の「泉(いずみ)」と引っ越し業者の「楓(かえで)」、3歳上の姉で専門学生の「椛(もみじ)」、3歳下の妹「燐(りん)」の4人で、双子の兄2人は外見は似ていないが短気でイジメっ子な部分が似ており、姉も勝気で短気でよく楓とケンカしており、妹の燐だけが癒し系とされている。ちなみに、兄妹揃ってツッコミが半端ではない。ちなみに、泉は圭以上にアレルギーが酷く、毛以外でも猫アレルギーを発症する上にストレスによって種類が増えやすいという難儀な体質。ヤギ・犬アレルギーもあるので、洋とヴァレンティーノは蚊帳の外に放り出された。
- 暴走しがちの双子を力づくで椛が静止し、燐が謝罪し、圭が突っ込むという分業システムが完成している。
- エリナ
- 零室研究員。作中では既に故人で自分そっくりの兵器レベルのアンドロイドを作り地下金庫の番をさせている。アンドロイドは聡明を待っているかのような発言をしている。エリナ本人の姿は聡明の回想にて1コマのみ登場。聡明曰く「変わり者」。
- 美都(みと)
- 零室研究員。不老不死について研究しており、自身も研究材料にしたためゾンビとなっている女性。語尾に「~だね」「~んだね」と付けるのが口癖。
- 身も心も腐った腐女子で、同性愛国家日本を作ろうと目論んでいた。そのため男性には危害を加えない。ゾンビ研究も「人が増えなくても減らなければ問題はない」という理由によるもの。ゾンビにした者は所持しているコントローラーで自在に操ることができる(満腹中枢もコントロールしていた)。
- 所持しているゾンビの中には聡明のクローンが含まれていたためにそれを入手しようと私邸に入りこんだ洋、圭と遥、弥太郎を監禁しようとするが、脱出されそうになり交戦。参戦したガブリエラに誤ってコントローラーを撃ち抜かれてしまい暴走、ガブリエラに襲い掛かるも頭を撃ち抜かれ、他のゾンビ共々埋葬された。
- キナ・コノコナツネニムセル
- カモネギノ王国の王女。日本語を勉強中で[注 8]フランス語はペラペラ。スナイパーなら一度は狙うといわれながらも全然暗殺されず、裏では懸賞金までつけられている。的の模様をした服装や装飾を身に着けている。両親と3人で来日した。国王は秘密警察犬に興味津々らしく狼を護衛にしようと検討中らしい。
- 看守ロボ
- 声 - 利根健太朗
- 孤島の刑務所「アルカモネ」の看守のロボット達。電気ポットの頭部に十文字状のモノアイレールがついている。AIに慈悲の文字は無く、違反者には容赦なく熱湯をかける。その内の1体はヴァレンティーノの救助に来たロレンツォによって頭部を炊飯器の様な形に変形させられた。
- 花RAN(おいらん)
- CD出すたびミリオン突破の若者の間で大人気のシンガーソングライター。「ライブチケットとか注文受付と同時に完売」(圭談)「海外でも大人気で今や日本代表のアーティスト」(優太談)。音域の幅が広く声量もすごいため、性別が謎。赤い髪も地毛ではないかというほどキレイで外国人説もある。花RANファンとアンチは対立が激しい事で有名らしく、二極化しているがどちらも熱狂的。ファンの間では花RANを真似て髪を赤く染めることが流行しているがファンを狙った赤毛狩りが発生して社会問題になった。
- 塩村 勝斗(しおむら まさと)
- 優太がネットで知り合った女装仲間。普段はフツーの男子高校生で家族や友達にも女装は秘密にしている。女装用の道具は全部レンタルトランクルームに置いてある程でコミュニティのオフ会だけが大事なシンデレラの時間との事。女装の買い物はネットでしている。スッピンを見られるのが恥ずかしく普段は特殊メイク(洋曰く「特殊メイクっつーより造形の域」)をしている。
- 津田 春雄(つだ はるお)
- 能面師。鬼の面を作る途中で息絶えたため、既に故人。鬼の面に憑依し着用したヴァレンティーノの体を乗っ取り、今生に残した悲願「かわいい女の子とデート」を達成するまで離れようとせずノアの作戦により自分の娘がプロポーズされたと勘違いして駆けつけた荻野に「大事な申し出に仮面をつけてくるような男に娘はやらん!!」と仮面を握り潰され強制的に成仏させられた。
