鴻紋軌道
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| 路線総延長 | 約28 km | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 軌間 | 762 mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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鴻紋軌道(こうもんきどう)は、かつて北海道網走支庁管内の紋別郡紋別町(現紋別市)に存在した軽便鉄道路線である。鴻之舞軌道(こうのまいきどう)と呼ばれる場合もある。
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概要[編集]
鴻之舞鉱山拡張に必要な資材の運搬や、人口が1万3千人を超す鴻之舞地区住人の生活物資の運搬を目的として、1940年(昭和15年)10月に着工された。当初は1942年(昭和17年)に完成予定であったが、元紋別地区にある沢の埋め立てが難工事となって、鴻之舞地区から大量の石を運搬したのが影響して工期が延びていた。翌1943年(昭和18年)6月に完成したものの、鉱山は戦時産業統制の一環で前年12月26日に休山命令を受けており、最初の活躍の場は解体された機器類を他の鉱山に転用するための運搬という、当初目的から外れた皮肉な結果となった。軌道自体は休山中も残る人の通勤や生活物資輸送のために運行を継続している[1]。鉱山は1947年(昭和22年)に復興したものの、周辺道路の整備による自動車輸送に圧されたため翌1948年(昭和23年)に廃止されている。
なお、鴻紋軌道や鴻之舞地区はザ・ピーナッツやダークダックスが歌った「銀色の道」(塚田茂作詞/宮川泰作曲)のモデルとなった場所であることでも知られる。
路線データ[編集]
- 区間(営業キロ):約28km
- 駅数:14(起終点を含む)
- 軌間:762mm
- 橋梁数:10
- 主要橋梁(括弧内は紋別からのキロ程)
- 五号杭橋 (27.11km)
- 最上橋 (8.95km)
- 弥生橋 (7.74km)
- 桜橋 (21.58km)
- 宝橋 (26.25km)
- 万世橋 (15.24km)
- 六仙橋 (19.15km)
- 黄金橋 (20.35km)
- 主要橋梁(括弧内は紋別からのキロ程)
歴史[編集]
車両[編集]
機関車1両につき貨車2両・客車3両が標準とされた。
- 機関車
- 除雪車
- 客車
- 貨車
駅一覧[編集]
紋別(もんべつ)[駅 1]- 元紋別(もともんべつ)[駅 2]- 草鹿(くさか) - 木原(きはら)- 野中(のなか)- 中藻別(なかもべつ)- 長島(ながしま)- 曙(あけぼの)- 桜町(さくらまち)- 栄町(さかえまち)- 末広(すえひろ)- 住吉(すみよし)- 元町(もとまち)- 元山(もとやま)
乗降場の位置や数などは不確定のままとなっている[2]。
廃止後の状況[編集]
藻別川やその支流、道路を跨ぐ橋台や橋桁が残っており、このうち五号杭橋は鉱山水送水施設として現在も活用されるなど、廃線から半世紀以上経過した現在でも比較的遺構を見付け易い。路盤の一部は道路やゴルフ場通路に転用されている。[3]
脚注[編集]
- ^ 冬期は運行されない期間があったが、冬期休止なのか、大雪で動けなかったのかは不明。
- ^ 『新鉄道廃線跡を歩く 北海道・北東北編』 p38。同書と『文芸オホーツク 第11号 鴻之舞特集号』 p31の駅・停留所記述でも相違がある。
- ^ 鉄道廃線跡を歩く X
参考文献[編集]
- 『文芸オホーツク 第11号 鴻之舞特集号』 紋別文化連盟 文芸オホーツク編集委員会、2002年。
- 紋別市市史編纂委員会 『新修紋別市史』、2007年。
- 今尾恵介 『新鉄道廃線跡を歩く 北海道・北東北編』、2010年。
- 宮脇俊三 『鉄道廃線跡を歩く X』、2003年。ISBN 4533049087。
関連項目[編集]
- 北紋バス - 軌道廃止による鴻之舞 - 紋別間の交通機関確保を目的に設立されたバス会社。
- 北海道道305号紋別丸瀬布線 - 並行道路。北海道道認定は1957年(昭和32年)。
- 銀色の道 - 作曲者の宮川泰がこの鴻紋軌道の光景を下敷きにして作った曲。