香川県庁舎

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香川県庁舎
Kagawa Prefectural Government Office
Kagawa-Pref-Office-main.jpg
情報
用途 香川県行政の中枢施設
設計者 丹下健三
構造形式 鉄骨構造
敷地面積 19,800m2
延床面積 41,464m2
階数 地上22階、地下2階
高さ 113m
竣工 2000年
所在地 760-8570
香川県高松市番町四丁目1番10号
位置
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香川県庁舎(かがわけんちょうしゃ)とは香川県高松市番町にある香川県の行政機関が入る建物群の総称。

目次

[編集] 概要

本館、東館、北館、議会議事堂、天神前分庁舎、警察本部庁舎からなり、南側に駐輪場が完備されている。本館、東館、警察本部庁舎は丹下健三により設計された。本館の竣工は2000年(平成12年)。地上22階、地下2階、最高部113メートルの鉄骨造である。延べ床面積は41,464平方メートル。21階は展望室になっていて全方向の眺望が楽しめる。県庁舎の模型や香川県特産のサヌカイト(讃岐石)が展示されている。県内の数少ない超高層ビルの一つ。

地下に来庁者専用駐車場を備えている。それまでは来庁者用の駐車場がなかった[1]が、本館の完成でようやく自前の駐車場を持つことになった。

2006年(平成18年)2月25日に公開された織田裕二主演の映画「県庁の星」では本館がロケ地となった。

[編集] 歴史

初代香川県庁舎

1872年明治5年)までは太陰暦(括弧内に太陽暦)、1873年(明治6年)以降は太陽暦による年月日。

  • 1869年明治2年)7月 - 高松城から内町(現・高松市丸の内)の松平操旧邸へ高松藩庁移転[2]
  • 1871年(明治4年)
  • 1873年(明治6年)3月23日 - 同年2月20日に香川県が名東県に編入され、翌3月17日に高松支庁が設置されたことに伴い、香川県庁の置かれていた松平操旧邸に名東県庁高松支庁開庁[4]
  • 1875年(明治8年)11月2日 - 9月5日の名東県から分離した第二次香川県成立に伴い、名東県庁高松支庁の置かれていた松平操旧邸に香川県庁開庁[4]
  • 1876年(明治9年)
    • 4月4日 - 香川県庁を高松内町138・139番地の松平操旧邸へ移す[5]
    • 8月21日 - 香川県が愛媛県に編入されたことに伴い、愛媛県庁高松支庁開庁[2]
  • 1888年(明治21年)12月27日 - 同月3日の愛媛県から分離した第三次香川県成立に伴い、香川郡高松五番丁(現・高松市番町一丁目浄願寺香川県庁仮庁舎開庁[4]
  • 1889年(明治22年)2月4日 - 第一回香川県議会が高松の興正寺別院で開会[6]
  • 1894年(明治27年)7月22日 - 内町(現・高松市丸の内)に初代香川県庁舎落成[7]
    • 敷地総面積4391坪、建坪は645坪で2階建3棟、工費は3万320円。業務開始は同月28日から[8]
    • 現在の四国電力本社、西日本放送本社及びその北側専用駐車場の場所。二階建て青ペンキ塗りの当時としてはモダンな新庁舎であった[9]
  • 1903年(明治36年)10月1日 - 各警察本・分署との間に電話架設[10]
  • 1904年(明治37年)6月1日 - 各郡役所との間に電話架設[10]
  • 1906年(明治39年)12月13日 - 丸亀市役所との間に電話開通[11]
  • 1945年(昭和20年)
    • 7月4日 - 高松空襲による戦災で庁舎が全焼し、県立高松女学校を仮庁舎とする[7]
    • 7月30日 - 県庁仮事務所を県商工奨励館に、知事官房及び内政部を岡田国民学校に、経済第1部を栗熊国民学校に、経済第2部を陶国民学校に、警察部を琴平派出所、金刀比羅宮図書館、琴平町立幼稚園、県立香川農業学校にそれぞれ移転[12]
  • 1946年(昭和21年)5月21日 - 県庁舎建築第1期工事(木造平屋建)を日赤病院跡に着手[7]
  • 1947年(昭和22年)12月5日 - 県庁舎建築工事が旧高松赤十字病院跡に落成(木造2階建2棟)[7]
  • 1956年(昭和31年)1月25日 - 県庁舎本館建築第1期工事起工式を挙行(設計・丹下健三、低層部3階・高層部8階・地下1階)[7]
  • 1958年(昭和33年)5月26日 - 県庁舎本館(地下1階・地上8階・工費3.7億円)及び議会議事堂建築工事が落成。27日から6月3日まで一般公開[13]
    • この本館が現在の東館に当たる。
  • 1974年(昭和49年)9月24日 - 知事室が8階から5階へ移転[14]
  • 1996年(平成8年) - 警察本部庁舎が落成。
  • 2000年(平成12年) - 新本館が落成。これに伴い旧本館は東館となる。

[編集] その他庁舎

[編集] 東館

東館

現在の本館ができるまでは、これが本館であった。

丹下の初期の傑作と評される。ファサード(正面からの姿)は、日本の伝統であるを、当時の建築技術の限界での細さで表現した。1950年代の代表建築の一つとされ[15]公共建築百選にも選ばれている。 竣工式のあいさつの中で丹下は、県庁舎が県民に開かれた空間であることを強調した。[16]

1階部分の壁画は香川県丸亀市出身の猪熊弦一郎によるものである。

[編集] 北館

  • 所在地:本館に同じ

[編集] 警察本部庁舎

西側に正面が向く。玄関前の左右は駐車場になっている。本館や東館と異なり、訪れる県民は少なくひっそりとしている。

[編集] 議会議事堂

[編集] 天神前分庁舎

[編集] アクセス

徒歩
  • JR高松駅:20分
  • ことでん瓦町駅:10分
ことでんバス県庁前下車

[編集] ギャラリー

[編集] 脚注

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  1. ^ これが近隣の高松高校の運動場に香川県番町地下駐車場(1993年(平成5年)開業)を建設した理由の1つである。現在も同駐車場では県庁来庁者への割引制度(1時間無料)が残っている。
  2. ^ a b 四国新聞社著『香川歴史年表』四国新聞社、1997年10月
  3. ^ a b 高松市史編集室著『高松市史年表 市制七十周年記念』高松市役所、1960年2月
  4. ^ a b c 高松百年史編集室著『高松百年史』高松市
  5. ^ 香川県史年表
  6. ^ 広報香川
  7. ^ a b c d e 香川県著『香川県政史年表』香川県郷土読本刊行会、1966年9月
  8. ^ 香川新報
  9. ^ 讃岐写真帖
  10. ^ a b 明・香川県史
  11. ^ 丸亀市史
  12. ^ 富田村文書
  13. ^ 月刊香川
  14. ^ 悠久の今
  15. ^ 新建築社の『丹下健三』で多くのページが割かれている
  16. ^ 香川県庁舎50周年記念プロジェクトチーム企画・発行、『香川県庁舎50』28ページ、2009年5月
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