飯山駅

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飯山駅
駅舎(2006年12月)
駅舎(2006年12月)
いいやま - Iiyama
(4.6km)
(1.3km) 北飯山
所在地 長野県飯山市大字飯山778-2
所属事業者 JR logo (east).svg東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 飯山線
キロ程 19.2km(豊野起点)
電報略号 イヤ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
609人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1921年大正10年)10月20日
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
標高:316.1m

飯山駅(いいやまえき)は、長野県飯山市大字飯山にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)飯山線である。

概要[編集]

飯山市の中心駅。飯山線の主要駅のひとつであり、2013年度の乗車人員は有人駅の中で豊野駅に次いで2番目に多い[1]

乗り入れ路線[編集]

当駅には現在、飯山線のみが乗り入れているが、2015年(平成27年)3月14日に予定されている北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間延伸開業の際には、当駅も停車駅の一つとなる[2][3]

新幹線の経由地が現駅舎の南側約300mに位置し、且つ現駅舎周辺の空間が狭小である事などから、乗り継ぎの利便性向上と、現駅舎付近を経由予定地としている長野県道97号飯山斑尾新井線のバイパス(都市計画道路斑尾線)建設に伴う駅構内の保守基地の機能集約を目的として、JR東日本と県、市では駅舎の移設工事を進めており、2014年(平成26年)11月9日の始発より、長野方約300mの位置で建設が進められている新駅舎の運用開始を予定している[4][5]

なお、北陸新幹線の延伸開業時に運行を開始する予定の定期列車のうち、速達タイプの「かがやき」東京 - 金沢間全10往復は当駅を通過するが、停車タイプの「はくたか」計15往復(東京 - 金沢間14往復、長野 - 金沢間1往復)のうち、当駅では12往復の停車を予定している[2][3][6]。開業後の東京 - 飯山間の所要時間は約2時間4分となる予定である[7]

歴史[編集]

駅構造[編集]

直営駅駅長配置)で、管理駅として信濃浅野 - 森宮野原間の各駅を管理している。 自動券売機みどりの窓口(営業時間:5時00分 - 21時00分)が設置されている。

構内西側に保守基地を有し、除雪車用の車庫留置線を備えている。JR東日本の飯山線営業所があったが、2012年(平成24年)4月1日に廃止された[11]

移転前[編集]

島式ホーム1面2線を持つ地上駅。線路東側に所在する駅舎とホームの間は構内踏切で連絡している。

「寺のまち飯山」をアピールするため、駅舎には寺社風の装飾が施されている。またホーム上には鐘楼「七福の鐘」が建立されている。この七福の鐘は1985年(昭和60年)11月、国鉄長野鉄道管理局(現在のJR東日本長野支社)が実施していた「一駅一名物運動」の一環で、長鉄局側が当時の飯山市商工会(現在の飯山商工会議所の前身)に対し「寺のまちにふさわしいシンボルを設けたい」と提案し、同商工会により建立されたもので、名称は一般公募により決定した。鐘楼は高さ約5m、釣鐘は直径約60cm、重さ約280kgを有する。またホーム上では毎年大晦日から元日にかけてJR長野支社と市、飯山商議所が主催する恒例行事「七福の鐘つき二年参り」が、2014年の年明けまで開かれていた[15]

のりば[編集]

1 飯山線 (上り) 豊野長野方面
2 飯山線 (下り) 戸狩野沢温泉十日町越後川口方面

移転後[編集]

新駅舎は2014年(平成26年)11月9日の運用開始を予定している。

デザイン原案は「『雄大な大地と伝統美を感じさせる駅』 - 雪と伝統文化の融和」で、山並みに囲まれた飯山市の自然と伝統文化を現したものである。外壁は飯山の伝統工芸品である和紙「内山紙(うちやまがみ)」を広げた状態をイメージしたもので、連続した白いルーバーと緩やかな曲線を用い、雪山の美しさと和紙の持つ柔らかな伝統美を表現しつつ、新幹線のスピード感と安全性を表現したものとなっている[16]

2015年(平成27年)3月14日から運用を開始する予定の新幹線ホームは、駅舎3階に相対式ホーム2面2線を有する高架構造で通過線は無く、両ホームにはホームドア(可動式安全柵)が設置されているほか[17]バリアフリー対策としてエレベーター各1基、エスカレーター上下各1基が設置される。

新駅舎移転時から運用を開始する予定の在来線ホームは、地平部に島式ホーム1面2線を有する地上駅で、駅舎2階と接続する橋上構造となっている。ホーム長は87mで[18]、バリアフリー対策としてエレベーター1基と多機能トイレが設置される。

のりば[編集]

新幹線ホーム(2015年3月14日供用開始予定)
11 北陸新幹線 (上り) 長野高崎東京方面
12 北陸新幹線 (下り) 富山金沢方面
在来線ホーム(2014年11月9日供用開始予定)
1 飯山線 (上り) 豊野長野方面
2 飯山線 (下り) 戸狩野沢温泉十日町越後川口方面

