黒い雨 (映画)
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| 黒い雨 | |
|---|---|
| 監督 | 今村昌平 |
| 製作 | 飯野久 |
| 脚本 | 今村昌平 石堂淑朗 |
| 出演者 | 田中好子 北村和夫 市原悦子 三木のり平 |
| 音楽 | 武満徹 |
| 撮影 | 川又昂 |
| 編集 | 岡安肇 |
| 配給 | 東映 |
| 公開 | |
| 上映時間 | 123分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| allcinema | |
| IMDb | |
『黒い雨』(くろいあめ)は、1989年5月13日に公開された日本映画。1965年に出版された井伏鱒二の小説『黒い雨』の映画化。
日本国外ではBlack Rain という題名で上映されたが、同名の米国映画とは一切関係はない。あえてモノクロフィルムで撮影を行い、重松の被爆シーン、炸裂する原子爆弾、立ち上るキノコ雲、爆心地に転がる黒焦げの焼死体などを特撮を駆使して、極めてリアルに再現している。さらに矢須子に扮した主演の田中好子の熱演は高く評価された。原爆の恐怖と悲劇を描いた日本映画である。
目次 |
[編集] キャッチコピー
- 死ぬために、生きているのではありません。
- 体の中で、戦争は続いています。
[編集] スタッフ
- 製作 - 飯野久
- 監督 - 今村昌平
- 助監督 - 月野木隆
- 脚本 - 今村昌平、石堂淑朗
- 原作 - 井伏鱒二
- 撮影 - 川又昂
- 音楽 - 武満徹
- 美術 - 稲垣尚夫
- 照明 - 岩木保夫
- 編集 - 岡安肇
[編集] あらすじ
[編集] 登場人物
- 高丸矢須子 - 田中好子
- 幼き頃から叔父である重松夫婦に引き取られて育てられた20歳の少女。直接被爆はしていないが、瀬戸内海を渡る小舟の上で、黒い雨を浴びた。
- 閑間重松 - 北村和夫
- 矢須子の叔父。横川駅の列車内で被爆するが、かろうじて頬の火傷の軽傷で助かる。
- 閑間シゲ子 - 市原悦子
- 矢須子の叔母。被爆時は家中にいたが家の倒壊もなく無傷で済む。迷信深い性格。
- 閑間キン - 原ひさ子
- 池本屋のおばはん - 沢たまき
- 池本屋文子 - 立石麻由美
- 片山 - 小林昭二
- 岡崎屋タツ - 山田昌
- 岡崎屋悠一 - 石田圭祐
- 庄吉 - 小沢昭一
- カネ - 楠トシエ
- 好太郎 - 三木のり平
- るい - 七尾伶子
- 養殖業者・金丸 - 河原さぶ
- 青乃 - 石丸謙二郎
- 藤田医師 - 大滝秀治
- 白旗の婆さん - 白川和子
- 高丸 - 飯沼慧
- 能島 - 深水三章
- 老僧 - 殿山泰司
- ヤケドの四十男/老遍路 - 常田富士男
- 郵便局長 - 三谷昇
[編集] 未公開シーン
劇場公開された版やビデオ版ではトラックで矢須子が病院に運ばれる様子を重松が眺める場面でエンドロールとなるが、DVDのデジタルニューマスター版では矢須子が生き延びて原爆投下から20年後に四国の霊場を巡礼として歩く原作には無いエピソードが19分のカラー映像として描かれている。これは今村監督が当初付け加える予定で撮影した物だが、迷いに迷った末に完成した作品から削除した物である。その未公開カラー部分の深さは、神が人間を見守る様な視線で主人公と戦後の日本人を描いている。
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[編集] 逸話
庄吉役の小沢昭一は、この映画の撮影時に転落事故を起こし左手手首を骨折した。そのため映画では原作には無い設定(庄吉は原爆投下の際腕に大怪我を負ってしまい、それを隠すために常に包帯を巻いている)が加えられた。小沢は最初から最後まで左手にギプスをはめた状態で演技をしている。
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