魔法省

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魔法省(まほうしょう、Ministry of Magic)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズに登場する架空の機関である。略称は「M.O.M」。

各国にはそれぞれの国・地域[1]の魔法政府機関があることが知られているが、この項目ではイギリスの魔法省について記述する。併せて、作中に登場する法令・国際組織に付いても解説する。

登場巻[編集]

5巻7巻

※存在自体は1巻5章から登場するが、舞台として登場するのは5巻から。

概要[編集]

英国魔法省は魔法使い評議会(The Wizards' Council)を前身とする公的機関で、司法外交・運輸などマグルの官公庁同様の仕事の他、魔法族および魔法生物の存在をマグルから守ること、闇魔術から魔法界の秩序と安全を守ることである。

魔法法執行部魔法事故惨事部魔法生物規制管理部国際魔法協力部魔法運輸部魔法ゲーム・スポーツ部神秘部の7部門から成る。うち最大の部署は魔法法執行部で、神秘部を除く全ての部署が、法執行部に対して何らかの責任を取る。二番目は、魔法生物規制管理部である。

イギリス魔法界の最高権力者は魔法大臣(Minister of Magic)で、マグルの首相(Prime Minister)[2]と同格である。マグルの首相の執務室の肖像画または暖炉を通じ、直接連絡を取ることが可能だが、平時には互いの就任時に挨拶を交わすのみである。

議会はなく、裁判所も省の一機関であるなど権力分立はされておらず、恣意的な法令・判決が出ることもある。また賄賂やコネも横行する等、1990年代には腐敗している様子も描写されている。

施設[編集]

魔法省本庁舎はロンドンの地下に設置されている。地下にあるにもかかわらず、魔法によって自在に景色・天候を変えられる窓が存在する。

在勤者は、煙突飛行ネットワークで通勤するため、地下8階のアトリウムの壁際に暖炉が多数設置されている。

外来者用の入り口は赤い電話ボックスになっており、6,2,4,4,2をダイヤルすると女性が用件を尋ねる。そして用件を言うと、公衆電話のコインが出てくる所から名前と用件が書かれた、四角い銀色のバッチが出てくる。バッチをつけると床が落ちて魔法省のアトリウムに着く。外来者は、いったん守衛室に行って杖を預けなければならない。

地下8階のアトリウム(エントランスホール)には、魔法使い魔女ケンタウルスゴブリン屋敷妖精の共和を象徴する噴水「魔法族の和の泉」(Fountain of Magical Brethren)がある。泉に投げ入れられたコインは全て聖マンゴ魔法疾患傷害病院に寄付される。

異なる部署同士の連絡には魔法のかかった紙飛行機を使っている。昔はふくろうを使っていたが、建物がだらけになるので止めたらしい。

地下1階
魔法大臣室、次官室
地下2階
魔法法執行部
地下3階
魔法事故惨事部
地下4階
魔法生物規制管理部
地下5階
国際魔法協力部
地下6階
魔法運輸部
地下7階
魔法ゲーム・スポーツ部
地下8階(アトリウム
守衛室、魔法族の和の泉
地下9階
神秘部
地下10階
法廷

機構[編集]

※複数の名称が記載されているのは、原文または邦訳における、表記の不統一のため。

最高権力者[編集]

  • 魔法使い評議会委員長
  • バーバルス・ブラッグ(13世紀)
  • バードック・マルドゥーン(14世紀)
  • エルフリダ・クラッグ
  • 魔法大臣
  • アルテミシア・ラフキン(1798年~1811年) ※初の女性大臣
  • グローガン・スタンプ(1811年~1819年) 
  • ファリス・スパーヴィン(1865年~1903年)
  • ノビー・リーチ(1962年~1968年)
  • ミリセント・バグノールド(1980年~1990年)
  • コーネリウス・ファッジ(1990年~1996年、1巻~5巻)
  • ルーファス・スクリムジョール(1996年~1997年、6巻~7巻初期)
  • パイアス・シックネス(1997年~1998年、7巻初期~7巻終盤)
  • キングズリー・シャックルボルト(1998年~、7巻終盤~)

