風呂吹き大根

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風呂吹き大根

風呂吹き大根(ふろふきだいこん)は、大根を柔らかくゆで、練り味噌などをつけて食べる料理かぶ冬瓜などで作られることもあり、その際は単に風呂吹きと呼ばれる。


名前の由来[編集]

名前の由来には諸説あり、一説によると、漆器職人が冬になるとの乾きが悪くて困っていたところ、ある僧から風呂(漆器の貯蔵室のこと)に大根のゆで汁を吹き込み、そこで乾かすとよいと教えられ、その通りにするとうまくいった。この時、大量のゆで汁を取るため、ゆでた大根も大量に余ったので近所に配った。すると、これがおいしいと評判になり、風呂にゆで汁を吹き込んだ残りの大根であることから、「風呂吹き大根」の名前が生まれた、というもの。

ただし「風呂」とは本来、蒸風呂のことを指し、蒸気を満たした「室(むろ)」が語源であることを考えると、上の説は前後が逆転している。もともと漆器の乾燥室である風呂に湿気を与えるために沸かす湯が勿体ないため、大根を茹でるのに使った――という説のほうが信憑性は高い[要出典]

作り方[編集]

大根は厚さ4cmほどに切って皮を剥き、面取りをする。

米の研ぎ汁(なければひと握りの米粒)と一緒に下茹でする。これは、素材のエグ味を米ヌカ成分に吸収させ、取り除くためである。

鍋の底にだし昆布を敷き、その上に大根を乗せてたっぷりの水を注ぎ、大根が柔らかくなるまでゆっくり煮る。

大根が煮えたら、皿に盛り、好みで砂糖味噌・ゆず味噌などを載せる。

残った昆布や出し汁は、そのまま食したり他の料理に転用してもよい。