- 墓場 淀(はかば よどみ)
- オカルト雑誌「WEIRD」の女性編集者。大きな目と常に着用しているマスクが特徴。霊感があるらしいが周囲には全く信じられていない。
- 狼男の情報提供者と名乗り出たヴァレンティーノとロレンツォと共に満月の夜に変身した洋をネット配信しようとするが、荻野の体に入り込んだ聡明に「二度と(狼男記事を)書くな」と釘を刺されて断念。彼女の動機と城島の言葉と重ねた聡明が幽体で編集部の前に現れ霊の存在を(主に編集長に)信じさせた。
- 槌田 剛士(つちだ たけし)
- 器物損壊の前科がある男性。隣人の車を破壊して捕まり警察を逆恨みしている。警察を狙った犯行である為、荻野と洋は野羅の関与を疑ったが全くの無関係。
- ハンマーでパトカーを破壊する程の腕力を持つが荻野にはまるで通用しなかった。袋を被って犯行に及んでいた為、荻野・緒方・洋にロレンツォと間違われて終始困惑したまま逮捕された。
- 森 マサシ
- 声 - 福山潤
- テレビアニメ12話のBパートに登場したポッと出のアニメオリジナルキャラ。ヤギの頭蓋骨を被り自らの名を「フォレスト・マサシ」と名乗るなど中二病的な言動をする自宅警備員で、職を探しに因幡探偵事務所を訪れるもヤギのかぶり物で地毛を隠してしまっていたため洋にまったく相手にされず、その後ヴァレンティーノファミリーの面接試験を受験しにいく。
用語解説 [編集]
- 秘密警察犬(シークレットドーベルマン)
- 毛髪、声、匂いなどで個人データ取得できる人狼。中世ヨーロッパのフランスで数多く逮捕された犯罪者の遺伝子が宿っていると言う。現在は人工授精による秘密警察犬の誕生が可能のようで、因幡兄弟は因幡聡明の遺伝子によって生まれている。
- 日本警察にも明治時代から存在していたが、30年前の城島警視正の自殺を機に聡明を筆頭として離反、後に人工授精によって生まれた因幡兄弟が所属していたが弟の遥が行方不明となり、兄の洋も遥の行方を追うため辞職、現在所有しているのはフランスから譲り受けたステラただ1人。
- データ取得によって得る脳への快感は依存性が異常に高く、最初にデータ習得した媒介を次々求めてしまう。彼らの先祖は血肉を通してデータを得ていたが、血肉でデータ取得してしまうと犯罪を犯してでも血肉を求める殺人鬼以上の存在となってしまうため現在は実害のない媒介でデータをとる警察犬が重要視されており、血肉でデータを得てしまった狼は性別年齢関係なく処分されてしまう。
- 現在まで血肉以外では毛髪、声、匂い、手、肌でデータを取得できることが判明している。開花時期には個人差があり、洋と弥太郎は12歳で、遥はわずか4歳にして能力を開花させている。
- 満月の夜には狼化するが変身形態には個体差があり眼の色しか変わらない者もいれば完全に狼になる者もいる。酷く体調を崩すと、ちょっとの拍子で(個体によっては一部のみ)狼化して治るまで戻れなくなる。また、特別な個体である聡明(及びその子供である洋と遥)は変身時に特殊な能力を使用することができる。
- 覇武仙流(ハムセンリュウ)
- 優太がハム仙人より会得した武術の流派。究極の殺人拳と言われる活人拳であり、体の秘孔を突くことで気の流れを操り、秘密警察犬を狼に変身させたり、気を増幅させて気孔を撃つことが可能となる。動物にも有効なようで、山羊キメラをゼラチン化させたり、巨大ツチノコをマッチョへと活性化させている。
- 因幡探偵事務所(いなばたんていじむしょ)
- 因幡洋が所長を務める探偵事務所。東京都内の2階建てアパートの1階[注 9]に構えており、入口には「地毛以外立入禁止」というポスターが貼られ、その横には「welcome」と書かれたボードを首から下げている信楽焼の狸が置かれている。
- 作中、依頼料ははっきりしていないが、洋が依頼者の髪の毛の質を気に入ると「シャンプー払い」という物が発生し、実質無料で依頼を引き受けてもらえる。逆に地毛ではない人間や、被り物をして髪の毛を隠している人間が依頼に訪れた場合、あっさりと依頼主を追い出している。