魔法大臣室[編集]

職員
大臣顧問
マグルの首相との連絡役。魔法大臣に就任したスクリムジョールが多忙の為、6巻で新設された。
  • コーネリウス・ファッジ(1996年~、6巻以後-顧問)

魔法法執行部[編集]

Department of Magical Law Enforcement

  • 部長
    • ユストゥス・ピリウィックル(20世紀前半)
    • バーテミウス・クラウチ・シニア(1970年代、3巻以前)
    • アメリア・ボーンズ(~1996年、5巻以前)
    • パイアス・シックネス(1996年~1997年、6巻~7巻初期)
    • ヤックスリー(1997年~1998年、7巻初期~7巻終盤)
魔法警察部隊/魔法警察パトロール(Magical Law Enforcement Squad[Patrol])
いわゆる「警察[3]に相当。通常の犯罪者の調査・逮捕が主要な任務。凶悪犯には特殊部隊(Hit Wizards)が対峙する。
  • ボブ・オグデン(1920年代、隊長)
闇祓い本部/闇祓い局(Auror Headquarters)
語源は、ラテン語で"曙・夜明け"を意味する「Aurora
闇の魔法使いの捜査・逮捕、および公的施設や重要人物(マグルの要人を含む)の護衛を主とする、対テロ組織。採用後3年の訓練課程を経て、闇祓いとなる資格が得られる。極めて優秀な人材しか採用しない。階級のようなものも存在している模様。職務中の殉職、後遺症の残る重傷を負う者も少なくない。
ヴォルデモートが台頭した1970年代に、当時の法執行部長:バーテミウス・クラウチ・シニアによって、闇の魔法使いに対し「許されざる呪い」使用も許可され、犯人殺傷の権限が追加された。
魔法不適正使用取締局(Improper Use of Magic Office)
不適正な魔法の使用を取り締まる。2巻でハリーはこの局から公式警告状を受け取った。
  • マファルダ・ホップカーク(局次長)
マグル製品不正使用取締局(Misuse of Muggle Artifacts Office)
魔法のかかったマグル製品を取り締まる。局員は2人だけだったが、6巻で局長が昇進しており、現在この局がどうなっているかは不明。
偽の防衛呪文ならびに保護器具の発見ならびに没収局(Office for the Detection and Confiscation of Counterfeit Defensive Spells and Protective Objects)
ヴォルデモート死喰い人への恐怖につけ込んで売られている怪しげな物品の没収、及び売人の逮捕を行う。スクリムジョールが1996年7月に新設。局員を11人ほど抱える。
  • アーサー・ウィーズリー(1996年~、6巻以後-局長)
ウィゼンガモット最高裁事務局(Wizengamot Administration Services)
魔法界の裁判所の事務全般を管轄。

司法制度[編集]

魔法法律評議会(Council of Magical Law)
ウィゼンガモット法廷(The Wizengamot)
英国魔法界の裁判所一審制。最高刑は「吸魂鬼のキス」(魂を奪い人格を破壊する)。次いで終身刑(通常の殺人・廃人化に適用)。前述の通り、1970年代に、当時の法執行部長:バーテミウス・クラウチ・シニアによって、闇祓いの権限が拡大されており、闇魔術との関連性が顕著な場合は、裁判および尋問無しで、終身刑ないしは「吸魂鬼のキス」が科される。例えば、大量殺人の「現行犯」シリウス・ブラックなど。
「Wizen」は"Wizard"からの接頭語であり、中世イングランドのen:Witenagemot(邦訳:国政審議会・賢人会議、など)をひねった造語。
5巻ではハリーの懲戒尋問を行ったが、この時はファッジ、アンブリッジ、アメリア・ボーンズが尋問を担当した。
アズカバン
北海の真ん中にある監獄要塞。吸魂鬼(ディメンター)が警備に当たっていたが、5巻終盤(1996年夏)に叛乱し任務を放棄した。

