願成寺 (須賀川市)
願成寺(がんじょうじ)は、福島県須賀川市に所在する日蓮正宗の寺院であるが、正信会の僧侶が占有・居住している。山号は四弘山(しぐさん)。
起源と歴史[編集]
- 1304年(嘉元2年)10月 - 建立される。開基は太夫阿日尊。
- 1960年(昭和35年)11月10日 - 改築される。
- 1982年(昭和57年)9月16日 - 第30代住職が第67世法主日顕の法主としての地位を否定したため、日蓮正宗の宗制宗規に違背したことにより破門されたが、願成寺を占有し、居住している。
- 願成寺は日蓮正宗の末寺である。現住職(代表役員)も日蓮正宗の僧侶(須賀川市内の広宣寺住職が兼務)である。また、総代(責任役員)も日蓮正宗の信徒であり、土地建物も願成寺の所有するところである。ただし裁判所の判決によって、第30代住職の存命中は願成寺を占有することは認められているため、何らかの理由で退去しない限りは日蓮正宗は願成寺においては宗教活動をすることはできない状態である。
所在地[編集]
- 福島県須賀川市仁井田字舘内238
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 正信会僧侶の日蓮正宗からの擯斥(破門)処分の経過
- 第十九回日蓮正宗正信会法華講全国大会 - 正信会が占有している日蓮正宗寺院と正信会僧侶の地位保全について
座標: 北緯37度19分54.3秒 東経140度19分28.2秒 / 北緯37.331750度 東経140.324500度