- マフィア・ヴァレンティーノファミリー
- イタリア系マフィアの一団。元々はイタリアを拠点に活動していたが、イタリア通貨がユーロに変わってからは動きがなく壊滅したと思われていたが、近年日本に拠点を移したことが判明した。ICPOもマークする世界的な犯罪組織で銀行強盗、武器密輸、暗殺、紙幣偽造など様々な犯罪に手を染めている(ただし無差別殺人等、金にならない事はしないらしい)。証拠こそないが容疑は山程ある。調査班や暗殺班、医療班を持つなど規模は大きい。首領が親日家なため次々と変えるアジトはほぼ日本家屋。しかし、物語途中よりかなり広い面積を誇る日本家屋の一軒に留まっている。
- 野羅(ノラ)
- 因幡聡明によって作られた秘密警察犬によるテロリスト集団。仲間の多くは聡明を慕って30年前に起こった城島薫自殺時に冤罪をかけられた彼を救出し共に離反した者たち。最終的な目標は警察を失脚させ秘密警察犬を中心とした新警察を作り、冤罪や疑惑のない理想国家を作り上げること。技術者もいるが、その実力はノアには及ばない模様。
- ヴァレンティーノファミリーとは異なりアジト自体を持たない現代型テロリストで、全員それぞれどこかで人間らしい生活を装っている。
- 作中では聡明、遥、夏輝、弥太郎以外のメンバーは、ほとんど登場しておらず信頼する者にしか正体を明かさないとしているため、その規模は依然として不明。先述の通りメンバーの大半が聡明を慕っている為統率はとれているが過去には内乱も起こっているようで、弥太郎の父親が組織を裏切って当時の聡明の器だった秋吉に右目と片足が不自由になるほどの重傷を負わせている。
- 科警研第零部研究室(カケイケンダイゼロブケンキュウシツ)
- 通称「零室(ゼロシツ)」。「生物研究室」・「機械研究室」・「化学研究室」等、色々あるがまとめて零室と呼ばれている。洋と遥が人工授精により生み出されたのもここの技術によるもの。
- 「国家公安委員会裏の顔」「司法取引で強制労働させられている天才犯罪者集団」等、噂ばかりで実態は不明。
単行本情報 [編集]
奇数巻が赤色で探偵・警察組が表紙になり、偶数巻が青色でマフィア・テロリスト組が表紙になっている。また、コミックスのカバーをめくった表紙と裏表紙には毎巻おまけ漫画が掲載されている。
- 第1巻(2008年4月27日発行) ISBN 978-4-7575-2249-7
- 第2巻(2008年9月27日発行) ISBN 978-4-7575-2391-3
- 第3巻(2009年3月27日発行) ISBN 978-4-7575-2528-3
- 第4巻(2009年7月27日発行) ISBN 978-4-7575-2632-7
- 第5巻(2010年2月27日発行) ISBN 978-4-7575-2815-4
- 第6巻(2010年7月27日発行) ISBN 978-4-7575-2948-9
- 第7巻(2010年12月27日発行) ISBN 978-4-7575-3108-6
- 第8巻(2011年7月27日発行) ISBN 978-4-7575-3155-0 / 初回限定特装版 ISBN 978-4-7575-3156-7
- 第9巻(2012年2月27日発行) ISBN 978-4-7575-3495-7
- 第10巻(2012年12月27日発行) ISBN 978-4-7575-3845-0
- 第11巻(2013年3月27日発行) ISBN 978-4-7575-3929-7
- キューティクル探偵因幡 アンソロジーコミック(2012年12月27日発行) ISBN 978-4-7575-3846-7
- キューティクル探偵因幡 11.5 OFFICIAL FANBOOK(2013年3月27日発行) ISBN 978-4-7575-3873-3
テレビアニメ [編集]
2013年1月から3月までTOKYO MX、サンテレビ、BS11、AT-Xにて放送された[2]。
