高島郡 (滋賀県)

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滋賀県高島郡の位置(黄:明治期 水色:後に他郡から編入した区域)

高島郡(たかしまぐん)は、滋賀県近江国)にあった

郡域[編集]

1879年明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、高島市の大部分(鵜川を除く)にあたる。

歴史[編集]

近世以降の沿革[編集]

  • 慶応4年
  • 明治2年
  • 明治3年
    • 2月 - 旗本領が大津県の管轄となる。
    • 3月23日1870年4月23日) - 敦賀藩が改称して鞠山藩となる。
    • 9月17日(1870年10月11日) - 鞠山藩が小浜藩に編入。
    • 10月 - 大溝藩[13]領が大津県の管轄となる。
  • 明治4年
  • 明治5年
  • 明治7年(1874年)(3町133村)
    • 南船木村の一部(枝郷横江浜)が分立して横江浜村となる。
    • 下記の各村の統合が行われる。
      • 杉山村 ← 山中村(現・高島市今津町杉山)、大杉村
      • 狭山村 ← 梨子木村、轆轤村、六ツ石村、水谷村
      • 岩瀬村 ← 岩神村、穴ヶ瀬村
      • 生杉庄屋村 ← 生杉村、庄屋村
      • 中牧小林村 ← 中牧村、小林村
      • 勝野村 ← 大溝村、石垣村、打下村
      • 田中村 ← 鍛冶屋村、請所村、三田村、南市村、上寺村、馬場村、下城村、佐賀村、産所村、仁和寺村
      • 四津川村 ← 今在家村、藤江村
      • 上野村が五十川村に、横谷村が麻生村に、東河原村が新庄村に、庄境村が三重生村にそれぞれ合併。
  • 明治8年(1875年)(3町131村)
    • 武曽村・横山村が合併して武曽横山村となる。
    • 吉武村が森村に合併。
  • 明治12年(1879年
    • 3月14日 - 伊黒村が改称して高島村となる。
    • 5月16日 - 郡区町村編制法の滋賀県での施行により、行政区画としての高島郡が発足。郡役所を今津村に設置。
    • 3月 - 鹿ヶ瀬村の一部(枝郷黒谷)が分立して黒谷村となる。(3町132村)
    • 下記の各村の統合が行われる。(1町109村)
      • 旭村 ← 山形村、森村、田井村、霜降村、堀川村
      • 日置前村 ← 伊井村、平ヶ崎村、三谷村
      • 福岡村 ← 構村、中ノ町村、井ノ口村(現・高島市今津町福岡)
      • 宮前坊村 ← 宮前村、坊村
      • 柏村 ← 下柏村、上柏村
      • 海津町 ← 海津東町、海津中小路町、海津中村町
      • 熊野本村 ← 今市村、辻沢村、平井村
      • 青柳村 ← 嶋村、東万木村
      • 安井川村 ← 井ノ口村(現・高島市新旭町安井川)、安養寺村、河原市村
      • 饗庭村 ← 米内村、日爪村、岡村、五十川村、木津村
      • 常磐木村 ← 三重生村、十八川村
    • 生杉庄屋村が生杉村に、中牧小林村が中牧村にそれぞれ改称。

町村制以降の沿革[編集]

