麻雀かぐや姫

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麻雀かぐや姫
ジャンル 脱衣麻雀ゲーム
対応機種 アーケード[AC]
開発元 日本物産
発売元 三木商事
人数 1人
発売日 [AC]1988年
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麻雀かぐや姫(まーじゃんかぐやひめ)は、1988年[1]アーケードゲームとして日本物産が開発し、三木商事が発売[2]した脱衣麻雀ゲームである(開発・発売共に三木商事であるとする文献もある[3])。1989年には続編・麻雀かぐや姫 其の弐[注釈 1]が発売されている。

対局に勝利するとご褒美画像が見られるほか、BET画面でもBETボタンを押すごとにかぐや姫の露出が段階的に過激になるというサービスがある[1]。シナリオは三木商事社長・三木修二が考案し、デザインはニチブツ側のデザイナーが手掛けた[2]。音楽は吉田健志が担当[4]

三木はインタビューの中で、本作は中国において「姫麻雀」という名称で人気を博し、40万枚の基板を売り上げたと話す一方、中国向けに販売したオリジナルの基板が1000枚程度であり、中国に流通していた基板の多くが違法にコピーされたものであると明かしている。また、三木によるとコピー基板のうちの6000枚から7000枚が日本にも出回っていた[2]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ タイトル画面では「麻雀かぐや姫 其の」と表示。

出典[編集]

参考文献[編集]

  • 八木貴弘 (2019年8月20日). “本の街を見守ってきた老舗ゲーセンが残したもの~神保町ゲーセン「ミッキー」~後編”. 株式会社ゲーム文化保存研究所. 2022年1月23日閲覧。
  • 『美少女脱衣麻雀スーパーガイド アーケード編』前田尋之(監修)、ロングランドジェイ〈G-Mook 193〉、2020年4月25日。ISBN 978-4-86717-000-7 
  • スタジオグリーン編集部(著者)『伝説の脱衣麻雀ベストセレクション』(電子書籍)スタジオグリーン、2021年10月29日。 
  • ゲームサイド編集部(著者)『シューティングゲームサイド Vol.10』(電子書籍)マイクロマガジン社、2014年9月26日。 

関連項目[編集]