非円唇後舌広母音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
母音
前舌 前舌め 中舌 後舌め 後舌
Blank vowel trapezoid.svg
i • y
ɨ • ʉ
ɯ • u
ɪ • ʏ
• ʊ
e • ø
ɘ • ɵ
ɤ • o
ɛ • œ
ɜ • ɞ
ʌ • ɔ
æ •
a • ɶ
ɑ • ɒ
広めの狭
半狭
中央
半広
狭めの広
記号が二つ並んでいるものは、左が非円唇、右が円唇
国際音声記号 - 子音
非円唇後舌広母音
ɑ
IPA 番号 305
IPA 表記 [ɑ]
IPA 画像 Xsampa-A2.png
Unicode U+0251
文字参照 ɑ
JIS X 0213 1-11-25
X-SAMPA A
Kirshenbaum A
音声サンプル

非円唇後舌広母音(ひえんしん・あとじた・ひろぼいん)は母音の種類の一つで、基本母音の第5番。開後舌非円唇母音(かい・あとじた・ひえんしんぼいん)ともいう。国際音声記号では [ɑ] と書く。

唇の丸みを伴わない非円唇母音。また舌の最も高い位置が最も後ろにある後舌母音であり、舌が最も上あごから離れた広母音である。

言語例[編集]

言語 単語 IPA
アメリカ英語 hot [hɑt] 熱い
saw [sɑː] 鋸、またはsee の過去形
ウクライナ語 мама [ˈmɑmɐ]
козак [kɔˈzɑk] コサック
フィンランド語 saa* [sɑː] (彼・彼女が)受け取る
* cf. sää [saː] (天気) - このようにフィンランド語には "ä" [a] との音韻対立がある。