内容はほぼ原作通りであるが、原作からアニメ化されず先に進んだエピソードや、原作とアニメの順番が異なる回が存在する[注 10][注 11]。また、アニメ化されなかった回に登場したキャラクターが、アニメ化された別の回に登場したケースもある[注 12]。
なお、最終回(第12話)Bパートのみアニメオリジナルストーリー[3]が放送され、アニメで登場回がカットされていた大矢総司、大矢太郎、鬼塚鉄謙の3人と原作者のもちがカメオで登場した。
スタッフ [編集]
- 原作・ストーリーボード - もち(掲載 月刊「Gファンタジー」スクウェア・エニックス刊)
- 監督 - 満仲勧
- シリーズ構成 - 中村誠
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 小池智史
- アクションディレクター - 砂川正和
- デザインワークス - 岩永悦宜
- 美術監督 - 徳田俊之
- 美術設定 - 鈴木典孝
- 色彩設定 - 斎藤真由
- 撮影監督 - 久野利和
- 編集 - 植松淳一
- 音響監督 - 高橋秀雄
- 音楽 - 奈良悠樹
- プロデューサー - 高橋和也、中村誠、田中信作、山崎史紀、礒谷徳知、山口健一
- アニメーション制作 - ZEXCS
- 製作 - キューティクル探偵因幡製作委員会(フロンティアワークス、メディアファクトリー、ショウゲート、エー・ティー・エックス、NECビッグローブ)
主題歌 [編集]
- オープニングテーマ「遥か、日常の中で」
- 作詞・作曲・編曲 - uz / 歌 - 因幡洋
- 第1話では未使用。
- エンディングテーマ「プリマ・ステラ」
- 作詞・作曲・編曲 - manzo / 歌 - 首領・ヴァレンティーノ
各話リスト [編集]
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 原作話数 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1話 | #01A | 偽造通貨印刷事件 | 中村誠 | 満仲勧 | 小池智史 | 第1話(第1巻) | |
| #01B | 因幡洋誘拐事件 | 第2話(第1巻) | |||||
| 第2話 | #02A | 機密文書盗難事件 | 満仲勧 | 山本靖貴 | 北川大輔 前田学史 |
第4話(第1巻) | |
| #02B | 母子ストーカー事件 | 第6話(第1巻) | |||||
| 第3話 | #03A | チョコレート悩殺事件 | 小林成朗 | 山本天志 | 伊部由起子 | 第7話(第2巻) | |
| #03B | 狼少女暗殺事件 | 第8話(第2巻) | |||||
| 第4話 | #04A | 制服警官襲撃事件 | 中村誠 | 追崎史敏 | 小美戸幸代 寒川歩 |
第10話(第2巻) | |
| #04B | 猫バカ洗脳事件 | 第11話(第2巻) | |||||
| 第5話 | #05A | 天才タッグ結束事件 | 満仲勧 | 平牧大輔 | 本多みゆき | 第14話(第3巻) | |
| #05B | 慰安旅行極楽事件 | 第16話(第3巻) | |||||
| 第6話 | #06A | 黒幕黒い牙到来事件[4] | 小林成朗 | 古田丈司 | 八尋裕子 | 第20話(第4巻) | |
| #06B | 外伝 -5月27日-[4] | 外伝(第4巻) | |||||
| #06C | 外伝 おおかみのいえ[4] | 外伝(第5巻) | |||||
| 第7話 | #07A | 外伝:毛立キューティクル学園入学 | 中村誠 | 追崎史敏 | 筑紫大介 | 徳田夢之介 | 外伝(第4巻) |
| #07B | キューティクルLIFE 13年前の馬鹿息子 | 第32話一部(第6巻) | |||||
| #07C | 外伝:バー・ラグドール | 外伝(第4巻) | |||||
| #07D | キューティクルLIFE 10年前の馬鹿息子 | 第32話一部(第6巻) | |||||
