高飛車 (コースター)

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高飛車(たかびしゃ)は、山梨県富士吉田市にある遊園地富士急ハイランドの大型ローラーコースターのひとつ。2011年7月16日開業。FUJIYAMAドドンパええじゃないかと共に同園「4大コースター」となっている。キャッチコピーは「おいで、かわいがってあげる。」(園内ポスターより)、「あかん。」(新聞広告より)など。

概要[編集]

リニアランチ方式による直線加速と、高所まで巻き上げられてからの落下があるコースターである。特に高所からの落下では最大落下角度が121度あり、ギネスに2011年7月当時「落下角度が世界一のローラーコースター」として認定された。

屋外コースターでは珍しく、雨天の運行が可能。これはブレーキにもリニアシステムが採用されており、摩擦を利用せずに減速できる為である。

主な特徴[編集]

垂直巻き上げと121度の落下
高飛車最大の目玉である。空を見上げた状態で地上43mまで巻き上げられた後、落下の体勢で一時停止し、暫く徐行運転した後に121度の角度で、内側にえぐれるように落下する。
リニア加速
トンネル内でリニアモーターにより急加速し、約2秒で最高速度100km/hに到達する。加速前には少し下って助走をつける。
7回のひねり回転
全長1004mのコース内で、それぞれ異なったひねり回転が7回続く。
暗闇走行
スタート直後に駅舎内で真っ暗な中を走行する。
単車両
車両は横4人×2列の単車両となっている。これは121度のえぐれるような落下や、ひねり回転が連続する小回りの効いたレイアウトに対応する為である。各車両には中国の大字によって、4を除いた1から7までの番号が振られている。

スペック[編集]

  • 最高到達地点 - 43m
  • 最高速度 - 100km/h(リニア加速時)
  • 最大落下角度 - 121度
  • 最大加速度 - 4.4G
  • コース全長 - 1004m
  • 所要時間 - 約2分40秒
  • 定員 - 8名(1台)
  • 料金 - 1000円
  • 乗車規定 - 身長130cm以上、年齢10~60歳
  • 総工費 - 約30億円
  • 製造メーカー - Gerstlauer Amusement Rides GmbH(

高飛商店(タカビショップ)[編集]

高飛車の駅舎内にあり、高飛車のグッズや乗車中のライドフォト(後述)を販売している。アトラクションの出口となっているが、アトラクションを利用しなくても入ることが出来る。

高飛写真(タカビシャシン)
高飛車に乗車している様子を撮影した写真。フォトとシール、待受画面の3種類で販売。カメラの撮影は、121度落下直前に行われる。

イベント[編集]

高飛車×地獄のミサワ

2011年9月末より漫画家地獄のミサワとのコラボレーションで、キューラインにミサワ書き下ろしのキャラクターによる看板が掲載された[1]。当初は11月末までの予定だったが、翌年4月頃まで掲載されていた。

高飛車ウェディング

オフィシャルホテル「ハイランドリゾート ホテル&スパ」のウェディングプランで、2012年1月より開始された。車両1台を貸し切り、新郎新婦はタキシードとドレスのまま乗車する。貸し切りの車両は、安全バーが白い布で装飾される。

エヴァンゲリオン×高飛車「エヴァ飛車」

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の公開を記念したイベント「EVA:Q×FUJI:Q計画」の企画の1つ。車両の1台が初号機をイメージしたラッピングが施され、残りは「NERV」マークが入った車両になった他、プラットホームや発車アナウンス、垂直巻き上げ時のBGMなどがエヴァンゲリオン仕様になっている。乗車後に購入できるライドフォトも、枚数限定でエヴァンゲリオン仕様となっている。2012年11月から2013年1月までの期間限定。

その他[編集]

高飛車のラッピングを施した富士急行バス。中央高速バスで運行
  • 4大コースターの中で、唯一開業時にスポンサーが付かなかった。
  • 工事の着工から完成までの様子を2ヶ所のカメラで定点観測を行っており、その動画がスペシャルサイトやYouTubeの公式チャンネルに掲載されている。
  • 開業前の2011年2月から、ソーシャル・ネットワーキング・サービスFacebook」との連動企画で、工事中の囲いにユーザーのアイコンを掲載するという企画が行われた。アイコンの募集は6月12日まで、掲載は6月30日まで行われた。
  • 6月には、同じくFacobookでチェックインクーポンの利用で先着229名に、Twitterでは期間内につぶやきを入力する事で抽選50組100名に先行乗車券をプレゼントするという企画が行われ、当選者は開業前の7月10日から14日(12日は休園日の為除く)の間に先行乗車が行われた。
  • 開業日にはオープニングイベントが開催され、ゲストとしてSKE48のメンバーから代表の8名[2]が登場し、イベント終了後に代表4名[3]が高飛車に乗車した[4]。また、SKE48仕様に装飾された車両も登場した[4]
  • テレビCMにはお笑い芸人の坂田利夫が出演。教祖の坂田と上半身裸の男性達が儀式を行い、高飛車を召喚するという内容。CM内では男性達が坂田独特の横歩きを披露している[5]
  • 高飛車のスタッフの衣装は他のアトラクションと異なり、作務衣をイメージしたものとなっている。なお、この衣装には「冷汗滝落」「鳥肌総立」「声量最大」といったオリジナルの四字熟語が書かれている。
  • プラットホームやキューラインは、和と中華が混ざったデザインとなっている。ホーム内の床及びロッカーは市松模様になっており、乗降場と対面の壁には水墨画風の高飛車のイラストが描かれている。
  • 富士急行バスにも「高飛車」ラッピングを施したバスが数台在籍し、中央高速バスで運行されている(写真を参照)。
  • 富士急ハイランド内の大型コースターは、1996年開業のFUJIYAMAから5年置きに建設されており、2001年にはドドンパ、2006年にはええじゃないかが開業している。いずれもギネス記録を更新するという快挙を成し遂げている。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]