飯山駅観光交流センター[編集]

飯山市では新駅舎東側の千曲川口広場側に合築する形で、駅利用者の利便性向上を目的に交流施設の整備を進めており、新駅舎運用開始に合わせて暫定供用を開始する予定である。センター内には観光案内所や待合ホールなどが備えられるほか、2階には市域東側に広がる山並みを眺望できるスペースが設けられる[19]

  • 開館時間[14]
    始発列車発車時刻30分前 - 最終列車発車時刻30分後
  • 観光案内所・交流(待合)ホール運営時間[14]
    午前8時 - 午後6時
  • 各階の施設[14]
    • 1階
      観光案内所、らせん階段、エスカレーター(上下各1基)、トイレ(男女)、多機能トイレ
    • 2階
      交流(待合)ホール、空中通路、展望スペース

駅前広場[編集]

新駅舎は新幹線と飯山線が斜交する位置に所在することから、駅出入口は北東側の千曲川口、西側の斑尾口、南東側の南口の3箇所が設置される[5][14]。千曲川口は新駅舎移転時から暫定供用を開始し、斑尾口と南口は新幹線開業時からの供用開始を予定している。

なお現駅舎のホームに建立されている「七福の鐘」は駅移転に伴い移設される予定だが、新駅舎の在来線ホームが曲線状になっており設置場所が確保できないことから、飯山市では移設先について検討を進めている。

これらの駅周辺整備事業は飯山市が、駅舎移設事業は市と長野県がJR東日本に事業を委託し費用を負担してそれぞれ実施しており、駅舎移設事業費25億7000万円余のうち7割を飯山市が負担している。なお現駅舎は移転後に解体し、跡地には市街地を東西に横断する長野県道97号飯山斑尾新井線のバイパス(都市計画道路斑尾線)が建設される[20]

利用状況[編集]

  • 2013年度の1日平均乗車人員は609人である[1]
年度 一日平均
乗車人員
2000年 723
2001年 678
2002年 678
2003年 705
2004年 670
2005年 636
2006年 622
2007年 606
2008年 612
2009年 597
2010年 572
2011年 577
2012年 577
2013年 609

駅周辺[編集]

周辺は飯山市の中心市街地となっている。

前述のように2014年11月9日から運用を開始する新駅舎は、当面は北東側の千曲川口のみを供用し、西側の斑尾口と南東側の南口は新幹線開業時にそれぞれ供用を開始する予定である。なお出入口の愛称「千曲川口」「斑尾口」は市が実施した公募により決定したものである[21]

千曲川口側(現駅舎側)[編集]

斑尾口側[編集]

  • 飯山市立城南中学校

南口側[編集]

  • 飯山新町簡易郵便局

バス路線[編集]

駅前広場に飯山市コミュニティバス斑尾線の飯山駅停留所、駅前の道路を渡ったところに長電バス・飯山市「菜の花バス」の飯山駅前停留所がある。また、下記以外にも飯山市のデマンドタクシー「菜の花タクシー」が利用できる(事前に電話予約が必要)。

なお、2014年11月9日よりこれらの路線(菜の花タクシーや飯山旅々。周遊バスを含む)のバス停は、新駅舎前の千曲川口広場に移設する予定[22][23][24]。また、同日より長電バス・南海バスの高速バス「湯田中・長野 - 京都・大阪線」、および長電バスの「中野木島線」が飯山駅に乗り入れる[22][24][25]

高速バス[編集]

長電バス・南海バス[編集]

一般路線バス等[編集]

飯山市コミュニティバス[編集]

信州いいやま観光局[編集]

長電バス[編集]

菜の花バス[編集]

  • 市街地循環線
    • 飯山駅前 - 飯山日赤 - 大聖寺入口 - 本町 - 飯山日赤 - 飯山駅前 - 飯山合同庁舎 - 飯山駅前
      • 土曜・休日運休
  • 上野線
    • 飯山駅前 - 飯山日赤 - 本町 - ショッピングストアーまるやま - 上野公民館
      • 祝日を除く月・木曜のみ運行
  • 深沢線
    • 飯山駅前 - 飯山日赤 - 中央団地入口 - 深沢集会所
      • 祝日を除く火・金曜のみ運行

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
飯山線
蓮駅 - 飯山駅 - 北飯山駅
北陸新幹線(2015年3月14日開業予定)
長野駅 - 飯山駅 - 上越妙高駅

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ a b この移転工事に伴い、2014年7月5日から6日および11月8日から9日にかけて飯山線 豊野駅 - 戸狩野沢温泉駅間で一部列車が運休となり、バスやタクシーによる代行輸送を実施。
  2. ^ 飯山駅前から野沢温泉方面には乗車できない。

出典[編集]