魔法事故惨事部[編集]

Department of Magical Accidents and Catastrophes

魔法界・マグルの世界にまたがる事故を管轄する。

  • コーネリウス・ファッジ(元次官)
忘却術士本部(Obliviator Headquarters)
マグルに、都合の悪い情報を忘れさせる。
  • アーノルド・ピーズグッド
  • ニーモン・ラドフォード(16-17世紀、忘却術士第一号)
魔法事故リセット部隊/魔法事故巻き戻し局(Accidental Magic Reversal Squad)
魔法事故の現状を復帰し、関係者の記憶を消去する。
マグル対策口実委員会(Muggle-Worthy Excuse Committee)
誤報室/誤報局(Office of Misinformation)
魔法界の事故が顕著すぎる場合、マグルの首相に連絡を取ってマグルに対して納得のいく説明を作り上げる。著名な例では、ネス湖のケルピー(=ネッシー)が捏造であるとして、マグルの世論を納得させた。
マグル連絡室

魔法生物規制管理部[編集]

Department of Regulation and Control of Magical Creatures

魔法生物の管理・保護を管轄。学術的な調査研究も行っており、危険度・稀少度別に生物を5段階に分類している。一部の魔法生物(クラップ、フウーパー、ニーズル)の飼育には、規制管理部の認可が必要。19世紀はじめに、存在課、霊魂課、動物課の三部門に分けられた経緯は『幻の動物とその生息地』に詳しい。

存在課(Being Division)
ヒトおよび、ヒトたる存在を管轄。
狼人間援助室(Werewolf Support Services)
(人間の状態の)人狼の生活を支援する。
ゴブリン連絡室(Goblin Liaison Office)
ゴブリンを管轄。
  • カスバード・モックリッジ(元局長)
  • ダーク・クレスウェル(~1997年、6巻以前-局長)
屋敷しもべ妖精転勤室(Office of House-Elf Relocation)
屋敷しもべ妖精を管轄。「退屈極まりない部署」とされる。
  • ニュート・スキャマンダー(1915〜1917年)
霊魂課(Sprit Divisions)
ゴーストを管轄。
動物課(Beast Division)
その他一般の魔法生物を管轄。
ドラゴンの研究および制御室(Dragon Research and Restraint Bureau)
ニュート・スキャマンダーが在勤中、海外出張の経験を活かし『幻の動物とその生息地』を執筆。1918年当時の給与は2シックル/週。
狼人間登録室(Werewolf Registry)
1947年に、スキャマンダーによって登録簿が完成。
狼人間捕獲部隊(Werewolf Capture Unit)
(変身した状態の)人狼を捕獲する。
ケンタウルス担当室(Centaur Liaison Office)
ケンタウルス関係を管轄。ただしケンタウルスが実際に使ったことはなく、「ケンタウルス担当室に送られる=解雇」というブラックジョークに使われるという。
危険生物処理委員会(Committee for the Disposal of Dangerous Creatures)
グール機動隊(Ghoul Task Force)
魔法使いからマグルに渡った住居に棲みついたグールを除去する。
害虫相談室/害虫班/害虫・害獣班(Pest Sub-Division)
魔法生物の駆除が仕事。豚に似たノグテイル退治のため、純白のブラッドハウンド犬を約12頭飼育。

国際魔法協力部[編集]

Department of International Magical Cooperation

英国国外の魔法界との国際親善・外交を管轄。

  • 部長
    • バーテミウス・クラウチ・シニア(~1995年、4巻以前-部長)
国際魔法貿易基準機構(International Magical Trading Standards Body)
国際魔法法務局(International Magical Office of Law)
国際魔法使い連盟イギリス支部(International Confederation of Wizards, British Seats)

