魚眼レンズ
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魚眼レンズ(ぎょがんれんず)とは、カメラなどに使用する光学レンズの一種で、180度近くの画角を有するものを指す。フィッシュアイとも呼ばれる。 魚眼という名称の由来は、水面下(魚の視点)から水面上を見上げた場合、水の屈折率の関係で、円形に水上の景色が見えることから来ている[1]。
通常の光学レンズでは対象物を平面として捉え平面に投影するように設計するため、180度近い範囲を歪なく投影するのは不可能である。それに対して魚眼レンズでは対象物を球面として捉えることでそれが可能となる。
魚眼レンズの画角は必ずしも180度に限らない。 日本光学工業(現ニコン)のフィッシュアイニッコール6mmF5.6、Aiフィッシュアイニッコール6mmF2.8S等画角220度のレンズがかつて販売されていた。日本光学工業(現ニコン)のAiフィッシュアイニッコール16mmF3.5は画角170度であるし、安価なカメラや小型のカメラ用のレンズでも180度に満たないものが存在する。またペンタックスのFフィッシュアイズーム17-28mmF3.5-4.5、DAフィッシュアイ10-17mmF3.5-4.5ED、トキナーのAT-X107DXフィッシュアイ10-17mmF3.5-4.5等ズーム機構を備える魚眼レンズも存在する。
[編集] 射影方式
ほとんどの魚眼レンズは画面の中心からの距離と角度が比例する等距離射影方式を採用している[2]。天体位置測定や雲量測定に使用できる。
シグマは画像上の面積が立体角に比例する等立体角射影方式を採用している。
特殊なものとして、日本光学工業(現ニコン)のOPフィッシュアイニッコール10mmF5.6は正射影方式を採用していた。同じ輝度を持った被写体が画面のどこにあっても一様な濃度で写るため天空輝度分布測定に使用でき、等距離射影方式より画面中心の被写体が大きく写る。
[編集] 全周魚眼と対角線魚眼
画面対角線よりもイメージサークル径が小さいレンズを全周魚眼レンズもしくは円周魚眼レンズと呼び、得られる画像は円形となる。画面対角線よりも大きいイメージサークル径を持つものを対角線魚眼レンズと呼び、得られる画像は矩形となる。

