韓国語能力試験

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韓国語能力試験
英名 TOPIK
略称 TOPIK
実施国 韓国の旗 韓国
資格種類 公的資格
分野 語学
試験形式 筆記
認定団体 国立国際教育院
認定開始年月日 1997年
等級・称号 1級~6級
公式サイト

http://www.topik.go.kr/ (韓国)

http://www.kref.or.jp/korea_kentei/index.html (日本)
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韓国語能力試験
各種表記
ハングル 한국어능력시험
漢字 韓國語能力試驗
発音 ハングゴヌンニョクシホム
日本語読み: かんこくごのうりょくしけん
英語表記: Test of Proficiency in Korean
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韓国語能力試験: 한국어능력시험、かんこくごのうりょくしけん、Test of Proficiency in Korean、TOPIK)は大韓民国国立国際教育院が実施・認定する韓国語を母語としない人や在外韓国人を対象とした韓国語の試験である。

概要[編集]

最上級の6級から最下級の1級まで6つの等級に分けられる。韓国国内では2014年は年5回、日本を含めた海外では年2回(4月・10月)行われる。韓国語を母語としない外国人や在外韓国人を対象に、「韓国語学習方法の提示及び韓国語の普及拡大」および「韓国語の使用能力を測定・評価し、その結果を韓国内の大学への留学及び就職などに活用」[1] することを目的に世界各国で行われている。2014年は世界66ヵ国・地域で実施。日本においては財団法人韓国教育財団が試験の運営を行っている。なお、韓国の運営機関である韓国国立国際教育院は大韓民国教育科学技術部の直属機関である。

試験は初級(1級・2級)、中級(3級・4級)、高級(5級・6級)の3種類があり、試験の点数によって合格級または不合格の判定がされる。試験内容は「語彙・文法」「書き取り」「聞き取り」「読解」の4科目で、各級とも試験時間が前半2科目90分、後半2科目90分、合計3時間となる。書き取りを除くすべての科目は全問マークシートに解答し、書き取りのみマークシート問題と記述式問題が出題される。マークシートには必ず試験時配布されるペンを使用して解答するが、訂正時は解答用紙を交換するか、持参の修正テープの使用が認められる(以前は解答用紙を交換する以外に訂正する方法がなかった)。記述式問題は現在は持参の鉛筆やボールペンの使用が可能である(以前は鉛筆は使用できなかった)。

日本において韓国語能力試験の受験者数は毎回約4,000名となっている。

沿革[編集]

  • 1997年 - 韓国学術振興財団によって年1回の試験として第1回を実施。
  • 1999年 - 主管機関が韓国教育課程評価院に移る。
  • 2005年 - 英文の名称を「KPT(Korean Proficiency Test)」より現在の「TOPIK」に変更。
  • 2006年 - それまで1級から6級まで各級別に行っていた試験を、初級・中級・高級に分け、点数によって等級の判定を行う方法に変えられる。自由作文問題の登場。
  • 2007年 - 試験が年2回になる(日本では2008年から)。
  • 2009年 - 実務韓国語能力試験(B-TOPIK)が新たに実施され、従来の試験は一般韓国語能力試験(S-TOPIK)として実施される。
  • 2010年 - 韓国国内のみ試験が年4回になる。
  • 2011年 - 主管が国立国際教育院に移る。B-TOPIKを廃止しS-TOPIKのみの実施に戻る。
  • 2014年 - 韓国国内のみ試験が年5回になる。7月から試験級をそれまでの初・中・高級から試験Ⅰ(1級・2級)と試験Ⅱ(3級~6級)に区切り直し、試験科目及び問題数の変更を行う予定。

受験級と評価基準[編集]

等級 評価基準
1級
  • 「自己紹介、物を購入する、食べ物を注文する」など、生活に必要な基礎的な言語技能を遂行することができ、「自分自身、家族、趣味、天気」などたいへん私的で身近な話題に関連した内容を理解し表現することができる。
  • 約800個の基礎語彙と基本文法に関する理解を基に簡単な文章を生成することができる。
  • 簡単な生活文と実用文を理解し構成することができる。
2級
  • 「電話する、頼みごとをする」などの日常生活に必要な技能と「郵便局、銀行」などの公共施設の利用に必要な技能を遂行することができる。
  • 約1,500~2,000個の語彙を利用して私的で身近な話題に関して段落単位で理解し使用することができる。
  • 公式的な状況と非公式的な状況での言語を区分して使用することができる。
3級
  • 日常生活を営むことに特に困難を感じず、多様な公共施設の利用と社会的関係維持に必要な基礎的な言語技能を遂行することができる。
  • 身近で具体的な題材は勿論、自身に身近な社会的題材を段落単位で表現し理解することができる。
  • 文語と口語の基本的な特性を区分して理解し使用することができる。
4級
  • 公共施設の利用と社会的関係維持に必要な言語技能を遂行することができ、一般的な業務遂行に必要な技能をある程度遂行することができる。
  • 「ニュース、新聞記事」の内、平易な内容を理解することができる。一般的・社会的・抽象的な題材を比較的正確に流暢に理解し使用することができる。
  • よく使用される慣用的な表現と代表的な韓国文化に関する理解を基にして社会・文化的な内容を理解し使用することができる。
5級
  • 専門分野での研究や業務遂行に必要な言語技能をある程度遂行することができる。
  • 「政治、経済、社会、文化」全般にわたって身近でない題材に関しても理解し使用することができる。
  • 公式的、非公式的な脈絡と口語的、文語的な脈絡に従って言語を適切に区分し使用することができる。
6級
  • 専門分野での研究や業務遂行に必要な言語技能を比較的正確に流暢に遂行することができる。
  • 「政治、経済、社会、文化」全般にわたって身近でない主題に関しても利用し使用することができる。ネイティブ話者の水準には満たないが技能遂行や意思表現に困難を感じない。

試験内容[編集]

試験科目・時間・配点[編集]

高級・中級・初級とも、配点は各科目100点、合計400点。

第1時限(90分)
  • 語彙・文法
  • 書き取り - 内容は択一式(約40点)、短文記述(約30点)、自由作文(約30点)。
第2時限(90分)
  • 聞き取り
  • 読解

合格基準[編集]

高級・中級・初級とも、以下の基準によって等級(評価レベル)を決定する。全科目の平均点が合格点を満たし、かつ落第点の科目がないことが条件である。

試験の種類 等級 合格(平均)点 落第点
初級 1級 50点以上 40点未満
2級 70点超過 50点未満
中級 3級 50点以上 40点未満
4級 70点超過 50点未満
高級 5級 50点以上 40点未満
6級 70点超過 50点未満

試験結果[編集]

試験結果は、海外実施回(4月・10月)は試験の約1か月半後、韓国のみ実施回は試験の約2~3週間後から韓国公式サイトの成績確認ページ上で照合できる。その後、成績証明書と合格者には合格証が送付される。

成績証明書の有効期間は発行日から2年間である。ただし、2011年までに発行された成績証明書は2013年12月31日が有効期限となる。[2]

脚注[編集]

  1. ^ 「試験概要」 国立国際教育院(2011年1月6日閲覧)
  2. ^ 2011年までは有効期間が設けられていなかったため。

外部リンク[編集]