| #07E | 九条組組長暗殺事件 | 第18話(第4巻) | |||||
| 第8話 | #08A | 佐々木優太誘拐事件 | 満仲勧 | 山本天志 | 伊部由起子 | 第40話(第7巻) | |
| #08B | 因幡親子決裂事件(前編) | 中村誠 | ひいろゆきな | 小園菜穂 | 第25話(第5巻) | ||
| 第9話 | #09A | 因幡親子決裂事件(後編) | 谷津美弥子 | 第26話(第5巻) | |||
| #09B | 恋愛フラグ乱立事件 | 山本天志 | 伊部由起子 | 第29話(第6巻) | |||
| 第10話 | #10A | ヤギ園満喫事件 | 小林成朗 | 追崎史敏 | 寒川歩 小美戸幸代 |
第28話(第5巻) | |
| #10B | 首領パワースポット陰謀事件 | 第35話(第7巻) | |||||
| 第11話 | #11 | 首領ヴァレンティーノ脱獄事件 | 中村誠 | 岡村正弘 | 前田学史 出野喜則 |
第42、43話(第8巻) | |
| 第12話 | #12A | キューティクル怪盗誕生事件 | 満仲勧 | 八尋裕子 北川大輔 |
第15話(第3巻) | ||
| #12B | 悪の組織拡大事件 | アニメオリジナル[3] | |||||
放送局 [編集]
| 放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 日本全域 | AT-X | 2013年1月4日 - 3月22日 | 金曜 23:30 - 24:00 | アニメ専門CS放送 | リピート放送あり |
| 兵庫県 | サンテレビ | 2013年1月7日 - 3月25日 | 月曜 23:30 - 24:00 | 独立局 | |
| 東京都 | TOKYO MX | 月曜 25:30 - 26:00 | |||
| 日本全域 | BS11 | 2013年1月8日 - 3月26日 | 火曜 24:30 - 25:00 | BS放送 | ANIME+枠 |
| アニメイトTV | 2013年1月11日 - 3月29日 | 金曜 12:00 更新 | ネット配信 | ||
| アニメストア | |||||
| 楽天ショウタイム | 金曜 16:00 更新 | ||||
| ニコニコ生放送 | 金曜 24:30 - 25:00 | ||||
| ニコニコチャンネル | 金曜 25:00 更新 |
Blu-ray / DVD [編集]
2013年3月27日から発売開始。
| 巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
|---|---|---|---|---|
| Blu-ray | DVD | |||
| 1 | 2013年3月27日 | 第1話 - 第2話 | MFXC-0001 | MFBC-0035 |
| 2 | 2013年4月24日 | 第3話 - 第4話 | MFXC-0002 | MFBC-0036 |
| 3 | 2013年5月29日予定 | 第5話 - 第6話 | MFXC-0003 | MFBC-0037 |
| 4 | 2013年6月26日予定 | 第7話 - 第8話 | MFXC-0004 | MFBC-0038 |
| 5 | 2013年7月24日予定 | 第9話 - 第10話 | MFXC-0005 | MFBC-0039 |
| 6 | 2013年8月28日予定 | 第11話 - 第12話 | MFXC-0006 | MFBC-0040 |
- 全巻購入者特典「オリジナルドラマCD」[5]
CD [編集]
| 発売日 | タイトル | 規格品番 |
|---|---|---|
| 2013年2月27日 | 遥か、日常の中で/プリマ・ステラ | MFCZ-1022 |
Webラジオ [編集]
『レディオ・ディ・ヴァレンティーノ』のタイトルで12月26日よりアニメイトTVにて配信されている[6]。