  1. ^ a b 各駅の乗車人員 - JR東日本
  2. ^ a b “北陸新幹線 長野〜金沢間開業に伴う運行計画の概要について” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2014年8月27日), http://www.jreast.co.jp/press/2014/20140814.pdf 2014年8月27日閲覧。 
  3. ^ a b “北陸新幹線 長野〜金沢間開業に伴う運行計画の概要について” (プレスリリース), 西日本旅客鉄道, (2014年8月27日), http://www.westjr.co.jp/press/article/2014/08/page_6073.html 2014年8月27日閲覧。 
  4. ^ “新幹線飯山駅周辺整備事業の概要” (PDF) (プレスリリース), 飯山市公式サイト, http://www.city.iiyama.nagano.jp/assets/files/shinkansen/shuhenseibi/shinkanseniiyamaekiseibijigyou.pdf 2014年6月28日閲覧。 
  5. ^ a b c “飯山線飯山駅は新しい駅に生まれ変わります。” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道長野支社, (2014年7月29日), http://www.jreast.co.jp/nagano/pdf/140729.pdf 2014年9月20日閲覧。 
  6. ^ “長野駅に停車、大幅増 新幹線、北陸延伸” (プレスリリース), 朝日新聞長野版, (2014年8月28日), http://www.asahi.com/articles/ASG8W6558G8WUOOB00Z.html 2014年9月21日閲覧。 
  7. ^ “新幹線|特集|信州いいやま観光局” (プレスリリース), 信州いいやま観光局, http://www.iiyama-ouendan.net/special/shinkansen/ 2014年9月21日閲覧。 
  8. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1921年10月25日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  9. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1923年7月10日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  10. ^ 「運輸通信省告示第249号・第250号」『官報』1944年5月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  11. ^ a b 「飯山線営業所における営業所体制の見直しについて」の提案を受けました! (PDF) - JR労組長野地本
  12. ^ “飯山線 飯山駅線路切換工事に伴う列車運休及び代行輸送の実施について” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道長野支社, (2014年6月27日), http://www.jreast.co.jp/nagano/pdf/140523-3.pdf 2014年7月10日閲覧。 
  13. ^ “飯山線飯山駅移転工事に伴う列車運休及び代行輸送の実施について” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道長野支社, (2014年9月19日), http://www.jreast.co.jp/nagano/pdf/140919-1.pdf 2014年9月20日閲覧。 
  14. ^ a b c d e 新しい飯山線飯山駅の使用開始と併せ飯山駅観光交流センターや千曲川口広場の暫定供用を11月9日(日)より開始します - 飯山市公式サイト
  15. ^ JR飯山駅ホームの鐘つき2年参り、最後に 新幹線駅への統合控え - 信越観光ナビ(信濃毎日新聞2013年12月18日付より)2014年10月11日閲覧
  16. ^ “北陸新幹線飯山駅デザイン原案” (PDF) (プレスリリース), 飯山市公式サイト, http://www.city.iiyama.nagano.jp/assets/files/toshikeikaku/keikaku/ekidesign.pdf 2014年6月28日閲覧。 
  17. ^ “北陸新幹線飯山駅 駅舎内建設状況” (PDF) (プレスリリース), 飯山市公式サイト, (2013年8月1日), http://www.city.iiyama.nagano.jp/assets/files/shinkansen/H25.8.1iiyamaekikounaisyashin.pdf 2014年6月28日閲覧。 
  18. ^ 飯山線飯山駅移設事業の概要 - 飯山市公式サイト
  19. ^ 駅舎合築都市施設整備事業の概要 - 飯山市公式サイト
  20. ^ 新飯山駅、11月9日開業 新幹線延伸控え移転 - 信越観光ナビ 信州・長野と新潟の観光情報
  21. ^ 「千曲川口広場」と「斑尾口広場」に名称決定(広場名募集) - 飯山市公式サイト
  22. ^ a b 新飯山駅から周辺観光地へ 長電バスが4路線の運行計画 - 信越観光ナビ 信州・長野と新潟の観光情報
  23. ^ 飯山駅起点にバスで周遊 10月から2次交通実証実験 - 信越観光ナビ 信州・長野と新潟の観光情報
  24. ^ a b “JR飯山線飯山駅は平成26年11月9日(日)新しい飯山駅へ移転し、【路線バス・タクシー等】の乗降場所を変更します。” (PDF) (プレスリリース), 飯山市, (2014年10月17日), http://www.city.iiyama.nagano.jp/assets/files/kikakuzaisei/kikakuchosei/bustaxijyoukoujyo.pdf 2014年10月22日閲覧。 
  25. ^ “高速バス「長野線」の変更について” (プレスリリース), 南海バス, (2014年10月9日), http://www.nankaibus.jp/info/20141008_1.html 2014年10月16日閲覧。 
  26. ^ “秋限定!「飯山旅々。周遊バス」運行のお知らせ” (プレスリリース), 信州いいやま観光局, (2014年10月2日), http://www.iiyama-ouendan.net/news/2014/10/3397.php 2014年10月16日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]