魔法運輸部[編集]

Department of Magical Transportation

魔法使いの移動手段関係を管轄している。

煙突飛行規制委員会(Floo Regulation Panel)/ 煙突ネットワーク庁(Floo Network Authority)
  • エッジコム夫人(委員)
移動キー局(Portkey Office)
箒規制管理課(Broom Regulatory Control)
姿現しテストセンター(Apparation Test Centre)
「姿現し」の試験を行う。ホグワーツ魔法魔術学校で行われる練習には本センターからスタッフが出向する。無免許で「姿現し」を行うと、罰金が科せられる。

魔法ゲーム・スポーツ部[編集]

Department of Magical Games and Sports

ゲームやスポーツ競技を管轄。17世紀末の国際機密保持法(後述)成立に伴い、新設された。特にクィディッチに対して、ルール、反則(リストは非公開)、競技用箒の安全基準、競技場のマグル避け対策など、様々な規制をかけている。この他、イギリス-アイルランド・リーグの運営も主催。

奇抜な特許庁(Ludicrous Patents Office)
公式ゴブストーン・クラブ(Official Gobstones Club)
イギリス-アイルランド・クィディッチリーグ本部(British and Irish Quidditch League Headquarters)

神秘部[編集]

Department of Mysteries

時・死後の世界・愛などの研究、逆転時計と予言の管理を行う。魔法省職員でさえ、この部署が何をやっているか詳細を知らない。

その他[編集]

魔法ビル管理部(Magical Maintenance)
魔法省のビルの管理を行う。魔法省のビルの窓の景色を変えるのもこの部署の仕事。地下8階にあると思われる。制服は濃紺のローブ。
  • レジナルド・カターモール
守衛/ガード魔ン(Security Wizard)
  • エリック・マンチ
実験的呪文委員会(Committee on Experimental Charms)
新しい魔法を取り締まる。
  • ギルバート・ウィンプル(委員)
魔法試験局(Wizarding Examinations Authority)
「O.W.L.(ふくろう)」試験や「N.E.W.T(いもり)」試験を実施・監督。
  • グリゼルダ・マーチバンクス(局長)
ホグワーツ高等尋問官
  • ドローレス・アンブリッジ(1995年~1996年、5巻-尋問官)
尋問官親衛隊
尋問官の非公式な下部組織。尋問官の手先として校内を検察する。主にスリザリン寮の学生が隊員となった。アンブリッジ追放時に解体。

国際組織[編集]

国際魔法使い連盟(International Confed. of Wizards)
1682年に、魔法族が杖を携帯する権利を確立させた。
  • クィディッチ委員会(Quidditch Committee)
国際魔法戦士連盟(International Federation of Warlocks)

法令・条約[編集]

国際魔法界[編集]

1289年国際魔法戦士条約(International Warlock Convention of 1289)
1289年発効か。
国際魔法戦士連盟機密保持法(International Confederation of Warlocks' Statute of Secrecy)
国際機密保持法(International Statute of Secrecy)
第13条にて、マグルの面前で魔法を使うことを禁止している。
国際魔法使い連盟機密保持法(International Statute of Wizarding Secrecy)
1692年または1689年制定[4]。1750年に追加された第73条にて、魔法生物をマグルから隠蔽することが規定されている。
1709年魔法戦士条約(Warlocks' Convention of 1709)
1709年発効か。ドラゴンの飼育は違法行為となった。邦訳第1巻では「ワーロック法」[5]

イギリス魔法界[編集]