- パーソナリティ
-
- 大川透(首領・ヴァレンティーノ役)
- ゲスト
DJCD [編集]
2013年4月24日からDJCDが発売予定。第1巻は完全新録、第2巻は新録に加えラジオ放送された回のダイジェストを収録[5]。
| 発売日 | タイトル | 規格品番 |
|---|---|---|
| 2013年4月24日 | DJCD『レディオ・ディ・ヴァレンティーノ』Vol.1 | MFCZ-1041 |
| 2013年5月29日予定 | DJCD『レディオ・ディ・ヴァレンティーノ』Vol.2 | MFCZ-1042 |
脚注 [編集]
注釈 [編集]
- ^ 連載開始前に2回ほど読み切り版が掲載され、設定やキャラクターはそのままに連載が開始されている。そのため、読み切り版は連載第1回の前日談に当たる。読み切り第1回はコミックス2巻(ただし、コミックス用に新たに作画が描き直されている)、第2回はコミックス4巻に収録。
- ^ 警察を辞める時に荻野が渡した物。
- ^ 洋以外は無関心で「どーでも良いい」と思っている遥さえもあまりのウザさに大嫌いと言っている。
- ^ この男装ガブリエラはファンの間でも人気が高かったらしく、サイン会でのリクエストが全てイケメンバージョンだったという
- ^ 聡明のクローンを確保する際に遥に「二人きりだとキツイ」と言われるほどうきうきする、聡明の絵に落書きしようとすると全力で抵抗するなど。
- ^ なお、邦治は根っからのごはん党。
- ^ ただし、「圭がいなかったら1個くらい取ったと思うけど」と考えていた。
- ^ 帝王学の影響なのか覚えた言葉は「無礼者、頭が高い」。
- ^ テレビアニメではマンションの1階。
- ^ そのため、原作では説明された「変身中の洋が赤髪を噛むと赤い狼に変身する」、「秘密警察犬は風邪を引くと狼化してしまう」の二つの設定が、アニメでは説明されないまま使用された。
- ^ 第11話『首領ヴァレンティーノ脱獄事件』で、ヴァレンティーノが捕まる理由は、原作ではこの話の一話前に描かれていたものの、アニメではその回がカットされたため、突如バレンティーノが捕まったことになった。
- ^ 第10話Aパート『ヤギ園満喫事件』に登場した「ヤギイカ」は、原作では第24話『ヤギイカ捜索事件』(単行本第5巻)に登場する。
出典 [編集]
- ^ 袋の目にあたる部分にはボタンが縫い付けられており、どの程度物が見えているかは謎だが、行動には全く支障が無い。
- ^ “『キューティクル探偵因幡』放送局&第3弾キャスト情報を公開”. アニメイトTV. フロンティアワークス. 2012年11月17日閲覧。
- ^ a b 原作者・もちによる描き下ろしストーリー “Bパートはもち先生渾身の描き下ろしストーリー!ここでしか見られません!!”. キューティクル探偵因幡公式Twitter. 2013年3月28日閲覧。
- ^ a b c 公式サイトでは『黒幕“黒い牙”到来事件』『外伝:5/27』『外伝:オオカミの家』
- ^ a b “BD / DVD & CD”. TVアニメーション『キューティクル探偵因幡』 公式サイト. 2013年3月23日閲覧。
- ^ “12/26アニメ『キューティクル探偵因幡』のWebラジオ配信開始 - ニュース”. アニメイトTV. フロンティアワークス. 2012年11月28日閲覧。
外部リンク [編集]
- GFantasy Website キューティクル探偵因幡 - 月刊Gファンタジーオフィシャルサイト
- TVアニメ「キューティクル探偵因幡」公式サイト
- キューティクル探偵因幡 | 番組 | AT-X ワンランク上のアニメ専門チャンネル
- レディオ・ディ・ヴァレンティーノ
- TVアニメ「キューティクル探偵因幡」 - animelo
- キューティクル探偵因幡 (CDInaba) - Twitter
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