鶯張り

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鶯張り(うぐいすばり)Kyoto Daikakuji Nightingale Floor SDR008.ogg 再生ヘルプ / リンク とは、敵の侵入を知らせるために作った廊下のこと。この上を歩くと床がきしみ、音が出るようになっている。

[編集] 概要

日本の古来の建築物に見られる、人が床の板の上を歩く事によりきしみ音が鳴る様につくられた仕組みを鶯張りと言い、外部侵入者の危険探知の為に設けられたとされている。また床の音のみに限らず塀や建築物の構造による音響も考え作られていたとされる。他に鳴子や庭に敷き詰められる砂利・玉砂利等も、簡易ながら同等の効果を得られる建造物として挙げられる。 鶯張りの成立の経緯は人為的、自然作為と諸説はあるが、その技術は失われ今日では同等の床の製作は難しいと言われている。

1987年神奈川県大和市の料亭番外新館建設(菊池建設株式会社施工)で、「昭和のうぐいす張り」として再現された。現在では、「和店 菊池安治の作品集3」(扶桑社刊)で、その姿を確認することができる。

重量がかかればどの様に歩いても鳴るように作ってある為に日常の用途としては制限が多く、その為に部外者でない者と聞いて判るように、廊下を通過する際はある一定のリズムを守る事が定められていた場合もあった。

英語ではナイチンゲールフロア (nightingale floor) 、シンギングフロア (singing floor) などの名前で表す。

京都府知恩院二条城のものが有名である。

一般の入念な建築においては、床板と根太とを取り付けるとき、板の上端から根太に向かって釘を打ち、釘の頭を見せるようなことの無いように、板の側面に手違いかすがいの一端を打ち、他端を根太に打ち、留め付けるものである。しかし鶯張りの場合は、床板の幅が広いために両側が多少上方に反曲し、かつ板に打ち込まれた手違いかすがいの穴が、床板の反曲しない場合にも対応し得るだけに上下に余裕を持たせてある。そのため、床板の上端を踏むときは床板の反曲がもどるので、手違いかすがいの一端と板の穴の両側とが摩擦を起こして音を発するのである。

[編集] 関連項目

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