鳥栖市会社員殺害事件

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鳥栖市会社員殺害事件(とすしかいしゃいんさつがいじけん)は、2004年平成16年)2月佐賀県鳥栖市で発生した事件である。

被疑者は2022年時点でも逃走中で逮捕されておらず、現在も未解決事件となっている。

概要[編集]

2004年平成16年)2月9日午前10時頃、鳥栖市飯田町九州自動車道沿いの市道で側溝に脱輪した軽自動車の助手席でこの軽自動車を所有する福岡県三井郡大刀洗町在住の会社員の男性(当時24歳)が血を流して倒れているのを、被害者を探していた母親が発見した。

被害者は8日正午ごろ、家族には何も言わずに軽乗用車で外出した。同日午後、被害者と会ったという知人もいる。同日は帰宅せず、9日朝に被害者が勤務している福岡県久留米市内の会社から「無断欠勤している」と自宅に電話があり、被害者の母親が捜しているうちに発見したという。

死因は鈍器のようなもので殴られたことによる脳挫傷。また車から被害者の財布が持ち去られていた。2008年平成20年)2月1日捜査特別報奨金対象事件となったが、有力な情報は寄せられず2018年現在は対象から外されている。また、これとは別に遺族による私的懸賞金もかけられている[1]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 鳥栖市会社員殺害から7年 遺族が懸賞金を延長 佐賀新聞 2011年2月7日(archive版)

関連項目[編集]

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