1.海津村 2.剣熊村 3.西庄村 4.百瀬村 5.川上村 6.今津村 7.三谷村 8.朽木村 9.広瀬村 10.安曇村 11.高島村 12.大溝村 13.水尾村 14.青柳村 15.本庄村 16.新儀村 17.饗庭村(紫:高島市)
  • 明治22年(1889年4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。全域が現・高島市。(17村)
    • 海津村 ← 海津町、西浜村
    • 剣熊村 ← 小荒路村、野口村、在原村、浦村、山中村、下村
    • 西庄村 ← 白谷村、牧野村、上開田村、下開田村、寺久保村、蛭口村、石庭村
    • 百瀬村 ← 辻村、森西村、沢村、知内村、新保村、中庄村、大沼村
    • 川上村 ← 深清水村、日置前村、桂村、酒波村、福岡村、北仰村、浜分村
    • 今津村 ← 梅原村、岸脇村、藺生村、上弘部村、下弘部村、弘川村、大供村、南新保村、今津村
    • 三谷村 ← 狭山村、天増川村、杉山村、椋川村、途中谷村、保坂村、角川村、追分村、北生見村、南生見村
    • 朽木村 ← 荒川村、野尻村、市場村、宮前坊村、岩瀬村、雲洞谷村、地子原村、麻生村、柏村、古川村、大野村、村井村、栃生村、小川村、平良村、桑原村、生杉村、中牧村、古屋村、小入谷村、能家村
    • 広瀬村 ← 下古賀村、上古賀村、長尾村、中野村、南古賀村
    • 安曇村 ← 常磐木村、五番領村、田中村、三尾里村、西万木村
    • 高島村 ← 拝戸村、高島村、鹿ヶ瀬村、黒谷村、畑村
    • 大溝村 ← 永田村、勝野村、音羽村
    • 水尾村 ← 鴨村、野田村、宮野村、武曽横山村
    • 青柳村 ← 横江村、青柳村、上小川村、下小川村
    • 本庄村 ← 川島村、北船木村、南船木村、四津川村、横江浜村
    • 新儀村 ← 藁園村、太田村、新庄村、北畑村、安井川村
    • 饗庭村 ← 饗庭村、熊野本村、旭村、針江村、深溝村
  • 明治31年(1898年)4月1日 - 郡制を施行。
  • 明治35年(1902年11月1日 - 大溝村が町制施行して大溝町となる。(1町16村)
  • 明治39年(1906年12月26日 - 今津村が町制施行して今津町となる。(2町15村)
  • 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 大正15年(1926年7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 昭和15年(1940年2月11日 - 安曇村が町制施行して安曇町となる。(3町14村)
  • 昭和18年(1943年4月29日 - 大溝町・高島村・水尾村が合併して高島町が発足。(3町12村)
  • 昭和29年(1954年11月3日 - 広瀬村・安曇町・青柳村・本庄村が合併して安曇川町が発足。(3町9村)
  • 昭和30年(1955年1月1日(5町1村)
    • 海津村・剣熊村・西庄村・百瀬村が合併してマキノ町が発足。
    • 今津町・川上村・三谷村が合併し、改めて今津町が発足。
    • 新儀村・饗庭村が合併して新旭町が発足。
  • 昭和31年(1956年9月30日 - 高島町が滋賀郡志賀町の一部(鵜川)を編入。
  • 平成17年(2005年)1月1日 - マキノ町・今津町・朽木村・安曇川町・高島町・新旭町が合併して高島市が発足し、郡より離脱。同日高島郡消滅。

変遷表[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 領主から年貢免除の特権を与えられた土地。
  2. ^ 北船木村・船木新田に分かれて記載。
  3. ^ ○浜分村・浜分新田に分かれて記載。
  4. ^ 針江村・針江新田に分かれて記載。
  5. ^ 記載は大溝町。
  6. ^ a b c d 「旧高旧領取調帳」ではすでに小浜藩領となっているが、ここでは「角川日本地名大辞典」の記載によった。
  7. ^ 記載は南井ノ口村。
  8. ^ 寺社領は後に郡山県が管轄。
  9. ^ a b 寺社領は後に大津県が管轄。
  10. ^ 下小川村新田・新下小川村・三矢村・○下小川村に分かれて記載。
  11. ^ 南鴨村・鴨村に分かれて記載。
  12. ^ 南船木村・横江浜新田に分かれて記載。
  13. ^ 大溝藩は廃藩置県を待たず、明治4年6月3日(1871年4月16日)に廃藩。

参考文献[編集]

関連項目[編集]