ウィゼンガモット権利憲章
被告人は自分に関する事件の証人を召喚する権利を有すると書かれており、これは魔法法執行部の方針にもなっている。
1637年狼人間の行動綱領
1637年制定か。1巻でハーマイオニーが学習。
未成年魔法使いの妥当な制限に関する法令
1875年制定。C項にて17歳未満の未成年者が、学校以外で魔法を使うことを禁じている[6]。同7条にて、生命を脅かされる場合など、例外的な状況に限り魔法の使用が容認されている。
実験飼育禁止令
1965年制定。危険生物の飼育、雑種(新種)の創造の禁止を規定。ニュート・スキャマンダーが起草。
マグル保護法
アーサー・ウィーズリーが起草。マグル製品に魔法をかけることを禁じているが、意図的に抜け穴が設けられている。
反人狼法
1993年にドローレス・アンブリッジが起草。人狼の就職が困難になった。
正当な押収に関する省令
闇の物品が相続されるのを阻止するために作られた法律。死者の持ち物が違法であるという確かな証拠を持っていれば、魔法省は遺言書に記された物を押収する権利がある。押収物を保管しておく期限は31日で、危険だと証明できなければそれ以上は物件を保持できず正当な相続人に渡さなければならない。

称号・勲章[編集]

ヴォルデモートの権力掌握後[編集]

1997年8月1日、ヴォルデモート陣営が魔法大臣:ルーファス・スクリムジョールを殺害してクーデターを成功させ、英国魔法界の全権を掌握した。新たな魔法大臣は、服従の呪いにかけられたパイアス・シックネス

その後の魔法省の変化について、以下に記述する。

施設[編集]

煙突ネットワークが高官のみに制限され、在勤者の通勤は、外部の公衆便所から行われるようになった。「M.O.M」が刻印された金色のメダルをトイレ個室の硬貨投入口(※ロンドン市内の公衆便所は、有料のものが普及している)に入れ、便器の上に立ち自分を流すことで魔法省内に到着する。

アトリウムの噴水はマグルの上に魔法使いと魔女が腰掛ける彫像になり、「魔法は力なり」(Magic is Might)と刻まれている。

機構[編集]

マグル生まれ登録委員会(Muggle-Born Registration Commission)
1997年夏に新設された委員会。"マグル生まれ"の魔法族に対し、「魔力を盗んだ」として出頭を要請。該当者はアズカバンに収監されるが、逃亡者は殺害される。
  • ドローレス・アンブリッジ(1997年~、7巻以後-委員長)

その他[編集]

  • ヴォルデモートに賛同するよう教育を施すため、学齢児童の魔法族すべてにホグワーツへの入学を義務づけた。イギリスの魔女、魔法使いはほとんどホグワーツで教育を受けているが、学齢児童の魔法学校入学は義務ではなく、両親が望めば家庭で教育することも外国に留学させることもできる。

映画[編集]

『不死鳥の騎士団』および『死の秘宝 PART1』に登場。ヴィクトリア朝風のタイル張りの地下道が意識され、深緑が基調となっている。アトリウム階からビルが建っているような形状をしているが、原作よりもかなり大規模に描かれている。

紋章は、「M」の文字中央に杖をあしらったデザイン。

脚注[編集]

  1. ^ 概ねマグル界同様の国境があるようだが、現実マグル界では独立国家・地域として扱われていない地域も、「国」同様の扱いを受けている。トランシルバニアチベットなど。
  2. ^ 6巻冒頭、1996年夏時点の英国首相はジョン・メージャーであり、"前首相"とはマーガレット・サッチャーである。
  3. ^ 魔法族は「警察」(Policeman)の語を用いることができず「慶察」(Pleaseman)と呼ぶ(4巻11章)ため、不適切訳。直訳すれば『魔法法執行(警備)部隊』になる。
  4. ^ クィディッチ今昔』では1692年、7巻16章では1689年
  5. ^ ワーロックはこの後「魔法戦士」と訳されているが、邦訳の訂正無し
  6. ^ これに違反すると一度目は警告文が届き、二度目は退校処分となる。魔法学校の入学許可証が届く年齢である11歳に満たない子供は、魔力を制御出来ないので見逃されている。また、学齢児童であっても家庭内であれば魔法使用の処罰は親の裁量のうちとして同じく見逃されている。