頭の体操

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頭の体操』(あたまのたいそう)は、光文社から発売されたパズルを集めた書籍のシリーズである。著者は多湖輝。2010年現在、正規シリーズとしては23集までが発売されている。一部は電子書籍化もされている。

概要[編集]

1966年に発売された第1集が250万部以上[1]が発行されたのをはじめ、シリーズ累計では1200万部以上[2]のベストセラーとなっている。パズル集であると同時に、前書きや各章の序文などでは思考力を鍛えること、特に水平思考の重要性が説かれている。

初期のシリーズではサム・ロイドヘンリー・アーネスト・デュードニーのパズル本からの引用や翻案もあった。第1集では垂直志向的な問題も掲載されている。その後芦ヶ原伸之小野寺紳などのパズル作家の協力による問題や、シリーズの読者から募集した問題が掲載されたりするようになる。あるなしクイズシチュエーションパズルの原型となった問題も見られる。

カッパブックス版の第8集以降と文庫版の表紙イラスト、後述のニンテンドーDS版のパッケージイラストは松下進によるものとなっている。また本文中のイラストの大半は水野良太郎が手掛けている。

シリーズ[編集]

以下は正規シリーズから精選された問題が収録されている。

  • 頭の体操 四谷大塚ベストセレクション 脳内宇宙開発プロジェクト発進!(ISBN 4334007597) - 学習塾四谷大塚とのコラボレーションによるもので、中学校入試問題を意識した出題がされている。
  • 頭の体操BEST (ISBN 9784334975852) - 正規シリーズより厳選した問題が100問出題されている。
  • 頭の体操BEST 2 (ISBN 9784334976378) - 100問を厳選したベスト版第2弾。

本シリーズが与えた影響[編集]

本シリーズがベストセラーになったことにより、「頭の体操」という言葉自体がクイズやパズル、思考力トレーニングの代名詞として日本では広く定着している。また本シリーズより『IQエンジン』、『マジカル頭脳パワー!!』、『脳内エステ IQサプリ』、『レイトン教授シリーズ』など数々の問題が出題され、多湖が監修者などとして名を連ねているものもある。またニッポン放送ではこれを原作・原案としたラジオミニ番組多湖輝のラジオ頭の体操」が全国ネットで放映され、多湖本人が出題していた(1998年9月まで)。

さらにタイトルに「頭の体操」を冠した書籍は本シリーズ以外にも出版され、その中には『五〇歳からの頭の体操』(角川書店)、『多湖輝の頭のたいそう・小学生版』(学研教育出版)など多湖の手によるものもある。

ニンテンドーDS版[編集]

多湖輝の頭の体操』(たごあきらのあたまのたいそう)は2009年に発売されたニンテンドーDS用ソフト。発売元はレベルファイブ

書籍版の問題1500問以上をソフト4本に分けての再録で、第1集・第2集は6月18日に、第3集・第4集は10月8日に発売された。

関連項目[編集]

脚注[編集]

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外部リンク[編集]